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| === 二軍ユニットを使わざるを得ない状況 === | | === 二軍ユニットを使わざるを得ない状況 === |
− | 『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では、二軍メンバーがルート分岐や部隊分割によって強制出撃することがある。この為、プレイヤーが一軍にしているユニット次第では、非常に厳しい戦いを強いられる可能性がある。また『[[D]]』の一部マップでは、ある分岐シナリオの前編マップで出したユニットが後編マップに出せず、二軍ユニットを出さざるを得ない場合も。 | + | 基本的にルート分岐や部隊分割、強制出撃など、シナリオ次第で普段使っているユニットが出せない時は使わざるを得ない。該当のマップの敵、味方ユニット次第で非常に厳しい戦いを強いられる。『[[IMPACT]]』では各種合流マップ、特に3部のシーン1ディラド突入編、そしてシーン3の部隊を3分割する流れは、「1部、2部から育てていないユニットだらけ」の場面が一つでもあるとそちらに該当してしまう。『[[MX]]』でもシーン9は偏りが大きい。 |
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| + | 『[[F]]』『[[F完結編]]』では「同じキャラを前後編どちらでも起用すると、前編で上がった気力分、後編の気力が下がる」という仕様から、二軍ユニットを活用した方が有利であり、また『[[D]]』の一部マップでは、ある分岐シナリオの前編マップで出したユニットが後編マップに出せず、二軍ユニットを出さざるを得ない場合も。 |
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| 『[[第4次]]』の「栄光の落日」に至っては、一軍メンバーが殆ど抜けた状態で戦うことになる。『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』や『[[BX]]』、『[[第3次Z時獄篇]]』でも主役級でないメンバーのみで戦う同様のコンセプトのキャンペーンマップがある(ただし一部一線級のメンバーもいる)。 | | 『[[第4次]]』の「栄光の落日」に至っては、一軍メンバーが殆ど抜けた状態で戦うことになる。『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』や『[[BX]]』、『[[第3次Z時獄篇]]』でも主役級でないメンバーのみで戦う同様のコンセプトのキャンペーンマップがある(ただし一部一線級のメンバーもいる)。 |
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| :スパロボでは[[ガンダムシリーズ]]における二軍キャラの代名詞的な存在。[[ニュータイプ|NT]]の技能レベル、全体的な能力値共に毎回低め。 | | :スパロボでは[[ガンダムシリーズ]]における二軍キャラの代名詞的な存在。[[ニュータイプ|NT]]の技能レベル、全体的な能力値共に毎回低め。 |
| :原作でのキャラクター描写から来るマイナスイメージや、初期搭乗機体の地味さに加えて、[[アンソロジーコミック]]での一部作家によるネガティブキャンペーンじみた扱いなども合わさって長期間に渡って「二軍キャラの筆頭格」というイメージが定着してしまっている。スパロボにおける二軍=カツ、という想起まで出来てしまうほどに。 | | :原作でのキャラクター描写から来るマイナスイメージや、初期搭乗機体の地味さに加えて、[[アンソロジーコミック]]での一部作家によるネガティブキャンペーンじみた扱いなども合わさって長期間に渡って「二軍キャラの筆頭格」というイメージが定着してしまっている。スパロボにおける二軍=カツ、という想起まで出来てしまうほどに。 |
− | :しかし、[[Zシリーズ]]等の近年の作品では優秀なサポート系の[[精神コマンド]]を覚えることが多く、それなりに育てる価値が出てきている。問題なのは、それらの点を差し引いても対抗馬が多いことと僅かに高い対抗馬と比較してもそちらを容易に選択してしまう傾向が強いため、二軍に残留しやすい。 | + | :しかし、そこそこ貴重な[[補給]]を初期から覚え、[[小隊]]制の作品では出撃枠が余りやすい上に[[加速]]、[[絆]]など優秀なサポート系の[[精神コマンド]]を覚えるため、それなりに出撃、育てる価値はある。問題なのは、それらの点を差し引いても対抗馬が多いことと僅かに高い対抗馬と比較してもそちらを容易に選択してしまう傾向が強いため、二軍に残留しやすい。 |
| ;[[チャック・キース]] | | ;[[チャック・キース]] |
| :カツと並ぶ二軍の代表格。しかし、『[[第2次α]]』等では「[[応援]]」を低コストで使用できるなど、サポート要員として優秀。 | | :カツと並ぶ二軍の代表格。しかし、『[[第2次α]]』等では「[[応援]]」を低コストで使用できるなど、サポート要員として優秀。 |
| + | ;[[アポリー・ベイ]]、[[ロベルト]] |
| + | :序盤以降はひたすら影の薄い二人。PS版『[[第3次]]』では[[2回行動]]のレベルが早いという利点はあるが、それ以外で中盤以降も起用する利点は薄い。 |
| ;[[レコア・ロンド]] | | ;[[レコア・ロンド]] |
| :原作展開通り、自軍を裏切って復帰しない事がほとんど。能力値もいまいちぱっとしないため、終始一貫して倉庫番にしてしまうプレイヤーは多いことだろう。一応、敵になってから仲間になることもあるが、その時にはメンバーが固まっているのでやはり倉庫番行きは免れない。 | | :原作展開通り、自軍を裏切って復帰しない事がほとんど。能力値もいまいちぱっとしないため、終始一貫して倉庫番にしてしまうプレイヤーは多いことだろう。一応、敵になってから仲間になることもあるが、その時にはメンバーが固まっているのでやはり倉庫番行きは免れない。 |
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| :しかし、『[[BX]]』では乗機の[[ボチューン]]の大幅強化、聖戦士技能と[[オーラ力]]技能の分離などの恩恵を受け、聖戦士たちとはまた別の運用において活躍できるようになった。 | | :しかし、『[[BX]]』では乗機の[[ボチューン]]の大幅強化、聖戦士技能と[[オーラ力]]技能の分離などの恩恵を受け、聖戦士たちとはまた別の運用において活躍できるようになった。 |
| ;[[ガラリア・ニャムヒー]] | | ;[[ガラリア・ニャムヒー]] |
− | :ニー、キーン、リムルとは違って[[聖戦士]]技能を持ちレベルもそれなりに上がるのだが、前述の通りマーベルやトッドという対抗馬がおり、実質この2名の下位互換と化しているため彼女たちを差し置いてまでガラリアを起用する意義はあまりないだろう。 | + | :ニー、キーン、リムルとは違って[[聖戦士]]技能を持ちレベルもそれなりに上がるのだが、前述の通りマーベルやトッドという対抗馬がおり、実質この2名の下位互換と化しているため彼女たちを差し置いてまでガラリアを起用する意義はあまりないだろう。ただし『[[IMPACT]]』では実用的な[[精神コマンド]]の習得速度が早い点が低ターンクリアを要求される作風にマッチしており、1部中盤辺りでは非常に役立つ。 |
| :また、最も活躍したであろう『第4次』において、ガラリア自身はそれなりには強いのだが「この頃はパートナー補正及び合体攻撃の概念がまだ無かった」「マーベルが聖戦士になるまで時間がかかる」「トッドが仲間にならない」'''「ガラリアを仲間にすると妖精2人が仲間になる」'''という背後要因があったことも大きい。 | | :また、最も活躍したであろう『第4次』において、ガラリア自身はそれなりには強いのだが「この頃はパートナー補正及び合体攻撃の概念がまだ無かった」「マーベルが聖戦士になるまで時間がかかる」「トッドが仲間にならない」'''「ガラリアを仲間にすると妖精2人が仲間になる」'''という背後要因があったことも大きい。 |
| ;[[柿崎速雄]] | | ;[[柿崎速雄]] |
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| :しかし、近年の作品では子分である[[ヌケ]]と[[ムチャ]]を専用のサブパイロットとして引き連れる事が多く、ボス本人の[[精神コマンド]]および[[特殊技能]]にも恵まれており、サポート要員としては優秀。また、格闘が高いことと、[[マジンカイザー]]登場後はお下がりとはいえ[[マジンガーZ]]が、[[合体攻撃]]を優先させた場合はボスにマジンカイザーが回ってくることさえあるため、運用次第では戦闘もこなせる程になっている(そうでなくても、[[ボスボロット]]が十分戦える性能を有する場合も)。 | | :しかし、近年の作品では子分である[[ヌケ]]と[[ムチャ]]を専用のサブパイロットとして引き連れる事が多く、ボス本人の[[精神コマンド]]および[[特殊技能]]にも恵まれており、サポート要員としては優秀。また、格闘が高いことと、[[マジンカイザー]]登場後はお下がりとはいえ[[マジンガーZ]]が、[[合体攻撃]]を優先させた場合はボスにマジンカイザーが回ってくることさえあるため、運用次第では戦闘もこなせる程になっている(そうでなくても、[[ボスボロット]]が十分戦える性能を有する場合も)。 |
| ;[[炎ジュン]] | | ;[[炎ジュン]] |
− | :原作設定の反映で能力・精神コマンド共そこそこ実用的な作品が多いが、際立つ強みをなかなか持たされない。支援要員としては精神コマンド面で[[弓さやか]]などが優先され易く、戦闘要員として[[マジンガー]]系に乗せるには正パイロットの主人公達の壁が高すぎる。正に「使えない事はない」中途半端感故の代表的二軍キャラに属しがちで、尖った優遇により存在感を高めたボスとは対照的である。 | + | :原作設定の反映で能力・精神コマンド共そこそこ実用的な作品が多いが、旧シリーズでは際立つ強みをなかなか持たされなかった。支援要員としては精神コマンド面で[[弓さやか]]などが優先され易く、戦闘要員として[[マジンガー]]系に乗せるには正パイロットの主人公達の壁が高く「使えない事はない」中途半端感故の代表的二軍キャラに属していた。 |
| + | :『[[A]]』以降は[[献身]]、[[期待]]でのサポートが、中途半端どころか全キャラ中トップクラスに秀でているため、効率プレイの際はマジンガー系でも最優先に登用されるキャラとなっている。 |
| ;[[巴武蔵]] | | ;[[巴武蔵]] |
| :たまに生存して一人乗りの[[ゲッター1]]に乗る事もあるが、大半の作品は地形適応が最悪で使うに使えない。実質的な[[専用機]]である[[ゲッター3]]も水中戦においては優秀だが、使用機会が少ない。 | | :たまに生存して一人乗りの[[ゲッター1]]に乗る事もあるが、大半の作品は地形適応が最悪で使うに使えない。実質的な[[専用機]]である[[ゲッター3]]も水中戦においては優秀だが、使用機会が少ない。 |
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| :『[[Z]]』では殆どが2人乗りの[[ウォーカーマシン]]にあって、本機は1人乗りで機体性能も低い。更に同じ低スペック一人乗り機体の[[トラッド11]]と違って、[[補給]]もできない。 | | :『[[Z]]』では殆どが2人乗りの[[ウォーカーマシン]]にあって、本機は1人乗りで機体性能も低い。更に同じ低スペック一人乗り機体の[[トラッド11]]と違って、[[補給]]もできない。 |
| ;[[魚竜ネッサー]] | | ;[[魚竜ネッサー]] |
− | :[[バリア]]があるがあまり頼りにならない。同系列の[[翼竜スカイラー]]や[[剣竜バゾラー]]と異なり[[修理装置]]・[[補給装置]]も無いため、小隊システムをもってしても後半はあぶれる。 | + | :[[バリア]]があるがあまり頼りにならない。『[[第2次α]]』『[[第3次α]]』では小隊制で起用しやすくなったものの、同系列の[[翼竜スカイラー]]や[[剣竜バゾラー]]と異なり[[修理装置]]・[[補給装置]]も無い。低コストの飛行できる[[加速]]と[[応援]]要員なのはありがたいが、「それだけでは後半は厳しい」と見られがち。 |
| ;[[サーペント_(LOD)|サーペント]] | | ;[[サーペント_(LOD)|サーペント]] |
| :[[補給装置]]やキラーバイトによる装甲値低下があるが、『[[K]]』では後半に[[バルキング]]を入手すると同時に抹消され更に改造引き継ぎもない為に改造されずに終わる事になる。また、『[[L]]』では最初からバルキングがいる上に、補給装置持ちが比較的多いのでわざわざ乗り換える必要性が薄い為、大抵が倉庫番で終わる事が多い。 | | :[[補給装置]]やキラーバイトによる装甲値低下があるが、『[[K]]』では後半に[[バルキング]]を入手すると同時に抹消され更に改造引き継ぎもない為に改造されずに終わる事になる。また、『[[L]]』では最初からバルキングがいる上に、補給装置持ちが比較的多いのでわざわざ乗り換える必要性が薄い為、大抵が倉庫番で終わる事が多い。 |