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その正体は、生と死との狭間に存在し、その境界を渡るという'''伝説の生き物の死骸'''。つまり、'''有機化どうこうの前にそもそもが純然たる生物である'''。よってスフィア搭載機ではなく宿主と表現した方が正確であろう。背部のコブ状の部分に「沈黙の巨蟹」が寄生しており、その力によって「死んでも生きている」という理を超越した存在である。生きながらにして「消えようとする力」を司る一族・鬼宿の至宝にして、代々の総領が受け継いできた由緒正しい生き物(?)であり、現在の総領である尸空が所有している。
 
その正体は、生と死との狭間に存在し、その境界を渡るという'''伝説の生き物の死骸'''。つまり、'''有機化どうこうの前にそもそもが純然たる生物である'''。よってスフィア搭載機ではなく宿主と表現した方が正確であろう。背部のコブ状の部分に「沈黙の巨蟹」が寄生しており、その力によって「死んでも生きている」という理を超越した存在である。生きながらにして「消えようとする力」を司る一族・鬼宿の至宝にして、代々の総領が受け継いできた由緒正しい生き物(?)であり、現在の総領である尸空が所有している。
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量産型とも言える尸冥爪は、その'''子供(幼生)'''に外装や武装を取り付けた存在である。ちなみに現状の尸逝天は前述したように死亡しており、その死骸が寄生した「沈黙の巨蟹」の力で維持されている状態(ゆえに骨格のみ)であり、生前の姿は不明。
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量産型とも言える尸冥爪は、その'''子供(幼生)'''に外装や武装を取り付けた存在である。ちなみに現状の尸逝天は前述したように死亡しており、その死骸が寄生した「沈黙の巨蟹」の力で維持されている状態(ゆえに骨格のみ)であり、生前の姿は不明。尸冥爪のもつハサミがないことからすると、成長に伴い退化すると考えられる。
    
最終的にはラース・バビロンでZ-BLUEに敗北し、かねてからの取り決めに従い、ヴィルダークに力を渡すため尸空の手で自壊。「沈黙の巨蟹」を残して[[因果地平]]の彼方へと旅立った。
 
最終的にはラース・バビロンでZ-BLUEに敗北し、かねてからの取り決めに従い、ヴィルダークに力を渡すため尸空の手で自壊。「沈黙の巨蟹」を残して[[因果地平]]の彼方へと旅立った。
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:自機中心型、識別無効のマップ兵器。怨霊を解き放って取り憑かせ、力を奪う。必要[[気力]]が130なので、これを撃つということは「極」が乗っていることになる。
 
:自機中心型、識別無効のマップ兵器。怨霊を解き放って取り憑かせ、力を奪う。必要[[気力]]が130なので、これを撃つということは「極」が乗っていることになる。
 
;霊鳴(れいめい)
 
;霊鳴(れいめい)
:死の稲妻で前方を薙ぎ払う。これもマップ兵器である。
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:方向指定型、識別無効のマップ兵器。死の稲妻で前方を薙ぎ払う。気力低下効果があるため骸怨より危険。
 
;鬼光衝(きこうしょう)
 
;鬼光衝(きこうしょう)
:唯一の単体攻撃。死の力をエネルギーボールに変え、相手目掛けて叩き付ける。尸冥爪も同様の技が使えるが、向こうと違い無数に撃てる。
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:唯一の単体攻撃。死の力をエネルギーボールに変え、相手目掛けて叩き付ける。尸冥爪も同様の技が使えるが、向こうと違い無数に撃てる。思考ルーチンの問題で反撃時にはこればかり撃ってくる。
 
;尸獄門(しごくもん)
 
;尸獄門(しごくもん)
:全体攻撃。「絶・陰・亜・業・獄・終」の歌で「沈黙の巨蟹」を起動、三つの口からブレスを放って敵を消滅させる。
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:全体攻撃。「絶・陰・亜・業・獄・終」の歌で「沈黙の巨蟹」を起動、ブレスを放って敵を消滅させる。
 
;冥逝孔(めいせいこう)
 
;冥逝孔(めいせいこう)
:最強技。「宿・真・零・界」の歌によって「沈黙の巨蟹」の力を解放し、虚無の領域に相手を飲み込み、そして巨大な蛇の様な禍々しい姿へと変貌した尸逝天で突撃し相手を喰らい尽くす。
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:「宿・真・零・界」の歌によって「沈黙の巨蟹」の力を解放し、虚無の領域に相手を飲み込み、そしてワームの様な禍々しい姿へと変貌した尸逝天で突撃し相手を喰らい尽くす。恐らくモチーフはウズムシ。
:全体攻撃かつ「能力半減」の追加効果がある為、直撃すると非常に危険。
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:全体攻撃かつ「能力半減」の追加効果がある為、直撃すると非常に危険。連獄篇では「霊鳴」ともども使用不能。P属性つきだが射程2~4、尸逝天は移動力7で尸獄門の最大射程が11なので、11マス以内にいると尸獄門を撃ってくる、射程外にいるとよってきても冥逝孔が射程外、ということでほとんど見る機会がない。至近にユニットがいるとたまにEPで使用してくる。
    
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
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;スフィア・アクト(沈黙の巨蟹)
 
;スフィア・アクト(沈黙の巨蟹)
 
:気力130以上で発動。「沈黙の巨蟹」の力を行使し、10マス以内のPCユニットのSP回復を無効化する。自動回復のみならず「イノベイター」「SP回復」や、歌・パーツによる回復も無効になる。これでもサイデリアルのスフィア搭載機の中ではまだ大人しいのが恐ろしいところだが。
 
:気力130以上で発動。「沈黙の巨蟹」の力を行使し、10マス以内のPCユニットのSP回復を無効化する。自動回復のみならず「イノベイター」「SP回復」や、歌・パーツによる回復も無効になる。これでもサイデリアルのスフィア搭載機の中ではまだ大人しいのが恐ろしいところだが。
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:天獄篇では気力制限が10上がっている。
    
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*時獄篇の攻略本後書きによると、デザインモチーフはそのまんま「'''カニ'''」。寺田P曰く、「'''ラスボスのデザインとしてどこまでカニっぽさを出すか悩んだ'''」とのこと。確かに、真正面から見れば前を向いたカニに見えなくもない(「沈黙の巨蟹」左右のトゲ⇒ハサミ、両肩の上にある小さなアギト⇒ハサミ、側面の肋骨部分⇒脚)。ベースデザインは「カブトガニ」と思われる(カブトガニは正確には蟹ではないが)。
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*時獄篇の攻略本後書きによると、デザインモチーフはそのまんま「'''カニ'''」。寺田P曰く、「'''ラスボスのデザインとしてどこまでカニっぽさを出すか悩んだ'''」とのこと。ベースデザインは「カブトガニ」と思われる(カブトガニは正確にはクモやサソリの仲間であり、蟹ではないが)。
    
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