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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[アルゼナル]][[パラメイル]]第一中隊の突撃兵。隊内でも一、二の強さを誇る腕前だが、皮肉屋で野心家と難のある[[性格]]をしている。そのため、トラブルメーカーとなる事も多く、実際物語序盤では[[アンジュ]]との対立が目立っていた。しかし、中盤における出来事を境にアンジュと和解し、距離も縮まっていく。アルゼナル内では数少ない肉親の記憶を持つノーマ(作中では他にはアンジュとジルだけであり、そのために悲惨な体験をした)。アンジュの『世界をぶっ壊す』大業に最初に乗った人物で、同時にノーマである自分も陽の下で生きられる世界を創造するべく自らの定めた道を進んでいく。
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[[アルゼナル]][[パラメイル]]第一中隊の突撃兵。隊内でも一、二の強さを誇る腕前だが、皮肉屋で野心家と難のある[[性格]]をしている。そのため、トラブルメーカーとなる事も多く、特に物語序盤では[[アンジュ]]や[[サリア]]との対立が目立っていたが、根っからの悪い人物という訳でもなく、付き合いの長い[[ロザリー]]や[[クリス]]との付き合いも、「面倒」と評しながら大切にしていた。一方、隊長であった[[ゾーラ]]の事は、敬愛しながらもその関係には内心嫌気を感じており、自分の境遇を「ゾーラの玩具」と評していた。
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アルゼナル内では数少ない肉親の記憶を持つノーマ(作中では他にはアンジュとジルだけであり、そのために悲惨な体験をした)。かつてはエンデラント連合で、ノーマでありながらも母親のインゲと共に幸せな日々を送っていたが、ノーマ管理法によってアルゼナルへと強制的に連行されてしまっている。しかし、母の事を諦めきれなかったヒルダは、必死に[[メイルライダー]]としての腕を磨いて生き延び、いずれアルゼナルを脱走して故郷に帰る機会を虎視眈々と狙っていた。
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中盤のマーメイドフェスタの際、マナの能力が使える[[モモカ・荻野目]]を強引に協力させて、自身と同じく事情を抱えていたアンジュと共にアルゼナルからの脱走を画策。一度は、自身の目論見で命を落としかけた仕返しに見捨てられそうになるも、母親に会いたいという必死の願いを聞き届けたアンジュに助けられ、これを機に彼女と和解する。しかし、その先に待っていたのは残酷すぎる現実で、インゲは生まれてきた妹に自分と同じ名前を付けた上に、自分の存在自体を無かった事にしようとしており、挙句の果てには「あんたなんて生まれて来なければよかった」と拒絶までされ、絶望のどん底に陥りながら、ヒルダは検疫官達にリンチされた上で拘束され、アルゼナルに戻される。その時には完全に自暴自棄となり、ロザリーやクリスとの関係も破綻しかけていたが、それでも運命に屈しようとしなかったアンジュの姿に救われ、『世界をぶっ壊す』大業に最初に賛同する人物となった。
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[[ミスルギ皇国]]によるアルゼナルの襲撃後は、残党勢力の中でも中核の一人となり、ロザリーやモモカと共に行動していた。アルゼナルの跡地でアンジュと再会するも、彼女に対しては本格的に惚れ込んでいる様子を見せ(後に『王子様』と評している)、行動を共にしていた[[タスク]]に対してもどこか対抗心にも似た嫉妬を抱いていた程。彼女が[[ドラゴン]]やノーマ達を使い捨てにしようとしたジルと決別してダイヤモンドローズ騎士団に連行されてしまった後、エンブリヲに依存しているかの様なジルの寝言を聞いてしまい、それを切っ掛けにかつてのリベルタス失敗の原因の発覚と、ジルの更迭処分が、先代指令であるジャスミンの意向によって決定し、自身はジルに代わる司令官に就任。[[アウラの民]]の代表である[[サラマンディーネ]]との会見の末、ドラゴンと同盟を結ぶ事になり、無事にエンブリヲの元から生還したアンジュとも合流する。
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ラスト・リベルタスに挑む直前、アンジュに対し自分の抱いていた想いを打ち明け、女である自分が彼女を好きになる事に不安を抱いていたが、彼女からはその想いを受け入れてもらうに至り、ノーマである自分やアンジュ、仲間達と共に陽の下で生きられる世界を創造するべく、ラスト・リベルタスに挑む。そして、アンジュがエンブリヲによって異次元に連れ去られた際は、クリスの乗っていた[[ラグナメイル]]である[[テオドーラ]]に搭乗。タスクやサラマンディーネ、サリアと共に異次元へ向かい、自身の想いに応えてミカエル・モードとなったテオドーラの力を限界にまで発揮し、無事に生還を果たす事になった
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==