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| === OGシリーズ === | | === OGシリーズ === |
| 設定がやや変更されている。 | | 設定がやや変更されている。 |
− | 本作でのラースエイレムはフューリーの機体のうち、ラフトクランズと開発中の[[ズィー=ガディン]]、玉座機[[グランティード]]とその半身である神竜バシレウスにのみ搭載されているが、グランティードのものはエ=セルダが持ち出した際のゴタゴタで完全に壊れている。
| + | 本作でのラースエイレムはフューリーの機体のうち、ラフトクランズと[[クストウェル・ブラキウム]]、開発中の[[ズィー=ガディン]]、玉座機[[グランティード]]とその半身である神竜バシレウスにのみ搭載されているが、グランティードのものはエ=セルダが持ち出した際のゴタゴタで完全に壊れている。 |
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| 半球状のステイシス・フィールドを展開するのは同じだが、今作ではキャンセラーがなく、フューリー製の機体であってもラースエイレムを持たない機体は影響を受ける。 | | 半球状のステイシス・フィールドを展開するのは同じだが、今作ではキャンセラーがなく、フューリー製の機体であってもラースエイレムを持たない機体は影響を受ける。 |
− | また、効果も時間停止ではなく、システムを持たない機体の時粒子を極限まで低速に落とすものであり、しかもステイシス・フィールドは長時間維持できない。さらに使用した機体のエネルギーも大幅に減少する上、その中で行動すれば負荷による物理的なダメージも発生するなど、『J』のように「使えば勝てる」という単純なものではない。
| + | また、効果も時間停止ではなく、システムを持たない機体の時粒子を極限まで低速に落とすものであり、しかもステイシス・フィールドは長時間維持できない。さらに使用した機体のエネルギーも大幅に減少する上、その中で行動すれば負荷による物理的なダメージも発生する。 |
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| さらに、本作ではラースエイレムは正々堂々を重んじる騎士の戦いにはふさわしくない、一方的に相手を殴るだけの卑劣な装備であるとして、本来は皇帝、現在は最高権力者である皇女シャナ=ミアの許可なくしては使用することを許されない。 | | さらに、本作ではラースエイレムは正々堂々を重んじる騎士の戦いにはふさわしくない、一方的に相手を殴るだけの卑劣な装備であるとして、本来は皇帝、現在は最高権力者である皇女シャナ=ミアの許可なくしては使用することを許されない。 |
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| そして一番の変更点は、『J』と異なり無制限には使用できないということである。本作のラースエイレムを使用するには、フューリーの母星でしか産出されないレアメタル「エイテルム」をコアとする必要があるのだが、エイテルムはラースエイレムの使用回数が限界を超えると砕けてなくなってしまう。しかも、外からではあと何回ラースエイレムが使えるのか全くわからないため、使ってみなければ限界かどうかわからないという欠点がある。 | | そして一番の変更点は、『J』と異なり無制限には使用できないということである。本作のラースエイレムを使用するには、フューリーの母星でしか産出されないレアメタル「エイテルム」をコアとする必要があるのだが、エイテルムはラースエイレムの使用回数が限界を超えると砕けてなくなってしまう。しかも、外からではあと何回ラースエイレムが使えるのか全くわからないため、使ってみなければ限界かどうかわからないという欠点がある。 |
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| + | 『J』と比べれば使用に大幅な制限や制約が付き、効力も落ちた為「使えば勝てる」という単純なものではなくなったとはいえ、依然として脅威の兵器である事には変わりなく、対抗するには同じラースエイレム搭載機か、時流エンジン搭載機が必要不可欠となっている。 |
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| == 登場作品 == | | == 登場作品 == |
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| *その反則っぷりと類似性から、「'''ザ・ワールド'''」(漫画『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する時間停止能力)と呼ぶファンもいる。 | | *その反則っぷりと類似性から、「'''ザ・ワールド'''」(漫画『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する時間停止能力)と呼ぶファンもいる。 |
| *限定空間内の事象を制御するという点では、[[クロスゲート・パラダイム・システム]]に近いものがある(CPSは完全にコントロールするものだが)。 | | *限定空間内の事象を制御するという点では、[[クロスゲート・パラダイム・システム]]に近いものがある(CPSは完全にコントロールするものだが)。 |
− | *時の流れからエネルギーを得る[[時流エンジン]]はラースエイレムの影響を受けるとどうなるのか、とファンの間で取り沙汰される事がある。 | + | *時の流れからエネルギーを得る[[時流エンジン]]はラースエイレムの影響を受けるとどうなるのか、とファンの間で取り沙汰される事があり、ムーン・デュエラーズでこれが実現する事となった。 |
| *元ネタはSF作家ラリイ・ニーヴンの「リングワールド」シリーズに登場するテクノロジー「スレイヴァー式<ruby><rb>停滞</rb><rt>ステイシス</rt></ruby>フィールド」であろう。作中では発動すれば内部のものを完全に保護でき、仮に反物質と遭遇しても対消滅すら無視できるという特性を持つ。絶対に壊れないという性質を利用して究極の安全装置として使用されたり、極細のワイヤーをフィールドで包むことで絶大な切れ味を持たせたクジン人の<ruby><rb>自在剣</rb><rt>ヴァリアブル・ソード</rt></ruby>などが登場している。 | | *元ネタはSF作家ラリイ・ニーヴンの「リングワールド」シリーズに登場するテクノロジー「スレイヴァー式<ruby><rb>停滞</rb><rt>ステイシス</rt></ruby>フィールド」であろう。作中では発動すれば内部のものを完全に保護でき、仮に反物質と遭遇しても対消滅すら無視できるという特性を持つ。絶対に壊れないという性質を利用して究極の安全装置として使用されたり、極細のワイヤーをフィールドで包むことで絶大な切れ味を持たせたクジン人の<ruby><rb>自在剣</rb><rt>ヴァリアブル・ソード</rt></ruby>などが登場している。 |
| *敵側がこのような装備を持っているがために主人公機がいない状況でフューリーと遭遇する事自体が負け同然であるJだが、'''部隊分けによるルート分岐が6回ある'''(フューリー本格登場後は5回)。もちろん部隊を分けなければならない状況ではあったのだが…。なお、ルート分割中に'''どちらのルートでもフューリーが登場する'''というパターンが1回だけ存在する。 | | *敵側がこのような装備を持っているがために主人公機がいない状況でフューリーと遭遇する事自体が負け同然であるJだが、'''部隊分けによるルート分岐が6回ある'''(フューリー本格登場後は5回)。もちろん部隊を分けなければならない状況ではあったのだが…。なお、ルート分割中に'''どちらのルートでもフューリーが登場する'''というパターンが1回だけ存在する。 |