3行目: |
3行目: |
| *{{登場作品 (人物)|銀河烈風バクシンガー}} | | *{{登場作品 (人物)|銀河烈風バクシンガー}} |
| | 声優 = {{声優|曽我部和恭|曽我部和行}}<br />{{代役|置鮎龍太郎}}([[SRW]][[代役]]) | | | 声優 = {{声優|曽我部和恭|曽我部和行}}<br />{{代役|置鮎龍太郎}}([[SRW]][[代役]]) |
− | | 異名 = [[異名::もろ刃のシュテッケン]] | + | | 異名 = [[異名::諸刃のシュテッケン]] |
| | 種族 = [[種族::地球人]] | | | 種族 = [[種族::地球人]] |
| | 性別 = [[性別::男]] | | | 性別 = [[性別::男]] |
13行目: |
13行目: |
| | | |
| == 概要 == | | == 概要 == |
− | 「'''もろ刃のシュテッケン'''」の[[異名|通称]](ロードネーム)を持つ[[銀河烈風隊]]の鬼の副長。敵にも味方にも冷徹で非情であるためこの名がついている。一方で、情に厚い面もあり単なる冷血漢とは呼べない男でもある。[[バクシンガー]]の左腕となる赤いバイク「ハリケーン」に乗り込む。 | + | 「'''諸刃のシュテッケン'''」<ref>媒体によっては「もろ刃」と表記されている場合もある。</ref>の[[異名|通称]](ロードネーム)を持つ[[銀河烈風隊]]の鬼の副長。敵にも味方にも冷徹で非情であるためこの名がついている。一方で、情に厚い面もあり単なる冷血漢とは呼べない男でもある。[[バクシンガー]]の左腕となる赤いバイク「ハリケーン」に乗り込む。 |
| | | |
| [[銀河烈風隊]]の中では参謀的存在で、論理と規律で隊をまとめる、鋭い観察眼と洞察力の持ち主。烈風隊を[[太陽系]]最強の艦隊にのし上げるため、自らコンピュータの操作やメカの設計までも会得してしまう。また外宇宙の技術等の情報にも目聡く、それらを耳にすれば自ら足を伸ばし視察に向かう行動力を見せる。しかし冷静である一方で喧嘩っ早い面もあり、相手の要求や挑発に手が出そうになったところを仲間達に抑えられる時もあった。 | | [[銀河烈風隊]]の中では参謀的存在で、論理と規律で隊をまとめる、鋭い観察眼と洞察力の持ち主。烈風隊を[[太陽系]]最強の艦隊にのし上げるため、自らコンピュータの操作やメカの設計までも会得してしまう。また外宇宙の技術等の情報にも目聡く、それらを耳にすれば自ら足を伸ばし視察に向かう行動力を見せる。しかし冷静である一方で喧嘩っ早い面もあり、相手の要求や挑発に手が出そうになったところを仲間達に抑えられる時もあった。 |
50行目: |
50行目: |
| === SRW未登場の人物 === | | === SRW未登場の人物 === |
| ;ジャッキー・リー、ファンファン・リー | | ;ジャッキー・リー、ファンファン・リー |
− | :ビリーの弟分としてついてきた兄妹。ライラ共々最初は突き放していた。 | + | :ビリーの弟分としてついてきた兄妹。ライラ共々最初は突き放していたが、同じく働き振りを認め諜報役などを任せるようになる。 |
| ;アンリィ・セゾンJr. | | ;アンリィ・セゾンJr. |
| :銀河烈風のスポンサーになるセゾン財閥の二代目。資金援助の見返りとしてボディガードでは不足だとシュテッケンが直談判しに行くと「過小評価していた」とあえて試していたような素振りも見せ、改めて不知火党の討伐を依頼した。 | | :銀河烈風のスポンサーになるセゾン財閥の二代目。資金援助の見返りとしてボディガードでは不足だとシュテッケンが直談判しに行くと「過小評価していた」とあえて試していたような素振りも見せ、改めて不知火党の討伐を依頼した。 |
64行目: |
64行目: |
| :なお彼女が面会に来た事であの堅物に若い女性の客がと士郎達は騒然となり、一同揃って野次馬されたりとからかわれた。 | | :なお彼女が面会に来た事であの堅物に若い女性の客がと士郎達は騒然となり、一同揃って野次馬されたりとからかわれた。 |
| ;ソニア・マルレーン | | ;ソニア・マルレーン |
− | :第19話で出会った、バクーフの恒星間宇宙船の建造を請け負っているマルレーン造船の御令嬢。同社のドックでジル・クロードの襲撃に遭い負傷したところを彼女に介抱される。 | + | :第19話で出会った、バクーフの恒星間宇宙船の建造を請け負っているマルレーン造船の御令嬢。同社のドックでジル・クロードの襲撃に遭い負傷したところを彼女に介抱され、以後は遠くで思い合う関係となる。 |
| | | |
| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
123行目: |
123行目: |
| ;(似ている。あのミリーという娘、母に瓜二つだ…) | | ;(似ている。あのミリーという娘、母に瓜二つだ…) |
| :第14話。隊の様子を見に行く中、襲われていた少女ミリーを助けた際に今は亡き母親の面影を見る。その後、自室で形見のネックレスを手にしたシュテッケンは病床にあった母の言葉を思い出していた。'''「誰にも頼らない強い男になってね、シュテッケン…」''' | | :第14話。隊の様子を見に行く中、襲われていた少女ミリーを助けた際に今は亡き母親の面影を見る。その後、自室で形見のネックレスを手にしたシュテッケンは病床にあった母の言葉を思い出していた。'''「誰にも頼らない強い男になってね、シュテッケン…」''' |
− | ;「ミリー…」 | + | ;「母に…母と似ていたからだ」 |
− | :同話ラスト。いつの間にかシュテッケンを本当に愛していたミリーはシュテッケンを守るべく奇襲してきた新惑星の連中に立ち向かい…。その彼女を脳裏で母とダブらせながらその名を呟き、別離の辛さを振り切るかのように独りバイクで駆けていく。 | + | :同上。ミリーが新惑星側のスパイである事に勘づきながらも、罰することなく何度も逃した事をミリーから尋ねられて答える。「情」であった事には違いないが、それは「[[愛]]」とは言えなかった…。直前、スパイ行為のために調べ上げた自分とシュテッケンの母が似ているという事実を利用していたことを彼女から聞かされたが為、猶の事辛さは募る。しかし、いつの間にかシュテッケンを本当に愛していたミリーはシュテッケンを守るべく、奇襲してきた新惑星の連中に立ち向かいその命を儚く散らす。同話の最後にはその彼女を脳裏で母と重ねながらその名を呟き、別離の辛さを振り切るかのように独りバイクで駆けていった。 |
| ;士郎「シュテッケン…勘違いですよ。何ともなかったのに…今だってほら、こんなに」<br />「いや、この間の熱は普通じゃなかった。キョーラーク星のヤブ医者の診断じゃ、俺は納得できねぇ!」 | | ;士郎「シュテッケン…勘違いですよ。何ともなかったのに…今だってほら、こんなに」<br />「いや、この間の熱は普通じゃなかった。キョーラーク星のヤブ医者の診断じゃ、俺は納得できねぇ!」 |
| :第15話。セゾンJr.がオフス星まで武器の買い付けに行く話をする中、医学も進んでいると知り、士郎を連れて身体を診てもらおうと宣言。考えすぎだと反論したものの強情な態度で返されたため士郎も嫌気が差すが、直後にディーゴからフォローをされた。言葉は強硬ではあるが、彼の身を確かに案じていることが見て取れる。 | | :第15話。セゾンJr.がオフス星まで武器の買い付けに行く話をする中、医学も進んでいると知り、士郎を連れて身体を診てもらおうと宣言。考えすぎだと反論したものの強情な態度で返されたため士郎も嫌気が差すが、直後にディーゴからフォローをされた。言葉は強硬ではあるが、彼の身を確かに案じていることが見て取れる。 |
158行目: |
158行目: |
| :第27話。ナーカと共にバクシン基地へと訪れディーゴ達との面会を望み真正面から正体を晒してやってきたオズマに対し剣を向け、烈風隊副長として新惑星連合は敵だということを今一度示す。それはオズマも覚悟してのことであり、それでも話を聞いてもらいたいという彼の目を確かめて剣を納める。 | | :第27話。ナーカと共にバクシン基地へと訪れディーゴ達との面会を望み真正面から正体を晒してやってきたオズマに対し剣を向け、烈風隊副長として新惑星連合は敵だということを今一度示す。それはオズマも覚悟してのことであり、それでも話を聞いてもらいたいという彼の目を確かめて剣を納める。 |
| ;オズマ「諸刃のシュテッケンか… あんま切れすぎると己も切るぜよ?」<br />「…オズマ・ドラーゴ。先が見えすぎると、足元が見えなくなるぞ」 | | ;オズマ「諸刃のシュテッケンか… あんま切れすぎると己も切るぜよ?」<br />「…オズマ・ドラーゴ。先が見えすぎると、足元が見えなくなるぞ」 |
− | :その後オズマがバクーフから離れて手を組むよう熱く説得するもディーゴはそれを断り、シュテッケンも彼が他の新惑星連合の連中には黙って来たことを聞いた上で「聞かなかったことにしよう」と返答するや否や、このやり取り。シュテッケンもあくまで意趣返しのつもりだったのだろうが、[[暗殺|図らずもこの言葉は実現することとなってしまう]]。 | + | :その後オズマがバクーフから離れて手を組むよう熱く説得するもディーゴはそれを断り、シュテッケンも彼が他の新惑星連合の連中には黙って来たことを聞いた上で「聞かなかったことにしよう」と返答するや否や、このやり取り。シュテッケンもあくまで意趣返しのつもりだったのだろうが、[[暗殺|図らずもこの言葉は現実のものとなってしまう]]。 |
| ;ディーゴ「二・三日したら改めて返事を聞きに来ると言っていたが、あいつの心は読めん。だが、稀に見る男だ…」<br />「勿体ねえ男さ…あいつがトルサ星のはみ出しもんじゃなく、アステロイドの男なら共に騒ぎたいところだ」<br />ディーゴ「ああ、実は俺もそう思っていた…」 | | ;ディーゴ「二・三日したら改めて返事を聞きに来ると言っていたが、あいつの心は読めん。だが、稀に見る男だ…」<br />「勿体ねえ男さ…あいつがトルサ星のはみ出しもんじゃなく、アステロイドの男なら共に騒ぎたいところだ」<br />ディーゴ「ああ、実は俺もそう思っていた…」 |
| :それから出直してくると帰っていったオズマを評して。敵同士という立場の違いはあれど、彼を二人して認め合っていた。 | | :それから出直してくると帰っていったオズマを評して。敵同士という立場の違いはあれど、彼を二人して認め合っていた。 |
165行目: |
165行目: |
| ;佐馬「…戦っているのは、俺たちだけじゃねえだろ?」<br />「持ち場に戻らねえか。もうすぐディーゴも帰ってくる…だがな、あの部屋は使わせるわけにはいかねえぞ」 | | ;佐馬「…戦っているのは、俺たちだけじゃねえだろ?」<br />「持ち場に戻らねえか。もうすぐディーゴも帰ってくる…だがな、あの部屋は使わせるわけにはいかねえぞ」 |
| :第28話より。新惑星連合とバクーフ軍の会戦を前に隊士達以外の非戦闘員をバクシンバードから降ろそうとするが、言っても無駄なことと士郎達に止められる。現に艦内の食堂を覗くと、リリィやキャシー達が即席の野戦病院に仕立てている真っ最中。彼女達もここを使うことがないのが一番だと思いつつ、覚悟を決めて自分達の戦いを進めていたことを知り、シュテッケンは何を言わず食堂を後にする。自分達にできることは可能な限り、隊士達の身を無事に戦いを終わらせることだといつもの硬い態度で士郎達に言い渡した。 | | :第28話より。新惑星連合とバクーフ軍の会戦を前に隊士達以外の非戦闘員をバクシンバードから降ろそうとするが、言っても無駄なことと士郎達に止められる。現に艦内の食堂を覗くと、リリィやキャシー達が即席の野戦病院に仕立てている真っ最中。彼女達もここを使うことがないのが一番だと思いつつ、覚悟を決めて自分達の戦いを進めていたことを知り、シュテッケンは何を言わず食堂を後にする。自分達にできることは可能な限り、隊士達の身を無事に戦いを終わらせることだといつもの硬い態度で士郎達に言い渡した。 |
− |
| |
| ;「ディーゴ、さあこれからが俺たちの見せどころだ。コントロール衛星を撃ち落とすなんざ序の口だ。トーバ隕石要塞の下を突破して、敵のトーバ本星の喉元に噛み付くんだ!」<br />ディーゴ「シュテッケン!お前…」<br />「ディーゴ、その代わり命がけだ。あんたを太陽系の歴史のヒーローにしてみせる!それが俺の夢だ…いや、現実にしてみせるぜ!」 | | ;「ディーゴ、さあこれからが俺たちの見せどころだ。コントロール衛星を撃ち落とすなんざ序の口だ。トーバ隕石要塞の下を突破して、敵のトーバ本星の喉元に噛み付くんだ!」<br />ディーゴ「シュテッケン!お前…」<br />「ディーゴ、その代わり命がけだ。あんたを太陽系の歴史のヒーローにしてみせる!それが俺の夢だ…いや、現実にしてみせるぜ!」 |
| :同上。バクーフ軍が新惑星連合の戦力であるコントロール衛星に苦戦するさなか、スリーJがそれを妨害できる撹乱衛星アルバトロスを調達して形勢逆転の手が導かれる。その勢いのままに新惑星連合の本隊を叩き、成り上がりをものにしてみせようとシュテッケンは意気込む。 | | :同上。バクーフ軍が新惑星連合の戦力であるコントロール衛星に苦戦するさなか、スリーJがそれを妨害できる撹乱衛星アルバトロスを調達して形勢逆転の手が導かれる。その勢いのままに新惑星連合の本隊を叩き、成り上がりをものにしてみせようとシュテッケンは意気込む。 |