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− | == レイ・ザ・バレル(Rey Za Burrel) ==
| + | *外国語表記:[[外国語表記::Rey Za Burrel]] |
| *[[登場作品]]:[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] | | *[[登場作品]]:[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] |
| *[[声優]]:関俊彦、桑島法子(幼少時) | | *[[声優]]:関俊彦、桑島法子(幼少時) |
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| *キャラクターデザイン:平井久司 | | *キャラクターデザイン:平井久司 |
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− | [[ミネルバ]]所属の[[モビルスーツ]]パイロット。[[シン・アスカ|シン]]や[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]とは士官学校の同期で、成績は常に1位と非常に優秀。シンに色々アドバイスを与えたり、戦闘訓練でも行動を共にするなど、シンにとっては戦友である。当初は専用色(エリートパイロットにのみ許された白色。パイロットスーツも同様の色)の[[ブレイズザクファントム (レイ専用)|ザクファントム]]を駆り、ミネルバの護衛に付いていた。その後[[レジェンドガンダム]]が与えられて活躍する。趣味はピアノ。 | + | == 概要 == |
| + | [[ミネルバ]]所属の[[モビルスーツ]]パイロット。 |
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− | その正体は[[ラウ・ル・クルーゼ]]の[[クローン]](二次コピー。クルーゼと同じく、アル・ダ・フラガのクローンであるとする資料もある)で、レイにとっては [[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]は親代わりであり、その野望に身を捧げた。クローンである為にテロメアが短く、寿命が短い。レイは自分の出生を「ただ、できるからという理由だけで創られた」と語っていた。しかし、デュランダルやシンなど「家族」や「友人」に恵まれた事もあり、クルーゼのように「全てに対して復讐」という考えは持っておらず、'''自分のような存在が生まれない世界'''を作りたいと思っていた。ステラをミネルバから逃がそうとしたシンに手を貸したのは、シンから信用を得る為でもあったが、境遇の似ている[[エクステンデッド]]のステラに同情した為である。この事がクローズアップされて、Kにおいてステラを救出している。 | + | [[シン・アスカ]]や[[ルナマリア・ホーク]]とは士官学校の同期で、成績は常に1位と非常に優秀。シンに色々アドバイスを与えたり、戦闘訓練でも行動を共にするなど、シンにとっては戦友である。当初は専用色(エリートパイロットにのみ許された白色。パイロットスーツも同様の色)の[[ブレイズザクファントム (レイ専用)|ザクファントム]]を駆り、ミネルバの護衛に付いていた。その後[[レジェンドガンダム]]が与えられて活躍する。趣味はピアノ。 |
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| + | その正体は[[ラウ・ル・クルーゼ]]の[[クローン]](二次コピー。クルーゼと同じく、アル・ダ・フラガのクローンであるとする資料もある)で、レイにとっては [[ギルバート・デュランダル]]は親代わりであり、その野望に身を捧げた。 |
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| + | クローンである為にテロメアが短く、寿命が短い。レイは自分の出生を「ただ、できるからという理由だけで創られた」と語っていた。しかし、デュランダルやシンなど「家族」や「友人」に恵まれた事もあり、クルーゼのように「全てに対して復讐」という考えは持っておらず、'''自分のような存在が生まれない世界'''を作りたいと思っていた。[[ステラ・ルーシェ]]をミネルバから逃がそうとしたシンに手を貸したのは、シンから信用を得る為でもあったが、境遇の似ている[[エクステンデッド]]のステラに同情した為である。この事がクローズアップされて、Kにおいてステラを救出している。 |
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| また、人種は明確になっておらず「[[ナチュラル]]」か「[[コーディネイター]]」かは不明である。しかし、ナチュラルであるクルーゼのクローンである為、レイもナチュラルである可能性が非常に高い。クルーゼ同様、高い空間認識能力を持ち、ドラグーン・システムを使いこなしていた。ナチュラルでありながらも、スーパーコーディネイターのキラと互角の闘いを繰り広げ、ナチュラルとして極めて高い戦闘能力を持っていたことが判る。しかし、ナチュラルと断定もできず、「クローンとして生み出され、なおかつコーディネイターとしての遺伝子調整を受けた存在」という可能性もあり、故に10歳近く年上のラウよりも、寿命が更に短いと捉える事もできる(そもそも、クルーゼのクローンとすると、元々テロメアが少ないクルーゼからさらに約10年分差し引かれている可能性もある)。 | | また、人種は明確になっておらず「[[ナチュラル]]」か「[[コーディネイター]]」かは不明である。しかし、ナチュラルであるクルーゼのクローンである為、レイもナチュラルである可能性が非常に高い。クルーゼ同様、高い空間認識能力を持ち、ドラグーン・システムを使いこなしていた。ナチュラルでありながらも、スーパーコーディネイターのキラと互角の闘いを繰り広げ、ナチュラルとして極めて高い戦闘能力を持っていたことが判る。しかし、ナチュラルと断定もできず、「クローンとして生み出され、なおかつコーディネイターとしての遺伝子調整を受けた存在」という可能性もあり、故に10歳近く年上のラウよりも、寿命が更に短いと捉える事もできる(そもそも、クルーゼのクローンとすると、元々テロメアが少ないクルーゼからさらに約10年分差し引かれている可能性もある)。 |
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− | [[レクイエム]]攻防戦で[[キラ・ヤマト]]と対峙し、自ら'''クルーゼ'''としてキラと戦うが、キラから自分はクルーゼでなく、「一人の人間」であると教えられた。その言葉に動揺し動きが止まった所を、ストライクフリーダムの一斉射撃にてレジェンドを破壊される。その後、デュランダルとキラとの戦いで、自分が大事なものが何かを悟り、思わずデュランダルを撃ってしまう。彼はデュランダルに謝りながら泣き崩れるが、[[タリア・グラディス|タリア]]に呼びかけられ、自分を抱きしめてくれた彼女を「お母さん」と呼びながら、タリアやデュランダルと共に崩壊する[[メサイア]]の爆炎の中に消えていった。 | + | [[レクイエム]]攻防戦で[[キラ・ヤマト]]と対峙し、自ら'''クルーゼ'''としてキラと戦うが、キラから自分はクルーゼでなく、「一人の人間」であると教えられた。その言葉に動揺し動きが止まった所を、ストライクフリーダムの一斉射撃にてレジェンドを破壊される。その後、デュランダルとキラとの戦いで、自分が大事なものが何かを悟り、思わずデュランダルを撃ってしまう。彼はデュランダルに謝りながら泣き崩れるが、[[タリア・グラディス]]に呼びかけられ、自分を抱きしめてくれた彼女を「お母さん」と呼びながら、タリアやデュランダルと共に崩壊する[[メサイア]]の爆炎の中に消えていった。 |
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| このレイの一連の行動が唐突である為、当時は多くの視聴者が仰天した。無論、彼がクルーゼではないと自覚してから、デュランダルの暴走を止めるに至るまでの経緯を想像するのは特に難しくはないのだが、それは見る側が最初から最大限の好意的な解釈をして初めて成り立つ補完である。この辺りの彼の行動については、角川スニーカーの小説版で描写されている。レイがクローンであると明言されたのも物語終盤であり、シンと同じく、出番と描写の少なさが行動に説得力を与えられなかった不遇のキャラクターと言えるだろう。その為、参戦する場合はこの点について[[スパロボ補正]]を受ける事が多い。 | | このレイの一連の行動が唐突である為、当時は多くの視聴者が仰天した。無論、彼がクルーゼではないと自覚してから、デュランダルの暴走を止めるに至るまでの経緯を想像するのは特に難しくはないのだが、それは見る側が最初から最大限の好意的な解釈をして初めて成り立つ補完である。この辺りの彼の行動については、角川スニーカーの小説版で描写されている。レイがクローンであると明言されたのも物語終盤であり、シンと同じく、出番と描写の少なさが行動に説得力を与えられなかった不遇のキャラクターと言えるだろう。その為、参戦する場合はこの点について[[スパロボ補正]]を受ける事が多い。 |