差分

132 バイト追加 、 2019年3月18日 (月) 02:59
2行目: 2行目:     
== 概要 ==
 
== 概要 ==
4096色中241色が発色可能でWSのソフトもプレイ可能だが、逆にカラー専用ソフトをWSでプレイすることはできない。本機発売以降のWSソフトはほとんどがカラー専用へと切り替えられ、旧WS時代から目玉タイトルとして揚げられていた『ファイナルファンタジー』(旧スクウェア)なども、カラー専用として発表し直されて発売された。
+
液晶のサイズがのWSの2.49インチから2.8インチへと拡大された上、4096色中241色が発色可能でWSのソフトもプレイ可能だが、逆にカラー専用ソフトをWSでプレイすることはできない。本機発売以降のWSソフトはほとんどがカラー専用へと切り替えられ、旧WS時代から目玉タイトルとして揚げられていた『ファイナルファンタジー』(旧スクウェア)なども、カラー専用として発表し直されて発売された。
    
WSの長所である省電力性は受け継がれているが、コストカットを目指してFSTN液晶を採用していたため画面が暗くて見辛く、残像が多く発生するなど、質が悪い事で有名でもある。後に液晶をTFT型に変えた『'''スワンクリスタル(SwanCrystal)'''』が発売された。なお地味にメインメモリの容量がWSの16KBから、WSCでは64KBに増設されている。
 
WSの長所である省電力性は受け継がれているが、コストカットを目指してFSTN液晶を採用していたため画面が暗くて見辛く、残像が多く発生するなど、質が悪い事で有名でもある。後に液晶をTFT型に変えた『'''スワンクリスタル(SwanCrystal)'''』が発売された。なお地味にメインメモリの容量がWSの16KBから、WSCでは64KBに増設されている。
11行目: 11行目:     
=== スワンクリスタル ===
 
=== スワンクリスタル ===
液晶をTFTに変更したWSCの仕様変更版にして、WSシリーズの最終モデル。WSCで問題となっていた画面の暗さや残像などの欠点はほぼ解消され、非常に見易いものへと進化を遂げている。しかし、画面の発色がかなり濃くなっており、スワンカラーのFSTN液晶に見合った調整が仇となった一部のソフトは、大きく変わった色調のせいで返って見辛くなってしまうなどといった問題点も露呈した。
+
液晶をTFTに変更したWSCの仕様変更版にして、WSシリーズの最終モデル。液晶サイズはWSCと同じ2.8インチ。WSCで問題となっていた画面の暗さや残像などの欠点はほぼ解消され、非常に見易いものへと進化を遂げている。しかし、画面の発色がかなり濃くなっており、スワンカラーのFSTN液晶に見合った調整が仇となった一部のソフトは、大きく変わった色調のせいで返って見辛くなってしまうなどといった問題点も露呈した。
    
WSファンにとっては待望の、競合機の[[ゲームボーイカラー]]を上回る性能を備えたニューモデルだった。しかし、発売当時既に次世代型の[[ゲームボーイアドバンス]]が市場を席捲しつつあり、旧式に過ぎない本機種が日の目を見る機会はなかった。
 
WSファンにとっては待望の、競合機の[[ゲームボーイカラー]]を上回る性能を備えたニューモデルだった。しかし、発売当時既に次世代型の[[ゲームボーイアドバンス]]が市場を席捲しつつあり、旧式に過ぎない本機種が日の目を見る機会はなかった。
匿名利用者