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| **[[機動武闘伝Gガンダム]] | | **[[機動武闘伝Gガンダム]] |
| *分類:第14回GF用[[モビルファイター]] | | *分類:第14回GF用[[モビルファイター]] |
− | *全高:16.2m | + | *[[全長一覧|全高]]:16.2m |
| *重量:7t | | *重量:7t |
| *装甲材質:[[ガンダリウム合金]]スーパーセラミック複合材レアメタル・ハイブリッド多層材 | | *装甲材質:[[ガンダリウム合金]]スーパーセラミック複合材レアメタル・ハイブリッド多層材 |
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| *メカニックデザイン:カトキハジメ | | *メカニックデザイン:カトキハジメ |
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− | [[アレンビー・ビアズリー]]が駆る、ネオスウェーデン代表のガンダム。 | + | [[アレンビー・ビアズリー]]が駆るネオスウェーデン代表のガンダム。 |
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− | [[MF]]([[モビルファイター]])として考えるならともかく、一般的な「ガンダム」という括りで考えると奇異な、セーラー服を着た女性型デザインに製作されている。名前の由来はスウェーデン出身者の科学者「アルフレッド・ノーベル」にちなむ。 | + | [[MF]]([[モビルファイター]])として考えるならともかく、一般的な「ガンダム」という括りで考えると奇異な、'''セーラー服を着た女性型デザイン'''に製作されている。機体名は、スウェーデン出身者の[[科学者・技術者|科学者]]アルフレッド・ノーベル(1833~1896)に由来している。 |
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− | 細身のシルエットから連想される通り、機動性と柔軟性を重視した設計思想に基づき装甲強度を落とし極限までシェイプアップした結果、軽量化を実現している。ただし、他MFと比較してもさほど本体重量自体は変わらない為、柔軟性を追求した内部フレームが重量の大半を占めているものと推察される。この軽量化は凄まじいもので、髪の毛を模した頭部アーマー等は風になびいてしまう程である。武装としては、ビームリボンやビームフラフープといった、新体操を髣髴とさせるものを装備し、女性ファイターならではの戦法で相手MFを翻弄する。そして当機最大の特長は、機体内部に搭載されたバーサーカーシステムにある。これは外部からパイロットを強制的にコントロールし、機体性能を一時的に引き上げるシステムであり、起動すると後頭部に装備された放熱フィンが展開し、機体がピンクに光り輝く。この間、アレンビーの意識は外部からコントロールされる為、文字通り「狂戦士」と化す。
| + | 細身のシルエットから連想される通り、機動性と柔軟性を重視した設計思想に基づき装甲強度を落とし極限までシェイプアップした結果、軽量化を実現している。ただし、他MFと比較してもさほど本体重量自体は変わらない為、柔軟性を追求した内部フレームが重量の大半を占めているものと推察される。この軽量化は凄まじいもので、髪の毛を模した頭部アーマー等は風になびいてしまう程である。 |
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| + | 武装としては、ビームリボンやビームフラフープといった、新体操を髣髴とさせる[[ビーム兵器]]を装備しており、女性ファイターならではの戦法で相手MFを翻弄する。そして、当機最大の特長は、機体内部に搭載された「バーサーカーシステム」にある。これは外部からパイロットを強制的にコントロールし、機体性能を一時的に引き上げるシステムであり、起動すると後頭部に装備された放熱フィンが展開し、機体がピンク色に光り輝く。この間、アレンビーの意識は外部からコントロールされる為、文字通り「狂戦士」と化す。 |
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| 決勝大会終盤でアレンビー共々[[DG細胞]]を移植され、本機は[[ウォルターガンダム]]へと変貌を遂げ、[[レイン・ミカムラ|レイン]]の駆る[[ライジングガンダム]]と交戦する。その結果、この1号機は破壊されてしまうものの、対デビルコロニー戦において2号機がガンダム連合の先鋒を務め、[[マンダラガンダム]]と共に活躍した。この戦闘で使用された2号機は、一部のムック本で「'''ノーベルガンダムMk-II'''」と呼称されているが、外観や性能は全く同じものである。 | | 決勝大会終盤でアレンビー共々[[DG細胞]]を移植され、本機は[[ウォルターガンダム]]へと変貌を遂げ、[[レイン・ミカムラ|レイン]]の駆る[[ライジングガンダム]]と交戦する。その結果、この1号機は破壊されてしまうものの、対デビルコロニー戦において2号機がガンダム連合の先鋒を務め、[[マンダラガンダム]]と共に活躍した。この戦闘で使用された2号機は、一部のムック本で「'''ノーベルガンダムMk-II'''」と呼称されているが、外観や性能は全く同じものである。 |
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− | ちなみに『コミックボンボン』版『Gガンダム』の最終決戦では、コミックオリジナルの「高機動(スーパー)ノーベルガンダム」なるMFが登場している。これはコミック版担当のときた洸一氏によるオリジナル機体だが、今川監督曰く「あともう少し登場が早ければアニメに逆輸入していた」そうである……。
| + | ちなみに『コミックボンボン』版『Gガンダム』の最終決戦では、コミックオリジナルの「高機動(スーパー)ノーベルガンダム」なるMFが登場している。これは[[漫画|コミック版]]担当のときた洸一氏によるオリジナル機体だが、今川泰宏監督曰く「あともう少し登場が早ければ、アニメに逆輸入していた」そうである…。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
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| === [[旧シリーズ]] === | | === [[旧シリーズ]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] | | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] |
− | :[[スポット参戦]]の後地上ルートで[[隠し要素/F・F完結編|隠し要素]]の条件を満たすと仲間になる。1軍で使うには辛い性能。 | + | :[[スポット参戦]]の後地上ルートで[[隠し要素/F・F完結編|隠し要素]]の条件を満たすと仲間になる。一軍で使用するには辛い性能。 |
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| === COMPACTシリーズ === | | === COMPACTシリーズ === |
| ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] | | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] |
− | :第1部序盤で参入。ビームフープが海Aで1部の間はお世話になることも多い。援護要員としてはそこそこだが、次第に倉庫番に。1部最終話から合体攻撃が解禁されるものの力不足になっていくのは否めない。ノーベルストライクが無く、[[気力]]120になるまで[[射程]]1はバルカンしか使えないという[[MF]]らしくない弱点がある。 | + | :第1部序盤で参入。ビームフープが海Aで1部の間はお世話になることも多い。援護要員としてはそこそこだが、次第に[[二軍|倉庫番]]に。第1部最終話から合体攻撃が解禁されるものの力不足になっていくのは否めない。なお、「ノーベルストライク」が無く、[[気力]]120になるまで[[射程]]1はバルカンしか使えないという[[MF]]らしくない弱点がある。 |
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| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
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| === [[合体攻撃]] === | | === [[合体攻撃]] === |
| ;ダブルゴッドフィンガー | | ;ダブルゴッドフィンガー |
− | :[[ドモン・カッシュ]]の[[ゴッドガンダム]]との[[合体攻撃]]。原作では対スカルガンダム、アシュラガンダム組とのタッグマッチの際に使用した、ゴッドフィンガーによる挟撃を仕掛ける技。ゴッドガンダムに取り付けられた出力調整チップを組み込み、ゴッドフィンガーのエネルギーをノーベルガンダムに授ける事で実現した攻撃である。ただし、本機が単体でゴッドフィンガーを使えるかどうかは不明。 | + | :[[ドモン・カッシュ]]の[[ゴッドガンダム]]との[[合体攻撃]]。原作では対スカルガンダム、アシュラガンダム組とのタッグマッチの際に使用したゴッドフィンガーによる挟撃を仕掛ける技。 |
| + | :ゴッドガンダムに取り付けられた出力調整チップを組み込み、ゴッドフィンガーのエネルギーをノーベルガンダムに授ける事で実現した攻撃である。ただし、本機がノーベルガンダム単体でゴッドフィンガーを使えるかどうかは不明。 |
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| === [[特殊能力]] === | | === [[特殊能力]] === |
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| :[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]を発動。 | | :[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]を発動。 |
| ;バーサーカーシステム | | ;バーサーカーシステム |
− | :システムの概要については上述の通り。SRWでは、封印されている場合と、プレイヤーの任意で使用可能な場合がある。後者の場合、原作における「使用中、アレンビーの意識は外部からコントロールされる」という「バーサーカー」の所以たる要素は(当然ながら)再現されない。 | + | :システムの概要については上述の通り。SRWでは、封印されている場合と、プレイヤーの任意で使用可能な場合がある。 |
| + | :後者の場合、原作における「使用中、アレンビーの意識は外部からコントロールされる」という「バーサーカー」の所以たる要素は(当然ながら)再現されない。 |
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| === 移動タイプ === | | === 移動タイプ === |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *外見や決めポーズを披露した点から「'''セーラーガンダム'''」(又は「'''セーラーガンダムーン'''」)の[[異名]]を持ち、アニメ『美少女戦士セーラームーン』に関連した[[声優ネタ]]がスパロボに登場する事もしばしば。なおよく見ると各部のディティールは「[[ガンダム・センチネル]]版RX-78(所謂[[ガンダム]]Ver.Ka)」と全く同じで、本機のデザイナーであるカトキハジメ氏が「ガンダムの各パーツをセーラー服状にアレンジ」「体型を女性らしく変更」の2点だけでがらりと印象を変えて見せたことがわかる。『[[新スーパーロボット大戦|新]]』の[[アンソロジーコミック]]ではデザインつながりで[[R-1]]に代わり[[SRX]]と合体したネタもあった。 | + | *ノーベルガンダムは外見や決めポーズを披露した点から「'''セーラーガンダム'''」(または「'''セーラーガンダムーン'''」)の[[異名]]を持ち、アニメ版『美少女戦士セーラームーン』に関連した[[声優ネタ]]がスパロボにおいて登場する事もしばしばである。 |
− | *リアル系/スーパー系の意義は置いとくとして、『[[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]』に登場する[[フェイ・イェン]]等、後の「リアル系作品における女性型の人型機動兵器」の先駆けとなった機体と考えて間違いない(スーパー系では『[[マジンガーZ]]』の頃からいる)。なおフェイ・イェンのデザインもカトキ氏。 | + | **なお、ノーベルガンダムの各部のディティールは「[[ガンダム・センチネル]]版RX-78(所謂[[ガンダム]]Ver.Ka)」と全く同じであり、本機のメカニックデザイナーであるカトキハジメ氏が「ガンダムの各パーツをセーラー服状に」「体型を女性らしく」の二点をアレンジしただけで、がらりと印象を変えて見せたことがわかる。 |
− | *『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』のコミカライズ作品の『模型戦士ガンプラビルダーズA(エース)』と公式外伝の『模型戦士ガンプラビルダーズD』では、本機のガンプラがモビルトレースシステムを再現した「Fポッド」で操縦され、搭乗者はいずれもアレンビー同様に女性であり、彼女と同デザインのファイティングスーツを着用するという、いろんな意味で優遇されていた。 | + | **『[[新スーパーロボット大戦|新]]』の[[アンソロジーコミック]]では、メカニックデザイナーつながりで[[R-1]]に代わり[[SRX]]と[[合体]]したネタもあった。 |
− | *『ガンダムVSガンダムNEXT(PLUS)』では、似たような容姿である[[ガンダムナドレ]]を操る[[ティエリア・アーデ]]と共闘が可能。基本的に2vs2で戦うゲームであり、プレーヤーが[[ガンダムヴァーチェ]]を選択し(出撃時は必ずヴァーチェ。時間を経ることでナドレにパージ可能)、僚機(味方)を[[ノーベルガンダム]]にすると、ティエリアから「ナドレ!? そこの友軍機! 貴様、どこからナドレの情報を手に入れた!」との台詞が飛び出す。突っ込むかどうかは、あなた次第。 | + | *リアル系/スーパー系の意義はさておくとして、ノーベルガンダムは『[[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]』に登場する[[フェイ・イェン]]等、後の「リアル系作品における女性型の人型機動兵器」の先駆けとなった機体と考えて間違い無い(スーパー系では[[アフロダイA]]など『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』の頃から存在している)。 |
| + | **ついでに言うと、フェイ・イェンのメカニックデザイナーもまたカトキハジメ氏である。 |
| + | *『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』(SRW未参戦)の[[漫画|コミカライズ作品]]『模型戦士ガンプラビルダーズA(エース)』および公式外伝『模型戦士ガンプラビルダーズD』において、ノーベルガンダムのガンプラがモビルトレースシステムを再現した「Fポッド」で操縦され、搭乗者はいずれも「アレンビー同様に女性であり、彼女と同デザインのファイティングスーツを着用する」という、色々な意味で優遇されていた。 |
| + | *『ガンダムVSガンダムNEXT(PLUS)』では、ノーベルガンダムと似たような容姿である[[ガンダムナドレ]]を操る[[ティエリア・アーデ]]と共闘が可能である。 |
| + | **基本的に2vs2で戦うゲームであり、プレーヤーが[[ガンダムヴァーチェ]]を選択し(出撃時は必ずヴァーチェ。時間を経ることでナドレに[[分離|パージ]]可能)、僚機(味方)を[[ノーベルガンダム]]にすると、ティエリアから「ナドレ!? そこの友軍機! 貴様、どこから[[ヴェーダ|ナドレの情報]]を手に入れた!」との台詞が飛び出す。突っ込むかどうかは、あなた次第。 |
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| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |