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| == 次元力(Dimension Power) == | | == 次元力(Dimension Power) == |
| + | 『[[スーパーロボット大戦Z]]』においてジ・エーデルが解析を試み、アサキムが追い続けている未知なるエネルギー。「オリジン・ロー」、「源理の力」、「大いなる力」などとも呼称される、『Z』のストーリーにおいて重要な位置を占めるキーワードである。 |
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− | 『[[スーパーロボット大戦Z]]』においてジ・エーデルが解析を試み、アサキムが追い続けている未知なるエネルギー。「オリジン・ロー」、「源理の力」、「大いなる力」などとも呼称される、Zのストーリーにおいて重要な位置を占めるキーワードである。
| + | 作中で断片的に明らかにされた内容や語感から推察すると、「'''複数の次元において共通に発揮される力'''」「'''全ての力の源となる原初的な力'''」のような性質を持つ力であろうと思われるが、『Z』の作中ではその詳細が明かされないまま終わった。 |
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− | 作中で断片的に明らかにされた内容や語感から推察すると、「'''複数の次元において共通に発揮される力'''」「'''全ての力の源となる原初的な力'''」のような性質を持つ力であろうと思われるが、Zの作中ではその詳細が明かされないまま終わった。
| + | 『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』でユーサーが語った内容によれば、次元力とは、 |
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− | 再世篇でユーサーが語った内容によれば、次元力とは、
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| *正式名称はオリジン・ロー | | *正式名称はオリジン・ロー |
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| *最終段階:あらゆる事象の完全制御 | | *最終段階:あらゆる事象の完全制御 |
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− | となるが、現時点の超時空物理学では第一段階止まりであり、天獄戦争の時点で第二段階となり、最終段階に至った例は存在しない。
| + | となるが、現時点の超時空物理学では第一段階止まりであり、天獄戦争の時点で第二段階となり、最終段階に至った例は存在しない。これはスフィアによる行使でも同様であるが、こちらの場合リアクターの状態に移行した段階が反映される。 |
− | これはスフィアによる行使でも同様であるが、こちらの場合リアクターの状態に移行した段階が反映される。
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− | 第一段階(=ファースト・ステージ。動力としての使用)ではただの無限動力であり何の影響もないが、第二段階(セカンド・ステージ。スフィアが覚醒を始める)に至ると、次元力がより多く抽出される代わりに、それぞれの属性に応じた反作用を受けることになる。そしてそれを乗り越えて第三段階(=サード・ステージ。スフィアが覚醒し、属性に応じた事象の制御が可能となる)に至ると、反作用すらも制御して無効化し、リアクターとして完全になる。
| + | 第一段階(=ファースト・ステージ。動力としての使用)ではただの無限動力であり何の影響もないが、第二段階(セカンド・ステージ。スフィアが覚醒を始める)に至ると、次元力がより多く抽出される代わりに、それぞれの属性に応じた反作用を受けることになる。そしてそれを乗り越えて第三段階(=サード・ステージ。スフィアが覚醒し、属性に応じた事象の制御が可能となる)に至ると、反作用すらも制御して無効化し、リアクターとして完全になる。アイムを例に挙げると、彼の場合は第二段階から第三段階への移行途中であり、反作用の克服こそできていなかったものの、事象制御を行えるまでに達していた。 |
− | アイムを例に挙げると、彼の場合は第二段階から第三段階への移行途中であり、反作用の克服こそできていなかったものの、事象制御を行えるまでに達していた。
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− | 再世篇において登場したアイム以外のリアクターは第二段階(セツコのみ第三段階へ移行しつつあった)であり事象制御は不可能であったが、クロウとユーサーは互いのスフィアを共鳴させることで一時的にオリジン・ローを引き出し、事象の制御を実現している。
| + | 『再世篇』において登場したアイム以外のリアクターは第二段階(セツコのみ第三段階へ移行しつつあった)であり事象制御は不可能であったが、クロウとユーサーは互いのスフィアを共鳴させることで一時的にオリジン・ローを引き出し、事象の制御を実現している。 |
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| スフィアを用いる場合は第三段階が限界であり、最終段階に至るのは人では絶対に不可能(いがみ合う双子のリアクターならば可能だが、存在が消滅する)。[[真化]]によって高次元生命体となれば可能だが、正しく真化した場合は必要に迫られない限り使おうとせず、間違って真化した場合は波及した影響が災厄を呼ぶことになる。 | | スフィアを用いる場合は第三段階が限界であり、最終段階に至るのは人では絶対に不可能(いがみ合う双子のリアクターならば可能だが、存在が消滅する)。[[真化]]によって高次元生命体となれば可能だが、正しく真化した場合は必要に迫られない限り使おうとせず、間違って真化した場合は波及した影響が災厄を呼ぶことになる。 |
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| === 本質 === | | === 本質 === |
− | 次元力=オリジン・ローの正体は、宇宙の全てに存在する意志「霊子」に対する強制力である。
| + | 次元力=オリジン・ローの正体は、宇宙の全てに存在する意志「霊子」に対する強制力である。Zシリーズにおける全ての存在は、霊子によって成り立っている。次元力はこれに対して働きかけ、霊子の定義する事象を書き換えるエネルギーである。 |
− | Zシリーズにおける全ての存在は、霊子によって成り立っている。次元力はこれに対して働きかけ、霊子の定義する事象を書き換えるエネルギーである。
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| Zシリーズの世界には「存在しようとする力」と「消滅しようとする力」の二つの大きな力があり、生命体が主に持っている(宇宙や物質にもあるが、通常は顕在化しない)。「存在しようとする力」が理の改変を拒否した場合、次元力であっても事象制御は不可能。 | | Zシリーズの世界には「存在しようとする力」と「消滅しようとする力」の二つの大きな力があり、生命体が主に持っている(宇宙や物質にもあるが、通常は顕在化しない)。「存在しようとする力」が理の改変を拒否した場合、次元力であっても事象制御は不可能。 |
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| == 他作品における類似設定 == | | == 他作品における類似設定 == |
− | この用語が正式に採用されたのは『[[スーパーロボット大戦Z]]』ではあるが、スパロボではZ以前の作品においても次元転移及び並行世界的な設定の比重が(複数の原作が一つの世界に混在するという作品の性質上、そうなりやすい点はあるのだが)非常に大きく、似たような設定・能力を持つメカ・人物が多数存在する。 | + | この用語が正式に採用されたのは『[[スーパーロボット大戦Z]]』ではあるが、スパロボでは『Z』以前の作品においても次元転移及び並行世界的な設定の比重が(複数の原作が一つの世界に混在するという作品の性質上、そうなりやすい点はあるのだが)非常に大きく、似たような設定・能力を持つメカ・人物が多数存在する。 |
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− | Zで次元力の全容が未解明に終わったこともあり、次元力がこれらの設定・能力とリンクした形で用いられる可能性は高い。実際、上記のようにαシリーズにおける設定との類似点が見られる他、[[OGシリーズ]]において次元力と関連していると思われる発言をした人物も存在する。
| + | 『Z』で次元力の全容が未解明に終わったこともあり、次元力がこれらの設定・能力とリンクした形で用いられる可能性は高い。実際、上記のようにαシリーズにおける設定との類似点が見られる他、[[OGシリーズ]]において次元力と関連していると思われる発言をした人物も存在する。 |
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| この力を使うには、意思の力で引き出すか、機械的に引き出すかの2つの方法が存在する。強い意志を介さず機械的に引き出す方法では単なる無限のエネルギーとしてしか使えないが、次元力の真髄である万物万象に宿る霊子に働きかける事が可能になれば、桁違いのパワーを引き出し事象制御を可能にする。スフィアなどはあくまで効率良く次元力を引き出す機関であり、極端な話次元力の真髄を体得していればいつでも、どこでも次元力を引き出すことは可能である。 | | この力を使うには、意思の力で引き出すか、機械的に引き出すかの2つの方法が存在する。強い意志を介さず機械的に引き出す方法では単なる無限のエネルギーとしてしか使えないが、次元力の真髄である万物万象に宿る霊子に働きかける事が可能になれば、桁違いのパワーを引き出し事象制御を可能にする。スフィアなどはあくまで効率良く次元力を引き出す機関であり、極端な話次元力の真髄を体得していればいつでも、どこでも次元力を引き出すことは可能である。 |
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| :12星座から次元力を引き出す機関であり、その力を引き出せば事象制御も可能となる。スフィアと共鳴し、その力を引き出す者を[[スフィア・リアクター]]と呼ぶ。正体は後述の太極=至高神ソルの心の欠片。 | | :12星座から次元力を引き出す機関であり、その力を引き出せば事象制御も可能となる。スフィアと共鳴し、その力を引き出す者を[[スフィア・リアクター]]と呼ぶ。正体は後述の太極=至高神ソルの心の欠片。 |
| ;[[シュロウガ]] / [[アサキム・ドーウィン]] | | ;[[シュロウガ]] / [[アサキム・ドーウィン]] |
− | :[[平行世界]]を彷徨う青年。彼自身が次元力を任意に操作できる。最終的には「知りたがる山羊」「偽りの黒羊」「尽きぬ水瓶」「夢見る双魚」のスフィアを手に入れる。天獄篇では、4つ全てがサード・ステージに移行している。 | + | :[[平行世界]]を彷徨う青年。彼自身が次元力を任意に操作できる。最終的には「知りたがる山羊」「偽りの黒羊」「尽きぬ水瓶」「夢見る双魚」のスフィアを手に入れる。『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では、4つ全てがサード・ステージに移行している。 |
| ;[[アスクレプス]] / [[アドヴェント]] | | ;[[アスクレプス]] / [[アドヴェント]] |
| :次元力を動力として駆動する機体。[[ヘリオース|神の器の一つ]]だけあって、ある程度の事象制御も可能であり、スフィア搭載機に匹敵する。 | | :次元力を動力として駆動する機体。[[ヘリオース|神の器の一つ]]だけあって、ある程度の事象制御も可能であり、スフィア搭載機に匹敵する。 |
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| :劇中の描写を見る限りでは、ガドライトやアイムを超えるレベルでの事象制御(並行世界の同一存在の召喚、存在の置き換え、機体の再生など)を可能としており、属性という方向性・縛りがない分オリジナルのスフィアを超えていると言える。 | | :劇中の描写を見る限りでは、ガドライトやアイムを超えるレベルでの事象制御(並行世界の同一存在の召喚、存在の置き換え、機体の再生など)を可能としており、属性という方向性・縛りがない分オリジナルのスフィアを超えていると言える。 |
| ;[[カオス・カペル]] | | ;[[カオス・カペル]] |
− | :武器の一部に次元力を応用した機体。カオス・レムレースの次元力制御機能のテスト機としての側面がある。天獄篇で明かされた情報によると、知りたがる山羊のスフィアの力を再現する事を目的に開発されていた。 | + | :武器の一部に次元力を応用した機体。カオス・レムレースの次元力制御機能のテスト機としての側面がある。『第3次Z天獄篇』で明かされた情報によると、知りたがる山羊のスフィアの力を再現する事を目的に開発されていた。 |
| ;[[カオス・レオー]] | | ;[[カオス・レオー]] |
− | :天獄篇で明かされた情報によると、傷だらけの獅子のスフィアを奪うために開発された機体。 | + | :『第3次Z天獄篇』で明かされた情報によると、傷だらけの獅子のスフィアを奪うために開発された機体。 |
| ;[[カオス・アングイス]] | | ;[[カオス・アングイス]] |
− | :天獄篇で明かされた情報によると、黄道12星座に次ぐ次元力を生み出す蛇遣い座の次元力を引き出すために開発された機体。 | + | :『第3次Z天獄篇』で明かされた情報によると、黄道12星座に次ぐ次元力を生み出す蛇遣い座の次元力を引き出すために開発された機体。 |
| ;[[パールネイル]]・[[エメラルダン]]・ジェイドルーン・コランダ・オーパールア・[[サフィアーダ]]・[[パールファング]]・[[ディアムド]] | | ;[[パールネイル]]・[[エメラルダン]]・ジェイドルーン・コランダ・オーパールア・[[サフィアーダ]]・[[パールファング]]・[[ディアムド]] |
| :[[聖インサラウム王国|インサラウム]]では次元力の研究が進んでおり、インサラウム所属のアークセイバーの機動兵器は、次元力を動力としている。これらはあくまでエネルギーとして使用するのみであり、事象制御は行えない。 | | :[[聖インサラウム王国|インサラウム]]では次元力の研究が進んでおり、インサラウム所属のアークセイバーの機動兵器は、次元力を動力としている。これらはあくまでエネルギーとして使用するのみであり、事象制御は行えない。 |
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| :銀河中心部を活動領域とする星間軍事連合。次元科学が地球より数段進んでいるため、あらゆる場面で次元力を利用し、スフィア・リアクターなどの次元力に関する知識も一般兵レベルにまで広まっている。 | | :銀河中心部を活動領域とする星間軍事連合。次元科学が地球より数段進んでいるため、あらゆる場面で次元力を利用し、スフィア・リアクターなどの次元力に関する知識も一般兵レベルにまで広まっている。 |
| ;[[エラ・クインシュタイン]] | | ;[[エラ・クインシュタイン]] |
− | :『[[宇宙戦士バルディオス]]』の登場人物。Z本編において次元力と平行世界に関する仮説を初めて提示した。作中世界では「次元力」という言葉は彼女の命名によるものとなっている(実際は[[グラー博士]]が次元力という言葉を先に使っているのだが、クインシュタイン博士はそのことを知らず、偶然の一致である)。彼女はタイムパラドックスをテーマとした作品に登場する科学者であるため、最適の人選であったと言える。 | + | :『[[宇宙戦士バルディオス]]』の登場人物。『Z』本編において次元力と平行世界に関する仮説を初めて提示した。作中世界では「次元力」という言葉は彼女の命名によるものとなっている(実際は[[グラー博士]]が次元力という言葉を先に使っているのだが、クインシュタイン博士はそのことを知らず、偶然の一致である)。彼女はタイムパラドックスをテーマとした作品に登場する科学者であるため、最適の人選であったと言える。 |
| ;[[ゴッドシグマ]] / [[風見博士]] | | ;[[ゴッドシグマ]] / [[風見博士]] |
| :ジ・エーデルの発言から次元力と何らかの関わりがあると思われる「[[トリニティエネルギー]]」の発見者であり、それを応用して製造された機体。 | | :ジ・エーデルの発言から次元力と何らかの関わりがあると思われる「[[トリニティエネルギー]]」の発見者であり、それを応用して製造された機体。 |
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| :神の軍団とも呼ばれる太極の使者であり、次元力の一つの形。また、[[パラダイムシティ]]自体も太極に大きく関わる。 | | :神の軍団とも呼ばれる太極の使者であり、次元力の一つの形。また、[[パラダイムシティ]]自体も太極に大きく関わる。 |
| ;[[パラダイムシティ]] | | ;[[パラダイムシティ]] |
− | :Zにおいては次元力の作りだした「箱庭」。1万2000年の輪廻の中で、太極の意志が新たな多元世界を構築する際、因果律を組むための実験場として創り出した次元の隔離空間であり、多元宇宙が滅びようとも関係なく存在し続けている。 | + | :『Z』においては次元力の作りだした「箱庭」。1万2000年の輪廻の中で、太極の意志が新たな多元世界を構築する際、因果律を組むための実験場として創り出した次元の隔離空間であり、多元宇宙が滅びようとも関係なく存在し続けている。 |
| ;[[ビッグ・ヴィヌス]] / [[エンジェル]] | | ;[[ビッグ・ヴィヌス]] / [[エンジェル]] |
| :その「天使」の名が示す通り、次元力そのものの'''行使者'''と関係が深い人物。「太極の使者」として、人類の代表者と重要な対話を果たす役割と、それによって導きだされた世界リセットの意思決定権を託されている。シティの住人から奪われたメモリーそのものであり、シティそのものでもある。 | | :その「天使」の名が示す通り、次元力そのものの'''行使者'''と関係が深い人物。「太極の使者」として、人類の代表者と重要な対話を果たす役割と、それによって導きだされた世界リセットの意思決定権を託されている。シティの住人から奪われたメモリーそのものであり、シティそのものでもある。 |
| :メガデウスの方は太極の意志により、1万2000年の環が閉じる時にパラダイムシティを介し、世界そのものを完全にリセット・漂白するための機体。これによって消された存在はメモリーを失い、再構築されたパラダイムシティに配置されることになるが、[[時獄戦役]]においてロジャーのネゴシエイションにより、エンジェルが現実を受け入れたことで停止。以後起動しなくなった。 | | :メガデウスの方は太極の意志により、1万2000年の環が閉じる時にパラダイムシティを介し、世界そのものを完全にリセット・漂白するための機体。これによって消された存在はメモリーを失い、再構築されたパラダイムシティに配置されることになるが、[[時獄戦役]]においてロジャーのネゴシエイションにより、エンジェルが現実を受け入れたことで停止。以後起動しなくなった。 |
| ;[[ビッグ・オー]] / [[ロジャー・スミス]] | | ;[[ビッグ・オー]] / [[ロジャー・スミス]] |
− | :ビッグ・オーはザ・ビッグの一体のため、前述したように神の軍団でありながら、人に託された次元力の表れである。それと共にあるロジャーは全人類の代表として、太極、引いてはその使者と交渉を行う事を託された全人類で唯一の人物。ちなみにこれはメモリーを持っていた頃に[[ゴードン・ローズウォーター|ゴードン]]から依頼された仕事であった。そのゴードンは'''太極の意志によって「[[メトロポリス]]」を書いた=太極の意志を知る'''ことを考えると……。<br />原作同様Zの世界観でも、何故彼がそこまで複雑な立場にあるのかは不明。なお、Zの世界観において「ザ・ビッグの真のドミュナス」とは、太極の意志と交渉を行う権利を持つ者のことを現す。 | + | :ビッグ・オーはザ・ビッグの一体のため、前述したように神の軍団でありながら、人に託された次元力の表れである。それと共にあるロジャーは全人類の代表として、太極、引いてはその使者と交渉を行う事を託された全人類で唯一の人物。ちなみにこれはメモリーを持っていた頃に[[ゴードン・ローズウォーター|ゴードン]]から依頼された仕事であった。そのゴードンは'''太極の意志によって「[[メトロポリス]]」を書いた=太極の意志を知る'''ことを考えると……。 |
| + | :原作同様『Z』の世界観でも、何故彼がそこまで複雑な立場にあるのかは不明。なお、Zの世界観において「ザ・ビッグの真のドミュナス」とは、太極の意志と交渉を行う権利を持つ者のことを現す。 |
| ;[[時空振動弾]] ([[超時空世紀オーガス]]) | | ;[[時空振動弾]] ([[超時空世紀オーガス]]) |
| :本作において時空間構造を破壊し、[[多元世界]]を生み出した元凶。原作においては時空間構造破壊の原理は不明だが、本作では次元力による世界の破壊・再生と関連した原理で作動する兵器であろうと思われる。尚、[[時空振動弾]]発動の現場に居合わせた[[桂木桂]]、及び[[オルソン・D・ヴェルヌ]]の2名と[[ツィーネ・エスピオ]]は「大特異点」に接触可能な特異点となる。「太極-次元力」と同様の関係にあるのかは不明だが、限りなく類似した設定であると言える。 | | :本作において時空間構造を破壊し、[[多元世界]]を生み出した元凶。原作においては時空間構造破壊の原理は不明だが、本作では次元力による世界の破壊・再生と関連した原理で作動する兵器であろうと思われる。尚、[[時空振動弾]]発動の現場に居合わせた[[桂木桂]]、及び[[オルソン・D・ヴェルヌ]]の2名と[[ツィーネ・エスピオ]]は「大特異点」に接触可能な特異点となる。「太極-次元力」と同様の関係にあるのかは不明だが、限りなく類似した設定であると言える。 |
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| :カヲルによれば、不動が烙印を受けた「大罪」については、「シンカを見守る者」という使命に背いて何らかの直接的干渉を行ったためらしい。 | | :カヲルによれば、不動が烙印を受けた「大罪」については、「シンカを見守る者」という使命に背いて何らかの直接的干渉を行ったためらしい。 |
| ;[[堕天翅族]] | | ;[[堕天翅族]] |
− | :1億2000年前の時空破壊において太極の呪いを受けた。アサキムや不動GEN、ガイオウのような「呪われし放浪者」ではないが、次元の狭間にアトランディアごと閉じ込められ、その記憶を奪われた。その後は黒歴史の戦いの中、少しずつ位相がずれていく世界で戦い、敗れ、閉じ込められてまた目覚め……という周期を繰り返してきている。Zにおけるブレイク・ザ・ワールドで次元が綻んだことでその記憶の一部を取り戻し、因果の呪いを逃れるべく新たな世界を造ろうとした(Zにおける原作再現がこれ)。 | + | :1億2000年前の時空破壊において太極の呪いを受けた。アサキムや不動GEN、ガイオウのような「呪われし放浪者」ではないが、次元の狭間にアトランディアごと閉じ込められ、その記憶を奪われた。その後は黒歴史の戦いの中、少しずつ位相がずれていく世界で戦い、敗れ、閉じ込められてまた目覚め……という周期を繰り返してきている。『Z』におけるブレイク・ザ・ワールドで次元が綻んだことでその記憶の一部を取り戻し、因果の呪いを逃れるべく新たな世界を造ろうとした(『Z』における原作再現がこれ)。 |
− | :第3次Zに出てきた生き残りであるミカゲが高次元生命体の一人として扱われている事から、堕天翅族も高次元生命体への真化を果たした種族だと思われる。 | + | :『第3次Z』に出てきた生き残りであるミカゲが高次元生命体の一人として扱われている事から、堕天翅族も高次元生命体への真化を果たした種族だと思われる。 |
| ;[[宇宙魔王]] | | ;[[宇宙魔王]] |
− | :時獄編に登場。1万2000年前の宇宙崩壊の時、[[ブラックホール]]と一体化することで、恒星の成れの果てであるブラックホールから発生する『マイナスのオリジン・ロー』を手に入れる。宇宙魔王やハーデス、ズールと言った「暗黒の力」を持つ者たちは、元をただせばそのルーツが同じであり、天獄篇においては共に「消滅しようとする力」を源とする高次元生命体という事が明かされた。 | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄編]]』に登場。1万2000年前の宇宙崩壊の時、[[ブラックホール]]と一体化することで、恒星の成れの果てであるブラックホールから発生する「マイナスのオリジン・ロー」を手に入れる。宇宙魔王やハーデス、ズールと言った「暗黒の力」を持つ者たちは、元をただせばそのルーツが同じであり、『第3次Z天獄篇』においては共に「消滅しようとする力」を源とする高次元生命体という事が明かされた。 |
| ;[[熱気バサラ]] | | ;[[熱気バサラ]] |
− | :生命の力たる[[アニマスピリチア]]を持つ者。魂を込めた彼の歌にはアニマスピリチアが乗り、次元をも震わすバイブレーションとなって響き渡る。そのため、リアクト・マシンをはじめ、次元力で駆動する機体が彼のサウンドウェーブを受けると伝達系に異常が発生し、ダメージを受けてしまう。 | + | :生命の力たる[[アニマスピリチア]]を持つ者。魂を込めた彼の歌にはアニマスピリチアが乗り、次元をも震わすバイブレーションとなって響き渡る。そのため、スフィア搭載機をはじめ、次元力で駆動する機体が彼のサウンドウェーブを受けると伝達系に異常が発生し、ダメージを受けてしまう。 |
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| === 関連する用語 === | | === 関連する用語 === |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *第2次Z以降のZシリーズでは、次元力を操るマシンが出力を高めたり力を使用したりする際、「機体にエネルギーが集まり、光として広がる」エフェクトが使われているが、これは使用されている力によって色が違う。 | + | *『第2次Z』以降のZシリーズでは、次元力を操るマシンが出力を高めたり力を使用したりする際、「機体にエネルギーが集まり、光として広がる」エフェクトが使われているが、これは使用されている力によって色が違う。 |
| **スフィアの力→翠 | | **スフィアの力→翠 |
| ***出力やコンディションに応じてエフェクトの大きさが変わる | | ***出力やコンディションに応じてエフェクトの大きさが変わる |