差分

75 バイト追加 、 2015年12月25日 (金) 20:36
→‎スラングとしての黒歴史: 長くなってきたので整理
98行目: 98行目:  
スパロボでは原作からかけ離れた設定について、その作品のファンから黒歴史と呼ばれる事柄はいくつか存在する。主に設定にかかる事項が多く、[[バグ (ゲーム)|バグ]]などの欠陥点について論う意味で用いられることは少ない。
 
スパロボでは原作からかけ離れた設定について、その作品のファンから黒歴史と呼ばれる事柄はいくつか存在する。主に設定にかかる事項が多く、[[バグ (ゲーム)|バグ]]などの欠陥点について論う意味で用いられることは少ない。
    +
=== 版権作品 ===
 +
;[[ガンダム・センチネル]]
 +
:『[[第4次スーパーロボット大戦]]』に機体のみが登場しているが、公式データベースソフト『[[全スーパーロボット大戦電視大百科|電視大百科]]』に同作関連の情報が収録されなかったため、何らかのトラブルが発生したと推測されるが、公式で触れられたことは無い。[[未参戦作品]]の項目も参照のこと。
 +
;[[ブラッドテンプル]]
 +
:同じく『第4次』(同・S)に登場する機体だが、以降の作品には未登場。『センチネル』と違って『電視大百科』では一応紹介されている。
 +
;[[機神咆吼デモンベイン]]
 +
:アダルトゲームである『斬魔大聖デモンベイン』のアニメ化作品であり[[スーパーロボット大戦UX]]にてスパロボ初参戦した本作だが、全12話と言う短さ故にシナリオやキャラが原作から多くカットされた上に、作品出来そのものがあまり良くないことから、原作会社のニトロプラスからは黒歴史扱いされることがある。
 +
:しかし、結局はアニメ版がスパロボ参戦のきっかけとなった事を考えると皮肉な結果ではある(裏を返せば作品の出来はどうあれ、一度アニメ化されればスパロボ参戦へのハードルが下がる裏付けにもなったと言える)。
 +
;[[アイドルマスター XENOGLOSSIA]]
 +
:アイドル育成ゲームである『THE IDOLM@STER』のアニメ化作品<ref>実際には企画自体は『THE IDOLM@STER』稼働開始より以前だったので厳密には原作というわけではない。</ref>であり、[[スーパーロボット大戦X-Ω]]にてスパロボ初参戦した本作だが、'''本家『THE IDOLM@STER』のキャラだけを借りたロボットアニメ'''<ref>登場人物の声優が『THE IDOLM@STER』と異なっている。</ref>と本家『THE IDOLM@STER』のファンから見なされたことから黒歴史扱いされる事がある。
 +
:『THE IDOLM@STER』制作側もほとんど話題に出すことがなかったため公式で黒歴史扱いされていると長年言われていたが、『X-Ω』参戦を機に坂上プロデューサーが自らそれを否定している。
 +
 +
=== スパロボオリジナル設定など ===
 
;[[東方不敗マスター・アジア|東方不敗]]が[[異星人]]
 
;[[東方不敗マスター・アジア|東方不敗]]が[[異星人]]
 
:『[[新スーパーロボット大戦]]』において採用された、[[東方不敗]]が実は'''ダグ星系の[[異星人]]'''であったとする設定。『[[新]]』は「性格が現在と大きく異なるSRXチーム」「αシリーズでもOGでも設定が拾われず、無かったことにされた[[ミュウ]]」「異星人の軍門に下る[[シャア・アズナブル|シャア]]」など、その設定の特異さから今日においても語り草となっているが、中でも[[東方不敗]]の設定は極めつけと言うべきものである。
 
:『[[新スーパーロボット大戦]]』において採用された、[[東方不敗]]が実は'''ダグ星系の[[異星人]]'''であったとする設定。『[[新]]』は「性格が現在と大きく異なるSRXチーム」「αシリーズでもOGでも設定が拾われず、無かったことにされた[[ミュウ]]」「異星人の軍門に下る[[シャア・アズナブル|シャア]]」など、その設定の特異さから今日においても語り草となっているが、中でも[[東方不敗]]の設定は極めつけと言うべきものである。
104行目: 117行目:  
:スパロボ制作サイドもこの2作品に対しては元々製作自体に殆どノータッチであった事もあり触れることは無かったが、『[[Z]]』において[[シュロウガ]]のレイ・バスターのカットインの1つに『真・魔装機神』のサイバスターらしき機体が映し出されており、今後この作品がストーリーに絡む可能性が出ている。魔装機神の新展開に関する経緯は『[[真・魔装機神 PANZER WARFARE|真・魔装機神]]』を参照。
 
:スパロボ制作サイドもこの2作品に対しては元々製作自体に殆どノータッチであった事もあり触れることは無かったが、『[[Z]]』において[[シュロウガ]]のレイ・バスターのカットインの1つに『真・魔装機神』のサイバスターらしき機体が映し出されており、今後この作品がストーリーに絡む可能性が出ている。魔装機神の新展開に関する経緯は『[[真・魔装機神 PANZER WARFARE|真・魔装機神]]』を参照。
 
:ちなみにアニメ版『サイバスター』は杉田智和氏のアニメデビュー作であり、杉田氏は'''「デビュー作を馬鹿にされるのが一番嫌い」'''と語ったことがある。
 
:ちなみにアニメ版『サイバスター』は杉田智和氏のアニメデビュー作であり、杉田氏は'''「デビュー作を馬鹿にされるのが一番嫌い」'''と語ったことがある。
;[[ガンダム・センチネル]]
  −
:『[[第4次スーパーロボット大戦]]』に機体のみが登場しているが、公式データベースソフト『[[全スーパーロボット大戦電視大百科|電視大百科]]』に同作関連の情報が収録されなかったため、何らかのトラブルが発生したと推測されるが、公式で触れられたことは無い。[[未参戦作品]]の項目も参照のこと。
  −
;[[ブラッドテンプル]]
  −
:同じく『第4次』(同・S)に登場する機体だが、以降の作品には未登場。『センチネル』と違って『電視大百科』では一応紹介されている。
   
;[[ヒュッケバイン]]
 
;[[ヒュッケバイン]]
 
:『[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]]』以降、ゲーム以外の媒体においてヒュッケバインの登場が皆無になっているが、登場しないことすら公式に触れられたことは無い。詳しくは[[ヒュッケバイン問題]]を参照。
 
:『[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]]』以降、ゲーム以外の媒体においてヒュッケバインの登場が皆無になっているが、登場しないことすら公式に触れられたことは無い。詳しくは[[ヒュッケバイン問題]]を参照。
 
;[[エスター・エルハス]]
 
;[[エスター・エルハス]]
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]』にて自らを「猫の妖精」と思い込んでいた過去を黒歴史と称し赤裸々に語った。なお、彼女はスラングとしての黒歴史を本編ネタに持ち込んだ初めての人物だが、'''∀ガンダムが存在しない世界で”黒歴史”というスラングが存在する'''事は、上記の通り、重大な[[伏線]]となった。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]』にて自らを「猫の妖精」と思い込んでいた過去を黒歴史と称し赤裸々に語った。なお、彼女はスラングとしての黒歴史を本編ネタに持ち込んだ初めての人物だが、'''∀ガンダムが存在しない世界で”黒歴史”というスラングが存在する'''事は、上記の通り、重大な[[伏線]]となった。
;[[機神咆吼デモンベイン]]
  −
:アダルトゲームである『斬魔大聖デモンベイン』のアニメ化作品であり[[スーパーロボット大戦UX]]にてスパロボ初参戦した本作だが、全12話と言う短さ故にシナリオやキャラが原作から多くカットされた上に、作品出来そのものがあまり良くないことから、原作会社のニトロプラスからは黒歴史扱いされることがある。
  −
:しかし、結局はアニメ版がスパロボ参戦のきっかけとなった事を考えると皮肉な結果ではある(裏を返せば作品の出来はどうあれ、一度アニメ化されればスパロボ参戦へのハードルが下がる裏付けにもなったと言える)。
  −
;[[アイドルマスター XENOGLOSSIA]]
  −
:アイドル育成ゲームである『THE IDOLM@STER』のアニメ化作品((実際には企画自体は『THE IDOLM@STER』稼働開始より以前だったので厳密には原作というわけではない。))であり、[[スーパーロボット大戦X-Ω]]にてスパロボ初参戦した本作だが、'''本家『THE IDOLM@STER』のキャラだけを借りたロボットアニメ'''((登場人物の声優が『THE IDOLM@STER』と異なっている))と本家『THE IDOLM@STER』のファンから見なされたことから、からは黒歴史扱いされる事がある。
  −
:『THE IDOLM@STER』制作側もほとんど話題に出すことがなかったため公式で黒歴史扱いされていると長年言われていたが、『X-Ω』参戦を機に坂上プロデューサーが自らそれを否定している。
   
;[[スーパーロボット大戦K]]
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
 
:大きな期待を寄せらていた前評判とは裏腹に'''シナリオの出来が壊滅的に悪く'''、それに引きずられる形でクソゲーの烙印を押されるようになってしまった作品。現在でもダメシナリオ・[[ミスト・レックス|ダメ主人公]]の代名詞として非常に認知度が高く、更にBGM盗作問題がダメ押しした結果'''「スパロボKのKは黒歴史のK」'''と揶揄されることに。おかげで「[[蒼穹のファフナー]]は'''[[スーパーロボット大戦UX|UX]]が初参戦'''」とネタにされる始末([[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|劇場版]]については、たしかにUXが初参戦なのだが…)。ちなみに、これに反論が入る場合、'''[[スパロボ学園]]が初参戦'''とネタにされる。そしてソフト発売から5年経った2014年には、とうとう'''スパロボ公式Twitterアカウントから[https://twitter.com/srw_bng/status/446561218086457344 自虐ネタとして扱われてしまった]。
 
:大きな期待を寄せらていた前評判とは裏腹に'''シナリオの出来が壊滅的に悪く'''、それに引きずられる形でクソゲーの烙印を押されるようになってしまった作品。現在でもダメシナリオ・[[ミスト・レックス|ダメ主人公]]の代名詞として非常に認知度が高く、更にBGM盗作問題がダメ押しした結果'''「スパロボKのKは黒歴史のK」'''と揶揄されることに。おかげで「[[蒼穹のファフナー]]は'''[[スーパーロボット大戦UX|UX]]が初参戦'''」とネタにされる始末([[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|劇場版]]については、たしかにUXが初参戦なのだが…)。ちなみに、これに反論が入る場合、'''[[スパロボ学園]]が初参戦'''とネタにされる。そしてソフト発売から5年経った2014年には、とうとう'''スパロボ公式Twitterアカウントから[https://twitter.com/srw_bng/status/446561218086457344 自虐ネタとして扱われてしまった]。
6,846

回編集