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==== 開発経緯 ====
 
==== 開発経緯 ====
ジェニオンとは、DEMコーポレーションの立案した「プロジェクト・ジェミニ」により、ジェミニアの「いがみ合う双子」のスフィアを奪うために外観を似せて作られたイミテーション機である。
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ジェニオンとは、[[DEMコーポレーション]]の立案した「'''プロジェクト・ジェミニ'''」により、ジェミニアの「いがみ合う双子」のスフィアを奪うために外観を似せて作られたイミテーション機である。
    
パイロットとして選択されたスズネは元々解離性同一障害を患う二重人格者、つまり究極の二面性を持っていた。DEMはそれを知って彼女をパイロットに選択したが、たまたま居合わせたヒビキが先に登録システムに接触、ジェニオンのパイロットになってしまった。しかし、ヒビキの中にもまた「希望と絶望」という相反する感情が存在したため、AGは職務遂行のためヒビキをテストパイロットに選定。さらに保険として本来の乗り手であるスズネを丸め込み、二人がかりで擬似スフィアであるTS-DEMONを稼動させていた。 一人で乗っている時に起動しなかったのはこのためであり、TS-DEMONがセカンドモードへ移行するだけの出力は二人掛りでないと出せなかったのが原因。
 
パイロットとして選択されたスズネは元々解離性同一障害を患う二重人格者、つまり究極の二面性を持っていた。DEMはそれを知って彼女をパイロットに選択したが、たまたま居合わせたヒビキが先に登録システムに接触、ジェニオンのパイロットになってしまった。しかし、ヒビキの中にもまた「希望と絶望」という相反する感情が存在したため、AGは職務遂行のためヒビキをテストパイロットに選定。さらに保険として本来の乗り手であるスズネを丸め込み、二人がかりで擬似スフィアであるTS-DEMONを稼動させていた。 一人で乗っている時に起動しなかったのはこのためであり、TS-DEMONがセカンドモードへ移行するだけの出力は二人掛りでないと出せなかったのが原因。
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変形能力を持たされていたのはジェミニスの目を欺くためと、スフィアの力を前提にしたGAIモードは擬似スフィアでは出力が足りなかったためである。そしてジェニオン・ガイの「ガイ」とは、「GAI」でも「鎧」でも規格「外」でもなく、「骸」。つまり、魂たるスフィアのない抜け殻である。形式番号のDEMとは「Diabolus Ex Machina」、機械仕掛けの悪魔という意味であった。
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変形能力を持たされていたのはジェミニスの目を欺くためと、スフィアの力を前提にしたGAIモードは擬似スフィアでは出力が足りなかったためである。そしてジェニオン・ガイの「ガイ」とは、「GAI」でも「鎧」でも規格「外」でもなく、「骸」。つまり、魂たるスフィアのない抜け殻である。形式番号のDEMとは「'''Diabolus Ex Machina'''」、機械仕掛けの悪魔という意味であった。
    
しかし、これもまた完全な真実というわけではなく、真の開発目的はその先にあった。
 
しかし、これもまた完全な真実というわけではなく、真の開発目的はその先にあった。
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