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| その後物語後半で目を覚まし、心神喪失状態で彷徨うものの、一騎達との接触を経てスレイヴ型の[[フェストゥム]]として同化能力を消した上で覚醒。最終的に[[蒼穹作戦]]のために[[竜宮島]]を離れる一騎達の為に人としての自分を捨て、完全に[[フェストゥム]]と化した姿となって[[ミョルニア]]と共に島を護った。[[蒼穹作戦]]の後、ワームホールに取りこまれた一騎と総士を救出した。 | | その後物語後半で目を覚まし、心神喪失状態で彷徨うものの、一騎達との接触を経てスレイヴ型の[[フェストゥム]]として同化能力を消した上で覚醒。最終的に[[蒼穹作戦]]のために[[竜宮島]]を離れる一騎達の為に人としての自分を捨て、完全に[[フェストゥム]]と化した姿となって[[ミョルニア]]と共に島を護った。[[蒼穹作戦]]の後、ワームホールに取りこまれた一騎と総士を救出した。 |
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− | 小説版では、基本的な性格はアニメ版に準拠するが、[[ファフナー]]搭乗時に[[同化]]された味方を冷静に処理する性格になる事から、「味方殺しの甲洋」と呼ばれている。また、天才症候群の為に驚異的な記憶力を持ち、他人の言動や仕草を思い出しては疑心暗鬼に囚われる様も、小説版で描かれている。なお、アニメ版では天才症候群の兆候についての描かれ方は希薄である。 | + | 小説版では、基本的な性格はアニメ版に準拠するが、[[ファフナー]]搭乗時に[[同化]]された味方を冷静に処理する性格になる事から、「味方殺しの甲洋」と呼ばれている。また、天才症候群の為に驚異的な記憶力を持ち、他人の言動や仕草を思い出しては疑心暗鬼に囚われる様も描かれている。なお、アニメ版では天才症候群の兆候についての描かれ方は希薄である。 |
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| + | 劇場版では島の危機に際し、自身をコアとすることでマークフィアーを無人のまま起動し、かつての自身のように[[同化]]の危機に陥っていた[[マークツェーン]]、[[マークドライ]]を救出、その後の第二次蒼穹作戦にも参加する。物言わぬ姿ではあるが、「春日井甲洋」は確かに帰ってきたのだ。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| :スポット参戦になるが、フラグを立てれば自軍に復帰する。能力はそこそこ高く、[[精神コマンド]]に恵まれている。愛機[[マークフィアー]]も[[補給装置]]があるので便利。スレイヴ型になる件が完全に端折られているのが残念。なお、顔グラは通常時・[[ファフナー]]搭乗時・同化時・[[フェストゥム]]時と実に4種類も用意されている。 | | :スポット参戦になるが、フラグを立てれば自軍に復帰する。能力はそこそこ高く、[[精神コマンド]]に恵まれている。愛機[[マークフィアー]]も[[補給装置]]があるので便利。スレイヴ型になる件が完全に端折られているのが残念。なお、顔グラは通常時・[[ファフナー]]搭乗時・同化時・[[フェストゥム]]時と実に4種類も用意されている。 |
| ;[[スーパーロボット大戦UX]] | | ;[[スーパーロボット大戦UX]] |
− | :今作では原作再現が増えたため、一騎達とのぶつかり合いやスレイヴ型への変化に関してもしっかりと描かれている。その分、救済措置が無くなったためにパイロットとしては若干割を食ってしまっており、ルートによって正規加入はするもののその分岐中に離脱シナリオがあるため、ヨーロッパルートだとスポット参戦のみ、アメリカルートでも4話、日本ルートでは2話('''参入した次のシナリオで離脱''')とかなり短い。第三部では「春日井甲洋」としての登場は最終話のみになるものの、愛機のコアに同化して「マークフィアー」名義で正式参戦してくれる。 | + | :今作では原作再現が増えたため、一騎達とのぶつかり合いやスレイヴ型への変化に関してもしっかりと描かれている。その分、救済措置が無くなったためにパイロットとしては若干割を食ってしまっており、ルートによって正規加入はするもののその分岐中に離脱シナリオがあるため、ヨーロッパルートだとスポット参戦のみ、アメリカルートでも4話、日本ルートでは2話('''参入した次のシナリオで離脱''')とかなり短い。第三部では「春日井甲洋」としての登場は最終話のみになるものの、原作通り愛機のコアに同化して「マークフィアー」名義で第二次蒼穹作戦に駆けつけ、そのまま正式参戦してくれる。しっかり読心能力を持っているため、かなりの命中・回避力を発揮する。 |
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| == パイロットステータスの傾向 == | | == パイロットステータスの傾向 == |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
| ;春日井正浩、春日井諒子 | | ;春日井正浩、春日井諒子 |
− | :甲洋の里親。しかし彼らは甲洋を「自分達が島にいるための道具」としか見ておらず、日頃から冷たく扱っていた。実は新国連のスパイであり、[[アルヴィス]]の情報を新国連にリークしていた。<br />原作の序盤で甲洋がパイロット候補になった途端にそれを喜ぶような態度を取っていたが、甲洋が[[同化]]し戦線離脱した際には憎々しげに「'''役にも立てずこの有様か。ハズレが大ハズレだったという事だ'''」と言い放った。最後は[[同化]]で昏睡状態に陥った甲洋を殺害しようとした件諸共それが露見し、[[真壁史彦|史彦]]に「お前達に人の親になる資格はない!!」と断ぜられ、島から追放されるという末路を迎えた。Kでは名前のみ登場し、UXでは'''存在すら語られない'''。 | + | :甲洋の里親。しかし彼らは甲洋を「自分達が島にいるための道具」としか見ておらず、日頃から冷たく扱っていた。実は新国連のスパイであり、[[アルヴィス]]の情報を新国連にリークしていた。 |
| + | :甲洋がパイロット候補になった途端に態度を豹変させるが、甲洋が[[同化]]し戦線離脱した際には憎々しげに「'''役にも立てずこの有様か。ハズレが大ハズレだったという事だ'''」と言い放った。最後は[[同化]]で昏睡状態に陥っている甲洋を殺害しようとした(甲洋が「生きている」と次の里子を預かれないため)件諸共スパイであったことが露見し、[[真壁史彦|史彦]]に「お前達に人の親になる資格はない!!」と断ぜられ、島から追放されるという末路を迎えた。Kでは名前のみ登場し、UXでは'''存在すら語られない'''。 |
| ;ショコラ | | ;ショコラ |
| :甲洋が両親に内緒で飼っていた犬。名前は翔子をもじったもの。甲洋が同化されてからは羽佐間家で飼われることに。SRW未登場。 | | :甲洋が両親に内緒で飼っていた犬。名前は翔子をもじったもの。甲洋が同化されてからは羽佐間家で飼われることに。SRW未登場。 |
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| :(一方的な)恋敵。 | | :(一方的な)恋敵。 |
| ;[[羽佐間翔子]] | | ;[[羽佐間翔子]] |
− | :想いを寄せていた。しかし彼女の死が甲洋の心に大きな傷を残した。だが、UXで条件を満たしていると甲洋は生きていた彼女と再会し…… | + | :想いを寄せていたが死別。彼女の死が甲洋の心に大きな傷を残し、自らを失うことに繋がる。 |
| + | :だが、UXでは条件を満たしていると生きていた彼女と再会し…… |
| ;[[皆城総士]] | | ;[[皆城総士]] |
| : | | : |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| ;「俺は絶対に、仲間を見捨てるようなことはしないからな。絶対に!」 | | ;「俺は絶対に、仲間を見捨てるようなことはしないからな。絶対に!」 |
− | :一騎と総士が翔子を見捨てたと思った彼は、彼らを責めると共に言い放つ。非難はやり場のない怒りをぶつけたものだったがこの決意は本物で、後に自身の危険も省みず真矢と溝口を救出。その結果人としての体は失うも、心と共に信念を失うことは無く、最終話ではかつてこの台詞を言い放った一騎と総士を救出する。 | + | :一騎と総士が翔子を見捨てたと思った彼は、彼らを責めると共に言い放つ。非難はやり場のない怒りをぶつけたものだったがこの決意は本物で、後に自身の危険も省みず真矢と溝口を救出。その結果人としての体は失うも、その信念を失うことは無く、最終話ではかつてこの台詞を言い放った一騎と総士を救出し、劇場版でも仲間たちの危機を救ってみせる。 |
− | ;「遠見……誰だ? 思い出せない…なんでだろう…」<br />「これが、同化されるって事なのか……何も感じない……悲しい事があったはずなのに……そう、翔子が……」<br />「翔子…?誰だったっけ……?」 | + | ;「遠見……誰だ? 思い出せない…なんでだろう…」<br />「これが、同化されるって事なのか……何も感じない……悲しい事があったはずなのに……そう、翔子が……」<br />「翔子…? 誰だったっけ……?」 |
− | :同化される間際の独り言。記憶も、感情も失い、そして己をも失っていく。それが、同化なのだ。 | + | :同化される間際の独り言(UXでは2行目からDVE)。記憶も、感情も失い、そして己をも失っていく。それが、同化なのだ。 |
| :だが……。 | | :だが……。 |
− | ;「翔子……翔子は、もう…いない……!翔子は!うああああああっ!!」 | + | ;「翔子……翔子は、もう…いない……! 翔子は! うああああああっ!!」 |
| :[[カノン・メンフィス|目の前にいる少女]]が翔子ではないこと、そして翔子がいなくなったことを改めて理解した。このことがきっかけで甲洋はスレイブ型として覚醒する。 | | :[[カノン・メンフィス|目の前にいる少女]]が翔子ではないこと、そして翔子がいなくなったことを改めて理解した。このことがきっかけで甲洋はスレイブ型として覚醒する。 |
| ;「みん…な……ありがとう…」<br />「さようなら……!」 | | ;「みん…な……ありがとう…」<br />「さようなら……!」 |