21行目: |
21行目: |
| | | |
| == 概要 == | | == 概要 == |
− | [[ソレスタルビーイング]]が開発した戦闘艦。先代艦からも引き続きクルー達から「'''トレミー'''」の愛称で呼ばれている。 | + | [[ソレスタルビーイング]]が開発した戦闘艦。先代艦からも引き続きクルー達から「'''トレミー'''」の愛称で呼ばれている。一方、敵軍からは先代艦と同じく「スペースシップ」と呼称されている。 |
| | | |
| 先代艦同様に動力機関を搭載しておらず、[[ガンダムタイプ #機動戦士ガンダム00|ガンダム]]の[[GNドライヴ]]から[[GN粒子]]を供給して稼動する。故にガンダムが全機出撃すると稼働時間が限られてしまうが、[[前大戦]](1stシーズン)の反省を踏まえて武装が大幅に強化された。さらに、宇宙専用の輸送艦だった先代艦と異なって、[[宇宙]]だけでなく[[空|大気圏内]]・[[海|水中]]でも運用が可能になった。<ref>ちなみに、プトレマイオス2は[[空|大気圏内]]を航行する時には、艦体上部に[[ジャミング機能|光学迷彩]]を展開する。その理由は、敵の監視衛星に本艦の位置を知られる事を防止するためである。</ref> | | 先代艦同様に動力機関を搭載しておらず、[[ガンダムタイプ #機動戦士ガンダム00|ガンダム]]の[[GNドライヴ]]から[[GN粒子]]を供給して稼動する。故にガンダムが全機出撃すると稼働時間が限られてしまうが、[[前大戦]](1stシーズン)の反省を踏まえて武装が大幅に強化された。さらに、宇宙専用の輸送艦だった先代艦と異なって、[[宇宙]]だけでなく[[空|大気圏内]]・[[海|水中]]でも運用が可能になった。<ref>ちなみに、プトレマイオス2は[[空|大気圏内]]を航行する時には、艦体上部に[[ジャミング機能|光学迷彩]]を展開する。その理由は、敵の監視衛星に本艦の位置を知られる事を防止するためである。</ref> |
35行目: |
35行目: |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
| :初参戦作品。最速の登場は、第11話中東/クメンルート「アレルヤ奪還作戦」。[[母艦]]としての運用方法は武装追加後の先代艦の[[プトレマイオス]]とほとんど変わらないが、[[EN]]総量が増え[[カスタムボーナス]]を取得すれば更に倍近く底上げされるので、EN残量をほとんど気にする必要が無くなる。さらに、シナリオ後半で特殊能力として[[トランザム]]が使用可能となり、より攻撃的なユニットになる。 | | :初参戦作品。最速の登場は、第11話中東/クメンルート「アレルヤ奪還作戦」。[[母艦]]としての運用方法は武装追加後の先代艦の[[プトレマイオス]]とほとんど変わらないが、[[EN]]総量が増え[[カスタムボーナス]]を取得すれば更に倍近く底上げされるので、EN残量をほとんど気にする必要が無くなる。さらに、シナリオ後半で特殊能力として[[トランザム]]が使用可能となり、より攻撃的なユニットになる。 |
− | :先代艦にあった[[修理装置]]が撤廃された為、正攻法の[[レベル]]上げしか出来なくなってしまったのが惜しまれるものの、先代艦と違って最初からそれなりの武装が装備されているため、撃墜数稼ぎは前作ほど苦労しなくて済む。相変わらず艦長である[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]の[[エースボーナス]]が強力(『[[指揮官]]の効果2倍』)なので、優先的に敵に[[トドメ演出|トドメ]]を刺すなどして撃墜数を稼いでいきたい。 | + | :先代艦にあった[[修理装置]]が撤廃された為、正攻法の[[レベル]]上げしか出来なくなってしまった点が惜しまれるものの、先代艦と異なって最初からそれなりの武装が装備されているため、撃墜数稼ぎは前作ほど苦労しなくて済む。相変わらず艦長である[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]の[[エースボーナス]]が強力(『[[指揮官]]の効果2倍』)なので、優先的に敵に[[トドメ演出|トドメ]]を刺す等して撃墜数を稼いでいきたい。 |
| :なお、原作再現で水中に潜れるが、スメラギの[[地形適応]]が[[海]]Bなので、素のままだと結局海B扱いになってしまう。 | | :なお、原作再現で水中に潜れるが、スメラギの[[地形適応]]が[[海]]Bなので、素のままだと結局海B扱いになってしまう。 |
| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
48行目: |
48行目: |
| ;GNキャノン | | ;GNキャノン |
| :船体上部に設置された主砲。[[プトレマイオス|先代艦]]と同様、[[EN]]切れに注意。 | | :船体上部に設置された主砲。[[プトレマイオス|先代艦]]と同様、[[EN]]切れに注意。 |
− | :なお、[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]では、GNビームキャノンの使用時に、[[フェルト・グレイス|フェルト]]および[[ミレイナ・ヴァスティ|ミレイナ]]のオペレーター二人と艦長である[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]の[[カットイン]]が入る。 | + | :なお、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では、GNビームキャノンの使用時に、[[フェルト・グレイス|フェルト]]および[[ミレイナ・ヴァスティ|ミレイナ]]のオペレーター二人と艦長である[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]の[[カットイン]]が入る。 |
| ;GN魚雷 | | ;GN魚雷 |
| :水中戦用の実弾兵器。SRWでは未実装。 | | :水中戦用の実弾兵器。SRWでは未実装。 |
− | :なお、[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]のCosmic Chronicle第8章「世界の歪み」では、「[[ジャミング機能|通信妨害]]を起こすGN魚雷を使用して敵軍の連携を断ち、敵軍の包囲網を突破する事に成功する」という場面がある。 | + | :なお、『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』のCosmic Chronicle第8章「世界の歪み」では、「[[ジャミング機能|通信妨害]]を起こすGN魚雷を使用して敵軍の連携を断ち、敵軍の包囲網を突破する事に成功する」という場面がある。 |
| ;スモーク弾ランチャー | | ;スモーク弾ランチャー |
| :[[リボーンズガンダム]]に苦戦する[[刹那・F・セイエイ|刹那]]を支援するために使用。これが刹那の[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]に対しての逆転勝利の契機を生むことになる。SRWでは未実装。 | | :[[リボーンズガンダム]]に苦戦する[[刹那・F・セイエイ|刹那]]を支援するために使用。これが刹那の[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]に対しての逆転勝利の契機を生むことになる。SRWでは未実装。 |
59行目: |
59行目: |
| :2000以下の全属性ダメージを無効化。EN10消費。 | | :2000以下の全属性ダメージを無効化。EN10消費。 |
| ;[[トランザム]] | | ;[[トランザム]] |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]では、1シナリオにつき1回限定。使用後2ターンの間トランザム状態となり、装甲、ENを除く機体能力と武器攻撃力がアップし、全ての武器が移動後使用可能となる。 | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では、1シナリオにつき1回限定。使用後2ターンの間トランザム状態となり、装甲およびENを除く機体能力と武器攻撃力がアップし、全ての武器が移動後使用可能となる。 |
− | :[[アニュー・リターナー|アニュー]]がいれば[[加速]]と[[狙撃]]が使えるため、かなり遠くの敵も攻撃できる。しかしながら、その真価は「敵陣奥への味方ユニットの速やかな輸送」である。 | + | :また、[[アニュー・リターナー|アニュー]]がいれば「[[加速]]」と「[[狙撃]]」が使えるため、かなり遠くの敵も攻撃できる。しかしながら、その真価は「敵陣奥への味方ユニットの速やかな輸送」である。 |
| | | |
| === 移動タイプ === | | === 移動タイプ === |
79行目: |
79行目: |
| | | |
| == 対決・名場面 == | | == 対決・名場面 == |
− | [[プトレマイオス|前艦]]と異なり充分な武装が施されているので、戦術予報士のスメラギが立てた作戦に直接参加する場面が多く見られた。 | + | [[プトレマイオス|先代艦]]と異なり充分な武装が施されているので、戦術予報士のスメラギが立てた作戦に直接参加する場面が多く見られた。 |
| ;ジニン小隊迎撃戦 | | ;ジニン小隊迎撃戦 |
| :2nd第2話より。[[刹那・F・セイエイ|刹那]]が[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]と[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]を[[母艦]]プトレマイオス2に向けて連れ出していたちょうどその時、プトレマイオス2は[[アロウズ]]の[[バラック・ジニン]]率いる5機のMS部隊の襲撃を受ける。一方、プトレマイオス2の保有する戦力はセラヴィーガンダムと未だ起動に成功していない新型機ダブルオーガンダムのたった2機だけしかなかった。 | | :2nd第2話より。[[刹那・F・セイエイ|刹那]]が[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]と[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]を[[母艦]]プトレマイオス2に向けて連れ出していたちょうどその時、プトレマイオス2は[[アロウズ]]の[[バラック・ジニン]]率いる5機のMS部隊の襲撃を受ける。一方、プトレマイオス2の保有する戦力はセラヴィーガンダムと未だ起動に成功していない新型機ダブルオーガンダムのたった2機だけしかなかった。 |
86行目: |
86行目: |
| ;[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]奪還作戦 | | ;[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]奪還作戦 |
| :2nd第3話より。[[地球]]に所在する[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]]の反政府勢力収監施設に仲間であるアレルヤが囚われていることを知ったスメラギは彼の救出作戦を立てる。 | | :2nd第3話より。[[地球]]に所在する[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]]の反政府勢力収監施設に仲間であるアレルヤが囚われていることを知ったスメラギは彼の救出作戦を立てる。 |
− | :すなわち、大気圏突入したプトレマイオス2を減速させずにそのまま[[海]]に突っこませて津波を起こし、反政府勢力収監施設の守りを固めている[[ビーム兵器]]の威力を減殺。こうして敵の守りが手薄になったところを突いて、アレルヤを救出するというものである。 | + | :すなわち、「大気圏突入したプトレマイオス2を減速させずにそのまま[[海]]に突っこませて津波を起こし、反政府勢力収監施設の守りを固めている[[ビーム兵器]]の威力を減殺。こうして敵の守りが手薄になったところを突いて、アレルヤを救出する」というものである。 |
| :この大胆な作戦はビーム兵器減殺効果が続く300秒のみというハードなものであったが、刹那ら[[ガンダムマイスター]]は無事にそれを成し遂げるのであった。その結果、アレルヤだけでなく囚われていた[[マリナ・イスマイール|マリナ]]および[[カタロン]]メンバーの救出にも成功した。 | | :この大胆な作戦はビーム兵器減殺効果が続く300秒のみというハードなものであったが、刹那ら[[ガンダムマイスター]]は無事にそれを成し遂げるのであった。その結果、アレルヤだけでなく囚われていた[[マリナ・イスマイール|マリナ]]および[[カタロン]]メンバーの救出にも成功した。 |
− | :なお、[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]では「アレルヤ奪還作戦」が[[コードギアス 反逆のルルーシュR2|『コードギアス』]]の「[[黒の騎士団]]メンバー救出作戦」と統合されている。 | + | :なお、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では「アレルヤ奪還作戦」が[[コードギアス 反逆のルルーシュR2|『コードギアス』]]の「[[黒の騎士団]]メンバー救出作戦」と統合されている。 |
| ;大気圏離脱作戦 | | ;大気圏離脱作戦 |
| :2nd第9話より。地球でのアロウズの包囲網を突破するべく、スメラギはプトレマイオス2に格納されていた[[ケルディムガンダム|ケルディム]]、[[アリオスガンダム|アリオス]]、[[セラヴィーガンダム|セラヴィー]]の3機のガンダムを敵[[モビルアーマー|MA]]トリロバイト(SRW未登場)の爆撃の真上で[[トランザム]]させることを指示。その結果、アロウズの包囲網を振り切り(途中、敵MS[[ガデッサ]]の砲撃によって進路変更をこうむったが)、大気圏の離脱に成功した。 | | :2nd第9話より。地球でのアロウズの包囲網を突破するべく、スメラギはプトレマイオス2に格納されていた[[ケルディムガンダム|ケルディム]]、[[アリオスガンダム|アリオス]]、[[セラヴィーガンダム|セラヴィー]]の3機のガンダムを敵[[モビルアーマー|MA]]トリロバイト(SRW未登場)の爆撃の真上で[[トランザム]]させることを指示。その結果、アロウズの包囲網を振り切り(途中、敵MS[[ガデッサ]]の砲撃によって進路変更をこうむったが)、大気圏の離脱に成功した。 |
103行目: |
103行目: |
| | | |
| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
| + | ;[[プトレマイオス]] |
| + | :先代艦。 |
| ;[[プトレマイオス2改]] | | ;[[プトレマイオス2改]] |
| :改修艦。 | | :改修艦。 |
− | ;[[プトレマイオス]]
| |
− | :先代艦。
| |
| | | |
| == 脚注 == | | == 脚注 == |