差分

編集の要約なし
23行目: 23行目:  
原作『[[電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム]]』において、プレイヤーが選択できる機体のひとつ。初代フェイ・イェンやと比べてやや頭身が低い少女体型で、他の[[バーチャロイド]]と比べても頭一つ以上小さい(とはいえ、頭の横幅が大きいだけで頭身が低く見えるが実は立派な8頭身である。第三世代型ともほぼ同じ頭身)。
 
原作『[[電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム]]』において、プレイヤーが選択できる機体のひとつ。初代フェイ・イェンやと比べてやや頭身が低い少女体型で、他の[[バーチャロイド]]と比べても頭一つ以上小さい(とはいえ、頭の横幅が大きいだけで頭身が低く見えるが実は立派な8頭身である。第三世代型ともほぼ同じ頭身)。
   −
胸部から放たれる特徴的なハートビーム、これは初代フェイ・イェン(オリジナルの不完全なレプリカ)開発時に高機動型偵察用機体のバイパーIIと同型のホーミングビームを搭載したが、開発ソースの中に含まれるブラックボックスといえる部分による影響によってビームの形状が変化したものである。兵器としての性能に支障は無く、そのまま後継機にも使用されている(さすがにバイパーⅡのものがそのまま使用されているとは思えないが)。
+
胸部から放たれる特徴的なハートビーム、これは初代フェイ・イェン(オリジナルの不完全なレプリカ)開発時に高機動型偵察用機体のバイパーIIと同型のホーミングビームを搭載したが、開発ソースの中に含まれるブラックボックスといえる部分による影響によってビームの形状が変化したものである。兵器としての性能に支障は無く、そのまま後継機にも使用されている(さすがにバイパーIIのものがそのまま使用されているとは思えないが)。なお、『オラトリオ・タングラム』では「Vアーマー」という一種のバリアシステムが存在するが、スパロボでは再現されていない。
なお、「オラタン」では「Vアーマー」という一種のバリアシステムが存在するが、スパロボでは再現されていない。
      
決定力の無さ、装甲の薄さを手数とトップクラスの運動性でカバーする軽量級の機体で、ハイパーモードを発動すればVアーマーが全回復し、火力と機動性がさらにアップする。そのため敵機として対戦する場合、無理に撃破を狙うよりは、ハイパーモードがギリギリ発動しない51%前後まで削って制限時間一杯逃げ切るのがセオリーである(というか、うっかり発動させると手がつけられなくなり一気にボコボコにされる場合が多々ある)。ゲーム中のダイアグラムの中では上位に位置する機体である。
 
決定力の無さ、装甲の薄さを手数とトップクラスの運動性でカバーする軽量級の機体で、ハイパーモードを発動すればVアーマーが全回復し、火力と機動性がさらにアップする。そのため敵機として対戦する場合、無理に撃破を狙うよりは、ハイパーモードがギリギリ発動しない51%前後まで削って制限時間一杯逃げ切るのがセオリーである(というか、うっかり発動させると手がつけられなくなり一気にボコボコにされる場合が多々ある)。ゲーム中のダイアグラムの中では上位に位置する機体である。
30行目: 29行目:  
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
:スパロボシリーズへの初参戦だが、ゲスト参戦ゆえにストーリー中では空気気味。やはりというか案の定というか、[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ]]にはカワイイと言われたが、同じ女性型ロボットでも[[イッシー・ハッター|ハッター軍曹]]は[[天竜神]]のほうが好みの模様。[[チーフ]]達と共に別世界に迷い込んだ際、「何故かこんな格好に」と言っていたり、最強武装の名称がオリジナル・フェイ・イェンの持つ固有武装と同じ「エモーショナル・アタック」である為、その正体はファイユーヴこと[[フェイ・イェン|オリジナルフェイ・イェン]]なのではないかという憶測が流れた。<br />本来はV・アーマーと言う第2世代[[バーチャロイド]]特有のバリア機能を持つが再現されなかった。が、そもそも避けるのが前提の機体である為あまり気にされる様子はない。<br />同様にハイパーモードも特殊能力としては再現されておらず、「エモーショナル・アタック」の演出のみとなっている。<br />なお、本作に登場するピンク基調、緑色のセンサーの機体色はDNA所属機のもの。RNA所属機の機体色は青紫、センサー色はレッドピンクである(ちなみに本来はRNA側開発の機体のため、正式カラーは後者である)。
+
:スパロボシリーズへの初参戦だが、ゲスト参戦ゆえにストーリー中では空気気味。やはりというか案の定というか、[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ]]にはカワイイと言われたが、同じ女性型ロボットでも[[イッシー・ハッター|ハッター軍曹]]は[[天竜神]]のほうが好みの模様。[[チーフ]]達と共に別世界に迷い込んだ際、「何故かこんな格好に」と言っていたり、最強武装の名称がオリジナル・フェイ・イェンの持つ固有武装と同じ「エモーショナル・アタック」である為、その正体はファイユーヴこと[[フェイ・イェン|オリジナルフェイ・イェン]]なのではないかという憶測が流れた。
 +
:本来はV・アーマーと言う第2世代[[バーチャロイド]]特有のバリア機能を持つが再現されなかった。が、そもそも避けるのが前提の機体である為あまり気にされる様子はない。
 +
:同様にハイパーモードも特殊能力としては再現されておらず、「エモーショナル・アタック」の演出のみとなっている。
 +
:なお、本作に登場するピンク基調、緑色のセンサーの機体色はDNA所属機のもの。RNA所属機の機体色は青紫、センサー色はレッドピンクである(ちなみに本来はRNA側開発の機体のため、正式カラーは後者である)。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
フェイ・イェン・ザ・ナイトの主兵装は以下の3点。
+
フェイ・イェン・ザ・ナイトの主兵装は以下の3点。SRWでは、これらのモーション単体や組み合わせで戦闘アニメが構成されている。近接攻撃や左右の射撃武器の組み合わせは原作でのセオリー同様、手数で押すコンビネーションである。戦闘画面に入った瞬間からリズミカルに動いているが、それも原作のニュートラルポーズ再現である。
SRWでは、これらのモーション単体や組み合わせで戦闘アニメが構成されている。
  −
近接攻撃や左右の射撃武器の組み合わせは原作でのセオリー同様、手数で押すコンビネーションである。
  −
戦闘画面に入った瞬間からリズミカルに動いているが、それも原作のニュートラルポーズ再現である。
      
;両前腕部装備:ビームイレディエーター
 
;両前腕部装備:ビームイレディエーター
:胸部に搭載されたコンバーター直結式のホーミングビームランチャー。山なりの軌道で飛ぶ。<br />原作では命中した敵機の機動性を一定確率(ハイパー化時は100%)でしばらくの間低下させるが、SRWでは特殊効果無し。
+
:胸部に搭載されたコンバーター直結式のホーミングビームランチャー。山なりの軌道で飛ぶ。
 +
:原作では命中した敵機の機動性を一定確率(ハイパー化時は100%)でしばらくの間低下させるが、SRWでは特殊効果無し。
 
;左腕兵装:レイピア「愚者の慈愛」
 
;左腕兵装:レイピア「愚者の慈愛」
 
:宙に浮いたハート型の柄を持つ実剣。ビームウェーブを射出したり、敵を痺れさせるハートを描いたりと非常に多機能で、近接戦でも振りが速くて高性能。突くよりも斬りつけるモーションが殆どを占める。スパロボでは剣と尻しか使ってないが、原作では蹴り技もかなり多用する。ビンタもあるがSRW未使用。
 
:宙に浮いたハート型の柄を持つ実剣。ビームウェーブを射出したり、敵を痺れさせるハートを描いたりと非常に多機能で、近接戦でも振りが速くて高性能。突くよりも斬りつけるモーションが殆どを占める。スパロボでは剣と尻しか使ってないが、原作では蹴り技もかなり多用する。ビンタもあるがSRW未使用。
49行目: 49行目:  
:立ちCW。胸部からハートビームを発射。小隊攻撃武器。
 
:立ちCW。胸部からハートビームを発射。小隊攻撃武器。
 
;ピンキー・ラッシュ
 
;ピンキー・ラッシュ
:ダッシュ近接LW→ジャンプキャンセル→近接CW(止め時→近接ターボLW) 。近接技のコンビネーション。止め演出だとヒップアタックを食らわせ、パーフェクト勝利時のポーズでキメる。ちなみに原作では右ターボLWで相手をしびれさせていないと、近接CWの1発目で相手が転倒するために2発目がスカるのでこのコンビネーションは成立しなかったりする。
+
:ダッシュ近接LW→ジャンプキャンセル→近接CW(止め時→近接ターボLW) 。近接技のコンビネーション。止め演出だとヒップアタックを食らわせ、パーフェクト勝利時のポーズでキメる。ちなみに原作では右ターボLWで相手をしびれさせていないと、近接CWの1発目で相手が転倒するために2発目がスカるのでこのコンビネーションは成立しない。
 
:逆に痺れ攻撃に成功していると全段ヒットした挙句'''ほぼ全ての機体が即死する。'''
 
:逆に痺れ攻撃に成功していると全段ヒットした挙句'''ほぼ全ての機体が即死する。'''
 
;ビビッドピンク・エクストラ
 
;ビビッドピンク・エクストラ
72行目: 72行目:  
== 機体[[BGM]] ==
 
== 機体[[BGM]] ==
 
;「The Wind is Browing」
 
;「The Wind is Browing」
:『電脳戦機バーチャロン』での初代フェイ・イェンステージのテーマ(「オラタン」名義でクレジットされているが実際には「オラタン」には収録されていない)。フェイ・イェン・ザ・ナイト本来のテーマ曲は別にあるが、フェイ・イェンと言えばこの曲である為かこちらが採用されており、これまたオリジナル疑惑に拍車がかかっている。
+
:『電脳戦機バーチャロン』での初代フェイ・イェンステージのテーマ(『オラトリオ・タングラム』名義でクレジットされているが実際には『オラトリオ・タングラム』には収録されていない)。フェイ・イェン・ザ・ナイト本来のテーマ曲は別にあるが、フェイ・イェンと言えばこの曲である為かこちらが採用されており、これまたオリジナル疑惑に拍車がかかっている。
 
:また、樋口智恵子氏が歌うボーカルバージョン「LOVE14」もある。
 
:また、樋口智恵子氏が歌うボーカルバージョン「LOVE14」もある。
 
:余談だが、この曲と競合したBGM「From the Moon to Me」はあまりにも[[ノーベルガンダム|某アニメ]]の主題歌そのままであったため、さすがに危険すぎて没になった模様。
 
:余談だが、この曲と競合したBGM「From the Moon to Me」はあまりにも[[ノーベルガンダム|某アニメ]]の主題歌そのままであったため、さすがに危険すぎて没になった模様。
:初代「バーチャロン」のサウンドトラックに収録されている(別のCDだが没になったくせによりによってアレンジ版まで存在する)ので、興味がある方は一度聞いてみる事をお勧めする。
+
:初代『バーチャロン』のサウンドトラックに収録されている(別のCDだが没になったくせによりによってアレンジ版まで存在する)ので、興味がある方は一度聞いてみる事をお勧めする。
<!-- == 対決・名場面など == -->
      
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[フェイ・イェン with VH 「ビビッドハート」]]
 
;[[フェイ・イェン with VH 「ビビッドハート」]]
:『[[スーパーロボット大戦K]]』に出演。原作ゲーム「フォース」および「マーズ」にて登場する第三世代型VRで、本機の後継機。
+
:『[[スーパーロボット大戦K]]』に出演。原作ゲーム『フォース』および『マーズ』にて登場する第三世代型VRで、本機の後継機。
 
;[[フェイ・イェンHD]](ハート・オブ・ディーヴァ)
 
;[[フェイ・イェンHD]](ハート・オブ・ディーヴァ)
 
:クリプトン・フューチャー・メディア社から発売されているVOCALOIDソフト「[[初音ミク]]」をフューチャーした機体。
 
:クリプトン・フューチャー・メディア社から発売されているVOCALOIDソフト「[[初音ミク]]」をフューチャーした機体。
86行目: 85行目:  
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
<amazon>B002L16FZU</amazon>
 
<amazon>B002L16FZU</amazon>
<!-- == 話題まとめ == -->
  −
<!-- == 資料リンク == -->
  −
<!-- == リンク == -->
      
{{DEFAULTSORT:ふえい いえん さ ないと}}
 
{{DEFAULTSORT:ふえい いえん さ ないと}}
 
[[Category:登場メカは行]]
 
[[Category:登場メカは行]]
 
[[Category:バーチャロンシリーズ]]
 
[[Category:バーチャロンシリーズ]]
10,922

回編集