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スペースノイドからの印象は、「地球に家がある者はエリート」と羨望されているものと「[[宇宙]]に生きる人々について無関心であり、[[地球]]という揺り籠で安穏と暮らす人々」と嫌悪されているものとに二分されている。
 
スペースノイドからの印象は、「地球に家がある者はエリート」と羨望されているものと「[[宇宙]]に生きる人々について無関心であり、[[地球]]という揺り籠で安穏と暮らす人々」と嫌悪されているものとに二分されている。
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そしてスペースノイド系反地球連邦勢力のプロパガンタでは、「アースノイドと[[地球連邦政府]]こそが諸悪の根源である」と嘯かれる。とはいえ、アースノイドの全てが政治家や連邦高官になれるわけではない。そういったエリートは極一部で、大部分のアースノイドは農業や漁業といった何らかの労働に従事している者や[[ウッソ・エヴィン]]の様に不法滞在している者もいる。作中には物乞いや犯罪者へと落ちぶれた、スペースノイドよりも貧しい生活を強いられているアースノイドが描写されている。
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そしてスペースノイド系反地球連邦勢力のプロパガンタでは、「'''アースノイドと[[地球連邦政府]]こそが諸悪の根源である'''」と嘯かれる。とはいえ、アースノイドの全てが政治家や連邦高官になれるわけではない。そういったエリートは極一部で、大部分のアースノイドは農業や漁業といった何らかの労働に従事している者や[[ウッソ・エヴィン]]の様に不法滞在している者、そもそも文明の接触を拒んた古代の生活を営む者達も存在している。作中には物乞いや犯罪者へと落ちぶれた、スペースノイドよりも貧しい生活を強いられているアースノイドが描写されている。
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宇宙世紀ガンダムシリーズの公式設定資料集「アナハイム・ジャーナル」で描かれた[[アナハイム・エレクトロニクス]]会長メラニー・ヒュー・カーバインと[[カイ・シデン]]の記者対談では、メラニーによってアースノイドの独立を声高く主張していたジオン・ズム・ダイクンとその息子である[[シャア・アズナブル]]の親子二人が、地球の経済及び社会的問題についてまるで理解していないと批判しており、更に地球にはコロニーに住む事さえも出来ない無学で貧しいアースノイドもいる事情を全く考えようとせず、そういった者達を「重力に魂を引かれた人々」として切り捨てたのだと、痛烈な指摘もしているおり、これを聞いたカイ本人も内心動揺していた。
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宇宙世紀ガンダムシリーズの公式設定資料集「アナハイム・ジャーナル」で描かれた[[アナハイム・エレクトロニクス]]会長メラニー・ヒュー・カーバインと[[カイ・シデン]]の記者対談では、メラニーによってアースノイドの独立を声高く主張していたジオン・ズム・ダイクンとその息子である[[シャア・アズナブル]]の親子二人が、地球の経済及び社会的問題についてまるで理解していないと批判しており、更に地球にはコロニーに住む事さえも出来ない無学で貧しいアースノイドもいる事情を全く考えようとせず、そういった者達を「'''重力に魂を引かれた人々'''」として切り捨てたのだと、痛烈な指摘もしているおり、これを聞いたカイ本人も内心動揺していた。
    
極端な話、'''スペースノイドの水準が「中流」'''なら、'''アースノイドは「上の上流」「上流」「下流」の混合'''と言える。そして、「上の上流」の政策により地球圏の市民が弾圧されることとなり、その結果「下流」はスペースノイドからの攻撃([[コロニー落とし]])に際して、しばしば「上流」以上の盾にされるため、結果スペースノイドを嫌うアースノイドは後を絶たなくなるという悪循環となっている。
 
極端な話、'''スペースノイドの水準が「中流」'''なら、'''アースノイドは「上の上流」「上流」「下流」の混合'''と言える。そして、「上の上流」の政策により地球圏の市民が弾圧されることとなり、その結果「下流」はスペースノイドからの攻撃([[コロニー落とし]])に際して、しばしば「上流」以上の盾にされるため、結果スペースノイドを嫌うアースノイドは後を絶たなくなるという悪循環となっている。
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