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== 人類軍 ==
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== 概要 ==
 
『[[蒼穹のファフナー]]』シリーズに登場する新国連が有する対[[フェストゥム]]軍事組織。[[日本]]を[[核ミサイル|核攻撃]]で消滅させるなどフェストゥム殲滅のためには手段を選ばない面が強く、特に日本消滅の件は[[アルヴィス]]との確執をも生み出している。
 
『[[蒼穹のファフナー]]』シリーズに登場する新国連が有する対[[フェストゥム]]軍事組織。[[日本]]を[[核ミサイル|核攻撃]]で消滅させるなどフェストゥム殲滅のためには手段を選ばない面が強く、特に日本消滅の件は[[アルヴィス]]との確執をも生み出している。
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その所業やスパロボでの扱いを見る限り典型的な[[ティターンズ|悪い軍隊]]に見える人類軍だが、実際は非情な組織であっても悪の軍隊ではない。構成員は長く過酷な戦いで精神が摩耗しているフシがあり(特に末端の兵士)、良心的な人物であっても[[カノン・メンフィス|自爆命令に機械的に従う]]など、竜宮島住人とは対照的な[[ゼントラーディ|平和という文化を失った集団]]と化してしまっているというのが真実である。実際、竜宮島に帰化した面々は平和に触れて完全に人間性を取り戻している(それでも自己の命を軽く扱う傾向があるが)。外道に分類される人物でも、その多くは信念ある傑物か、同情の余地を持っている人間である。
 
その所業やスパロボでの扱いを見る限り典型的な[[ティターンズ|悪い軍隊]]に見える人類軍だが、実際は非情な組織であっても悪の軍隊ではない。構成員は長く過酷な戦いで精神が摩耗しているフシがあり(特に末端の兵士)、良心的な人物であっても[[カノン・メンフィス|自爆命令に機械的に従う]]など、竜宮島住人とは対照的な[[ゼントラーディ|平和という文化を失った集団]]と化してしまっているというのが真実である。実際、竜宮島に帰化した面々は平和に触れて完全に人間性を取り戻している(それでも自己の命を軽く扱う傾向があるが)。外道に分類される人物でも、その多くは信念ある傑物か、同情の余地を持っている人間である。
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主役サイドであるアルヴィスとの間には上記の通り深刻な確執があり、'''強大な戦力と技術を持ちながらも他の人類と共闘しようとしない裏切り者の集団'''というのが基本的な認識。大きな利用価値<ref>島の技術力と島の戦力はぜひとも手に入れたい貴重な存在。</ref>があるために積極的な攻撃は行わず交渉のテーブルにもつくが、人類軍は必要と判断すれば即座に島の殲滅を狙い、アルヴィスは用が済めばさっさと軍から雲隠れするという関係にある。
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主役サイドであるアルヴィスとの間には上記の通り深刻な確執があり、'''強大な戦力と技術を持ちながらも他の人類と共闘しようとしない裏切り者の集団'''というのが基本的な認識。戦力と技術は手に入れたいので積極的な攻撃は行わず交渉のテーブルにもつくが、人類軍は必要と判断すれば即座に島の殲滅を狙い、アルヴィスは用が済めばさっさと軍から雲隠れするという関係にある。
    
裏切り者とは誤解もいいところであるが、人類軍の戦況に加え、島が敵との共存まで考えていれば仕方のない事ではある。アルヴィスの「平和という文化の保存」という本分を果たすためにやむを得ないこととはいえ、'''島の方から外界との接触を断ち、人間同士で相互理解が成されていない'''のもこの認識に拍車をかけている。一方で人類軍にも良心的な人物がいたようにアルヴィス側にも[[皆城公蔵]]などフェストゥムとの戦いを望む者が存在し、[[日野洋治]]や[[ミツヒロ・バートランド|ミツヒロ]]などはカノンたちとは逆に人類軍へと渡っている。
 
裏切り者とは誤解もいいところであるが、人類軍の戦況に加え、島が敵との共存まで考えていれば仕方のない事ではある。アルヴィスの「平和という文化の保存」という本分を果たすためにやむを得ないこととはいえ、'''島の方から外界との接触を断ち、人間同士で相互理解が成されていない'''のもこの認識に拍車をかけている。一方で人類軍にも良心的な人物がいたようにアルヴィス側にも[[皆城公蔵]]などフェストゥムとの戦いを望む者が存在し、[[日野洋治]]や[[ミツヒロ・バートランド|ミツヒロ]]などはカノンたちとは逆に人類軍へと渡っている。
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
:本作では[[地球連合軍]]に統合されているため、人類軍としては出てこない(一般兵のみ'''[[人類軍兵士|人類軍]]'''名義で登場)。最終的にはヘスターが[[オーブ]]や[[プラント]]とも和解するなど、原作や[[UX]]に比べて印象は悪くないものとなる。
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:本作では[[地球連合軍]]に統合されているため、人類軍としては出てこない(一般兵のみ'''[[人類軍兵士|人類軍]]'''名義で登場)。「ジブリールの私兵である[[ファントムペイン]]とヘスター事務総長お抱えの人類軍」という[[葵霧子|霧子]]の台詞はあるが、それ以外の箇所では地球連合軍としか呼ばれないので、末端の兵士には人類軍所属の認識はないか、むしろ霧子の認識が一般的でないか間違っているのではないかとも思わせる。その台詞の直後にヘスターが竜宮島を探していたファントムペインに通信したり、終盤ではヘスターが連合軍全体を統率しているような描写になっているので尚更である。最終的にはヘスターが[[オーブ]]や[[プラント]]とも和解するなど、原作や[[UX]]に比べて印象は悪くないものとなる。
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
:原作とは異なり、[[フェストゥム]]以外にも[[スクラッグ]]や[[バジュラ]]などの敵対勢力を一掃する目的で[[ハザード・パシャ|ハザード]]らにより設立されるが、設立までの経緯や、主要陣の過激で利己的な振る舞い等により、結成当初から[[カティ・マネキン|カティ]]や[[クラウス・グラード|クラウス]]たち[[地球連邦政府 (00)|地球連邦]]内部の良識派たちからは「[[アロウズ]]の再来」とみなされ、[[2代目地球連邦大統領|連邦大統領]]からも不信感を抱かれている。所謂[[ティターンズ]]や[[ガイアセイバーズ (OG)|OG版ガイアセイバーズ]]などのポジションであり、ジン達オリジナルキャラのメンバーが所属している事からある意味オリジナルの敵組織を担っている勢力とも言える。
 
:原作とは異なり、[[フェストゥム]]以外にも[[スクラッグ]]や[[バジュラ]]などの敵対勢力を一掃する目的で[[ハザード・パシャ|ハザード]]らにより設立されるが、設立までの経緯や、主要陣の過激で利己的な振る舞い等により、結成当初から[[カティ・マネキン|カティ]]や[[クラウス・グラード|クラウス]]たち[[地球連邦政府 (00)|地球連邦]]内部の良識派たちからは「[[アロウズ]]の再来」とみなされ、[[2代目地球連邦大統領|連邦大統領]]からも不信感を抱かれている。所謂[[ティターンズ]]や[[ガイアセイバーズ (OG)|OG版ガイアセイバーズ]]などのポジションであり、ジン達オリジナルキャラのメンバーが所属している事からある意味オリジナルの敵組織を担っている勢力とも言える。
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