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*キャラクターデザイン:CLAMP(原案)、木村貴宏
 
*キャラクターデザイン:CLAMP(原案)、木村貴宏
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日本人とブリタニア人との間に生まれたハーフで、父親は名門シュタットフェルト家の一族、母親は自分の使用人、兄ナオトはレジスタンスに所属していたが生死不明となっている(父親は異なる)。普段は「カレン・シュタットフェルト」の名で[[アッシュフォード学園]]に通う傍ら、自身が本名と名乗っている「紅月カレン」の名では反ブリタニアのレジンスタンス組織(後に[[黒の騎士団]])として二重生活を送っている。
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日本人とブリタニア人との間に生まれたハーフで、父親は名門シュタットフェルト家の一族、母親は自分の使用人、兄ナオトはレジスタンスに所属していたが生死不明となっている(小説版の記述から推測すると父親は異なる)。普段は「カレン・シュタットフェルト」の名で[[アッシュフォード学園]]に通う傍ら、自身が本名と名乗っている「紅月カレン」の名では反ブリタニアのレジンスタンス組織(後に[[黒の騎士団]])として二重生活を送っている。
    
KMFの操縦に関しては、天才的な素質を秘めており、[[ラクシャータ・チャウラー]]の開発した日本製KMF「[[紅蓮弐式|紅蓮]]」と共に、やがて黒の騎士団の戦力の中でも必要不可欠な存在になるまで、頭角を現していく事になる。
 
KMFの操縦に関しては、天才的な素質を秘めており、[[ラクシャータ・チャウラー]]の開発した日本製KMF「[[紅蓮弐式|紅蓮]]」と共に、やがて黒の騎士団の戦力の中でも必要不可欠な存在になるまで、頭角を現していく事になる。
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=== 来歴 ===
 
=== 来歴 ===
 
==== 第1期 ====
 
==== 第1期 ====
日本人の母親とブリタニア人の父親の間にハーフとして生まれ、ブリタニアによる日本占領後は父の生家である名家・シュタットフェルト家に引き取られ、「'''カレン・シュタットフェルト'''」としてブリタニア国籍を持って暮らしていた。しかし、反帝国を掲げて戦うレジスタンス・グループのリーダーであった異父兄の紅月ナオトが生死不明になったのを機に、「日本人」として生きる道を選び、兄の遺志を継ぎたいという想いから、反ブリタニアのレジスタンスグループである「扇グループ」に参加する。
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日本人の母親とブリタニア人の父親の間にハーフとして生まれ、ブリタニアによる日本占領後は父の生家である名家・シュタットフェルト家に引き取られ、「'''カレン・シュタットフェルト'''」としてブリタニア国籍を持って暮らしていた。しかし、反帝国を掲げて戦うレジスタンス・グループのリーダーであった兄の紅月ナオトが生死不明になったのを機に、「日本人」として生きる道を選び、兄の遺志を継ぎたいという想いから、反ブリタニアのレジスタンスグループである「扇グループ」に参加する。
    
専用カラーの[[グラスゴー]]に搭乗し、「[[エリア11]]」でブリタニア軍と戦っていたが、ブリタニア軍に包囲されて危機に陥っていた所を、通信越しでルルーシュに救われる。声からアッシュフォード学園の同級生であるルルーシュではないかと疑い互いに探り合っていたが、ルルーシュの策略により疑いを解く。その後、ゼロとして姿を現したルルーシュの頼みで、クロヴィス殺害の容疑を掛けられたスザクの救出に協力。ゼロからの誘いを受けて反ブリタニアを掲げて戦うレジスタンス組織「黒の騎士団」の初期メンバーの一人となる。最初はゼロに対し懐疑的であったが、徐々に信頼を寄せ、恋愛感情にも似た好意を抱くまでになり、物事を斜めに構えてばかりのルルーシュがゼロなのではないかという疑いも捨て去る。
 
専用カラーの[[グラスゴー]]に搭乗し、「[[エリア11]]」でブリタニア軍と戦っていたが、ブリタニア軍に包囲されて危機に陥っていた所を、通信越しでルルーシュに救われる。声からアッシュフォード学園の同級生であるルルーシュではないかと疑い互いに探り合っていたが、ルルーシュの策略により疑いを解く。その後、ゼロとして姿を現したルルーシュの頼みで、クロヴィス殺害の容疑を掛けられたスザクの救出に協力。ゼロからの誘いを受けて反ブリタニアを掲げて戦うレジスタンス組織「黒の騎士団」の初期メンバーの一人となる。最初はゼロに対し懐疑的であったが、徐々に信頼を寄せ、恋愛感情にも似た好意を抱くまでになり、物事を斜めに構えてばかりのルルーシュがゼロなのではないかという疑いも捨て去る。
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[ルルーシュ・ランペルージ]]([[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]])
 
;[[ルルーシュ・ランペルージ]]([[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]])
:[[アッシュフォード学園]]では同級生、[[黒の騎士団]]では「ゼロ」として信頼している。しかし、素顔の彼の世の中を斜めに見た態度を軽蔑している(もっとも正体を悟られないため、彼はわざとそうふるまっている節があるのだが)。カレンはゼロの正体を暴こうとはせずにいたが、神根島にて遂にゼロがルルーシュである事を知ってしまう。信じたくない事実を目の前にしたカレンは、スザクの言葉もあって、混乱のあまりその場を逃げ出してしまった。
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:[[アッシュフォード学園]]では同級生、[[黒の騎士団]]では「ゼロ」として信頼している。しかし、素顔の彼の世の中を斜めに見た態度を軽蔑している(もっとも本性を悟られないため、彼はわざとそうふるまっている)。カレンはゼロの正体を暴こうとはせずにいたが、神根島にて遂にゼロがルルーシュである事を知ってしまう。信じたくない事実を目の前にしたカレンは、スザクの言葉もあって、混乱のあまりその場を逃げ出してしまった。
 
:黒の騎士団にはゼロが必要であるという考えから、『R2』の序盤にて、妥協に近い形で再びルルーシュをゼロとして迎え入れる事になる。しかし、秘密を知ってしまった事は、結果的にルルーシュの本質に気付く等、黒の騎士団のメンバーの中で唯一強固な信頼関係をに至り、ナナリーとの再会によってルルーシュの戦う「理由」を知ったカレンは、心からルルーシュの力になりたいと願った。しかし、その先に二人を待っていたのは、決別という運命であった。
 
:黒の騎士団にはゼロが必要であるという考えから、『R2』の序盤にて、妥協に近い形で再びルルーシュをゼロとして迎え入れる事になる。しかし、秘密を知ってしまった事は、結果的にルルーシュの本質に気付く等、黒の騎士団のメンバーの中で唯一強固な信頼関係をに至り、ナナリーとの再会によってルルーシュの戦う「理由」を知ったカレンは、心からルルーシュの力になりたいと願った。しかし、その先に二人を待っていたのは、決別という運命であった。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』黒の騎士団ルートでは[[ナナリー・ランペルージ|最愛の妹]]を失い、ZEXISや黒の騎士団を利用した罪を清算すべく自殺を図ろうとしたルルーシュを止めるべく、彼にゼロの[[仮面キャラ|仮面]]を被せ、なんと仮面に'''ヒビが入る'''ほどの一撃を加えた。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』黒の騎士団ルートでは[[ナナリー・ランペルージ|最愛の妹]]を失い、ZEXISや黒の騎士団を利用した罪を清算すべく自殺を図ろうとしたルルーシュを止めるべく、彼にゼロの[[仮面キャラ|仮面]]を被せ、なんと仮面に'''ヒビが入る'''ほどの一撃を加えた。
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:年上であるが、お互い馴れ合いなく付き合っている。悪友といった関係。
 
:年上であるが、お互い馴れ合いなく付き合っている。悪友といった関係。
 
;[[C.C.]]
 
;[[C.C.]]
:当初はゼロの秘密を知っている素振りを見せる彼女に嫉妬じみた感情を持っていた。ゼロの正体がルルーシュだと知った後に彼女からルルーシュの素性や過去の話を聞かされる。潜伏期間中は姉妹と偽って行動したりとその後は悪友といった間柄になる。
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:第一期ではゼロの私室に一緒に入ったり、ゼロの秘密を知っている素振りを見せる彼女に嫉妬じみた感情を持っていた。ゼロの正体がルルーシュだと知った後に彼女からルルーシュの素性や過去を聞かされる。潜伏期間中は姉妹と偽って行動したりとその後は悪友といった間柄になる。
 
;[[卜部巧雪]]
 
;[[卜部巧雪]]
 
:[[ブラックリベリオン]]後の潜伏期間中にはC.C.共々行動を共にしていた。
 
:[[ブラックリベリオン]]後の潜伏期間中にはC.C.共々行動を共にしていた。
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:ルルーシュの妹。お互い大事に思っている。また、『R2』で再会した時の会話で、ルルーシュがナナリーの為に自分を犠牲にしてまで戦っている事に気付くことになった。
 
:ルルーシュの妹。お互い大事に思っている。また、『R2』で再会した時の会話で、ルルーシュがナナリーの為に自分を犠牲にしてまで戦っている事に気付くことになった。
 
;[[ミレイ・アッシュフォード]]
 
;[[ミレイ・アッシュフォード]]
:[[アッシュフォード学園]]の生徒会長。よくからかわれている。母親がシュタットフェルト家でメイドとして冷遇されていることなど複雑な家庭環境も知られている。そのため、自分が黒の騎士団であったことを明かした際に即座に納得される。
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:[[アッシュフォード学園]]の生徒会長。よくからかわれている。自分の母親が日本人であり、シュタットフェルト家でメイドとして冷遇されていることなど複雑な家庭環境も知られている。そのため、自分が黒の騎士団の一員であることを明かした際に即座に納得される。
 
;[[シャーリー・フェネット]]
 
;[[シャーリー・フェネット]]
 
:同級生。ルルーシュとの関係を気にされている。
 
:同級生。ルルーシュとの関係を気にされている。
;[[リヴァル・カルデモンド]][[ニーナ・アインシュタイン]]
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;[[リヴァル・カルデモンド]]
:同級生。
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:同級生。彼は自身の貴族令嬢としての仮初めの姿を信じきっており、[[ブラックリベリオン]]の際、黒の騎士団の一員であることを明かした時には驚愕された。
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;[[ニーナ・アインシュタイン]]
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:同級生。第一期ではあまり絡みはないが、R2で再会したとき、日本人を憎悪するようになった彼女からは「あたしは日本人だ」と言った際に嘲りと憎しみの言葉を浴びせられる。
 
;[[ジェレミア・ゴットバルト]]
 
;[[ジェレミア・ゴットバルト]]
 
:物語序盤、彼に殺されかけたがルルーシュに助けられる。ナリタ攻防戦では[[紅蓮弐式]]を手にして、逆に彼を撃墜する。第2次Z 破界篇では原作では目にしなかった情緒不安定な改造された彼に戸惑っていた。
 
:物語序盤、彼に殺されかけたがルルーシュに助けられる。ナリタ攻防戦では[[紅蓮弐式]]を手にして、逆に彼を撃墜する。第2次Z 破界篇では原作では目にしなかった情緒不安定な改造された彼に戸惑っていた。
 
;[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]]
 
;[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]]
:お互い悪意のある人間ではないが、相性は良くない。神根島で一緒になっていたら悲惨な結果になっていただろうとルルーシュは評している。日本人虐殺事件の際にはカレンは彼女に殺意と憎悪を向けた。後に誤解は解けるが、これについてカレンが言及している描写は無い。
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:お互い悪意のある人間ではないが、相性は良くない。小説版ではもし神根島で一緒になっていたら悲惨な結果になっていただろうとルルーシュは評している。日本人虐殺事件の際にはカレンは彼女に殺意と憎悪を向けた。後に誤解は解けるが、これについてカレンが言及している描写は無い。
 
;[[ジノ・ヴァインベルグ]]
 
;[[ジノ・ヴァインベルグ]]
:『R2』において対峙した際にカレンに興味を持ち、ブリタニア軍にスカウトした事もあるが、全く相手にされなかった。
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:『R2』において対峙した際にカレンに興味を持ち、ブリタニア軍にスカウトされた事もあるが、全く相手にしなかった。
 
;カレンの父
 
;カレンの父
:名門シュタットフェルト家の当主。本編にも他のコードギアスシリーズにも現時点では姿も名前も一切明らかになっていない。カレンの母もナオトも一族とは認めていないが唯一の子であるカレンにはシュタットフェルト家の人間の中で只一人執着しているらしい。彼の命令により、シュタットフェルト家の人間はハーフであるカレンを毛嫌いしていても息女として扱わなければならなくなっている。
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:名門シュタットフェルト家の当主。本編にも他のコードギアスシリーズにも現時点では姿、名前は一切明らかになっていない。彼はカレンの母もナオトも一族とは認めていないが唯一の子であるカレンにはシュタットフェルト家の人間の中で只一人執着しているらしい。彼の命令により、シュタットフェルト家の人間はハーフであるカレンを毛嫌いしていても息女として扱わなければならなくなっている。
 
;シュタットフェルト夫人
 
;シュタットフェルト夫人
 
:継母。カレンの父親の正式な夫人。夫との間に子供ができないため、カレンがシュタットフェルト家の息女として家にいることを苦々しく思っている。しかし、当主である夫の命令には逆らえないのでカレンに対しては時折、嫌味を言う程度で、代わりにカレンの母に辛く当たる。
 
:継母。カレンの父親の正式な夫人。夫との間に子供ができないため、カレンがシュタットフェルト家の息女として家にいることを苦々しく思っている。しかし、当主である夫の命令には逆らえないのでカレンに対しては時折、嫌味を言う程度で、代わりにカレンの母に辛く当たる。
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;[[ルイス・ハレヴィ]]
 
;[[ルイス・ハレヴィ]]
 
:『第2次Z破界篇』ではアッシュフォード学園生徒会のメンバー同士。第2次Z再世篇では彼女にも正体がばれ、[[アロウズ]]に所属する彼女とは敵対する事になるが、最後は和解する。
 
:『第2次Z破界篇』ではアッシュフォード学園生徒会のメンバー同士。第2次Z再世篇では彼女にも正体がばれ、[[アロウズ]]に所属する彼女とは敵対する事になるが、最後は和解する。
 
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:[[バナージ・リンクス]]、[[タクヤ・イレイ]]、[[ミコット・バージ]]
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:[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]では、彼らとは沙慈の友人同士として親しくなっているが、自分がかつて「病弱なお嬢様」を装っていたことを知られた際には驚かれる。
 
=== [[ボトムズシリーズ]] ===
 
=== [[ボトムズシリーズ]] ===
 
;[[キリコ・キュービィー]]
 
;[[キリコ・キュービィー]]
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:[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]とお互いを詮索している時期の会話。お互いに相手のことを適切に処理したいと思っているが傍にいた[[シャーリー・フェネット|シャーリー]]や女生徒たちからは恋愛関係の話だと大いに誤解される。
 
:[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]とお互いを詮索している時期の会話。お互いに相手のことを適切に処理したいと思っているが傍にいた[[シャーリー・フェネット|シャーリー]]や女生徒たちからは恋愛関係の話だと大いに誤解される。
 
;「かっこいいと思ってるの!? そんな評論家ぶって、世間を斜めに見てるのが! 少しでも期待した私が馬鹿だったわ。多少はましな男だと思ったのに」
 
;「かっこいいと思ってるの!? そんな評論家ぶって、世間を斜めに見てるのが! 少しでも期待した私が馬鹿だったわ。多少はましな男だと思ったのに」
:ルルーシュが「イレヴンはブリタニア人に頭を下げたほうがいい暮らしができる」と言った際に、そのようにして虐げられている母親のことを思い浮かべて彼に平手打ちをした後の言葉。カレンが彼に期待したのは日本人のスザクと分け隔てなく接していることを間近で見てきたからであるが、直前の言葉で日本人を見下していると認識し、すっかり軽蔑するようになる。もっともルルーシュは本心を悟られないようにわざと逆のことを言っているが彼女がそれを知るのはずっと後である。
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:ルルーシュが「イレヴンはブリタニア人に頭を下げたほうがいい暮らしができる」と言った際に、正にその言葉どおりにシュタットフェルト家のメイドとして虐げられている母親のことを思い浮かべて彼に平手打ちをした後の言葉。カレンが彼に期待したのは日本人のスザクと分け隔てなく接していることを間近で見てきたからであるが、直前の言葉で日本人を見下していると認識し、すっかり軽蔑するようになる。もっともルルーシュは本心を悟られないようにわざと逆のことを言っているのだが彼女がそれを知るのはずっと後である。
 
;「あたしに命令できるのは[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]だけなんだからね」
 
;「あたしに命令できるのは[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]だけなんだからね」
 
:学園祭でルルーシュにクラスの出し物に出るよう指示されて、ぬりかべ風の着ぐるみを担当する事になった時の忌々しげな独り言。しかし、ゼロの正体が彼本人である事を考えると皮肉である。
 
:学園祭でルルーシュにクラスの出し物に出るよう指示されて、ぬりかべ風の着ぐるみを担当する事になった時の忌々しげな独り言。しかし、ゼロの正体が彼本人である事を考えると皮肉である。
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