差分
→ゲームとしての評価
本作では前作『スーパーロボット大戦OG外伝』以降に展開された[[Zシリーズ]]基準でゲームシステムを構築している。OG外伝で有用な[[特殊スキル]](特殊技能)であった[[アタッカー]]や[[SP回復]]は先天技能に、一方でZシリーズから取り入れられた[[再攻撃]]や[[連続行動]]のスキル、[[連続ターゲット補正]]や[[プレースメント補正]]などが追加されている。
本作では前作『スーパーロボット大戦OG外伝』以降に展開された[[Zシリーズ]]基準でゲームシステムを構築している。OG外伝で有用な[[特殊スキル]](特殊技能)であった[[アタッカー]]や[[SP回復]]は先天技能に、一方でZシリーズから取り入れられた[[再攻撃]]や[[連続行動]]のスキル、[[連続ターゲット補正]]や[[プレースメント補正]]などが追加されている。
戦略面では[[命中]]や[[回避]]のバランスが均等なったことで、敵味方ともダメージを受けやすくなった。[[精神ポイント]]は上昇値が低いうえ、[[熱血]]などのダメージアップの[[精神コマンド]]を取得レベルは50程度と遅い。また、OGシリーズ全体の特徴として[[マップ兵器]]の威力や範囲が低いため、Zシリーズや携帯機シリーズで慣れたプレイヤーからは、ゲームとしての爽快感がなくたったという声も良く聞かれる。以上のように現行作品であるZシリーズや携帯機シリーズに比べ力押しでプレイすることがより難しいため、プレイ時間が大幅に加算されてしまうという点から、プレイヤーからの評判は悪い。
戦略面では[[命中]]や[[回避]]のバランスが均等なったことで、敵味方ともダメージを受けやすくなった。[[精神ポイント]]は序盤の上昇値が低く中盤以降伸びるバランスで、[[熱血]]などのダメージアップの[[精神コマンド]]取得レベルは最近のシリーズ同様に50程度と遅い。また、OGシリーズ全体の特徴として[[マップ兵器]]威力や範囲が低いため、一部のユニット以外では[[マップ兵器]]でのゴリ押しは通用しない。以上のように現行作品であるZシリーズや携帯機シリーズに比べ力押しでプレイすることがより難しいが、戦闘時ロードの高速化や増援バランスの見直しなどによりテンポは非常に良くなっている。
=== 演出面 ===
=== 演出面 ===
演出面ではOG外伝(『[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]』)のセルアニメーションをブラッシュアップした形となり、HD画像による綺麗なクオリティを実現。近年では動画サイトで気軽に見られるようなっているが、実機でプレイするとそのクオリティの高さをより体感できる。
演出面ではOG外伝(『[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]』)のセルアニメーションをブラッシュアップした形となり、HD画像による綺麗なクオリティを実現。新規製作された戦闘アニメーションは3Dと2Dを融合させた非常にダイナミックなものとなっており技術の進歩を実感させてくれる。近年では動画サイトで気軽に見られるようなっているが、実機でプレイするとそのクオリティの高さをより体感できるだろう。
=== 音楽 ===
=== 音楽 ===
音楽([[楽曲]]・[[BGM]])については、OG外伝(及び『[[スーパーロボット大戦MX]]』)からの流用が多いが、元々の音源が良いためそのまま使用されている。また、メモリに余裕があることや音源が優れているため、原曲のまま移植されたものも多い。「100万光年の勇気([[スーパーロボット大戦F]]・サターン版)」「精霊の加護([[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]])」「情熱のプリンセス([[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]])」などは原曲であり、過去シリーズで手がけたJAM Projectの主題歌そのものも移植されている(ただし、フルコーラス版でなく、ループ版)。
音楽([[楽曲]]・[[BGM]])については、OG外伝(及び『[[スーパーロボット大戦MX]]』)からの流用が多いが、元々の音源が良いためそのまま使用されている。「100万光年の勇気([[スーパーロボット大戦F]]・サターン版)」「精霊の加護([[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]])」「情熱のプリンセス([[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]])」などは原曲であり、過去シリーズで手がけたJAM Projectの主題歌そのものも移植されている(ただし、フルコーラス版でなく、ループ版)。また、容量に余裕があるためか[[BGM]]数が非常に多い上、音質が向上したこともありリメイク[[BGM]]、新規[[BGM]]ともに高い評価を得ている。
== 登場作品 ==
== 登場作品 ==