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5,208 バイト除去 、 2017年8月24日 (木) 05:46
個人の感想・妄想になってしまっている
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完全に追い込まれた事で、フレイヤ弾頭を大量装備した[[シュナイゼル・エル・ブリタニア]]と同盟を結んでブリタニアと決戦を迎えるが、シュナイゼルが黒の騎士団とルルーシュの軍団を共倒れさせて、ダモクレスで世界を恐怖で支配しようとした事には全く気付けていなかった模様。また、黒の騎士団にいた頃のルルーシュの身近にいながらその思考や策略を全く理解出来ておらず、更にはフレイヤを搭載したダモクレスや[[ナイトオブラウンズ]]の生き残りが戦力に加わって、確実にルルーシュに勝てると完全に油断した結果、サクラダイトの爆発によって放たれたフジサンの噴火に巻き込まれ、[[斑鳩]]を沈められてしまう結末となり、旗艦を失った黒の騎士団の戦力は、事実上の壊滅状態となってしまった。
 
完全に追い込まれた事で、フレイヤ弾頭を大量装備した[[シュナイゼル・エル・ブリタニア]]と同盟を結んでブリタニアと決戦を迎えるが、シュナイゼルが黒の騎士団とルルーシュの軍団を共倒れさせて、ダモクレスで世界を恐怖で支配しようとした事には全く気付けていなかった模様。また、黒の騎士団にいた頃のルルーシュの身近にいながらその思考や策略を全く理解出来ておらず、更にはフレイヤを搭載したダモクレスや[[ナイトオブラウンズ]]の生き残りが戦力に加わって、確実にルルーシュに勝てると完全に油断した結果、サクラダイトの爆発によって放たれたフジサンの噴火に巻き込まれ、[[斑鳩]]を沈められてしまう結末となり、旗艦を失った黒の騎士団の戦力は、事実上の壊滅状態となってしまった。
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=== キャラクターの総評 ===
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序盤は、頼り無さそうでも温厚で人柄の良さから皆に慕われている兄貴分と、良い印象のキャラクターであったが、『R2』中盤になってからの行動から、その印象は大きく変わる事になる。
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*殆ど周りに流され自分から行動に出ようとしない身でありながら、手段を選ばないゼロに不信感を募らせている。
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*一番最初に認めていて、処刑からも救ってもらいながら、それまでのゼロへの恩を仇で返す形で、一番真っ先に裏切っている。
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*自分とヴィレッタの内通を棚上げして、ブリタニアの皇子でギアスを持っているのを理由にゼロを否定する。
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*シュナイゼルの告発によって、[[藤堂鏡志朗|藤堂]]や[[玉城真一郎|玉城]]達が動揺しているのをいい事に、彼等の主張が「真実」であると断じ、同盟を結んでいるはずの[[皇神楽耶|神楽耶]]や[[黎星刻|星刻]]達には何の相談もせず、独断でゼロ引渡しの「取り引き」に持ち込む。
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*普段さして行動力があるわけでもないくせに、上述したようなゼロへの裏切り行為やヴィレッタ絡みの時だけやたらに手を打つのが早い。
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*ゼロの放逐に成功して実権を掌握したにも拘らず、結局方針の決定等は藤堂や星刻にまかせっきりなままで、シュナイゼルに騎士団の指揮権をあっけなく奪われた挙句、ルルーシュの身近にいながら戦略を丸で読めなかった結果、黒の騎士団を壊滅させてしまう、最悪な失態を犯している。
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*最終的な彼自身とルルーシュの結末があまりにも対照的(世界中の憎しみを一身に背負って死亡したルルーシュに対し、彼は最終的に黒の騎士団のメンバー達から祝福されてヴィレッタと結婚し、日本の首相となっている)。<ref>もっともルルーシュが本当に死んだかは不明瞭であり、扇の政権が無事に続くかどうかも疑問だが。</ref>
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以上の事から、最終的に視聴者からは「自分からろくに行動を起こさないだけでなく、自分の非を棚上げして善人面で他者の悪行を非難する偽善者」として、手厳しい評価を受ける事が多いキャラである。
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扇が最終的にゼロを裏切るよう黒の騎士団を扇動したのも、ゼロへの怒りというよりも、'''ディートハルトに拘束され危険な立場に置かれていたヴィレッタを守る為には、ディートハルトの後ろ盾であったゼロ(ルルーシュ)が邪魔な存在だった'''という、きわめて個人的な私情を挟んだ理由であった可能性が高い。事実、ゼロの追放後、後ろ盾を失いヴィレッタを解放されたディートハルトの顔には、扇から暴行を受けたかの様な痕があり、扇自身もゼロを信じないと言い出したのにゼロの独白を鵜呑みにしているなど、上記のとおりゼロを放逐したいだけという可能性がより高くなっている(シンジュク事変の際に通信機で会話をしているが、後に「声だけじゃ誰だかわからない」と自分で言っている事からも扇はルルーシュの声はよく知らないはずである。KMFに搭乗しているときはルルーシュは仮面を付けていない事が多いが、カレンが声に気付いていないのでおそらく通信システムにも変声機能は付いていると推測できる。)。
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そもそも、会談でシュナイゼルを中心としたブリタニア側の主張は、(視聴者目線では事実とはいえ)オカルトじみたあまりにも荒唐無稽に等しい内容である。資料は勿論、音声記録の会話でさえも一国家の力なら、十分捏造が可能な「状況証拠」ばかりで、証拠映像といった決定的な「物的証拠」は全く無かった。[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]や高亥の唐突的過ぎる心変わりにゼロの持つギアスが関係しているという話でさえ、「こじつけ」と言ってしまえばそれまでで、会談直前の第二次トウキョウ決戦に起きたブリタニア側によるトウキョウ租界の壊滅の事も含めれば、少なくとも半信半疑で終わるはずであった。
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にも関わらず、それがまかり通ってしまったのは古参の扇がブリタニア側に付いた事と、(元々、黒の騎士団幹部のゼロに対する信頼性が希薄だった事情もあるが)ゼロの数々の失態と不審な言動によって黒の騎士団幹部の彼に対する信頼が失墜していた事が最大の原因と思われる。「ゼロが黒の騎士団との信頼を回復させていればこうならなかった」と考えれば納得できなくなもないが…やはり、あまりにも強引な展開になっているので批判されることが多い。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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