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=== キャラクターの総評 ===
 
=== キャラクターの総評 ===
『0083』作中でのシーマの数々の[[裏切りイベント|裏切り行為]]は、自らを使い捨てたジオンへの復讐もあるが、一番の理由は自身の安住の地を探していたためであった。悪役ではあるが、その悲劇性や独特のキャラクター性もあって、むしろ人気も高い。結局のところ、シーマの一番の不幸は良い上司に恵まれなかったことであろう(しかしその反面、部下からはかなり慕われていた)。
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『0083』作中でのシーマの数々の[[裏切りイベント|裏切り行為]]は、自らを使い捨てたジオンへの復讐もあるが、一番の理由は自身の安住の地を探していたためであった。悪役ではあるが、その悲劇性や独特のキャラクター性もあって、むしろ人気も高い。結局のところ、シーマの一番の不幸は良い上司と理解者に恵まれなかったことであろう(小説版ではアナベル・ガトーの他にも[[カリウス・オットー]]等の描写からもシーマ艦隊が友軍からどんな心情を持たれているのか、しっかりと描写されている。しかしその反面、シーマ艦隊内での結束は非常に強固であり、シーマ自身も部下からはかなり慕われていた)。
    
また、大義に殉じた硬派なジオン軍人が多く登場し、どちらかといえば腐敗していく連邦軍に対してジオン軍が好意的に扱われがちなイメージのある『0083』であるが、その中において、同じ[[スペースノイド]]に対する毒ガス作戦をやらされた挙句に体よく切られたシーマは'''「ジオンの暗部の象徴、そして理想主義の側面が強いデラーズ・フリートへの痛烈なカウンター役」'''とも言え、決して「ジオン=[[正義]]とはいえない」事を示している。
 
また、大義に殉じた硬派なジオン軍人が多く登場し、どちらかといえば腐敗していく連邦軍に対してジオン軍が好意的に扱われがちなイメージのある『0083』であるが、その中において、同じ[[スペースノイド]]に対する毒ガス作戦をやらされた挙句に体よく切られたシーマは'''「ジオンの暗部の象徴、そして理想主義の側面が強いデラーズ・フリートへの痛烈なカウンター役」'''とも言え、決して「ジオン=[[正義]]とはいえない」事を示している。
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:自分のためだけに戦う彼女とは対照的な、ジオンの理想に殉じる軍人。当然、そりが合わず対立。最終的には敵対関係になるが、原作では直接対決は無かった。
 
:自分のためだけに戦う彼女とは対照的な、ジオンの理想に殉じる軍人。当然、そりが合わず対立。最終的には敵対関係になるが、原作では直接対決は無かった。
 
:スパロボでは直接対決の機会がある。なお、ガトー曰く「獅子身中の虫」。  
 
:スパロボでは直接対決の機会がある。なお、ガトー曰く「獅子身中の虫」。  
:小説版では本編以上で険悪な関係。特にクーデター直前、シーマ艦隊がグワデン周辺に展開し、動きがおかしいと気づきながらも「'''怖気ついたシーマがグワデンともども守ってもらおうというのだろう'''」と決めつけて、デラーズを失うという失策を招いてしまっている。
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:小説版では本編以上に険悪な関係。特にコロニー落としの終盤に、シーマ艦隊がグワデン周辺に展開し、動きがおかしいと気づきながらも「'''怖気ついたシーマが、グワデンともども守ってもらおうというのだろう'''」と決めつけて、デラーズを失うという失策を招いてしまっている。
 
;[[ケリィ・レズナー]]
 
;[[ケリィ・レズナー]]
 
:彼が保有する[[ヴァル・ヴァロ]]を接収しようと目論むが、部下の不用意な発言のせいで失敗してしまった。
 
:彼が保有する[[ヴァル・ヴァロ]]を接収しようと目論むが、部下の不用意な発言のせいで失敗してしまった。
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