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| 応龍がモデルとあるが、どちらかといえば青龍や四神の長である黄龍に姿は近い(黄龍は麒麟と同一もしくは置き換えられる場合もある)。青龍に相当する[[龍王機]]の実際のモチーフが応龍であることを考えると興味深い。 | | 応龍がモデルとあるが、どちらかといえば青龍や四神の長である黄龍に姿は近い(黄龍は麒麟と同一もしくは置き換えられる場合もある)。青龍に相当する[[龍王機]]の実際のモチーフが応龍であることを考えると興味深い。 |
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− | 龍虎王伝奇復刊の寺田Pあとがきで『応龍皇』という真の名が明かされ、OGシリーズでは晴れてこの名を名乗っている。
| + | 龍虎王伝奇復刊の寺田Pあとがきで『応龍皇』という真の名が明かされ、OGシリーズでは晴れてこの名を名乗っている。 |
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| 第2次OGでは『応龍皇』と名を改めて登場、一部武装も名称が「龍王」から「応龍」に置き換わっている。第3次αとは比べ物にならないほどの力を発揮していたが、相変わらず竜玉は失われたままだった。あるいは光龍はまだ本気を出していないため出さなかったのか……。 | | 第2次OGでは『応龍皇』と名を改めて登場、一部武装も名称が「龍王」から「応龍」に置き換わっている。第3次αとは比べ物にならないほどの力を発揮していたが、相変わらず竜玉は失われたままだった。あるいは光龍はまだ本気を出していないため出さなかったのか……。 |
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| :応龍の口から雷を放出する[[マップ兵器]]。漫画版では真・龍王機の全身に備えられた膨大な数の龍鱗機が一斉に発進し襲いかかる技。能力ダウンの効果があるため、食らってしまうと一方的に叩かれることになる。バサラの歌のフォロー必須。第2次OGではMAP兵器版が四機の龍鱗機と共に雷を発射する演出に変更されている他、無数の龍鱗機を射出する通常武装版も追加された。 | | :応龍の口から雷を放出する[[マップ兵器]]。漫画版では真・龍王機の全身に備えられた膨大な数の龍鱗機が一斉に発進し襲いかかる技。能力ダウンの効果があるため、食らってしまうと一方的に叩かれることになる。バサラの歌のフォロー必須。第2次OGではMAP兵器版が四機の龍鱗機と共に雷を発射する演出に変更されている他、無数の龍鱗機を射出する通常武装版も追加された。 |
| ;龍鱗機 | | ;龍鱗機 |
− | :龍麟機で相手を囲み、雷で拘束しながらダメージを与える。能力ダウンの[[特殊効果]]あり。真・龍王機の鱗全てがこれであり、しかも一つ一つの大きさは龍虎王をも上回る。龍王逆襲では「龍鱗王」なる強化版が登場。第2次OGでは上述の乱舞陣に置き換えられている。 | + | :龍麟機で相手を囲み、雷で拘束しながらダメージを与える。能力ダウンの[[特殊効果]]あり。真・龍王機の鱗全てがこれであり、しかも一つ一つの大きさは龍虎王をも上回る。龍王逆襲では「龍鱗王」なる強化版が登場。第2次OGでは上述の乱舞陣に置き換えられている。 |
| ;龍王豪雷槍 | | ;龍王豪雷槍 |
| :天より応龍の口から雷を落とし、ダメージを与える。[[全体攻撃]]。最大出力は大陸すらも一撃で砕くという。 | | :天より応龍の口から雷を落とし、ダメージを与える。[[全体攻撃]]。最大出力は大陸すらも一撃で砕くという。 |
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| === 真・龍王機改(『スーパーロボット大戦嵐-龍王逆襲-』) === | | === 真・龍王機改(『スーパーロボット大戦嵐-龍王逆襲-』) === |
− | 上記の通り、第3次αにおいて敗北を喫し消滅したところまでが描かれた真・龍王機であるが、前述の通りこの時点では「'''竜玉'''」の力が失われた状態であり、真・龍王機は本来の力を発揮してはいなかった。この点を踏まえたIFが『'''スーパーロボット大戦嵐―龍王逆襲―'''』である*1。 | + | 上記の通り、第3次αにおいて敗北を喫し消滅したところまでが描かれた真・龍王機であるが、前述の通りこの時点では「'''竜玉'''」の力が失われた状態であり、真・龍王機は本来の力を発揮してはいなかった。この点を踏まえたIFが『'''スーパーロボット大戦嵐―龍王逆襲―'''』である<ref>同作は同人誌という媒体であるためスパロボの公式な設定とはなっていない(作品の前書きでもその旨が書かれている)が、超機人の原作者の一人であり真・龍王機のメカニックデザイナーでもある富士原昌幸氏の筆によるものである。このため、氏が本来構想していた物語の全容を推測する上で興味深い内容と言え、ファンの注目度も高い。</ref>。 |
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| 同作では真・龍王機は、ケイサル・エフェスとαナンバーズの最終決戦を生き延びていた(イデオンガンの直撃を受けたが、なんとか念動フィールドで生き残り、後は次元ステルスで傍観していた)。「竜玉」とはイデに匹敵する[[無限力]]を有した超大型五行器(普段の動力源は「補助五行器」に過ぎない)のことで、厳密には失われていたのは竜玉自体ではなくそれを起動するためのエネルギーだった。それを最終決戦で激突する両者のエネルギーで代用することにより竜玉の力を取り戻し'''真・龍王機改'''として覚醒。ケイサル・エフェスの負の[[無限力]]も使ったために無限力に属する竜玉が曇ってまだ完全な力は出せない状態だったが、αナンバーズの前に立ち塞がって龍虎王の四神合体時に放出される気を操ってαナンバーズの闘志を竜玉に吸収、陽の気で負の[[無限力]]による竜玉の曇りを祓って力を完全に取り戻し、進化を遂げる。「'''応龍王'''」と名を改めてαナンバーズとの真の最終決戦に臨んだ。(戦闘の顛末については[[孫光龍]]の記事を参照)。 | | 同作では真・龍王機は、ケイサル・エフェスとαナンバーズの最終決戦を生き延びていた(イデオンガンの直撃を受けたが、なんとか念動フィールドで生き残り、後は次元ステルスで傍観していた)。「竜玉」とはイデに匹敵する[[無限力]]を有した超大型五行器(普段の動力源は「補助五行器」に過ぎない)のことで、厳密には失われていたのは竜玉自体ではなくそれを起動するためのエネルギーだった。それを最終決戦で激突する両者のエネルギーで代用することにより竜玉の力を取り戻し'''真・龍王機改'''として覚醒。ケイサル・エフェスの負の[[無限力]]も使ったために無限力に属する竜玉が曇ってまだ完全な力は出せない状態だったが、αナンバーズの前に立ち塞がって龍虎王の四神合体時に放出される気を操ってαナンバーズの闘志を竜玉に吸収、陽の気で負の[[無限力]]による竜玉の曇りを祓って力を完全に取り戻し、進化を遂げる。「'''応龍王'''」と名を改めてαナンバーズとの真の最終決戦に臨んだ。(戦闘の顛末については[[孫光龍]]の記事を参照)。 |
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| 本作における力の描写には、無限力の設定に超機人がより密接に関連するはずであった痕跡が見られる。冒頭で光龍が、超機人軍がガンエデンの軍門に下ったのは真・龍王機が龍玉を奪われてその実力を発揮できなくなっていた為と説明している点を鑑みるに、少なくともこの作品では、本来は真・龍王機こそが四霊も含めた全ての超機人の長であり王であったと推測される。また、「四霊」の超機人は同機の他に後3体存在しており、その全てに本作で描かれたような巨大な力が宿っているのだとすれば、その脅威は計り知れない。これらの設定がOGシリーズで描かれている超機人の物語へ還元される可能性も含めて、興味深い内容である。 | | 本作における力の描写には、無限力の設定に超機人がより密接に関連するはずであった痕跡が見られる。冒頭で光龍が、超機人軍がガンエデンの軍門に下ったのは真・龍王機が龍玉を奪われてその実力を発揮できなくなっていた為と説明している点を鑑みるに、少なくともこの作品では、本来は真・龍王機こそが四霊も含めた全ての超機人の長であり王であったと推測される。また、「四霊」の超機人は同機の他に後3体存在しており、その全てに本作で描かれたような巨大な力が宿っているのだとすれば、その脅威は計り知れない。これらの設定がOGシリーズで描かれている超機人の物語へ還元される可能性も含めて、興味深い内容である。 |
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− | *1:同作は同人誌という媒体であるためスパロボの公式な設定とはなっていない(作品の前書きでもその旨が書かれている)が、超機人の原作者の一人であり真・龍王機のメカニックデザイナーでもある富士原昌幸氏の筆によるものである。このため、氏が本来構想していた物語の全容を推測する上で興味深い内容と言え、ファンの注目度も高い。
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| == メモ == | | == メモ == |
| *第2次OG登場時でのヤンロンとの会話や、曲名、応龍豪雷槍での戦闘台詞の際に、応龍は四龍の長であることが強調されている。ヤンロンの説明で、応龍より上位とされる龍である神精たる黄龍や、応龍が統べる青龍、赤龍、白龍、黒龍の四龍について語られているが、これらに対応する超機人が居るかどうかは不明(黄龍が居ると四霊が最上位という設定との衝突回避が必要になる他、青龍に関しては既に龍王機がいる)。ちなみに、黄龍の伝承の中には年経た応龍が変化したものであるという物もある。 | | *第2次OG登場時でのヤンロンとの会話や、曲名、応龍豪雷槍での戦闘台詞の際に、応龍は四龍の長であることが強調されている。ヤンロンの説明で、応龍より上位とされる龍である神精たる黄龍や、応龍が統べる青龍、赤龍、白龍、黒龍の四龍について語られているが、これらに対応する超機人が居るかどうかは不明(黄龍が居ると四霊が最上位という設定との衝突回避が必要になる他、青龍に関しては既に龍王機がいる)。ちなみに、黄龍の伝承の中には年経た応龍が変化したものであるという物もある。 |
| *『皇帝』には複数の王を統べる意味があり、真名『応龍皇』は複数の王=超機人たちを統べる立場ということで合致する。 | | *『皇帝』には複数の王を統べる意味があり、真名『応龍皇』は複数の王=超機人たちを統べる立場ということで合致する。 |
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| + | == 脚注 == |
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