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*定価:8,379円(税込)
 
*定価:8,379円(税込)
 
*CERO区分:A(全年齢対象)
 
*CERO区分:A(全年齢対象)
   
*主題歌:「Wild succession」
 
*主題歌:「Wild succession」
   
*前:[[スパロボ学園]](DS)
 
*前:[[スパロボ学園]](DS)
 
*次:[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ]](DS)
 
*次:[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ]](DS)
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
スパロボシリーズ唯一の[[Wii]]専用タイトル。戦闘グラフィックは[[スーパーロボット大戦XO|XO]]以来となる、3Dポリゴンを採用している。パイロット[[カットイン]]も[[XO]]と同様に2Dが用いられている。また、ゲームシステム自体も過去のスパロボから大きく変更された独自のものになっている。
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スパロボシリーズ唯一の[[Wii]]専用タイトル。戦闘グラフィックは『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』以来となる、3Dポリゴンを採用している。パイロット[[カットイン]]も『XO』と同様に2Dが用いられている。また、ゲームシステム自体も過去のスパロボから大きく変更された独自のものになっている。
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開発の有限会社さざなみには、サンライズ英雄譚を手掛けたスタッフが多く在籍しており、母艦システムや対空属性など同ゲームからの影響が顕著である。サンライズ英雄譚+従来のスパロボ/2=本作と言うところ。
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開発の有限会社さざなみには、『サンライズ英雄譚』を手掛けたスタッフが多く在籍しており、母艦システムや対空属性など同ゲームからの影響が顕著である。『サンライズ英雄譚』+従来のスパロボ/2=本作と言うところ。
    
主題歌は美郷あきが担当。(CMソング限定などではない)ゲーム中に使用される主題歌に「JAM Project」以外の歌手が起用されるのは本作が初めてである。90年代のアニメを思わせる曲に仕上がっており、本作の参戦作品の毛色にマッチしていることもあってか評価は高いようである。
 
主題歌は美郷あきが担当。(CMソング限定などではない)ゲーム中に使用される主題歌に「JAM Project」以外の歌手が起用されるのは本作が初めてである。90年代のアニメを思わせる曲に仕上がっており、本作の参戦作品の毛色にマッチしていることもあってか評価は高いようである。
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=== 既存システムと変更点 ===
 
=== 既存システムと変更点 ===
 
;マップシステムの変更点
 
;マップシステムの変更点
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:*マップやマップ上のユニットも3Dとなった。建物などの一部地形はマップ上でも物理判定を持った障害物として扱われ、ユニットの移動や攻撃に影響を与える。また同じ数値の射程・移動力でもユニットのサイズ差が移動・攻撃範囲に大きく影響するようになった。
 
:*マップやマップ上のユニットも3Dとなった。建物などの一部地形はマップ上でも物理判定を持った障害物として扱われ、ユニットの移動や攻撃に影響を与える。また同じ数値の射程・移動力でもユニットのサイズ差が移動・攻撃範囲に大きく影響するようになった。
 
:*マップにマス目の概念が無くなり360度の任意の角度を取って移動するシステムを採用。スパロボシリーズにおいて過去に同様のユニット移動制を採用した作品にはRTS(リアル・タイム・ストラテジー)であるScramble Commanderシリーズなどがあるが所謂ターン制のスパロボにおいては本作が初となる。
 
:*マップにマス目の概念が無くなり360度の任意の角度を取って移動するシステムを採用。スパロボシリーズにおいて過去に同様のユニット移動制を採用した作品にはRTS(リアル・タイム・ストラテジー)であるScramble Commanderシリーズなどがあるが所謂ターン制のスパロボにおいては本作が初となる。
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:本作では全機体が[[援護攻撃]]・[[援護防御]]可能。ただし、それぞれ1ターン1回ずつの制限がある。また、本作では「自分の近くにいる機体」だけでなく「敵の近くにいる機体」も援護攻撃に参加できる。
 
:本作では全機体が[[援護攻撃]]・[[援護防御]]可能。ただし、それぞれ1ターン1回ずつの制限がある。また、本作では「自分の近くにいる機体」だけでなく「敵の近くにいる機体」も援護攻撃に参加できる。
 
;ユニット出撃・母艦システムの変更点
 
;ユニット出撃・母艦システムの変更点
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:*本作ではステージ初めの出撃ユニット選択という概念がない。ステージの最初に強制出撃機体がマップ上に登場するが、その他の機体は全て母艦に乗船している。そして、ステージ中に好きなユニットを任意のタイミングで母艦から自由に発進させることができる。ただし、1つのマップに登場可能な自軍ユニット数は12体である。すでにマップ上に登場しているユニットを母艦に戻せば登場枠が1つ空くので、[[母艦]]内に乗船している任意の機体をマップに1つ発進させることができる。この「ユニット入れ替え」が本作では攻略の肝になる。
 
:*本作ではステージ初めの出撃ユニット選択という概念がない。ステージの最初に強制出撃機体がマップ上に登場するが、その他の機体は全て母艦に乗船している。そして、ステージ中に好きなユニットを任意のタイミングで母艦から自由に発進させることができる。ただし、1つのマップに登場可能な自軍ユニット数は12体である。すでにマップ上に登場しているユニットを母艦に戻せば登場枠が1つ空くので、[[母艦]]内に乗船している任意の機体をマップに1つ発進させることができる。この「ユニット入れ替え」が本作では攻略の肝になる。
 
:*[[母艦]]から出撃させたユニットは、必ずしも移動する必要は無い。
 
:*[[母艦]]から出撃させたユニットは、必ずしも移動する必要は無い。
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;[[合体]]システムの変更点
 
;[[合体]]システムの変更点
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:*合体可能なユニットが[[合体]]すると、登場枠に空きができるため新たにマップにユニットを発進させることができる。このシステムにより、本作では合体するとステージ終了まで分離ができなくなった。
 
:*合体可能なユニットが[[合体]]すると、登場枠に空きができるため新たにマップにユニットを発進させることができる。このシステムにより、本作では合体するとステージ終了まで分離ができなくなった。
 
:*[[合体]]や[[変形]]でユニットサイズが大きくなる場合、ユニットが密集しているなど周囲にスペースがない場合は実行不可。
 
:*[[合体]]や[[変形]]でユニットサイズが大きくなる場合、ユニットが密集しているなど周囲にスペースがない場合は実行不可。
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:「機体用」「パイロット用」「消費用」の3つのカテゴリに大別され、機体用とパイロット用は同一パーツの重複装備が不可能。消費用の強化パーツが使い捨てではなく、1シナリオ1回の再利用可となっている。
 
:「機体用」「パイロット用」「消費用」の3つのカテゴリに大別され、機体用とパイロット用は同一パーツの重複装備が不可能。消費用の強化パーツが使い捨てではなく、1シナリオ1回の再利用可となっている。
 
;その他の変更点
 
;その他の変更点
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:*補給を受けても気力が減らなくなった。また、移動後の補給が可能になった。
 
:*補給を受けても気力が減らなくなった。また、移動後の補給が可能になった。
 
:*弾薬の概念がなくなり、全てENで管理するようになった。
 
:*弾薬の概念がなくなり、全てENで管理するようになった。
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初の試みとして'''地球人類間戦争を描く作品が参戦していない'''点が挙げられる。敵ロボットに人間が搭乗していない作品が比較的多く、更に人間が搭乗している場合でも、[[異世界]]人や[[宇宙人]]が敵となっている作品が殆どである。分かりやすい悪役(侵略者)ばかりなので、これがストーリーに今までのシリーズとは異なる雰囲気を出している。
 
初の試みとして'''地球人類間戦争を描く作品が参戦していない'''点が挙げられる。敵ロボットに人間が搭乗していない作品が比較的多く、更に人間が搭乗している場合でも、[[異世界]]人や[[宇宙人]]が敵となっている作品が殆どである。分かりやすい悪役(侵略者)ばかりなので、これがストーリーに今までのシリーズとは異なる雰囲気を出している。
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また、[[母艦]]となる[[戦艦]]が極端に少ないのも特徴。参戦アニメ内では『[[戦国魔神ゴーショーグン]]』の[[グッドサンダー]]や、『[[NG騎士ラムネ&40]]』のスタン帆船、『[[完全勝利ダイテイオー]]』のゴクラクルーザーが母艦の候補としてユーザーから予想されていたが、これらはゲーム中に登場せず、[[スーパーロボット大戦W|W]]以来となるオリジナルの母艦が一隻登場するのみである。また『ラムネ&40』から[[ハルク砲艦アックスボンバー号]]も登場しているがこちらは母艦扱いではない(ただし、1ステージのみオリジナル母艦が使えない事態となり、同艦が母艦扱いとなるステージがある)。
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また、[[母艦]]となる[[戦艦]]が極端に少ないのも特徴。参戦アニメ内では『[[戦国魔神ゴーショーグン]]』の[[グッドサンダー]]や、『[[NG騎士ラムネ&40]]』のスタン帆船、『[[完全勝利ダイテイオー]]』のゴクラクルーザーが母艦の候補としてユーザーから予想されていたが、これらはゲーム中に登場せず、『[[スーパーロボット大戦W|W]]』以来となるオリジナルの母艦が一隻登場するのみである。また『ラムネ&40』から[[ハルク砲艦アックスボンバー号]]も登場しているがこちらは母艦扱いではない(ただし、1ステージのみオリジナル母艦が使えない事態となり、同艦が母艦扱いとなるステージがある)。
    
作品選考に関しては寺田プロデューサーいわく、20代の開発スタッフの意見を重視・尊重し、「その世代にとって懐かしい作品」を意識した結果、1990年代に放映されていたアニメ作品が多く参戦したとのことである。このことは公式ブログを参照されたし。
 
作品選考に関しては寺田プロデューサーいわく、20代の開発スタッフの意見を重視・尊重し、「その世代にとって懐かしい作品」を意識した結果、1990年代に放映されていたアニメ作品が多く参戦したとのことである。このことは公式ブログを参照されたし。
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