差分

編集の要約なし
25行目: 25行目:  
その後は、かつての手駒にして背信者となった[[シュウ・シラカワ]]と水面下で激しい鍔迫り合いを演じていたが……。
 
その後は、かつての手駒にして背信者となった[[シュウ・シラカワ]]と水面下で激しい鍔迫り合いを演じていたが……。
   −
下半身はおそらくバビロニア神話の「上半身は人間で腰部もしくは下半身がサソリの怪物」であるギルタブリル(ギルタブルル)がデザインのモチーフと思われる。また上半身がドクロなのもギルタブリルの上半身は死神のような姿であるとされる説を採り入れたものとも推測できる。生命体に明確な敵意を持っており、その呪詛は生けるもの全てを汚染し壊死させる力で満ちている。ヴォルクルスを崇める神殿には石材から金属体のひとつひとつにまでその呪詛が篭っており、崩落に巻き込まれた場合、万一魔装機に搭乗していたとしても助からないとされる(魔装機に宿る精霊、コクピットに座る操者、その全てに必殺の汚染が浸透するため)。
+
下半身はおそらくバビロニア神話の「上半身は人間で腰部もしくは下半身がサソリの怪物」であるギルタブリル(ギルタブルル)がデザインのモチーフと思われる。また上半身がドクロなのもギルタブリルの上半身は死神のような姿であるとされる説を採り入れたものとも推測できる。生命体に明確な敵意を持っており、その呪詛は生けるもの全てを汚染し壊死させる力で満ちている。ヴォルクルスを崇める神殿には石材から金属体のひとつひとつにまでその呪詛が篭っており、崩落に巻き込まれた場合、万一魔装機に搭乗していたとしても助からないとされる(魔装機に宿る精霊、コクピットに座る操者、その全てに必殺の汚染が浸透するため)。
    
このように物体に対して非常に強い干渉能力を持っており、人間の精神を暗示で支配することを皮切りに、機械の分子構造を自由自在に操り人間のDNAにも干渉する魔力を備え、果ては死の淵に瀕した人間を留めた事まである。正式な契約を交わした者には特に強い暗示を送り込んでいて、その洗礼を授かった者達はヴォルクルスとその眷属に逆らうことを赦されない。背信行為にはほぼ死で報いており、「羈絏」を授かりながら神殿を破壊した者は、いかなる事情があれど(怨敵壊滅が目的であっても)激痛に苛まれながら死に至るという。なお、契約には強弱があり、全ての信徒に「羈絏」を授けているわけでもない。信者にしても、現世利益(死者蘇生、または恋愛など)を追求して入信する者が混じっているため、背信行為を行った者全てが死に直結するわけではない(現に「地上人召喚事件」時、神官サフィーネと助祭ガエンは分身に攻撃を加えても無事であった)。
 
このように物体に対して非常に強い干渉能力を持っており、人間の精神を暗示で支配することを皮切りに、機械の分子構造を自由自在に操り人間のDNAにも干渉する魔力を備え、果ては死の淵に瀕した人間を留めた事まである。正式な契約を交わした者には特に強い暗示を送り込んでいて、その洗礼を授かった者達はヴォルクルスとその眷属に逆らうことを赦されない。背信行為にはほぼ死で報いており、「羈絏」を授かりながら神殿を破壊した者は、いかなる事情があれど(怨敵壊滅が目的であっても)激痛に苛まれながら死に至るという。なお、契約には強弱があり、全ての信徒に「羈絏」を授けているわけでもない。信者にしても、現世利益(死者蘇生、または恋愛など)を追求して入信する者が混じっているため、背信行為を行った者全てが死に直結するわけではない(現に「地上人召喚事件」時、神官サフィーネと助祭ガエンは分身に攻撃を加えても無事であった)。
118行目: 118行目:  
;[[空]]・[[陸]]
 
;[[空]]・[[陸]]
 
:[[飛行]]可能。
 
:[[飛行]]可能。
 +
 
==== 分身陸上形態・合体形態 ====
 
==== 分身陸上形態・合体形態 ====
 
;[[陸]]
 
;[[陸]]
211行目: 212行目:  
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[ネオ・グランゾン]]
 
;[[ネオ・グランゾン]]
:肩にある「ヴォルクルスの羈絏(きせつ)」を通じて束縛していたアーマードモジュール。羈絏とは手綱のこと。
+
:肩にある「ヴォルクルスの羈絏(きせつ)」を通じて束縛していたアーマードモジュール。羈絏とは手綱のこと。
 
;[[真ナグツァート]]
 
;[[真ナグツァート]]
 
:ヴォルクルス細胞と融合して蘇った咒霊機の成れの果て。しかし、その力は魔装機神とネオ・グランゾンを脅かすほど高い。
 
:ヴォルクルス細胞と融合して蘇った咒霊機の成れの果て。しかし、その力は魔装機神とネオ・グランゾンを脅かすほど高い。
15,947

回編集