差分

583 バイト除去 、 2015年6月24日 (水) 18:50
21行目: 21行目:  
[[あしゅら男爵]]、[[ブロッケン伯爵]]に続きDr.ヘルが第三の幹部として造りあげたサイボーグで、マサイ族の戦士の屈強さとピグミー族の呪術師の[[超能力]]を併せ持つ。
 
[[あしゅら男爵]]、[[ブロッケン伯爵]]に続きDr.ヘルが第三の幹部として造りあげたサイボーグで、マサイ族の戦士の屈強さとピグミー族の呪術師の[[超能力]]を併せ持つ。
   −
「'''妖怪参謀'''」の[[異名]]が示す通り、妖術・幻術を駆使した多彩かつ強力な戦闘能力を誇り、[[機械獣]]や機動要塞の類を用いる事無く単独(それも生身)で作戦行動を行なえるポテンシャルを秘める。<br />
+
「'''妖怪参謀'''」の[[異名]]が示す通り、妖術・幻術を駆使した多彩かつ強力な戦闘能力を誇り、[[機械獣]]や機動要塞の類を用いる事無く単独(それも生身)で作戦行動を行なえるポテンシャルを秘める。
本体である小男の上半身と大男の胴体部分は任意で[[分離]]可能であり、上半身さえ無事ならば胴体を破壊されてもスペアパーツを換装する事で機能が回復する。<br />
+
本体である小男の上半身と大男の胴体部分は任意で[[分離]]可能であり、上半身さえ無事ならば胴体を破壊されてもスペアパーツを換装する事で機能が回復する。
 
斯様なまでに強力すぎる能力を有してはいるが、それ故に自惚れが強く創造主たるヘルへの忠誠心は薄い。
 
斯様なまでに強力すぎる能力を有してはいるが、それ故に自惚れが強く創造主たるヘルへの忠誠心は薄い。
    
第87話でヘルに反旗を翻し、世界征服への第一歩として[[光子力研究所]]を制圧するも[[兜甲児|甲児]]の反撃に遭い失敗。進退窮まったピグマンは生身で[[マジンガーZ]]に挑み得意の超能力を駆使して追い詰めるが、フルパワーで放たれた光子力ビームに貫かれ爆死。'''四散した頭部が五重塔の先端へ刺さり、晒し首状態になる'''という凄惨な最期を迎えた。
 
第87話でヘルに反旗を翻し、世界征服への第一歩として[[光子力研究所]]を制圧するも[[兜甲児|甲児]]の反撃に遭い失敗。進退窮まったピグマンは生身で[[マジンガーZ]]に挑み得意の超能力を駆使して追い詰めるが、フルパワーで放たれた光子力ビームに貫かれ爆死。'''四散した頭部が五重塔の先端へ刺さり、晒し首状態になる'''という凄惨な最期を迎えた。
   −
僅か4回の活躍に終わった事もあり、幹部キャラとは言えあしゅらやブロッケンに比べると知名度も低くマイナーな存在ではあるが、彼等をはるかに凌駕するキャラデザインの奇怪さ('''大男の首から上に小男の上半身が乗っている''')はインパクト絶大である。また、登場時期が夏季に集中している事から彼の存在には「納涼企画」的な意味合いも含まれており、(悪役とはいえあまりにも猟奇的な結末込みで)ピグマンがメインのエピソードは何れもホラー色が強い。<br />
+
僅か4回の活躍に終わった事もあり、幹部キャラとは言えあしゅらやブロッケンに比べると知名度も低くマイナーな存在ではあるが、彼等をはるかに凌駕するキャラデザインの奇怪さ('''大男の首から上に小男の上半身が乗っている''')はインパクト絶大である。また、登場時期が夏季に集中している事から彼の存在には「納涼企画」的な意味合いも含まれており、(悪役とはいえあまりにも猟奇的な結末込みで)ピグマンがメインのエピソードは何れもホラー色が強い。
 +
 
 
反面、そのあまりにも「危なすぎる」デザインや実在の部族をモチーフにした設定が災いしているのか、現在のところ東映版準拠のピグマンはスパロボに登場していない。
 
反面、そのあまりにも「危なすぎる」デザインや実在の部族をモチーフにした設定が災いしているのか、現在のところ東映版準拠のピグマンはスパロボに登場していない。
    
=== 真マジンガー 衝撃! Z編 ===
 
=== 真マジンガー 衝撃! Z編 ===
Dr.ヘル五大軍団の一角を一人で受け持ち、森羅万象を司る呪術者。スタイリッシュに背広を着こなす紳士然とした容姿を具えるが、これは一種の鎧のようなものであり内部に本体である小男(こちらは東映版に酷似)を収納している。<br />
+
Dr.ヘル五大軍団の一角を一人で受け持ち、森羅万象を司る呪術者。スタイリッシュに背広を着こなす紳士然とした容姿を具えるが、これは一種の鎧のようなものであり内部に本体である小男(こちらは東映版に酷似)を収納している。
 +
 
 
強力な超能力を発揮し、単独(生身)での作戦行動を好むという東映版と共通する基本設定は有るものの、性格付けは大幅に変更されヘルへの忠誠心が厚く、野心を抱く事も無い有能な部下として描かれている。
 
強力な超能力を発揮し、単独(生身)での作戦行動を好むという東映版と共通する基本設定は有るものの、性格付けは大幅に変更されヘルへの忠誠心が厚く、野心を抱く事も無い有能な部下として描かれている。
    
最終決戦で[[光子力研究所]]を陥落させるも、[[暗黒寺闇太郎|暗黒寺]]から撃ち込まれた「スペシャル弾」によってダメージを受け小男の姿を曝し逃亡を図るが、突如出現した「'''勇者ブレード'''」なる謎の存在に全身を切り刻まれ絶命する。
 
最終決戦で[[光子力研究所]]を陥落させるも、[[暗黒寺闇太郎|暗黒寺]]から撃ち込まれた「スペシャル弾」によってダメージを受け小男の姿を曝し逃亡を図るが、突如出現した「'''勇者ブレード'''」なる謎の存在に全身を切り刻まれ絶命する。
   −
紳士然とした風貌は、永井作品『バイオレンスジャック』に登場する盲目の空手家「'''ジム・マジンガ'''」をモチーフにしているが、その内部に同作でジムを死に至らしめたピグマンを本体として忍ばせる辺り、今川泰宏監督の遊び心が窺える。<br />
+
紳士然とした風貌は、永井作品『バイオレンスジャック』に登場する盲目の空手家「'''ジム・マジンガ'''」をモチーフにしているが、その内部に同作でジムを死に至らしめたピグマンを本体として忍ばせる辺り、今川泰宏監督の遊び心が窺える。
2011年、この『真マジンガー』設定でスパロボへの初参戦を果たした。
  −
 
  −
また月刊少年チャンピオンRED掲載の漫画『真マジンガーZERO』ではZ編と同様のジム・マジンガ姿で登場。<br />こちらではDr.ヘル配下ではなくアメリカ合衆国大統領として登場し、ヘルによって股間を握り潰されたり、異なる歴史では兜十蔵によって土下座させられブレストファイヤーで焼き殺されたり散々な目に合わされている可哀想な人。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==