差分

356 バイト除去 、 2018年6月21日 (木) 23:04
19行目: 19行目:  
少々軽めだが、明るくリーダーシップのある性格をしており、第二操船課においては[[相葉祐希|祐希]]に次ぐ第2位の実力を持つため、[[ヴァイタル・ガーダー・アインヴァルト|ヴァイタル・ガーダー]](リフト艦)のリーダー的存在になっていく。腕っぷしも強く、1人で複数の男子を叩きのめしてもいる。しかし、優秀な一方で不明な点も多く、名家の出自でありながらリーベ・デルタへは自費で入学しており、「尾瀬イクミ」という名前も[[偽名]]である(本名は不明)。
 
少々軽めだが、明るくリーダーシップのある性格をしており、第二操船課においては[[相葉祐希|祐希]]に次ぐ第2位の実力を持つため、[[ヴァイタル・ガーダー・アインヴァルト|ヴァイタル・ガーダー]](リフト艦)のリーダー的存在になっていく。腕っぷしも強く、1人で複数の男子を叩きのめしてもいる。しかし、優秀な一方で不明な点も多く、名家の出自でありながらリーベ・デルタへは自費で入学しており、「尾瀬イクミ」という名前も[[偽名]]である(本名は不明)。
   −
実は、余命幾許も無い実姉・[[尾瀬カオリ]]と近親相姦の関係となっていたという過去をもつ。それを知った父親の手で引き離され、カオリが半ば無理矢理嫁がされた末、彼女はイクミ以外の男と結ばれる事に耐えられず、自殺してしまっている。この出来事で背負ったトラウマから、「人の死」に対して過剰な反応を示す様になっており、リーベ・デルタの破壊を目論んで自分達の命を危険に晒した工作員達が死んだ事を知った際は、それを見殺しにした[[ルクスン・北条]]を理不尽と言える形で責めてしまっている。また、今でもカオリが最愛の女性であった事から、自身にアプローチを掛けてきてなし崩し的に恋人になった[[和泉こずえ]]との恋愛も中途半端になってしまい、それが災いして、自身に依存して我侭な振る舞いを悪化させたこずえは集団暴行に遭ってしまう事になった。
+
実は、余命幾許もない実姉・[[尾瀬カオリ]]と近親相姦の関係となっていたという過去をもつ。それを知った父親の手で引き離され、カオリが半ば無理矢理嫁がされた末、彼女はイクミ以外の男と結ばれる事に耐えられず、自殺してしまっている。この出来事で背負ったトラウマから、「人の死」に対して過剰な反応を示す様になっており、リーベ・デルタの破壊を目論んで自分達の命を危険に晒した工作員達が死んだ事を知った際は、それを見殺しにした[[ルクスン・北条]]を理不尽と言える形で責めてしまっている。また、今でもカオリが最愛の女性であった事から、自身にアプローチを掛けてきて、なし崩し的に恋人になった[[和泉こずえ]]との恋愛も中途半端になってしまい、それが災いして、自身に依存して我侭な振る舞いを悪化させたこずえは集団暴行に遭ってしまう事になった。
   −
暴行事件後、こずえを暴行した男達を叩きのめし、八つ当たりに近い形で見殺しにせざるを得なかった市原レイコを追放。こずえは自身の士官部屋に匿うのだが、髪を下ろした彼女の姿をカオリと重ねてしまった事で姉への依存心が再発してしまい、それに気付いた彼女に主導権を奪われていく事になり、[[黒のリヴァイアス|リヴァイアス]]艦内を走り回って問題行為を行う者達を問答無用で叩きのめす私刑行為に走り始めてしまう。しかし、既に個人では解決できない程までに悪化していた艦内の治安を改善出来なかった上、自分達の保身しか考えないツヴァイのメンバーからも協力が得られなかった事に苛立ちを募らせていき、こずえの言葉に誘導された事でエアーズ・ブルー中心の政権が一番安定していた事を悟り、リフト艦へ向かい独断でアインヴァルトを起動。「艦内での暴力行為禁止」の宣言と共にリヴァイアスの艦内全体を恫喝し、それに賛同した[[シュタイン・ヘイガー]]に言われるまま、暴力事件の起こった「156区画」へ直接的な物理攻撃を実行。イクミ政権の指導者として、力による恐怖政治を展開する。
+
暴行事件後、こずえを暴行した者たちを叩きのめし、こずれを見捨ててしまった[[市川レイコ]]をグループから追放したことで復讐を果たす。復讐後、こずえと共に士官部屋で暮らし始めるが、髪を下ろした彼女の姿をカオリと重ねてしまったことで彼女を姉の代用品とするようになる。こずえの暴行事件の件から、[[黒のリヴァイアス|リヴァイアス]]艦内を走り回って、問題行為を行う者たちを問答無用で叩きのめす私刑行為に走り始めるが、個人の力で解決できるレベルを超えており、弱体化しているツヴァイにも苛立ちを募らせていく。こずえの言葉に誘導されたことでエアーズ・ブルー中心の政権が一番安定していた事を悟ると、アインヴァルトを起動させて、「艦内での暴力行為禁止」の宣言と共にリヴァイアスの艦内全体を恫喝し、それに賛同した[[シュタイン・ヘイガー]]に言われるまま、暴力事件の起こった「156区画」へ直接的な物理攻撃を実行。イクミ政権の指導者として、力による恐怖政治を展開する。
   −
イクミ政権となってからは、自身の振る舞いもそれまでとは打って変わって高圧的な態度となり、敵と戦闘を行うリフト艦メンバーが直接リヴァイアスを支配する体制をとる。リヴァイアスに秩序をもたらすべく、ブルー政権以上に厳格となったポイント制度だけでなく、クルー達の階級差別化までも導入する事で、リヴァイアスに貢献していないと見なしたメンバーは身内であろうとも容赦無く下位ランクへと落とし、更には武闘派で構成したガーディアンズによる監視及び・制裁によって逆らう芽を徹底的に潰していく。だが、暴力問題を0%にするという現実的に不可能な指示を出し、またこれまで以上に過激になったやり方は、ヘイガーや[[ファイナ・S・篠崎]]、自らと恋人ごっことなっているこずえにすらも結局は良い様に利用されていただけで、彼(彼女)達の操り人形同然になっていたイクミ自身、「皆を守る」とは裏腹に、こずえ一人を守ることしか考えなくなっていた。その無自覚さは、自身を止めようとした昂治をニードルガンで瀕死の重傷を負わせた上、狂気を剥き出しにしたファイナがとどめを刺そうとしたり、ヘイガーの独断で下位ランクの乗組員を殺しかける事態にまで発展した。
+
イクミ政権となってからは、自身の振る舞いもそれまでとは打って変わって高圧的な態度となり、敵と戦闘を行うリフト艦メンバーが直接リヴァイアスを支配する体制をとる。リヴァイアスに秩序をもたらすべく、ブルー政権以上に厳格となったポイント制度だけでなく、クルーの階級差別化までも導入する事で、リヴァイアスに貢献していないと見なしたメンバーは身内であろうとも容赦無く下位ランクへと落とし、武闘派で構成したガーディアンズによる監視及び・制裁によって逆らう芽を徹底的に潰していく。だが、暴力問題を0%にするという現実的に不可能な指示を出し、これまで以上に過激になったやり方は、ヘイガーや[[ファイナ・S・篠崎]]、自らと恋人ごっことなっているこずえにすらも結局は良い様に利用されていただけで、彼(彼女)達の操り人形同然になっていたイクミ自身、「皆を守る」とは裏腹に、こずえ一人を守ることしか考えなくなっていた。その無自覚さは、自身を止めようとした昂治をニードルガンで瀕死の重傷を負わせた上、狂気を剥き出しにしたファイナがとどめを刺そうとしたり、ヘイガーの独断で下位ランクの乗組員を殺しかける事態にまで発展した。
   −
灰のゲシュペンスト戦後、リヴァイアス支配を維持する為の重要な「力」であったアインヴァルトを無茶な運用で失った結果、我慢の限界を迎えて楯突いてきたブライアンの脚をニードルガンで撃ち、その場にいた他のメンバーも恫喝するが、そこへ負傷しながらも覚悟を決めてやってきた昂治から投降するしかないと呼びかけられ、自分の知らない間にリヴァイアスで起こっていた事実も聞かされる。しかし、自分の間違いを認めたくない事から逆上して昂治を本気で殺そうとするも、見殺しにしようとした裕希に阻まれ、リヴァイアスへの攻撃から救助に転じたゲシュペンストの歩兵部隊が現れた事で完全に抵抗できなくなり、こずえからも別れの言葉と共に説得された結果、戦意を喪失。自身が本当に愛していた姉・カオリの存在を明かして泣き崩れた。
+
灰のゲシュペンスト戦後、リヴァイアス支配を維持する為の重要な「力」であったアインヴァルトを無茶な運用で失った結果、我慢の限界を迎えて楯突いてきたブライアンの脚をニードルガンで撃ち、その場にいた他のメンバーも恫喝するが、そこへ負傷しながらも覚悟を決めてやってきた昂治から投降するしかないと呼びかけられ、自分の知らない間にリヴァイアスで起こっていた事実も聞かされる。しかし、自分の間違いを認めたくない事から逆上して昂治を今度こそ殺そうとするが、改心した祐希や救助に転じたゲシュペンストクルーに加え、こずえにも止められたことで沈黙し、懺悔することになった。
    
事件後は改心し、こずえとの再会に望みを懸けて、リヴァイアスに再乗艦し、昴治に許され、こずえとも再会できた。
 
事件後は改心し、こずえとの再会に望みを懸けて、リヴァイアスに再乗艦し、昴治に許され、こずえとも再会できた。
1,819

回編集