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*キャラクターデザイン:下口智裕(原作漫画版)、平井久司(アニメ版)
 
*キャラクターデザイン:下口智裕(原作漫画版)、平井久司(アニメ版)
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[[ヴァーダント]]の[[ファクター]]。[[JUDA]]特務室室長。常にJUDAの制服である黒スーツを着ている。<br/>
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[[ヴァーダント]]の[[ファクター]]。[[JUDA]]特務室室長。常にJUDAの制服である黒スーツを着ている。
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室長の名に恥じない能力の持ち主であり、初期の[[早瀬浩一|浩一]]が手も足も出ず、[[ジャック・スミス|ジャック]]からも「化け物」と称されたほどの[[技量]]を持つ。[[マキナ]]での戦闘だけでなく知略戦でも極めて優秀で、[[石神邦生|石神]]の真意をある程度汲める貴重な人物として頼りにされている。
 
室長の名に恥じない能力の持ち主であり、初期の[[早瀬浩一|浩一]]が手も足も出ず、[[ジャック・スミス|ジャック]]からも「化け物」と称されたほどの[[技量]]を持つ。[[マキナ]]での戦闘だけでなく知略戦でも極めて優秀で、[[石神邦生|石神]]の真意をある程度汲める貴重な人物として頼りにされている。
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冷静沈着な性格で時折相手に辛辣な物言いをする事もあるが、その内に熱い心と正義感を秘めており、「正義の味方」になれなかった過去を持つことから、桐山と同じく浩一の辿るかもしれなかった未来の姿とも見ることができる。
 
冷静沈着な性格で時折相手に辛辣な物言いをする事もあるが、その内に熱い心と正義感を秘めており、「正義の味方」になれなかった過去を持つことから、桐山と同じく浩一の辿るかもしれなかった未来の姿とも見ることができる。
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シリアスな場面の登場が多い一方で、アニメ版では隠し芸大会の練習として自室で巻き藁相手に延々とツッコミの練習をしたり、やはり自室で独り西瓜割りを行っていたりと奇行も目立つ。また、原作漫画版第68話「春に舞う想い」では、長崎から[[東京]]へ帰る浩一に両腕一杯の紙袋(中身はカステラ)を渡す際にいかにも恐ろしげな雰囲気で現れるなど、笑えないユーモアの持ち主である。ちなみに、このカステラのシーンは'''見開き+ゴゴゴゴと言う効果音'''。しんみりムードをふっ飛ばすその有様は、ヴァリアブル・バインダーを広げたヴァーダントの姿に似ていることから、一部でカステラバインダーなどと呼ばれている。<br/>
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シリアスな場面の登場が多い一方で、アニメ版では隠し芸大会の練習として自室で巻き藁相手に延々とツッコミの練習をしたり、やはり自室で独り西瓜割りを行っていたりと奇行も目立つ。また、原作漫画版第68話「春に舞う想い」では、長崎から[[東京]]へ帰る浩一に両腕一杯の紙袋(中身はカステラ)を渡す際にいかにも恐ろしげな雰囲気で現れるなど、笑えないユーモアの持ち主である。ちなみに、このカステラのシーンは'''見開き+ゴゴゴゴと言う効果音'''。しんみりムードをふっ飛ばすその有様は、ヴァリアブル・バインダーを広げたヴァーダントの姿に似ていることから、一部でカステラバインダーなどと呼ばれている。
 
その他、原作21巻収録の番外編「非選抜因子」では浩一の「[[ハインド・カインド|ハインドタンク]]」発言を受け、牧にヴァーダントの[[ゲッター2|右腕をドリルに換装する]]か、[[ガンキャノン|肩にキャノン砲がつけられないか]]と本気で相談するなど意外な一面もある。
 
その他、原作21巻収録の番外編「非選抜因子」では浩一の「[[ハインド・カインド|ハインドタンク]]」発言を受け、牧にヴァーダントの[[ゲッター2|右腕をドリルに換装する]]か、[[ガンキャノン|肩にキャノン砲がつけられないか]]と本気で相談するなど意外な一面もある。
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名前の元ネタは、特撮ドラマ『ウルトラセブン』の主人公モロボシ・ダン役を演じた森次晃嗣氏という説がある。実際、彼が通っていた中学の名前は諸星(モロボシ)中学であったりする他、セブンとの関連性を示唆するネタがいくつかある。詳しくは後述。<br/>
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また、同作者の別作品『ULTRAMAN』でも同様にモロボシ・ダンをモチーフとした人物が登場、ウルトラセブンを彷彿とさせるパワードスーツを装着して宇宙人と戦っており、作者の『ウルトラセブン』という作品に対するリスペクトが所々で垣間見える。さらにいうと、『ULTRAMAN』の単行本巻末のおまけ漫画においても、その『セブン型』のコンセプトは、その装着者も含めて(精神的に甘いところのある主人公・早田進次郎に対し、冷徹に敵と戦う戦闘のプロであるセブン型装着者の諸星弾)ヴァーダントであることを原作者コンビが示唆している。
      
=== 原作漫画版 ===
 
=== 原作漫画版 ===
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ファクターとなった経緯が微妙に違い、不良を問いただしておらず警察に追われてもいない。百合子が葬られた後呆然と樹海を彷徨っていた中で偶然転送されてきたヴァーダントの太刀に突き刺さってファクターとなる。最初に保護したのは石神ではなく[[加藤久嵩|久嵩]]であり、彼とは盟友となっている。
 
ファクターとなった経緯が微妙に違い、不良を問いただしておらず警察に追われてもいない。百合子が葬られた後呆然と樹海を彷徨っていた中で偶然転送されてきたヴァーダントの太刀に突き刺さってファクターとなる。最初に保護したのは石神ではなく[[加藤久嵩|久嵩]]であり、彼とは盟友となっている。
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桐山のクーデターに前後して[[石神邦生|石神]]を射殺、JUDAを離反する。その後は加藤機関において活動し、久嵩の命令を受けて秘密裏に動いていた。その全ては、[[ラインバレル]]を「マキナ殺し」として一時的にでも[[覚醒]]させることであり、また「テルミノ・クレメンティア」に絶対不可欠な要素である戦艦「フラッグ」を起動させるため、石神からの指示と加藤の意向によって行われたものであった。<br/>
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桐山のクーデターに前後して[[石神邦生|石神]]を射殺、JUDAを離反する。その後は加藤機関において活動し、久嵩の命令を受けて秘密裏に動いていた。その全ては、[[ラインバレル]]を「マキナ殺し」として一時的にでも[[覚醒]]させることであり、また「テルミノ・クレメンティア」に絶対不可欠な要素である戦艦「フラッグ」を起動させるため、石神からの指示と加藤の意向によって行われたものであった。
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真相が明るみに出てからは加藤機関ごとJUDAに合流、以前のまま全体の指揮官となった。作戦終了後は服役していたが、ラインバレル・エコーの出現に前後してヴァーダントで出撃している。
 
真相が明るみに出てからは加藤機関ごとJUDAに合流、以前のまま全体の指揮官となった。作戦終了後は服役していたが、ラインバレル・エコーの出現に前後してヴァーダントで出撃している。
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==搭乗機体・関連機体==
 
==搭乗機体・関連機体==
 
;[[ヴァーダント]]:本機の[[ファクター]]。
 
;[[ヴァーダント]]:本機の[[ファクター]]。
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== 余談 ==
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*名前の元ネタは、特撮ドラマ『ウルトラセブン』の主人公モロボシ・ダン役を演じた森次晃嗣氏という説がある。実際、彼が通っていた中学の名前は諸星(モロボシ)中学であったりする他、セブンとの関連性を示唆するネタがいくつかある。
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**また、同作者の別作品『ULTRAMAN』でも同様にモロボシ・ダンをモチーフとした人物が登場、ウルトラセブンを彷彿とさせるパワードスーツを装着して宇宙人と戦っており、作者の『ウルトラセブン』という作品に対するリスペクトが所々で垣間見える。さらにいうと、『ULTRAMAN』の単行本巻末のおまけ漫画においても、その『セブン型』のコンセプトは、その装着者も含めて(精神的に甘いところのある主人公・早田進次郎に対し、冷徹に敵と戦う戦闘のプロであるセブン型装着者の諸星弾)ヴァーダントであることを原作者コンビが示唆している。
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{{DEFAULTSORT:もりつく れいし}}
 
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[[category:登場人物ま行]]
 
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[[Category:鉄のラインバレル]]
 
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