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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | 主要戦力は[[メカブースト]]。司令官の[[キラー・ザ・ブッチャー|ブッチャー]]を筆頭に人の命を何とも思っておらず、ロボットアニメの敵組織の中でも非常に残虐な集団として知られている。特に、多くの視聴者に[[トラウマイベント|トラウマを与えた]]「'''[[人間爆弾]]作戦'''」を実行に移したことで有名。 | + | 主要戦力は[[メカブースト]]。司令官の[[キラー・ザ・ブッチャー|ブッチャー]]を筆頭に[[地球]]の人間の命を何とも思っておらず、ロボットアニメの敵組織の中でも非常に残虐な集団として知られている。特に、多くの視聴者に[[トラウマイベント|トラウマを与えた]]「'''[[人間爆弾]]作戦'''」を実行に移したことで有名。 |
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− | ガイゾックが人の命に関心を持っていないことには、ある理由が存在した。表向きの指揮官はブッチャーであるものの、その背後にいるのは、ガイゾック星人によって造り出された生体端末[[コンピュータドール第8号]]である。コンピュータードールは、悪い考えを持った人間の星を滅ぼすべく行動しているに過ぎず、ビアル星や地球に対しても「悪の存在」と判断し、最初からすべての人類を皆殺しにする事を前提に行動していたのである。極端すぎる例えで言えば、コンピュータードールやブッチャーにとって地球人類抹殺は、害虫駆除程度の感覚しかなかったのである。
| + | ガイゾックが人の命に関心を持っていないことには、ある理由が存在した。表向きの[[指揮官]]はブッチャーであるものの、その背後にいるのは、ガイゾック星人によって造り出された生体端末「[[コンピュータドール第8号]]」である。 |
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− | 余談であるが、劇中で登場したガイゾックに所属する者達は、あくまでもガイゾック星人に造られたコンピュータードール(しかも、第8号である為、同型が存在する可能性も否定できない)や、それによって改造されたブッチャーを始めとする異文明の者達ばかりであり、ガイゾック星人はおろか、ガイゾックの文明そのものが、最後まで登場していない。
| + | コンピュータドール第8号は、悪い考えを持った人間の星を滅ぼすべく行動しているに過ぎず、ビアル星や地球に対しても「悪の存在」と判断し、最初から全ての人類を皆殺しにする事を前提に行動していたのである。極端すぎる譬えで言えば、「コンピュータードールやブッチャーにとって地球人類抹殺は、害虫駆除程度の感覚でしかなかった」のである。 |
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− | [[神ファミリー]]決死の活躍によって、コンピュータードール第8号が率いていたガイゾックの勢力は滅び去ったが、ガイゾックそのものの戦いは未だに宇宙の何処かで続いているのかもしれない。結局ビアル星の記録は勿論、劇中においてもガイゾックの詳細は明かされる事も無かった為、余計に不気味さを抱かずにはいられない存在である。 | + | === 残された謎 === |
| + | 実は、『ザンボット3』劇中で登場したガイゾックに所属する者達は、あくまでもガイゾック星人に造られたコンピュータドール(しかも、「第8号」である為、同型が存在する可能性も否定できない)や、それによって[[改造]]されたブッチャーを始めとする異文明の者達ばかりであり、'''ガイゾック星人はおろか、ガイゾックの文明そのものが、劇中最後まで登場していない'''。 |
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| + | [[神ファミリー]]決死の活躍によって、コンピュータドール第8号が率いていたガイゾックの勢力は滅び去ったが、ガイゾックそのものの戦いは未だに宇宙の何処かで続いているのかもしれない。結局ビアル星の記録は勿論、劇中においてもガイゾックの詳細は明かされる事も無かった為、余計に不気味さを抱かずにはいられない存在である。 |
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| == 登場作品 == | | == 登場作品 == |