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最大の特徴は動力である、[[オデュサイト]]を使用した発展型粒子加速炉「レプトン・ベクトラー」にあり、これによってオルフェスは事実上無限に近い稼働時間を獲得している(理論上、ではあるが)。また、この動力による特筆機能に「空間跳躍」がある。ただし、これはオルフェス単独では使用不能であり、ライラスのベクトラーと同期臨界を行うことで初めて使用可能となる。しかも、この機能は搭乗者の肉体に著しい負担をかけるため、多用が出来ないという弱点がある。そのため、これを使用した必殺技「ヘル・ストリンガー」もまた多用が出来ず、任務においてこれを使用した後のリチャードはほとんど倒れそうになっていた。
 
最大の特徴は動力である、[[オデュサイト]]を使用した発展型粒子加速炉「レプトン・ベクトラー」にあり、これによってオルフェスは事実上無限に近い稼働時間を獲得している(理論上、ではあるが)。また、この動力による特筆機能に「空間跳躍」がある。ただし、これはオルフェス単独では使用不能であり、ライラスのベクトラーと同期臨界を行うことで初めて使用可能となる。しかも、この機能は搭乗者の肉体に著しい負担をかけるため、多用が出来ないという弱点がある。そのため、これを使用した必殺技「ヘル・ストリンガー」もまた多用が出来ず、任務においてこれを使用した後のリチャードはほとんど倒れそうになっていた。
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重力炉停止作戦の直前、[[キバ]]軍と[[ガラン]]軍の戦いに巻き込まれた際、母艦を護るため転移機能で出撃したものの、リチャードの身体はそれで限界を迎え、パイロットとしてはリタイアを余儀なくされる。作戦後、乗り手を失ったこの機体は部隊に参加していた元連邦軍少尉のアーニーが引き継ぐことになり、以降は彼を主に戦場を潜り抜けて行った。
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重力炉停止作戦の直前、[[キバ]]軍と[[ガラン]]軍の戦いに巻き込まれた際、艦載機の出撃が不可能になった母艦を護るため転移機能で出撃して時間を稼ぐが、それによりリチャードの身体は限界を迎え、パイロットとしてはリタイアを余儀なくされる。作戦後、乗り手を失ったこの機体は部隊に参加していた元連邦軍少尉のアーニーが引き継ぐことになり、以降は彼を主に戦場を潜り抜けて行った。
    
後に明かされたところによれば、この機体の持つ空間跳躍は、本来パイロットに負荷をかけるほどのものではなかった。それがリチャードやアーニーに途轍もない負担を強いていたのは、ライラスを操縦し、ベクトラーの同期を制御する[[エルプスユンデ]]・サヤの能力不足によるものであり、そのため、跳躍の際にオルフェスの存在がパイロットごと世界から一瞬だけ消滅する、という現象が起きていた。負担の正体はこの存在消滅の修正の反動である。
 
後に明かされたところによれば、この機体の持つ空間跳躍は、本来パイロットに負荷をかけるほどのものではなかった。それがリチャードやアーニーに途轍もない負担を強いていたのは、ライラスを操縦し、ベクトラーの同期を制御する[[エルプスユンデ]]・サヤの能力不足によるものであり、そのため、跳躍の際にオルフェスの存在がパイロットごと世界から一瞬だけ消滅する、という現象が起きていた。負担の正体はこの存在消滅の修正の反動である。
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しかし、直後のアーカムシティの戦いにおいて、決心を固めたサヤが真の意味で「命」の意味、その片割れに至ったことによってベクトラーの完全制御が可能となり、以降は跳躍に関する負荷は消えた。また、その戦いにてライラスとの合体システムが存在していたことが明らかとなっている。
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しかし、アーカムシティの戦いにおいて、決心を固めたサヤが真の意味で「命」の意味、その片割れに至ったことによってベクトラーの完全制御が可能となり、以降は跳躍に関する負荷は消えた。また、その戦いにて[[オデュッセア|ライラスとの合体システム]]が存在していたことが明らかとなる。
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なお、機体名こそギリシャ神話の竪琴弾き「オルフェウス」に由来するが、攻撃やパイロットなどの元ネタはズバリ「'''必殺シリーズ'''」。<!--これは第三部に入ってアーニーの台詞が変わるとより顕著になる。--> [[OGシリーズ]]で共演した場合、[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]が反応するだろう。なお、オルフェウスにまつわる話はイザナギ・イザナミの神話と同様のもので、最終的に[[ライラス|琴座]]の元となる。
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なお、機体名こそギリシャ神話の竪琴弾き「オルフェウス」に由来するが、攻撃やパイロットなどの元ネタはズバリ「'''必殺シリーズ'''」。第三部に入ってアーニーの台詞が変わるとより顕著になる。[[OGシリーズ]]で共演した場合、[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]が反応するだろう。なお、オルフェウスにまつわる話はイザナギ・イザナミの神話と同様のもので、最終的に[[ライラス|琴座]]の元となる。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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::本機の武装の中では一番手軽に多用でき(それでも消費10)、射程もそこそこなので反撃向き。
 
::本機の武装の中では一番手軽に多用でき(それでも消費10)、射程もそこそこなので反撃向き。
 
;ダスク・ライフル
 
;ダスク・ライフル
:腰部後方に装備されているエネルギーライフル。本体とは独立したジェネレータを持つ。その為か弾数制となっている。
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:腰部後方に装備されているエネルギーライフル。本体とは独立したジェネレータを持つ。その為か弾数制となっている。また、[[オデュッセア]]合体後は「エンド・オブ・リバース」使用時の刀の鞘にもなる。
:銃である為必殺シリーズとは関係無い様に思われるが、実は必殺シリーズには銃(と言うより大砲)による殺しの技法も存在する。<!--[[オデュッセア]]合体後は、「エンド・オブ・リバース」使用時の刀の鞘にもなる。-->
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:一見必殺シリーズとは関係無いように見えるが、実は必殺シリーズには銃(と言うより大砲)による殺しの技法も存在するため、全くの無関係とは言えない。
 
;ラスト・テスタメント
 
;ラスト・テスタメント
:オルフェス単体での必殺技。エネルギーを右手に集約して刃に変換し、敵の背後を取って横合いから貫手を叩き込む。こちらの元ネタは「暗闇仕置人」の村雨の大吉による心臓潰し。出だしのタメは大吉のクルミ3個鳴らしからの素手割りのパロディ。ご丁寧にヒット時にはレントゲン式に貫手のリアルカットインが入る。ついでにリチャードが使用した場合の「仕掛けて仕損じなし」は「必殺仕掛人」のテーマ曲ネタ。
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:オルフェス単体での必殺技。エネルギーを右手に集約して刃に変換し、敵の背後を取って横合いから貫手を叩き込む。装甲値低下の効果があるため、[[オールキャンセラー]]持ちでないボスに対する最初の一撃に最適。
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:こちらの元ネタは「暗闇仕置人」の村雨の大吉による心臓潰し。出だしのタメは大吉のクルミ3個鳴らしからの素手割りのパロディ。ご丁寧にヒット時にはレントゲン式に貫手のリアルカットインが入る。ついでにリチャードが使用した場合の「仕掛けて仕損じなし」は「必殺仕掛人」のテーマ曲ネタ。
 
;ヘル・ストリンガー
 
;ヘル・ストリンガー
:ライラスとの合体攻撃。レプトン・ベクトラーを同期臨界させ、ライラスのパーツをビームストリングで連結して投げつける。その後、ユニットの片方をライラスが装着して牽引し、オルフェスはもう片方を掴んで空間跳躍で亜空間へ移動、一気に引っ張り上げる。その後、宙吊りになった敵機に対し、オルフェスが左手の指からエネルギーを流し込んで直接爆砕する。トドメ演出はパイロットの顔カットインに加えて「南無阿弥陀佛」の文字が入る。
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:ライラスとの合体攻撃。レプトン・ベクトラーを同期臨界させ、ライラスのパーツをビームストリングで連結して投げつける。その後、ユニットの片方をライラスが装着して牽引し、オルフェスはもう片方を掴んで空間跳躍で亜空間へ移動、一気に引っ張り上げる。その後、宙吊りになった敵機に対し、オルフェスが左手の指からエネルギーを流し込んで直接爆砕する。トドメ演出はパイロットの顔カットインに加えて「'''南無阿弥陀佛'''」の文字が入る。
:空間跳躍にはかなりの肉体的負荷がかかるため、第2部の中盤を迎えるまで通常使用は不可能。また同様の理由で、リチャード版はイベントでしか見られない。
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:プロローグでいきなり披露してプレイヤーの度肝を抜く必殺技だが、空間跳躍にはかなりの肉体的負荷がかかるため、第2部の中盤を迎えるまで通常使用は不可能。また同様の理由で、リチャード版はイベントでしか見られない。
:元ネタは「必殺仕事人」の三味線屋の勇次が使う殺しの技法。吊り上げた糸を指で弾くのと「南無阿弥陀佛」、リチャード版の「いずれは我が身、か」の台詞がそれに当たる。実はさりげなく機体名の元ネタであるオルフェウスの竪琴にもかかっているのだが、言われなければ普通気づかない。
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:元ネタは「必殺仕事人」の三味線屋の勇次が使う殺しの技法。吊り上げた糸を指で弾くのと「南無阿弥陀佛」、リチャード版の「いずれは我が身、か」の台詞がそれに当たる。一応、機体名の元ネタであるオルフェウスの竪琴にもかかっているのだが、言われなければ普通気づかない。
    
=== 特殊能力 ===
 
=== 特殊能力 ===
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
「必殺シリーズ」が元ネタなのは上述の通りだが、これは『UX』のシナリオライターである岸本みゆき氏の要望によるものも大きいらしい。なお、岸本氏は「必殺シリーズ」の大ファンである。
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「必殺シリーズ」が元ネタなのは上述の通りだが、これは「必殺シリーズ」の大ファンであった本作シナリオライターの岸本みゆき氏の要望によるものも大きいらしい。
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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