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| 『機動戦士ガンダム』の劇中では大した活躍はしておらず、[[ジャブロー]]で[[シャア専用ズゴック]]に貫かれたり、[[ソロモン]]で[[ビグ・ザム]]のメガ粒子砲によってドロドロに溶かされるなど、[[ボール]]共々[[やられメカ]]の印象が強い。ただしこれらは、物語の演出上における都合や連邦側の方がMSの操縦技術の錬度に劣っているといった理由があるので、ジムの性能が低い事にはならない。 | | 『機動戦士ガンダム』の劇中では大した活躍はしておらず、[[ジャブロー]]で[[シャア専用ズゴック]]に貫かれたり、[[ソロモン]]で[[ビグ・ザム]]のメガ粒子砲によってドロドロに溶かされるなど、[[ボール]]共々[[やられメカ]]の印象が強い。ただしこれらは、物語の演出上における都合や連邦側の方がMSの操縦技術の錬度に劣っているといった理由があるので、ジムの性能が低い事にはならない。 |
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− | 作中の印象からか、殆どのゲーム作品で[[ザク]]とほぼ同性能、下手をするとそれ以下の性能を持って登場するが、各設定資料集においてGMの性能については、ザク程度、もしくは[[ドム]]以上[[ゲルググ]]以下、ガンダムと同程度、最終型はガンダム以上などとかなりのバラつきがある。作中での初出は[[ジャブロー]]地下のハンガーで、その後も作中ではほぼ一種類しか出ていないのだが、諸般の事情から膨大なバリエーションが存在した事になっている。 | + | 作中の印象からか、殆どのゲーム作品で[[ザク]]とほぼ同性能、下手をするとそれ以下の性能を持って登場するが、各設定資料集においてGMの性能については、ザク程度、もしくは[[ドム]]以上[[ゲルググ]]以下、ガンダムと同程度、最終型はガンダム以上などとかなりのバラつきがある。作中での初出はジャブロー地下のハンガーで、その後も作中ではほぼ一種類しか出ていないのだが、諸般の事情から膨大なバリエーションが存在した事になっている。 |
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| これは、後付け設定の弊害でもあるのだが、現在では両方の設定を擦り合わせる形で、スペックノートでは高い性能を秘めたMSだが、初期は数を揃える為、突貫工事で作った機体も多く、それらはザク級の性能しかない。しかし、きちんと品質管理をされて作られた後期機体はゲルググとも張り合える…という設定になり、とりあえず、矛盾は緩和されている。なお後期機体というのは『0080』や『0083』に登場した機体のこと。 | | これは、後付け設定の弊害でもあるのだが、現在では両方の設定を擦り合わせる形で、スペックノートでは高い性能を秘めたMSだが、初期は数を揃える為、突貫工事で作った機体も多く、それらはザク級の性能しかない。しかし、きちんと品質管理をされて作られた後期機体はゲルググとも張り合える…という設定になり、とりあえず、矛盾は緩和されている。なお後期機体というのは『0080』や『0083』に登場した機体のこと。 |
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− | 本機の真価は単独よりも集団戦によって発揮され、物量戦では[[ジオン軍]]を圧倒するなど、連邦軍の勝利に大きく貢献した。また、劇場版では[[リック・ドム]]をバルカンで牽制しつつビームサーベルで両断するというシーンが追加されているほか、安彦良和の漫画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」では[[ジャブロー]]にて整備中で出撃できないガンダムに代わって[[アムロ・レイ]]が搭乗し、[[シャア・アズナブル]]の駆るシャア専用ズゴックと交戦。アムロは反応の遅さに不満を漏らしていたが、辛くもこれを撃退している。このほか、同作中ではジャブロー内でGMに遭遇したジオン側の一般パイロットたちがこれをガンダムと誤認し、パニック状態に陥り戦線が混乱するシーンも追加されている。 | + | 本機の真価は単独よりも集団戦によって発揮され、物量戦では[[ジオン軍]]を圧倒するなど、連邦軍の勝利に大きく貢献した。また、劇場版では[[リック・ドム]]をバルカンで牽制しつつビーム・サーベルで両断するというシーンが追加されているほか、安彦良和の漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではジャブローにて整備中で出撃できないガンダムに代わって[[アムロ・レイ]]が搭乗し、[[シャア・アズナブル]]の駆るシャア専用ズゴックと交戦。アムロは反応の遅さに不満を漏らしていたが、辛くもこれを撃退している。このほか、同作中ではジャブロー内でGMに遭遇したジオン側の一般[[パイロット]]たちがこれをガンダムと誤認し、パニック状態に陥り戦線が混乱するシーンも追加されている。 |
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| 名称は「ジム」もしくは「GM」と表記される。また、「'''G'''undam type '''M'''ass-production model」を略して「GM」であると言われているが、これはあくまでも非公式設定である。 | | 名称は「ジム」もしくは「GM」と表記される。また、「'''G'''undam type '''M'''ass-production model」を略して「GM」であると言われているが、これはあくまでも非公式設定である。 |
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| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
| ;[[スーパーロボット大戦A]] | | ;[[スーパーロボット大戦A]] |
− | :名前のみ登場。[[アシュセイヴァー|リアル系]][[ラーズアングリフ|主人公機]]の各ブロック分割システムの説明時に[[アムロ・レイ|アムロ]]が分割システムがない誘爆率の高い機体の一例に挙げる。 | + | :名前のみ登場。[[アシュセイヴァー|リアル系]][[ラーズアングリフ|主人公機]]の各ブロック分割システムの説明時に、[[アムロ・レイ|アムロ]]が分割システムがない誘爆率の高い機体の一例に挙げる。 |
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| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
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| ;60mmバルカン砲 | | ;60mmバルカン砲 |
| :頭部に2門内蔵。 | | :頭部に2門内蔵。 |
− | ;ビーム・サーベル | + | ;[[ビーム・サーベル]] |
| :背部左側に1本マウントしている。ガンダムの物と同型。指揮官機など2本装備している機体も存在する。 | | :背部左側に1本マウントしている。ガンダムの物と同型。指揮官機など2本装備している機体も存在する。 |
| :『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』では右側に装備、取り出す際に柄が飛び出す演出が入る。 | | :『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』では右側に装備、取り出す際に柄が飛び出す演出が入る。 |
− | ;ビーム・スプレーガン | + | ;[[ビーム・ライフル|ビーム・スプレーガン]] |
− | :本機の主兵装。ビーム・ライフルと比べると威力は低いが、小型なので取り回しが容易。また、弾数も多く、集弾率を低く設定してるため拡散するため、命中率はこちらが上<ref>なお、作品によってはビームの形状にばらつきがあり、ビームライフル同様の一本線のビームだったり、ショットガンに近い拡散ビームだったりと様々。また、ビームが拡散する設定は、スプレーという名称からの誤解とする説もある。</ref>。 | + | :本機の主兵装。ビーム・ライフルと比べると威力は低いが、小型なので取り回しが容易。また、弾数も多く、集弾率を低く設定してるため拡散するため、命中率はこちらが上<ref>なお、作品によってはビームの形状にばらつきがあり、ビーム・ライフル同様の一本線のビームだったり、ショットガンに近い拡散ビームだったりと様々。また、ビームが拡散する設定は、スプレーという名称からの誤解とする説もある。</ref>。 |
| :右腰に(時間はかかるが)再チャージ用のマウントラッチを装備した機体もある。 | | :右腰に(時間はかかるが)再チャージ用のマウントラッチを装備した機体もある。 |
| ;シールド | | ;シールド |
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| == 対決・名場面 == | | == 対決・名場面 == |
| ;ジャブローに散る | | ;ジャブローに散る |
− | :[[ジャブロー]]地下にて、[[シャア専用ズゴック]]により腹に風穴を開けられる。なお、「ガンダムエース」本誌や増刊号にてそのパイロットの生い立ちを描いた作品が掲載された。 | + | :ジャブロー地下にて、[[シャア専用ズゴック]]により腹に風穴を開けられる。なお、「ガンダムエース」本誌や増刊号にてそのパイロットの生い立ちを描いた作品が掲載された。 |
| ;対リック・ドム | | ;対リック・ドム |
| :劇場版3作目「めぐりあい宇宙」より。マゼランの砲台を破壊する[[リック・ドム]]をバルカンで牽制しつつすれ違いざまに両断する機体や、ビームスプレーガンを弾き飛ばされながらも、追い討ちをかけてきたリック・ドムをビームサーベルで返り討ちにする機体など、活躍シーンが追加。終始やられ役だったTV版と比べて、パイロット次第で十分に活躍できる事を証明した。 | | :劇場版3作目「めぐりあい宇宙」より。マゼランの砲台を破壊する[[リック・ドム]]をバルカンで牽制しつつすれ違いざまに両断する機体や、ビームスプレーガンを弾き飛ばされながらも、追い討ちをかけてきたリック・ドムをビームサーベルで返り討ちにする機体など、活躍シーンが追加。終始やられ役だったTV版と比べて、パイロット次第で十分に活躍できる事を証明した。 |
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| :『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]』に登場。ジムより先行して別ラインで製造された機体。そのため、名前こそ同じだが関連性は低い。ジムがガンダムの量産型であるのに対し、こちらは[[陸戦型ガンダム]]のデチューン版といったところ。装甲材やジェネレータなどこちらの方が性能が上。 | | :『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]』に登場。ジムより先行して別ラインで製造された機体。そのため、名前こそ同じだが関連性は低い。ジムがガンダムの量産型であるのに対し、こちらは[[陸戦型ガンダム]]のデチューン版といったところ。装甲材やジェネレータなどこちらの方が性能が上。 |
| :;[[ジム・スナイパー]] | | :;[[ジム・スナイパー]] |
− | ::同じく『第08MS小隊』に登場。陸戦型ジムに狙撃用の大型ビームライフルを装備し、カーキグリーンで塗装した機体。改修はされていないため基本性能は変わらない。 | + | ::同じく『第08MS小隊』に登場。陸戦型ジムに狙撃用の大型ビーム・ライフルを装備し、カーキグリーンで塗装した機体。改修はされていないため基本性能は変わらない。 |
| ;初期型ジム | | ;初期型ジム |
| :やはり『第08MS小隊』に登場。[[テリー・サンダースJr.]]が搭乗していた機体。同じくジムより先行して別ラインで製造された機体で、ガンダムとジムの中間にあたる機体とされるが、何故か後述のジム改に酷似しているなど謎が多い<ref>メタ的に言うとジム改のデザインを使い回しただけなのだが、何故一年戦争末期に開発されたはずのジム改と似ているのか、という理由について説明がなかったために未だに公式設定が固まっていない。</ref>。 | | :やはり『第08MS小隊』に登場。[[テリー・サンダースJr.]]が搭乗していた機体。同じくジムより先行して別ラインで製造された機体で、ガンダムとジムの中間にあたる機体とされるが、何故か後述のジム改に酷似しているなど謎が多い<ref>メタ的に言うとジム改のデザインを使い回しただけなのだが、何故一年戦争末期に開発されたはずのジム改と似ているのか、という理由について説明がなかったために未だに公式設定が固まっていない。</ref>。 |