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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
:初参戦作品。プロローグで早速登場した後、序盤~中盤に差し掛かる辺りで自軍に正式参戦する。29話「トライアングラー」で原作通り戦死してしまうが、同シナリオで死亡イベントが起こるまでの間に8機以上敵機を撃墜という比較的簡単な条件で生存させることができる。しかしこの生存フラグ、諸々の事情により分かっていながらスルーされる事が少なくない。<br />具体的に言うと、ミシェルが死亡した場合はやはり原作通りにクランがVF-25Gに乗り換えることが出来るようになるのだが、これに乗った時専用のマイクローンクランのカットイン一式が専用に用意されていること、そしてこのクランが精神コマンド「[[突撃]]」を持つため武装と相性が良いことなど、ミシェルを諦めるメリットがいくつもある。また、[[中島宗美]][[ステラ・ルーシェ]]とミシェルの3者はルート選択の関係上どれか1人を諦めなければならないのだが、宗美、ステラは1周目に仲間にしないと撃墜数補正が受けられないため、好みに関わらず1周目はとりあえずミシェルを後回しにされるケースが多い。<br />さらに、上記の条件は29話の中でミシェルの'''撃墜数を8増やす'''というのが正確な条件であり、ミシェルの撃墜数がシナリオ開始時に992以上あると'''絶対に生き残れない'''という落とし穴がある(999でカンスト)。1周目でこうなる事はまずあり得ないが、Lでは周回プレイで撃墜数も引き継がれてしまうため、周回を繰り返せばいつかは必ずこの状態に陥ることになる(='''ミシェルを使えば使うほど死が近づく''')。
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:初参戦作品。プロローグで早速登場した後、序盤~中盤に差し掛かる辺りで自軍に正式参戦する。29話「トライアングラー」で原作通り戦死してしまうが、同シナリオで死亡イベントが起こるまでの間に8機以上敵機を撃墜という比較的簡単な条件で生存させることができる。
:これにより、ネット上ではTV版の彼の最期のシーンから、「'''メガネを割る'''」などとネタにされた。このネタは後に[[UX]]で'''公式には逆輸入'''された(迷台詞参照)。
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:全味方パイロット中最高の[[射撃]]と[[命中]]の能力を持ち、機体が射程+のボーナスを持つ上に[[狙撃]]の精神コマンドがあり、[[ヒット&アウェイ]]を初期習得しているなど、生粋のスナイパー。反面[[防御]]は自軍最低だが、[[回避]]は高めな事に加え運動性が高くサイズSのバルキリー乗りであるためあまり問題にはならないだろう。ただ、[[集中]]を覚えるのがLv26と地味に遅いのは注意。
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:なお、生存させた場合は本来あり得なかった[[グレイス・オコナー|グレイス]]との対決も実現し、専用の戦闘台詞も用意されているが、アルトがトドメを刺すときは相変わらずVF-25Gのスナイパーライフルをどこからか取り出す。
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:初の劇場版設定で登場。後述の迷台詞の項にもあるが、なにかと眼鏡をわられそうになる。
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:初の劇場版設定で登場。後述の迷台詞の項にもあるが、なにかと眼鏡を割られそうになる。
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== 「眼鏡を割る」について ==
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ミシェルの生存フラグを把握していながら、スルーする事を指す。
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元々ミシェルは、クランファンから(リア充的な意味で)死ねと言われていたが、死ぬとクランが泣くのでせめて眼鏡割れろとも言われていた。この時の割れろはただの冗談に近いレベルだったのだが、TV版でミシェルが実際に死んだ時、割れた眼鏡が残るシーンがあり、ミシェルの眼鏡が割れる事に特別な意味があるかのようなイメージを視聴者に強く植えつけた。
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そしてマクロスFシリーズ初参戦のスパロボL、スパロボ恒例のIF要素によって、原作では死亡する流れだったミシェルを生存させる方法がある事が判明。しかしこの生存フラグ、[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]と[[中島宗美]]という他の2人の隠しキャラの加入フラグと択二となっており、ミシェルをあわせた3人のうち、誰か1人は必ず諦めなければならない。
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ここまでなら、単純にファンの多さで好みが分かれるだけの話なのだが、ステラ&宗美さんとミシェルには決定的な違いがあった。<br>
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それは、ミシェルは「普通に加入した後に離脱するかしないか」であるのに対し、他2人は「加入自体がフラグ依存」である事。つまりフラグを満たさなければ加入自体しない訳で、1周目で加入させずに2周目以降で初加入させると初期撃墜数の補正を受けられず、撃墜数0で始めなければならなくなる。[[アカツキ]]等に乗り換えられるステラはともかく、足の遅い[[タリスマン]]専用パイロットである宗美さんはキツい。<br>
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また宗美さんに限っては、さらに仲間にした場合は[[ファイナルフェイズ]]が完全版になり大幅に強化されるというメリットがある。
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一方でミシェルはどうかと言うと、生存させても離脱イベント前の状況が維持されるだけだが、死なせると原作通りクランがVF-25Gに乗れるようになる。クランは[[突撃]]を覚えるため、[[狙撃]]を持つミシェルとは違った方向で長射程のVF-25Gと相性が良く、クラン自体の能力も高い。極めつけには'''マイクローン状態のクランの専用カットインが一式用意されている'''と言うサービスっぷり。<br>ステラ&宗美さんとは逆に、'''生存させなかった場合に得られるメリット'''があるのだ。<br>
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ちなみに、ミシェルの生存フラグを立てるために通らなければならないルートの中に、有数の難所である「アイモを歌うランカに迫るバジュラを撃退し続ける」というマップがあるのもミシェルが放置されてしまう一因かも知れない。
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そんな訳で、ミシェルの生存フラグを把握していながら、わざとスルーしてTV版の通りに死亡させてしまう事を「眼鏡を割る」と表現するようになった。<br>
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しかし、「わざと」スルーされているだけならまだ良かったかも知れない。生存フラグを満たす条件は「該当マップにおいて、死亡イベントが起こるまでにミシェルの撃墜数の数字を8増やす」と言うものだが、撃墜数が999でカンストになるシステムの都合上、'''マップ開始時点でミシェルの撃墜数が992以上あるとフラグを立てるのが不可能になる'''と言う落とし穴がある事が後に発覚。1周目でこうなる事はまずあり得ないが、都合の悪い事にLでは撃墜数の数字も周回プレイで引き継がれてしまうため、周回プレイを重ねていればいつかはこの状態に陥る。ミシェルを愛用すればするほど、加速度的に確定死亡に近づいてしまうとは皮肉なものである。
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その後の第2次Zではミシェルが無条件生存するため特に眼鏡が割れる事は無くなった。<br>UXでも劇場版設定のため無条件生存するが、Lでのネタをスタッフが逆輸入したのか、いろんなところでやたら眼鏡を割られそうになるキャラになってしまった(迷台詞参照)。
    
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;「今、ここで歌える? 誰も君を見ようと…見る為に来てないこの場所で」
 
;「今、ここで歌える? 誰も君を見ようと…見る為に来てないこの場所で」
:第5話にて。家出した[[ランカ・リー|ランカ]]を家に帰るよう説得するも、聞き入れない為、ミシェルもキツイ言葉となり、本気で歌手を目指す覚悟はあるのか?と問いかける時に使った台詞。しかしこの挑発に発奮したランカがストリートライブを即興で行い、それがきっかけで彼女のデビューの道が作られることに…
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:第5話にて。家出した[[ランカ・リー|ランカ]]を家に帰るよう説得するも、聞き入れない為、ミシェルもキツイ言葉となり、本気で歌手を目指す覚悟はあるのか?と問いかける時に使った台詞。これを言った時点では、ワガママを言い続けるランカを諦めさせるために押し付けた無理難題と言う意味合いの方が強かったのだが、この挑発に発奮したランカがストリートライブを即興で行い本当に歌い出し、人だかりまで作ってしまったランカの才能と熱意には流石のミシェルも脱帽ものであった。これがきっかけで彼女のデビューの道が作られることに…
 
;「死んでたら最高に感動的だったんだけどねぇ」
 
;「死んでたら最高に感動的だったんだけどねぇ」
 
:第17話にてオズマが大量出血しながらも入院で済んだことに対して。だが、当のミシェルもわずか3話後の第20話でまさか自分が死ぬことになるとは予想できなかったであろう……。
 
:第17話にてオズマが大量出血しながらも入院で済んだことに対して。だが、当のミシェルもわずか3話後の第20話でまさか自分が死ぬことになるとは予想できなかったであろう……。
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