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== 共通の攻撃 ==
 
== 共通の攻撃 ==
=== ワームスフィア現象 ===
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=== ワームスフィアー現象 ===
球状に空間のねじれを発生させ、内部の物体を範囲内の空間ごとゼロ次元方向へ向かって捩じり切る。見た目の上では黒い力場に沿って内部の物体が全て消失する、と言った具合。この手の攻撃のお約束通り一撃必殺の威力を持ち、ベーシックなワームスフィアは攻撃対象を包むように突如力場が発生するために回避も困難(フェストゥムが黒く光るため、攻撃の開始は確認可能)。他の作品ならば必殺技になってもおかしくないこの攻撃をフェストゥムは'''当たり前のように乱発'''してくる。ファフナーはワームスフィアに対する防御力を持つが、それでも最初期はノートゥングモデルですら一撃で大破する程。
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「球状に空間のねじれを発生させ、内部の物体を範囲内の空間ごとゼロ次元方向へ向かって捩じり切る」「見た目の上では黒い力場に沿って内部の物体が全て消失する」と言った具合。この手の攻撃のお約束通り一撃必殺の威力を持ち、基本的にワームスフィアーは攻撃対象を包むように突如力場が発生するために回避も困難(フェストゥムが黒く光るため、攻撃の開始は確認可能)。他の作品ならば必殺技になってもおかしくないこの攻撃をフェストゥムは'''当たり前のように乱発'''してくる。ファフナーはワームスフィアーに対する防御力を持つが、それでも最初期はノートゥングモデルですら一撃で大破する程であった。
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時系列が進むとファフナーの防御力も向上して通常のワームスフィア一発で大破することはなくなる。だがフェストゥム側も攻撃手段を向上させ、ワーム・ショットやワーム・カッター、緑色の高威力版など様々な応用版を繰り出すようになる。
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時系列が進むとファフナーの防御力も向上して通常のワームスフィアー一発で大破することはなくなる。だがフェストゥム側も攻撃手段を向上させ、ワーム・ショットやワーム・カッター、緑色の高威力版など様々な応用版を繰り出すようになる。
    
=== 自爆 ===
 
=== 自爆 ===
撃破された個体が崩壊前に行う最後っ屁。発動できない状況(同化される、跡形もなく吹き飛ぶ等)でなければほぼ確実に発動し、両断すれば両方の部位が起爆する。単なる自爆ではなく'''自身にワームスフィアを放つ'''ため、接近戦では撃破しても[[マークエルフ|退避が遅れる]]と相討ちに持ち込まれたり、最悪の場合[[マークフュンフ|脱出しても手遅れ]]になることも。スパロボでは演出のみ再現されている。
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撃破された個体が崩壊前に行う最後っ屁。発動できない状況(同化される、跡形もなく吹き飛ぶ等)でなければほぼ確実に発動し、両断すれば両方の部位が起爆する。単なる自爆ではなく'''自身にワームスフィアーを放つ'''ため、接近戦では撃破しても[[マークエルフ|退避が遅れる]]と相討ちに持ち込まれたり、最悪の場合[[マークフュンフ|脱出しても手遅れ]]になることも。スパロボでは演出のみ再現されている。
    
=== 同化 ===
 
=== 同化 ===
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== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
[[トドメ演出]]のない武器で撃墜すると、ワームスフィア現象を発生させて消滅する。
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[[トドメ演出]]の無い武器で撃墜すると、ワームスフィアー現象を発生させて消滅する。
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
:本作においてフェストゥムが敵ユニットとして登場するのは、全てルート選択によるステージとなっている。そのため、ルート選択の仕方によっては'''ファフナーを一度もフェストゥムと戦わせずにゲームをクリアできる'''。これは、読心能力のあるフェストゥムの登場回数を増やすと『ファフナー』以外の作品が活躍し辛くなるためと見られている。
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:本作においてフェストゥムが敵ユニットとして登場するのは、全てルート選択によるステージとなっている。そのため、ルート選択の仕方によっては'''ファフナーを一度もフェストゥムと戦わせずにゲームをクリアできる'''。これは、読心能力のあるフェストゥムの登場回数を増やすと『[[蒼穹のファフナー]]』以外の作品が活躍し辛くなるためと見られている。
:ただ、肝心の「読心」の補正が小さく、ユニット・パイロットともに能力が大して高くない。同化が効くのもファフナーのみで、ファフナーでない方が楽に戦えるという、原作での脅威が影も形もない有様である。
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:ただし、肝心の「[[読心]]」の補正が小さく、ユニット・パイロットともに能力が大して高くない。[[同化]]が効くのもファフナーのみで、ファフナーでない方が楽に戦えるという、原作での脅威が影も形もない有様である。
:本作では[[擬態獣]]との関連を持たせようとした節があるが、伏線が回収されないまま終わっている。
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:本作では[[擬態獣]]との関連を持たせようとした節があるが、[[伏線]]が回収されないまま終わっている。
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:似たような存在の[[ELS]]と[[バジュラ]]と共演。第50話ではELSとともに[[クイーン・フロンティア]]の攻撃から[[ランカ・リー|ランカ]]や[[シェリル・ノーム|シェリル]]を庇うシーンも。また、宇宙を無に帰すことにより行ける「高い次元」とは、[[ヨグ=ソトース]]の門の向こう側の[[クトゥルフ神話|旧支配者]]の世界らしい。
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:似たような存在の[[ELS]]と[[バジュラ]]と共演。第50話「恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」ではELSとともに[[クイーン・フロンティア]]の攻撃から[[ランカ・リー|ランカ]]や[[シェリル・ノーム|シェリル]]を庇うシーンも。また、宇宙を無に帰すことにより行ける「高い次元」とは、[[ヨグ=ソトース]]の門の向こう側の[[クトゥルフ神話|旧支配者]]の世界らしい。
:Kとは逆に共通ルートでも出現する仕様となっている他、原作の脅威っぷりを再現した凶悪な能力と特殊効果を備えている。読心能力による命中補正は最終値に加算される形となっているので、どれだけスペックが高かろうと[[集中]]や[[見切り]]などの効果を得ない限りあらゆるフェストゥムからの'''命中率を0%にできない'''。幸い、回避率の方は違う仕様になっている。プロローグで登場するスフィンクス型が、デスティニーガンダムとSEED発動中のシンを相手にその恐ろしさを教えてくれる。
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:『K』とは逆に共通ルートでも出現する仕様となっている他、原作の脅威っぷりを再現した凶悪な能力と特殊効果を備えている。読心能力による命中補正は最終値に加算される形となっているので、どれだけスペックが高かろうと[[集中]]や[[見切り]]などの効果を得ない限りあらゆるフェストゥムからの'''命中率を0%にできない'''。幸い、回避率の方は違う仕様になっている。プロローグで登場する[[スフィンクス型]]が、[[デスティニーガンダム]]と[[SEED]]発動中の[[シン・アスカ|シン]]を相手にその恐ろしさを教えてくれる。
 
:さらに、全てのフェストゥムが同化能力(今作では全てのユニットに有効)を持つ上に、[[バリア貫通]]攻撃を所有しているため、うかつに突っ込むと回避しにくい[[母艦]]やスーパーロボットがあっさり落ちてしまうので注意が必要である。このように笑えるくらいにユニットが落ちるので、ユニットに都合がつかなければファフナー系か、[[VPS装甲]]持ちのユニットで対処しよう。
 
:さらに、全てのフェストゥムが同化能力(今作では全てのユニットに有効)を持つ上に、[[バリア貫通]]攻撃を所有しているため、うかつに突っ込むと回避しにくい[[母艦]]やスーパーロボットがあっさり落ちてしまうので注意が必要である。このように笑えるくらいにユニットが落ちるので、ユニットに都合がつかなければファフナー系か、[[VPS装甲]]持ちのユニットで対処しよう。
:あくまで人間の考えを読心するため、人間ではない[[ヒーローマン]]や[[NPC]]時の[[飛影]]には読心能力や同化が全く通用しない(ちなみに[[龍装劉備ガンダム|劉備]]達SDガンダムにはしっかり通用するので注意)のだが、'''味方の甲洋と操は当然の様にELSやバジュラ、果ては[[ザ・ブーム軍]]の無人機やゴーストまで読心する'''。
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:あくまで人間の考えを読心するため、人間ではない[[ヒーローマン]]や[[NPC]]時の[[飛影]]には読心能力や同化が全く通用しない(ちなみに[[龍装劉備ガンダム|劉備]]達SDガンダムにはしっかり通用するので注意)のだが、'''味方の[[春日井甲洋|甲洋]]と[[来主操|操]]は当然の様にELSやバジュラ、果ては[[ザ・ブーム軍]]の無人機や[[AIF-9V ゴースト|ゴースト]]まで読心する'''。
:また、[[ハインド・カインド]]の特殊行動コマンド「リフレクターコア」や[[RVF-25 メサイア]]の「複合センサー」で最終命中率を落とすことでも対抗可能(しかし、劇場版仕様のエウロス型は読心のLvが上がっているため、これでも完封不能)。寧ろ、集中の消費[[SP]]が重くなったことも踏まえると、こちらで対策をした方が良いかもしれない。
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:また、[[ハインド・カインド]]の特殊行動コマンド「リフレクターコア」や[[RVF-25 メサイア]]の「複合センサー」で最終命中率を落とすことでも対抗可能(しかし、[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|HaE]]仕様の[[エウロス型]]は読心のLvが上がっているため、これでも完封不能)。むしろ、集中の消費[[SP]]が重くなったことも踏まえると、こちらで対策をした方が良いかもしれない。
 
:マップ上でも撃墜時のエフェクトが爆発ではなく、ワーム・スフィアー現象を発生させての消滅になっている。
 
:マップ上でも撃墜時のエフェクトが爆発ではなく、ワーム・スフィアー現象を発生させての消滅になっている。
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:原作では最も数多く登場。どことなく[[天使]]を彷彿とさせる巨人の姿をしており、'''「あなたはそこにいますか?」'''という質問を掲げてきて、それに応えた人間を同化するタイプ。
 
:原作では最も数多く登場。どことなく[[天使]]を彷彿とさせる巨人の姿をしており、'''「あなたはそこにいますか?」'''という質問を掲げてきて、それに応えた人間を同化するタイプ。
 
:;スフィンクスA型種
 
:;スフィンクスA型種
::スフィンクス型の基本型。『HaE』では強化型が登場。スカラベR型の捻り攻撃を発展させ、複数の正方形の力場で挟み捻る方向を反転させるワーム・カッターを使用。
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::スフィンクス型の基本型。『[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|HaE]]』では強化型が登場。スカラベR型の捻り攻撃を発展させ、複数の正方形の力場で挟み捻る方向を反転させるワーム・カッターを使用。
 
:;スフィンクスB型種
 
:;スフィンクスB型種
 
::SRW未登場。筋肉質でほぼ完全な人型をしている。設定のみで詳細は不明。
 
::SRW未登場。筋肉質でほぼ完全な人型をしている。設定のみで詳細は不明。
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:スフィンクス型の上位種。より戦闘能力が高い。
 
:スフィンクス型の上位種。より戦闘能力が高い。
 
:;プレアデス型(子)/アルキオネ型
 
:;プレアデス型(子)/アルキオネ型
::プレアデス型の子機。いわゆる生体ミサイルであり、無数が攻撃対象に取り付いて自爆する。本体が健在なら何度でも再生産される。アルキオネ型はPSPのゲームでの名称。
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::プレアデス型の子機。いわゆる生体ミサイルであり、無数が攻撃対象に取り付いて自爆する。本体が健在なら何度でも再生産される。アルキオネ型は、[[PSP]]のゲームでの名称。
 
;[[エウロス型]]
 
;[[エウロス型]]
:[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|劇場版]]より登場。体色が赤くなり、ミサイルやビームを発射する能力を持つ。スフィンクス型が同化により人間の戦い方を理解し、自らを対人類の戦闘を重視した形に変化させたもの。
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:『HaE』より登場。体色が赤くなり、ミサイルやビームを発射する能力を持つ。スフィンクス型が同化により人間の戦い方を理解し、自らを対人類の戦闘を重視した形に変化させたもの。
 
;スレイブ型
 
;スレイブ型
:フェストゥムの「できそこない」。他者の同化をすることができないというフェストゥムとしては致命的な欠陥を持つ。通常は同化の標的として他のフェストゥムのエサにされるらしい。マスター型かコアギュラ型に同化された者が陥りがちで、同化が出来ない上にミールとの接続もないため、元の人間の意識が丸ごと残っていることが多い。<br />作中では甲洋が変身した青色の個体のみが登場。スパロボでは顔アイコンが1カットのみ映る。
+
:フェストゥムの「できそこない」。他者の同化をすることができないというフェストゥムとしては致命的な欠陥を持つ。通常は同化の標的として他のフェストゥムのエサにされるらしい。
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:マスター型かコアギュラ型に同化された者がスレイブ型へと陥りがちで、同化が出来ない上にミールとの接続も無いため、元の人間の意識が丸ごと残っていることが多い。
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:作中では[[春日井甲洋|甲洋]]が変身した青色の個体のみが登場。スパロボでは顔アイコンが1カットのみ映る。
 
;マスター型
 
;マスター型
:人に擬態した上位個体。フェストゥムの集合意思の中ではかなりの上位権限がもたらされており、[[ミール]]の意思代行者でもある。<br />人の姿は人間社会にとけこみ調査するためであり、スフィンクス型のような光の巨人の姿になることも可能。
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:人に擬態した上位個体。フェストゥムの集合意思の中ではかなりの上位権限がもたらされており、[[ミール]]の意思代行者でもある。
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:人の姿は人間社会にとけこみ調査するためであり、スフィンクス型のような光の巨人の姿になることも可能。
 
;コア型
 
;コア型
:人類とフェストゥムの融合独立個体。同化現象に襲われた人間の中には、ごくまれに融合しつつも同化せずに人間としての存在を安定して保てることがあり、そのような人物を人間ではなくフェストゥムの一種と見なすとき「コア型」と呼ぶ。分類学上はコアギュラ型から分岐した種として扱われる。世界に数人しか存在しない。
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:人類とフェストゥムの融合独立個体。同化現象に襲われた人間の中には、ごくまれに融合しつつも同化せずに人間としての存在を安定して保てることがあり、そのような人物を人間ではなくフェストゥムの一種と見なすとき「コア型」と呼ぶ。
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:分類学上はコアギュラ型から分岐した種として扱われる。世界に数人しか存在しない。
 
;コアギュラ型(SRW未登場)
 
;コアギュラ型(SRW未登場)
 
:攻撃はせず、同化だけをしかけてくるフェストゥム。攻撃を加えるとそれを放った対象を同化しに来るため迂闊に手が出せない。
 
:攻撃はせず、同化だけをしかけてくるフェストゥム。攻撃を加えるとそれを放った対象を同化しに来るため迂闊に手が出せない。
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:水中活動に特化したフェストゥムで、巨大な鯨のような姿をしている。
 
:水中活動に特化したフェストゥムで、巨大な鯨のような姿をしている。
 
;スカラベ型(SRW未登場)
 
;スカラベ型(SRW未登場)
:植物型のフェストゥム。各個体は超小型だが軍団で攻めてきて、周囲を無差別に同化し際限なく巨大化、やがて根を張る強敵。<br />操のミールが根城にする空母ボレアリオスには『飽和』したスカラベ型が張り付いている。
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:植物型のフェストゥム。各個体は超小型だが軍団で攻めてきて、周囲を無差別に同化し際限なく巨大化、やがて根を張る強敵。
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:[[来主操|操]]のミールが根城にする空母ボレアリオスには『飽和』したスカラベ型が張り付いている。
 
:;スカラベ型R
 
:;スカラベ型R
::無印に登場する完熟形態。1期時点では人類軍でも世界に3体しか確認されていない希少種。それに見合うだけの強さを持つ。<br />「人の痛み」を理解しており、同化含めた能動行動を行わず、攻撃された場合はそのエネルギーをワーム・スフィアーに変換して叩き返すという習性を持つ。<br />しかし竜宮島に現れた個体はジークフリード・システムを理解しており、ファフナーのシステムにダメージを認識させずペインブロック機能を無効化する、という厄介極まりない戦法を使用。島の奥深くまで侵攻し'''雑巾搾り'''に'''CDCパスタ'''で多くのキャラクターを同化、殺害し原作視聴者に大きなトラウマを残した。<br />この個体の特性の多くは何らかの形で後続の新型フェストゥムに引き継がれている。
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::無印に登場する完熟形態。1期時点では人類軍でも世界に3体しか確認されていない希少種。それに見合うだけの強さを持つ。
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::「人の痛み」を理解しており、同化含めた能動行動を行わず、攻撃された場合はそのエネルギーをワーム・スフィアーに変換して叩き返すという習性を持つ。
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::しかし、[[竜宮島]]に現れた個体は「ジークフリード・システムを理解しており、ファフナーのシステムにダメージを認識させずペインブロック機能を無効化する」という厄介極まりない戦法を使用。島の奥深くまで侵攻し'''雑巾搾り'''に'''CDCパスタ'''で多くのキャラクターを同化、殺害し原作視聴者に大きな[[トラウマイベント|トラウマ]]を残した。
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::この個体の特性の多くは何らかの形で後続の新型フェストゥムに引き継がれている。
 
:;スカラベ型J
 
:;スカラベ型J
::『HaE』で登場したスカラベ型の亜種。「島殺し」の異名を持ち、枯葉剤に似た毒素で島その物を攻撃する。<br />島の大人たちは日本消滅時に被爆し、ミールによって放射線障害を抑えられているため、島自体を弱らせるこの種はある意味で他のあらゆるフェストゥムよりも危険な存在。<br />純粋な戦闘能力も高く、R型より素早い動きで突撃や触手攻撃を行う。更に緑色のワームスフィアは無印時代よりも強化されたノートゥングモデルの装甲を消し飛ばす程の威力を持つ。
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::『HaE』で登場したスカラベ型の亜種。「島殺し」の異名を持ち、枯葉剤に似た毒素で島その物を攻撃する。
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::島の大人たちは日本消滅時に被爆し、ミールによって放射線障害を抑えられているため、島自体を弱らせるこの種はある意味で他のあらゆるフェストゥムよりも危険な存在。
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::純粋な戦闘能力も高く、R型より素早い動きで突撃や触手攻撃を行う。更に緑色のワームスフィアは無印時代よりも強化されたノートゥングモデルの装甲を消し飛ばす程の威力を持つ。
 
;ウーシア型
 
;ウーシア型
 
:『RoL』で登場したタイプ。コアギュラ型の変種で、第一次L計画当時はフェストゥムの主力と認識されていた。スフィンクス型を始めとする水中に適応した種はこの種類が得たデータから生み出された。
 
:『RoL』で登場したタイプ。コアギュラ型の変種で、第一次L計画当時はフェストゥムの主力と認識されていた。スフィンクス型を始めとする水中に適応した種はこの種類が得たデータから生み出された。
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== 個体名を持つフェストゥム ==
 
== 個体名を持つフェストゥム ==
 
;[[イドゥン]]
 
;[[イドゥン]]
:人間の姿を持つ「マスター型フェストゥム」。フェストゥムとしての姿はスフィンクス型に似たグロテスクなもの。
+
:人間の姿を持つ「マスター型フェストゥム」。フェストゥムとしての姿は、スフィンクス型に似たグロテスクなもの。
 
;[[ミョルニア]]
 
;[[ミョルニア]]
 
:[[真壁一騎]]の母・[[真壁紅音|紅音]](あかね)の姿を持つ「マスター型フェストゥム」。一騎に[[マークザイン]]を託した他、人類の未来に関する「ある情報」を[[竜宮島]]に齎す。フェストゥムとしての姿は赤い巨人。
 
:[[真壁一騎]]の母・[[真壁紅音|紅音]](あかね)の姿を持つ「マスター型フェストゥム」。一騎に[[マークザイン]]を託した他、人類の未来に関する「ある情報」を[[竜宮島]]に齎す。フェストゥムとしての姿は赤い巨人。
 
;[[春日井甲洋]]
 
;[[春日井甲洋]]
:物語中盤で中枢神経が同化されてしまい、後に「スレイヴ型フェストゥム」として覚醒する。フェストゥムとしての姿は青い巨人。
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:物語中盤で中枢神経が同化されてしまい、後に「スレイヴ型フェストゥム」として覚醒する。フェストゥムとしての姿は、青い巨人。
 
;[[皆城乙姫]]
 
;[[皆城乙姫]]
 
:「コア型フェストゥム」。半同化された母親から生まれた人類とフェストゥムの独立融合個体。
 
:「コア型フェストゥム」。半同化された母親から生まれた人類とフェストゥムの独立融合個体。
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;[[同化]]
 
;[[同化]]
 
:『[[蒼穹のファフナー]]』シリーズにおける、生命体としての性質がフェストゥムに近づいていく現象のこと。
 
:『[[蒼穹のファフナー]]』シリーズにおける、生命体としての性質がフェストゥムに近づいていく現象のこと。
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;[[読心]]
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:「会話を介さずに相手の思考や行動等を把握する」というフェストゥムが持つ能力。人類にとっては、まさに脅威と言える能力である。
 
;[[ファフナー]]
 
;[[ファフナー]]
:[[アルヴィス]]製のノートゥングモデルは、フェストゥムのコアを内蔵している。
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:[[アルヴィス]]製のノートゥングモデルは、フェストゥムのコアを内蔵している。なお、ファフナーはフェストゥムの読心能力を防ぎながら戦う事ができる唯一の機動兵器である。
 
;[[ミール]]
 
;[[ミール]]
 
:フェストゥムの集合意識ネットワークを作り出している結晶体。
 
:フェストゥムの集合意識ネットワークを作り出している結晶体。
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=== 類似する種族・勢力 ===
 
=== 類似する種族・勢力 ===
 
;[[ELS]]
 
;[[ELS]]
:『[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-‎]]』に登場する地球外変異性金属体。独立した『個』の概念が無い点がフェストゥムと似ている。UXにて共演。
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:『[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-‎]]』に登場する地球外変異性金属体。独立した「個」の概念が無い点がフェストゥムと似ている。『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』にて共演。
 
;[[バジュラ]]
 
;[[バジュラ]]
:『[[マクロスF]]』に登場する巨大な昆虫型[[地球外生命体]]。独立した『個』の概念が無い点がフェストゥムと似ている。UXにて共演。
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:『[[マクロスF]]』に登場する巨大な昆虫型[[地球外生命体]]。独立した『個』の概念が無い点がフェストゥムと似ている。『UX』にて共演。
 
;[[バアル]]
 
;[[バアル]]
:Zシリーズに登場する複数の版権敵勢力の総称であり、知的生命体の敵であり、宇宙を消滅に導く者達。「消滅する力」由来の[[宇宙怪獣|真のバアル]]と結果的に消滅する力の活性化を助長しているバアル同然の勢力がいる。目的はどうあれ、その手段として宇宙を無に還そうとするフェストゥムの行動は後者に近いといえる。対話の余地があるのが決定的な違い。
+
:[[Zシリーズ]]に登場する複数の版権敵勢力の総称であり、知的生命体の敵であり、宇宙を消滅に導く者達。「消滅する力」由来の[[宇宙怪獣|真のバアル]]と結果的に消滅する力の活性化を助長しているバアル同然の勢力がいる。
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:目的はどうあれ、その手段として宇宙を無に還そうとするフェストゥムの行動は後者に近いといえる。ただし、対話の余地があるのが決定的な違い。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]に登場する[[VPS装甲]]。UXにおけるモビルスーツは対フェストゥムも想定して開発されたというオリジナル設定があるのだが、これが設定だけの話だけでなく、システム上の仕様でもそうなっているという良質なクロスオーバーの好例となっている。
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*[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]に登場する[[VPS装甲]]。『UX』におけるモビルスーツは対フェストゥムも想定して開発されたというオリジナル設定があるのだが、これが設定だけの話だけでなく、システム上の仕様でもそうなっているという良質なクロスオーバーの好例となっている。
*フェストゥムの武器はバリア貫通を持つ事が多く、バリアに頼っても攻撃≒同化を防げない。だが特殊装甲であるVPS装甲ならバリア無効武器を防いで同化を無効化できるという理屈である。
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*フェストゥムの武器は[[バリア貫通]]を持つ事が多く、[[バリア]]に頼っても攻撃≒同化を防げない。だが、特殊装甲であるVPS装甲ならバリア無効武器を防いで[[同化]]を無効化できるという理屈である。
 
**もっともフェストゥム側の武器にもVPS装甲をも無効化するものは存在するし、元々モビルスーツは装甲が高くないので、強敵相手だとダメージを受けて同化されてしまうケースはあり得るが。
 
**もっともフェストゥム側の武器にもVPS装甲をも無効化するものは存在するし、元々モビルスーツは装甲が高くないので、強敵相手だとダメージを受けて同化されてしまうケースはあり得るが。
 
*これらがシステムと設定が同調するように意図的になされたクロスオーバーのための仕様調整なのかは不明だが、裏付ける会話は存在している。
 
*これらがシステムと設定が同調するように意図的になされたクロスオーバーのための仕様調整なのかは不明だが、裏付ける会話は存在している。
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