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539 バイト追加 、 2012年11月20日 (火) 21:21
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=== 人物 ===
 
=== 人物 ===
性格はニヒルでクールな二枚目を気取っているが、それが長続きしない二枚目半、あるいは三枚目といった感じ。掴みどころのない言動や飄々とした態度からか周囲には「ヘラヘラしたいい加減な奴」と認識されることも多いが、その境遇故か年齢の割に老成した精神を持っている。また「女嫌い」を公言している(これはファイアバグの隊長、[[マリリン・キャット|マリリン]]が原因である事が再世篇で明かされた)。尤も、前作に登場した「[[レーベン・ゲネラール|女嫌い]]」とは異なり、極端な「女性蔑視」や「女性差別」はしない。また、女性に対しても男性と同様にごく普通に接するため、言うほど「女嫌い」というイメージも強くは無い。言うなれば「自分から進んで女性に接するようなことはしない」といった感じ。
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性格はニヒルでクールな二枚目を気取っているが、それが長続きしない二枚目半、あるいは三枚目といった感じ。掴みどころのない言動や飄々とした態度からか周囲には「ヘラヘラしたいい加減な奴」と認識されることも多いが、その境遇故か年齢の割に老成した精神を持っている。
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彼は事あるごとに「女嫌い」を公言している(これはファイアバグの隊長、[[マリリン・キャット|マリリン]]が原因である事が再世篇で明かされた)。尤も、前作に登場した「[[レーベン・ゲネラール|女嫌い]]」とは異なり、極端な「女性蔑視」や「女性差別」はしない。また、女性に対しても男性と同様にごく普通に接するため、彼が言うほど「女嫌い」というイメージも強くは無い。言うなれば「自分から進んで女性に接するようなことはしない」といった感じ。<br/>しかし、第2次Z全編を通じて3人の女性に想いを寄せられ、再世篇での黒の騎士団ルートEDで「女嫌いを卒業する」という選択を選ぶと3人のうちのどちらかを選択される羽目になる(そういう意味では[[紫雲統夜]]と同じく3人のヒロインとフラグを立ててしまった「ハーレム主人公」と言えなくもない。…「女嫌い」と公言した彼がそうなってしまったのは皮肉と言うべきか)。
    
亡き父の事業失敗により借金を抱えており、事あるごとに金がらみの発言をし、倹約のために食事を水だけで済ますなど、「ケチ」「守銭奴」そのものな言動も目立つが、金銭の要求も仕事の対価としてのみであったり、請求された費用を律儀に払うなど、金銭の授受に関しては愚直なまでに誠実である。<br />そもそも彼の負う借金は、過失や確認怠慢によるとはいえギャンブルなどの身から出た錆ではない(相続した借金もあえて放棄せず、強化費用や戦闘行為による損害などは組織で賄ってもいいレベルですらある)。<br />破界篇後、借金を返してサラリーマン生活をしていた時は、以前の借りを返す意味で自身のおごりでかつてのメンバーと飲みに行ったりしていた。そのことを聞いたほかのメンバーから、即刻で嘘もしくは偽物だと疑われたのは言うまでもない(それでも回転寿司だったり、食べ放題の焼肉だったりする辺り、やはり中途半端なセコさは健在の様子)。
 
亡き父の事業失敗により借金を抱えており、事あるごとに金がらみの発言をし、倹約のために食事を水だけで済ますなど、「ケチ」「守銭奴」そのものな言動も目立つが、金銭の要求も仕事の対価としてのみであったり、請求された費用を律儀に払うなど、金銭の授受に関しては愚直なまでに誠実である。<br />そもそも彼の負う借金は、過失や確認怠慢によるとはいえギャンブルなどの身から出た錆ではない(相続した借金もあえて放棄せず、強化費用や戦闘行為による損害などは組織で賄ってもいいレベルですらある)。<br />破界篇後、借金を返してサラリーマン生活をしていた時は、以前の借りを返す意味で自身のおごりでかつてのメンバーと飲みに行ったりしていた。そのことを聞いたほかのメンバーから、即刻で嘘もしくは偽物だと疑われたのは言うまでもない(それでも回転寿司だったり、食べ放題の焼肉だったりする辺り、やはり中途半端なセコさは健在の様子)。
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義理堅く人情にあつい面も持ちあわせている。要所要所で調子に乗ってみたり熱い一面を見せたりする他、仲間と認めた相手には、たとえ相手が小学生であろうと「子供扱いは無しだ」と言ってお互い対等に接することを良しとし、心が折れてしまい自らの殻に閉じ篭るような者に対しては、自力で立ち直る事を願い敢えて突き放す厳格な面も持ち合わせているなど、節々で仲間を大切にする言動を見せている。金への執着をさて置けば基本的に良識的で親しみやすい人物。戦闘中に「ヘイルメリー」「グリーンライト」などアメフト用語が出てくる。本気で怒った場合は、図に乗ってはしゃぐ[[アイム・ライアード|アイム]]を言葉少なに黙らせるなど、静かに激しく怒るタイプのようだ。当初こそは人気は芳しくなかった方であるが、スパロボ史上類を見ない第一声(後述)から始まり、ドのつく守銭奴っぷりや節々に見せる好漢ぶりからファンは非常に多い。
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義理堅く人情にあつい面も持ちあわせている。要所要所で調子に乗ってみたり熱い一面を見せたりする他、仲間と認めた相手には、たとえ相手が小学生であろうと「子供扱いは無しだ」と言ってお互い対等に接することを良しとし、心が折れてしまい自らの殻に閉じ篭るような者に対しては、自力で立ち直る事を願い敢えて突き放す厳格な面も持ち合わせているなど、節々で仲間を大切にする言動を見せている。金への執着をさて置けば基本的に良識的で親しみやすい人物。戦闘中に「ヘイルメリー」「グリーンライト」などアメフト用語が出てくる。本気で怒った場合は、図に乗ってはしゃぐ[[アイム・ライアード|アイム]]を言葉少なに黙らせるなど、静かに激しく怒るタイプのようだ。
    
作中でビール片手に模擬戦を観戦していたりするため、アルコールを嗜む(=飲酒する)模様。<br />ただ、普段は金が無いため「第5のビールで我慢している」と言っている(この「第5のビール」が何を指すのか不明だが、昔の言葉で「水」の事を「鉄管ビール」という表現があったので、水の可能性がある)。
 
作中でビール片手に模擬戦を観戦していたりするため、アルコールを嗜む(=飲酒する)模様。<br />ただ、普段は金が無いため「第5のビールで我慢している」と言っている(この「第5のビール」が何を指すのか不明だが、昔の言葉で「水」の事を「鉄管ビール」という表現があったので、水の可能性がある)。
 
再生篇においてランドが合流した際、連日彼と酒を酌み交わし、二日酔いに悩まされていたことから、ランドほどは酒に強くないことが窺える。また、このときクロウはランドからスフィアの情報を得るために飲み代を奢っており(結局大した情報は得られなかったが)、守銭奴である彼も必要に応じた投資は惜しみなく行うことが分かる。
 
再生篇においてランドが合流した際、連日彼と酒を酌み交わし、二日酔いに悩まされていたことから、ランドほどは酒に強くないことが窺える。また、このときクロウはランドからスフィアの情報を得るために飲み代を奢っており(結局大した情報は得られなかったが)、守銭奴である彼も必要に応じた投資は惜しみなく行うことが分かる。
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当初こそは人気は芳しくなかった方であるが、スパロボ史上類を見ない第一声(後述)から始まり、ドのつく守銭奴っぷりや節々に見せる好漢ぶりからファンは非常に多い。
    
ちなみに、破界篇での対ライノダモンMD、対シュバル、再世篇での対ランドと'''イベント戦闘で3度も撃墜された'''稀有な主人公でもある(単に撃墜されただけならば[[ラウル・グレーデン]]や[[トウマ・カノウ]]、Zの主人公二人もいる)。
 
ちなみに、破界篇での対ライノダモンMD、対シュバル、再世篇での対ランドと'''イベント戦闘で3度も撃墜された'''稀有な主人公でもある(単に撃墜されただけならば[[ラウル・グレーデン]]や[[トウマ・カノウ]]、Zの主人公二人もいる)。