差分
編集の要約なし
=== 概要 ===
=== 概要 ===
[[ゲシュペンスト]]強化計画である[[ハロウィン・プラン]]に基づき、[[量産型ゲシュペンストMk-II]]をベースに開発されたバージョンアップ機。汎用性と整備性が向上している。また、動力炉はプラズマ・ジェネレーターに換装され、テスラ・ドライブを搭載したことで飛行可能となるなど、各部に近代化改修が行われている。両腕・両脚・バックパックにハードポイントが設置され、各パイロットが武装をカスタマイズできる仕様となっている。量産型ゲシュペンストMk-IIでは固定武装だった左腕のプラズマ・ステークは、オプション装備のプラズマ・バックラーに変更されている。<br />A.C.E.ポータブルで設定されたハードポイントを活かしたバリエーションは、基本タイプ・重武装タイプ・高機動タイプが存在し、それぞれ5つの武装パターンが存在するため、1機だけなのに15パターンも存在するという特異な扱いとなっている。
[[ゲシュペンスト]]強化計画である[[ハロウィン・プラン]]に基づき、[[量産型ゲシュペンストMk-II]]をベースに開発されたバージョンアップ機。汎用性と整備性が向上している。また、動力炉はプラズマ・ジェネレーターに換装され、テスラ・ドライブを搭載したことで飛行可能となるなど、各部に近代化改修が行われている。両腕・両脚・バックパックにハードポイントが設置され、各パイロットが武装をカスタマイズできる仕様となっている。量産型ゲシュペンストMk-IIでは固定武装だった左腕のプラズマ・ステークは、オプション装備のプラズマ・バックラーに変更されている。<br />A.C.E.ポータブルで設定されたハードポイントを活かしたバリエーションは、基本タイプ・重武装タイプ・高機動タイプが存在し、それぞれ5つの武装パターンが存在するため、1機だけなのに15パターンも存在するという特異な扱いとなっている。第2次OGではさすがにそこまで多くはならず、ノーマル・グラップル・キャノンの三種類の換装形態、という形になっている。
「改」は量産型と比べて全体的にシャープになっているが、力強く見えるデザインが特徴。なお、ヒューゴ機である3号機だけは指揮官機ではない為アンテナが無いのだが、全高は同じに設定されている為、アンテナを除いて計測しているものと思われる。
「改」は量産型と比べて全体的にシャープになっているが、力強く見えるデザインが特徴。なお、ヒューゴ機である3号機だけは指揮官機ではない為アンテナが無いのだが、全高は同じに設定されている為、アンテナを除いて計測しているものと思われる。
==== 1号機 カイ・キタムラ機 ====
==== 1号機 カイ・キタムラ機 ====
ゲシュペンストに拘りハロウィン・プランに参加した[[カイ・キタムラ]]少佐の機体。機体色は緑。格闘戦使用に特化しており、改良型プラズマ・ステークである「プラズマ・バックラー」を両腕に装備している。このタイプは「タイプG」と呼ばれている。単純に引き算をするならば、プラズマ・バックラー1基につき1,5tという計算が成り立つ。その為、2号機・3号機と比べると機体重量が重い。
ゲシュペンストに拘りハロウィン・プランに参加した[[カイ・キタムラ]]少佐の機体。機体色は緑。格闘戦使用に特化しており、改良型プラズマ・ステークである「プラズマ・バックラー」を両腕に装備している。このタイプは「タイプG」と呼ばれている。単純に引き算をするならば、プラズマ・バックラー1基につき1,5tという計算が成り立つ。その為、2号機・3号機と比べると機体重量が重い。 封印戦争直前にロールアウトしたタイプGはこの機体のデータを基にしたもの。
==== 2号機 アルベロ機,3号機 ヒューゴ機 ====
==== 2号機 アルベロ機,3号機 ヒューゴ機 ====
特殊部隊[[クライ・ウルブズ]]に与えられた機体で、プラズマ・バックラーを左腕のみ装備。2通りの運用が可能な大型ビーム砲「フォールディング・ツーウェイ・キャノン(F2Wキャノン)」を装備している。このF2Wキャノン装備型を「Nタイプ」と呼ばれている。[[イェッツトレジセイア]]との戦闘で3号機である[[ヒューゴ・メディオ]]機は破壊され、2号機の[[アルベロ・エスト]]機も半壊した。機体色は2号機が黒、3号機が赤。指揮官用ではない3号機には頭部のアンテナが無い。なお、アンテナの有無に関わらず重量が同じである為、2号機は3号機と全く同じという訳ではないようである。
特殊部隊[[クライ・ウルブズ]]に与えられた機体で、プラズマ・バックラーを左腕のみ装備。2通りの運用が可能な大型ビーム砲「フォールディング・ツーウェイ・キャノン(F2Wキャノン)」を装備している。このF2Wキャノン装備型を「Nタイプ」と呼ばれている。[[イェッツトレジセイア]]との戦闘で3号機である[[ヒューゴ・メディオ]]機は破壊され、2号機の[[アルベロ・エスト]]機も半壊した。機体色は2号機が黒、3号機が赤。指揮官用ではない3号機には頭部のアンテナが無い。なお、アンテナの有無に関わらず重量が同じである為、2号機は3号機と全く同じという訳ではないようである。タイプNはこの機体のデータを基にしている。
==== 正式量産機 ====
==== 正式量産機 ====
:3機が登場し、カイ機を自軍で使用可能。クライ・ウルブズの2機はスポット参戦でのみ登場。<br />WP数値160、パーツスロット4(カイ機の数値)という本家ゲシュペンストの汎用性はそのままに、オリジナルの[[ゲシュペンストMk-II]]を凌駕するのみならず、ゲシュペンストシリーズ中でも最高クラスの機体性能を誇る。パイロットはデフォルトのカイのままでよく特に乗り換える必要性は無いが、汎用量産型という言葉通りPTに乗り換え可能なパイロットなら誰でも乗れる。[[換装武器]]によって多岐にわたる運用が可能だが、固定武装だけでも十分強い。OG外伝の強力な対抗馬達とも渡り合える性能。換装武器で強化する場合、弾数制の武器や[[射程]]の長い武器、全体攻撃が可能な武器を選ぶと良い。<br />なお、ゲーム序盤にはカイの量産型ゲシュペンストMk-IIが登場し改造も可能だが、改型登場後も自軍に残るためか、改造は引き継がれないので注意が必要。寺田Pも発売前のインタビューで注意を促していた。
:3機が登場し、カイ機を自軍で使用可能。クライ・ウルブズの2機はスポット参戦でのみ登場。<br />WP数値160、パーツスロット4(カイ機の数値)という本家ゲシュペンストの汎用性はそのままに、オリジナルの[[ゲシュペンストMk-II]]を凌駕するのみならず、ゲシュペンストシリーズ中でも最高クラスの機体性能を誇る。パイロットはデフォルトのカイのままでよく特に乗り換える必要性は無いが、汎用量産型という言葉通りPTに乗り換え可能なパイロットなら誰でも乗れる。[[換装武器]]によって多岐にわたる運用が可能だが、固定武装だけでも十分強い。OG外伝の強力な対抗馬達とも渡り合える性能。換装武器で強化する場合、弾数制の武器や[[射程]]の長い武器、全体攻撃が可能な武器を選ぶと良い。<br />なお、ゲーム序盤にはカイの量産型ゲシュペンストMk-IIが登場し改造も可能だが、改型登場後も自軍に残るためか、改造は引き継がれないので注意が必要。寺田Pも発売前のインタビューで注意を促していた。
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
:正式量産機である[[カチーナ・タラスク]]機、[[ラッセル・バーグマン]]機、[[カイ・キタムラ]]機が登場。本作では[[換装]]可能。
:正式量産機である[[カチーナ・タラスク]]機、[[ラッセル・バーグマン]]機、[[カイ・キタムラ]]機、[[ラーダ・バイラバン]]機が登場。本作では[[換装]]可能。見事に4機存在するため、マキシマムブレイクでゲシュペンスト祭り、なんてことも出来る。
== 装備・機能 ==
== 装備・機能 ==
;フォールディング・ツーウェイ・キャノン(F2Wキャノン)
;フォールディング・ツーウェイ・キャノン(F2Wキャノン)
:長身の大型ビーム砲。[[R-2]]の標準武器「マグナ・ビームライフル」の発展型で、2号機、3号機に装備された。<br />速射の「ショートレンジ・S」と、単射・高出力の「ロングレンジ・L」の2種類の攻撃方法の使い分けが可能。ロングレンジには[[バリア貫通]]能力あり。第2次OGは[[全体攻撃]]武器。<br />銃身を折りたたんで2種類の攻撃方法を使い分けるという点で、[[ラピエサージュ]]の武装「O.O.ランチャー」と類似している。
:長身の大型ビーム砲。[[R-2]]の標準武器「マグナ・ビームライフル」の発展型で、2号機、3号機に装備された。<br />速射の「ショートレンジ・S」と、単射・高出力の「ロングレンジ・L」の2種類の攻撃方法の使い分けが可能。ロングレンジには[[バリア貫通]]能力あり。第2次OGは[[全体攻撃]]武器。<br />銃身を折りたたんで2種類の攻撃方法を使い分けるという点で、[[ラピエサージュ]]の武装「O.O.ランチャー」と類似している。
=== 換装形態 ===
==== タイプN ====
基本形態。修羅の乱で投入されたアルベロ機・ヒューゴ機の運用データをもとに開発されている。
;ジェット・マグナム
:量産型ゲシュペンストの伝統武器。
;フォールディング・ツーウェイ・キャノン(F2Wキャノン)
:長身の大型ビーム砲。[[全体攻撃]]武器となっており、マキシマムブレイクに参加できないのが痛い。
==== タイプG ====
格闘戦形態。カイ機の運用データをもとに開発されている。このままだと支援武器がないので、ブレイク狙いなら換装武器を用意。
;ジェット・マグナムS
:プラズマ・バックラーにより強化されたジェット・マグナムと、背負い投げのコンボ。別名「背負い投げジェットマグナム」。
;メガ・ブラスターキャノン
:[[ゲシュペンストMk-II|ゲシュペンストMk-II・タイプS]]の武器を[[換装武器]]にしたと思われるもの。胸部の増加装甲へ内蔵している。
;ジェット・ファントム
:両腕のプラズマ・バックラーに加え、両膝に追加されたプラズマ・ステークを用いている。敵を殴り飛ばした後拳⇒脚の順で連撃を加え、トドメにアッパーで殴り飛ばす、という全く別のモーションになっている。
==== タイプC ====
砲撃戦形態。シュッツバルトのデータをもとに開発されている。
;ファンナウト・ミサイル
:4連装ミサイルポット。脚部のハードポイントに装着される。
;ツイン・ビームカノン
:[[シュッツバルト]]の装備を[[換装武器]]にしたと思われるもの。背部のウェポンラックに装着される。全体攻撃の速射モードと単体攻撃の集束モードが存在する。
;3連マシンキャノン
:[[シュッツバルト]]の装備を[[換装武器]]にしたと思われるもの。腕部のハードポイントに装着される。
=== [[特殊能力]] ===
=== [[特殊能力]] ===
関連作品『[[Another Century's Episode Portable]]』では、本機は「Another Century's Episodeオリジナル」名義で参戦をしている。作中登場の本機はノーマル、キャノン、グラップルの3種に大別されており、更にそれぞれ5種の装備パターンがある。本体の違いは増加装甲とアンテナのみ。パーソナルカラーは、青・緑・赤・黄・灰・白。パイロットは作中オリジナルを担当している(パイロットスーツは「[[OGシリーズ]]」のものに準拠しているが)。
関連作品『[[Another Century's Episode Portable]]』では、本機は「Another Century's Episodeオリジナル」名義で参戦をしている。作中登場の本機はノーマル、キャノン、グラップルの3種に大別されており、更にそれぞれ5種の装備パターンがある。本体の違いは増加装甲とアンテナのみ。パーソナルカラーは、青・緑・赤・黄・灰・白。パイロットは作中オリジナルを担当している(パイロットスーツは「[[OGシリーズ]]」のものに準拠しているが)。
なお、本編OGシリーズにはまだ登場していない[[換装武器]]が数種類ある。詳しくは下記。
;リープ・ミサイル
;リープ・ミサイル
:[[ヒュッケバインMk-III]]のアーマードモジュール[[AMガンナー]]の搭載武器。背部のウェポンラックに装着される。
:[[ヒュッケバインMk-III]]のアーマードモジュール[[AMガンナー]]の搭載武器。背部のウェポンラックに装着される。
;T-LINKスラッシャー
;T-LINKスラッシャー
:[[量産型ゲシュペンストMk-II・タイプTT]]の「T-LINKリッパー」の改良型。
:[[量産型ゲシュペンストMk-II・タイプTT]]の「T-LINKリッパー」の改良型。
<!-- GBA版OG2、OGs、OG外伝、A PORTABLEで採用。 -->
<!-- GBA版OG2、OGs、OG外伝、A PORTABLEで採用。 -->
<!-- == 機体BGM == -->
<!-- == 機体BGM == -->