1行目: |
1行目: |
− | == 三璃紗(Militia) ==
| + | 「'''三璃紗'''」(ミリシャ)は、『[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]』の舞台である[[異世界]]。中国古典小説「三国志演義」の世界観をモデルにしており、武将たちが大陸の覇権を巡って戦争を繰り返している戦乱の世界である。 |
− | 『[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]』の舞台である[[異世界]]。「'''ミリシャ'''」と読む。中国古典小説「三国志演義」の世界観をモデルにしており、武将たちが大陸の覇権を巡って戦争を繰り返している戦乱の世界である。
| |
| | | |
− | [[SDガンダムシリーズ]]に出てくる架空の地名や組織名は、本家の[[ガンダムシリーズ]]に出てくるなんらかの単語を拝借するのが伝統になっているが、「三璃紗」の名前も『[[∀ガンダム]]』の[[ミリシャ]]からとられている。ただしこれはあくまで名前の元ネタというだけであり、『[[∀ガンダム]]』をモチーフとしたキャラクターばかりが主役級に扱われているようなことはない。三国志つながりで「三」という漢字を使える単語が採用されたという側面もあったと思われる。 | + | [[SDガンダムシリーズ]]に出てくる架空の地名や組織名は、本家の[[ガンダムシリーズ]]に出てくるなんらかの単語を拝借するのが伝統になっているが、「三璃紗」の名前も『[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]』の[[ミリシャ]]からとられている。ただしこれはあくまで名前の元ネタというだけであり、『∀ガンダム』をモチーフとするキャラクターばかりが主役級に扱われているようなことはない。三国志つながりで「三」という漢字を使える単語が採用されたという側面もあったと思われる。 |
| | | |
| == 登場作品 == | | == 登場作品 == |
8行目: |
7行目: |
| :プロローグで主要キャラクターたちが「こちらの世界」に飛ばされ、三璃紗自体は最後まで舞台にならない。 | | :プロローグで主要キャラクターたちが「こちらの世界」に飛ばされ、三璃紗自体は最後まで舞台にならない。 |
| :当初、この世界は並列世界かと思われていたが、実際には[[ラドリオ星]]と同様に'''未来の地球'''であることが終盤にて判明する。 | | :当初、この世界は並列世界かと思われていたが、実際には[[ラドリオ星]]と同様に'''未来の地球'''であることが終盤にて判明する。 |
− | :[[ヒトマキナ]]が人間の意義を正しく理解し、魂を持った機人へと変化、三璃紗と言う世界を創造していったループでの地球にあたる。 | + | :[[ヒトマキナ]]が人間の意義を正しく理解し、魂を持った機人へと変化、三璃紗という世界を創造していったループでの地球にあたる。 |
| | | |
| == 住人たち == | | == 住人たち == |
36行目: |
35行目: |
| ;袁昭軍 | | ;袁昭軍 |
| :第二部『英雄激突篇』の中盤の敵勢力。袁術の兄である袁昭バウとその配下たち。 | | :第二部『英雄激突篇』の中盤の敵勢力。袁術の兄である袁昭バウとその配下たち。 |
− | :演者は袁術軍同様に『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の敵モビルスーツが目立つ。 | + | :演者は袁術軍同様に『機動戦士ガンダムΖΖ』の敵モビルスーツが目立つ。 |
| ;西涼軍 | | ;西涼軍 |
| :第三部『戦神決闘編』序盤の主人公視点の勢力。後に翔の五誇将となる馬超ブルーディスティニーの故郷だが、機駕の侵攻を受ける。 | | :第三部『戦神決闘編』序盤の主人公視点の勢力。後に翔の五誇将となる馬超ブルーディスティニーの故郷だが、機駕の侵攻を受ける。 |
58行目: |
57行目: |
| | | |
| === 項羽と劉邦 === | | === 項羽と劉邦 === |
− | 『三国伝』が始まるよりも400年前の時代においても、三璃紗は群雄割拠していた。楚という国の覇王・項羽が統一寸前までいっていたのだが、これを阻んだのが劉邦ガンダムという武将で、最終的に劉邦によって大陸は統一された。この歴史は史実の漢王朝設立とほぼそのままである。『三国伝』の時代には項羽の魂を継ぐ武将「項羽ターンX」が登場する(『三国伝外伝・武勇激闘録』)
| + | 『三国伝』が始まるよりも400年前の時代においても、三璃紗は群雄割拠していた。楚という国の覇王・項羽が統一寸前までいっていたのだが、これを阻んだのが劉邦ガンダムという武将で、最終的に劉邦によって大陸は統一された。この歴史は史実の漢王朝設立とほぼそのままである。『三国伝』の時代には項羽の魂を継ぐ武将「項羽ターンX」が登場する(『三国伝外伝・武勇激闘録』)。 |
| | | |
| 劉邦がつくりあげた王朝の国名は不明。三国伝の時代に出てくる「朝廷」の名も不明だが、劉邦の王朝との継続性があると考えることも可能。 | | 劉邦がつくりあげた王朝の国名は不明。三国伝の時代に出てくる「朝廷」の名も不明だが、劉邦の王朝との継続性があると考えることも可能。 |
110行目: |
109行目: |
| | | |
| === 天玉鎧 === | | === 天玉鎧 === |
− | 玉璽の力によって降臨する強化アーマー。神話の四神が蚩尤との戦いで使用した武具であり、装着者・搭乗者に世界を破壊するほどの力を与える。
| + | 玉璽の力によって降臨する強化アーマー。神話の四神が蚩尤との戦いで使用した武具であり、装着者・搭乗者に世界を破壊するほどの力を与える。実はそれぞれの姿は変形体であり、素の状態ではどれも同じ形をしている。それぞれのモチーフは演者であるガンダムに因んだ支援メカだが、真武のみモチーフがないオリジナルデザイン。 |
− | 実はそれぞれの姿は変形体であり、素の状態ではどれも同じ形をしている。それぞれのモチーフは演者であるガンダムに因んだ支援メカだが、真武のみモチーフがないオリジナルデザイン。
| |
| ;天玉鎧・蒼龍(そうりゅう) | | ;天玉鎧・蒼龍(そうりゅう) |
| :龍帝の魂を継ぐ者が召喚した場合の形態。その名の如く天を駆ける龍の姿を象った搭乗型。モチーフはGアーマー。 | | :龍帝の魂を継ぐ者が召喚した場合の形態。その名の如く天を駆ける龍の姿を象った搭乗型。モチーフはGアーマー。 |