1行目: |
1行目: |
| == マ・クベ(M'Quve) == | | == マ・クベ(M'Quve) == |
− |
| |
| *[[登場作品]]:[[機動戦士ガンダム]] | | *[[登場作品]]:[[機動戦士ガンダム]] |
| *[[声優]]:塩沢兼人(原作・[[SRW]])、田中正彦(他作品での[[代役]]) | | *[[声優]]:塩沢兼人(原作・[[SRW]])、田中正彦(他作品での[[代役]]) |
13行目: |
12行目: |
| 『[[機動戦士ガンダム]]』に登場。階級は大佐で、[[ジオン軍|ジオン公国軍]]・突撃機動軍所属。[[オデッサ]]の基地司令を務め、[[キシリア・ザビ|キシリア]]の懐刀的な男。 | | 『[[機動戦士ガンダム]]』に登場。階級は大佐で、[[ジオン軍|ジオン公国軍]]・突撃機動軍所属。[[オデッサ]]の基地司令を務め、[[キシリア・ザビ|キシリア]]の懐刀的な男。 |
| | | |
− | [[ジオン軍]]きっての謀略家であり、TV版では[[オデッサ]]作戦の際に連邦軍のエルラン中将を内通させ、[[南極条約]]で禁止されていた[[核ミサイル|水爆]]を平然と発射した。また宇宙機動軍所属の[[ランバ・ラル隊]]に[[ドム]]を[[補給]]しなかったり、[[ソロモン]]陥落の際は脱出した[[ドズル・ザビ|ドズル]]の妻子を当初は回収しない方針を取るなど、悪辣なイメージが強く、サイド5のテキサス・コロニーで、[[ガンダム]]に[[ギャン]]で立ち向かうが、敗北して戦死する。
| + | ジオン軍きっての謀略家であり、TV版では[[オデッサ]]作戦の際に連邦軍のエルラン中将を内通させ、[[南極条約]]で禁止されていた[[核ミサイル|水爆]]を平然と発射した。また宇宙機動軍所属の[[ランバ・ラル隊]]に[[ドム]]を[[補給]]しなかったり、[[ソロモン]]陥落の際は脱出した[[ドズル・ザビ|ドズル]]の妻子を当初は回収しない方針を取るなど、悪辣なイメージが強く、サイド5のテキサス・コロニーで、[[ガンダム]]に[[ギャン]]で立ち向かうが、敗北して戦死する。 |
| | | |
− | 劇場版ではそれらの描写がカットされている為、死亡もしていないというTV版とは大きく違った扱いで、劇場版を準拠にした『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』においては[[ア・バオア・クー]]の際に[[ギャン]]に搭乗して撤退する友軍を援護したが、連邦軍戦艦の砲撃を受けて戦死した。この作品では劇場版でマ・クベが悪辣な行動を取っていない事を考慮してか、ジオンの敗北を悟って[[ドズル・ザビ|ドズル]]の妻子を連れて撤退しようとしたり、自ら[[ギャン]]に搭乗して援護に回ったり、シャアに対しても「貴様の意見だというのが癪だが」と若干の対抗心を見せつつも彼の提案の正当性を認めて取り入れたりするなど良識的な軍人として描かれていた。 | + | 劇場版ではそれらの描写がカットされている為、死亡もしていないというTV版とは大きく違った扱いで、劇場版を準拠にした『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』においては[[ア・バオア・クー]]の際にギャンに搭乗して撤退する友軍を援護したが、連邦軍戦艦の砲撃を受けて戦死した。この作品では劇場版でマ・クベが悪辣な行動を取っていない事を考慮してか、ジオンの敗北を悟って[[ドズル・ザビ|ドズル]]の妻子を連れて撤退しようとしたり、自ら[[ギャン]]に搭乗して援護に回ったり、シャアに対しても「貴様の意見だというのが癪だが」と若干の対抗心を見せつつも彼の提案の正当性を認めて取り入れたりするなど良識的な軍人として描かれていた。 |
| | | |
| 岡崎優の漫画版ではキシリアから渡された[[モビルアーマー]]・ゾック(SRW未登場)に搭乗。[[ガンダム]]を追いつめるが、最終的には撃破された。 | | 岡崎優の漫画版ではキシリアから渡された[[モビルアーマー]]・ゾック(SRW未登場)に搭乗。[[ガンダム]]を追いつめるが、最終的には撃破された。 |
| | | |
− | 漫画『THE ORIGIN』においては[[地球]]上の最重要拠点を預かっている関係か、階級が中将に改められており、敗色濃厚となった[[オデッサ]]戦において[[ギレン・ザビ|ギレン]]からの[[地球]]全土への核攻撃の命令を「'''ジオニズムのような下らないもので地球の芸術品を壊せるか'''」と無視。最終的には我先に逃げ出したTV版とは対照的に、殿軍として[[ギャン]]で出撃。[[ジム]]部隊と刃を交えた後、海上の連邦艦隊を道連れに[[自爆]]して果てるなどかなりの武人になっている(ドズルからは武人と認められておらず、かなり嫌われていたが)。 | + | 漫画『THE ORIGIN』においては[[地球]]上の最重要拠点を預かっている関係か、階級が中将に改められており、敗色濃厚となった[[オデッサ]]戦において[[ギレン・ザビ|ギレン]]からの[[地球]]全土への核攻撃の命令を「'''ジオニズムのような下らないもので地球の芸術品を壊せるか'''」と無視。最終的には我先に逃げ出したTV版とは対照的に、殿軍としてギャンで出撃。[[ジム]]部隊と刃を交えた後、海上の連邦艦隊を道連れに[[自爆]]して果てるなどかなりの武人になっている(ドズルからは武人と認められておらず、かなり嫌われていたが)。 |
| | | |
| 北宋の壷コレクター。マ・クベといえば壷、壷といえばマ・クベ。死ぬ直前も壷の事を気にしていた。<br /> | | 北宋の壷コレクター。マ・クベといえば壷、壷といえばマ・クベ。死ぬ直前も壷の事を気にしていた。<br /> |
35行目: |
34行目: |
| :DCの一員として登場。[[ギャン]]に乗る。 | | :DCの一員として登場。[[ギャン]]に乗る。 |
| ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] | | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] |
− | :シナリオ「ティターンズの悪意」にて復活して登場するやいなや、[[エルピー・プル]]と[[プルツー]]を人質にとっている。今回は[[ギャン]]の後継機の[[R・ジャジャ]]に搭乗する。彼が[[ラフレシア]]を連れ添っているのは[[ヒーロー戦記]]を意識してのことか。 | + | :シナリオ「ティターンズの悪意」にて復活して登場するやいなや、[[エルピー・プル]]と[[プルツー]]を人質にとっている。今回はギャンの後継機の[[R・ジャジャ]]に搭乗する。彼が[[ラフレシア]]を連れ添っているのは『[[ヒーロー戦記]]』を意識してのことか。 |
| | | |
| === [[αシリーズ]] === | | === [[αシリーズ]] === |
53行目: |
52行目: |
| :上官。 | | :上官。 |
| ;[[シャア・アズナブル]] | | ;[[シャア・アズナブル]] |
− | :途中で同じ突撃機動軍に属する同階級の同僚となるが、快く思っていなかった。シャアもマ・クベの戦死に対して「付け焼刃でどうにかなるものか!」と馬鹿にしている。ただし、『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』では原作ほどシャアに対抗心を抱いておらず、シャアもマ・クベの危険を察知して警告する(間に合わなかったが)などそこまで馬鹿にはしていなかったようである。 | + | :途中で同じ突撃機動軍に属する同階級の同僚となるが、快く思っていなかった。シャアもマ・クベの戦死に対して「付け焼刃でどうにかなるものか!」と馬鹿にしている。小説版では彼に男色の毛があるとの風説を軍に流布するなどしていた。ただし『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』では原作ほどシャアに対抗心を抱いておらず、シャアもマ・クベの危険を察知して警告する(間に合わなかったが)などそこまで馬鹿にはしていなかったようである。 |
| ;[[ランバ・ラル]] | | ;[[ランバ・ラル]] |
| :彼の部隊にドム等の補給を送らなかった。 | | :彼の部隊にドム等の補給を送らなかった。 |
59行目: |
58行目: |
| :TV版ではソロモン戦の際に脱出した彼女とその母親であるゼナの脱出ポッドを両者が乗っている事を気付かなかったものの、見捨てようとして同僚のバロム大佐から批難されている。劇場版では特に見捨てる描写は無い。 | | :TV版ではソロモン戦の際に脱出した彼女とその母親であるゼナの脱出ポッドを両者が乗っている事を気付かなかったものの、見捨てようとして同僚のバロム大佐から批難されている。劇場版では特に見捨てる描写は無い。 |
| ;ウラガン | | ;ウラガン |
− | :部下。 | + | :部下。SRW未登場。 |
| | | |
| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
69行目: |
68行目: |
| :旧シリーズでは[[偽デューク・フリード]]の一件で彼との間にちょっとした因縁ができる。マ・クベは彼を「下卑た男」と疎み、甲児もマ・クベのセコさに腹を立てていた。 | | :旧シリーズでは[[偽デューク・フリード]]の一件で彼との間にちょっとした因縁ができる。マ・クベは彼を「下卑た男」と疎み、甲児もマ・クベのセコさに腹を立てていた。 |
| ;[[ボス]] | | ;[[ボス]] |
− | :デュークを人質にし脅した際、潜んでいた彼の攻撃により、デュークを逃がしてしまう | + | :デュークを人質にし脅した際、潜んでいた彼の攻撃により、デュークを逃がしてしまう。 |
| ;[[エルピー・プル]]、[[プルツー]] | | ;[[エルピー・プル]]、[[プルツー]] |
| :[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]では彼女達を人質にとる。 | | :[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]では彼女達を人質にとる。 |
87行目: |
86行目: |
| == SRWシリーズでの名台詞 == | | == SRWシリーズでの名台詞 == |
| ;'''「人が気にしている事を!」''' | | ;'''「人が気にしている事を!」''' |
− | :マサキから「名前がマである」という指摘を受けてキレる。どうやら気にしていたようだ。 | + | :『ヒーロー戦記』にてマサキから「名前がマである」という指摘を受けてキレる。どうやら気にしていたようだ。 |
| ;「な なんだ!? この ブサイクなロボットは!?」 | | ;「な なんだ!? この ブサイクなロボットは!?」 |
| :[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]にて[[ボスボロット]]を見た際の発言。ボスからは「やかましい」と一蹴。この「ブサイクなロボット」の攻撃により気を取られ、[[デューク・フリード|デューク]]を逃がしてしまう。 | | :[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]にて[[ボスボロット]]を見た際の発言。ボスからは「やかましい」と一蹴。この「ブサイクなロボット」の攻撃により気を取られ、[[デューク・フリード|デューク]]を逃がしてしまう。 |
108行目: |
107行目: |
| *<amazon>B002BENBKO</amazon> | | *<amazon>B002BENBKO</amazon> |
| | | |
− | == 話題まとめ ==
| |
− | <!-- *[[namazu:マ・クベ]] (全文検索結果) -->
| |
− |
| |
− | == 資料リンク ==
| |
− | <!-- *[[一覧:マ・クベ]] -->
| |
− |
| |
− | == リンク ==
| |
| {{ガンダムシリーズ}} | | {{ガンダムシリーズ}} |
| [[category:登場人物ま行]] | | [[category:登場人物ま行]] |
| [[category:ガンダムシリーズ]] | | [[category:ガンダムシリーズ]] |
| {{DEFAULTSORT:ま くへ}} | | {{DEFAULTSORT:ま くへ}} |