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13 バイト除去 、 2019年12月7日 (土) 00:15
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潜入工作・白兵戦もこなすなど、生身で戦う術も一級品である上、[[MS]]の操縦技術にもさらに磨きがかかり、不利な状況においても奇策を用いた戦法で敵を撃破していく。これはクロスボーン・ガンダムの特性を活かしたものが多く、「キンケドゥがいたからクロスボーン・ガンダムはその真価を発揮した」と言っても過言ではない。[[ザビーネ・シャル]]とのシミュレーション対戦成績では負けていたそうだが、技量・精神力いずれにおいても同時代ではズバ抜けたパイロットであったと思われる。
 
潜入工作・白兵戦もこなすなど、生身で戦う術も一級品である上、[[MS]]の操縦技術にもさらに磨きがかかり、不利な状況においても奇策を用いた戦法で敵を撃破していく。これはクロスボーン・ガンダムの特性を活かしたものが多く、「キンケドゥがいたからクロスボーン・ガンダムはその真価を発揮した」と言っても過言ではない。[[ザビーネ・シャル]]とのシミュレーション対戦成績では負けていたそうだが、技量・精神力いずれにおいても同時代ではズバ抜けたパイロットであったと思われる。
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あえて「[[ベラ・ロナ]]」の名を名乗り、クロスボーン・バンガードの再結成を決めたセシリーの心を汲んで、シーブックは「キンケドゥ・ナウ」と名乗るようになった。彼女はその真意を察しきることはできなかったようだが、作中の台詞からするに[[トビア・アロナクス]]の立てた予想通りといったところか。
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あえて「ベラ・ロナ」の名を名乗り、クロスボーン・バンガードの再結成を決めたセシリーの心を汲んで、シーブックは「キンケドゥ・ナウ」と名乗るようになった。彼女はその真意を察しきることはできなかったようだが、作中の台詞からするに[[トビア・アロナクス]]の立てた予想通りといったところか。
    
「シーブック=キンケドゥ」であることは、その容姿やベラ(セシリー)との関係はもちろん、「歴史の教科書にも載っていたレジスタンスのパイロット」という言及、量産型F91部隊を見て「懐かしい」と発言(その他回想で何度かF91が登場している)など、当初から細かく暗示されてきた。それにも関わらず、彼自身は周りから徹底的に「キンケドゥ・ナウ」として扱われ、物語後半でベラが名前を叫ぶまで一度も「シーブック・アノー」とは明言されず、その名前を呼んだのも結局ベラだけであった。
 
「シーブック=キンケドゥ」であることは、その容姿やベラ(セシリー)との関係はもちろん、「歴史の教科書にも載っていたレジスタンスのパイロット」という言及、量産型F91部隊を見て「懐かしい」と発言(その他回想で何度かF91が登場している)など、当初から細かく暗示されてきた。それにも関わらず、彼自身は周りから徹底的に「キンケドゥ・ナウ」として扱われ、物語後半でベラが名前を叫ぶまで一度も「シーブック・アノー」とは明言されず、その名前を呼んだのも結局ベラだけであった。
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かつての優等生も10年の時を経て「大人の男」の風格を身に付けたようで、全編を通して[[主人公]]・トビアを教え導く良き兄貴分として描かれた。実質、『クロスボーン・ガンダム』のもう一人の主人公とも言える。
 
かつての優等生も10年の時を経て「大人の男」の風格を身に付けたようで、全編を通して[[主人公]]・トビアを教え導く良き兄貴分として描かれた。実質、『クロスボーン・ガンダム』のもう一人の主人公とも言える。
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物語後半、[[木星帝国]]に寝返ったとザビーネの激闘でコクピットをビームサーベルぬ貫かれてしまい、その状態で[[地球]]に蹴り落とされるのだが、劇中で「コクピットを貫いたビームサーベルが僅かに機体中央から横にずれている」という描写がされており、右腕を失うほどの重傷を負いながらも致命傷は避けることができた(とはいえ、横にずれているのもよく見ると「若干」程度のものであり、'''コクピットに風穴が開く'''ほどの直撃を喰らったことに変わりはないのだが)。
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物語後半、[[木星帝国]]に寝返ったザビーネの激闘でコクピットをビームサーベルに貫かれてしまい、その状態で[[地球]]に蹴り落とされるのだが、劇中で「コクピットを貫いたビームサーベルがわずかに機体中央から横にずれている」という描写がされており、右腕を失うほどの重傷を負いながらも致命傷は避けることができた(とはいえ、横にずれているのもよく見ると「若干」程度のものであり、'''コクピットに風穴が開く'''ほどの直撃を喰らったことに変わりはない)。
    
この際、[[ビームシールド]]を用いて大気圏突入に成功。その後、海上を漂流していたところを[[サナリィ]]の地上支社に救助され、傷の治療と[[サイボーグ|義手装着手術]]を受け、意識不明の状態から目覚めて四日半で戦線に復帰するという[[奇跡]]を成し遂げる。これは流石に無茶だったらしく、再会したトビアが驚きのあまり肩を掴んだ際に痛がったり、かなり疲労した様子だったが、腕や視界のハンデも感じさせずに最終決戦ではザビーネとの対決を制し、地球に降下した[[ディビニダド]]とトビアを追って、[[クラックス・ドゥガチ|真のクラックス・ドゥガチ]]に引導を渡す。
 
この際、[[ビームシールド]]を用いて大気圏突入に成功。その後、海上を漂流していたところを[[サナリィ]]の地上支社に救助され、傷の治療と[[サイボーグ|義手装着手術]]を受け、意識不明の状態から目覚めて四日半で戦線に復帰するという[[奇跡]]を成し遂げる。これは流石に無茶だったらしく、再会したトビアが驚きのあまり肩を掴んだ際に痛がったり、かなり疲労した様子だったが、腕や視界のハンデも感じさせずに最終決戦ではザビーネとの対決を制し、地球に降下した[[ディビニダド]]とトビアを追って、[[クラックス・ドゥガチ|真のクラックス・ドゥガチ]]に引導を渡す。
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