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突如[[ZEXIS]]に立ちはだかった謎の男。自らを「[[次元獣]]」と称して、次元獣を自在に召喚、そして使役する力を持つ。
 
突如[[ZEXIS]]に立ちはだかった謎の男。自らを「[[次元獣]]」と称して、次元獣を自在に召喚、そして使役する力を持つ。
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「揺れる天秤のスフィア」を持つクロウを狙い、執拗に襲撃をかけてくる。実は彼自身もスフィア・リアクターで、乗機[[アリエティス]]には動力として「偽りの黒羊のスフィア」が搭載されている。そのため、彼自身もまたクロウと共にアサキムに狙われている。
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「揺れる天秤」のスフィアを持つクロウを狙い、執拗に襲撃をかけてくる。実は彼自身もスフィア・リアクターで、乗機[[アリエティス]]には動力として「偽りの黒羊」のスフィアが搭載されている。そのため、彼自身もまたクロウと共にアサキムに狙われている。
    
名前を直訳すると「私は嘘つき」となる。まさにその通り、息をするように嘘をつく男であり、話術に長ける。しかし、彼の発言の中には嘘ではない事も何気に含まれている<ref>これは「私は嘘つきなのです」という言葉自体もまた、嘘の1つだという事を表していると思われる。尤も、それを初見で見抜くのはほぼ不可能なのだが</ref>。中にはとても的確に相手の痛いところを突いている発言も。
 
名前を直訳すると「私は嘘つき」となる。まさにその通り、息をするように嘘をつく男であり、話術に長ける。しかし、彼の発言の中には嘘ではない事も何気に含まれている<ref>これは「私は嘘つきなのです」という言葉自体もまた、嘘の1つだという事を表していると思われる。尤も、それを初見で見抜くのはほぼ不可能なのだが</ref>。中にはとても的確に相手の痛いところを突いている発言も。
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慇懃無礼な言葉遣いと態度で常に他者を見下したようなスタンスを取る傲慢な自信家。その人を喰ったような言動や卑劣なやり口で、[[ZEXIS]]メンバーを惑わせていった。その一方で自分の筋書き通りに事が運ばなかったり、自身の存在を無視された時などには激情を露にする傾向があり、自己顕示欲の強さが窺える描写も多い。
 
慇懃無礼な言葉遣いと態度で常に他者を見下したようなスタンスを取る傲慢な自信家。その人を喰ったような言動や卑劣なやり口で、[[ZEXIS]]メンバーを惑わせていった。その一方で自分の筋書き通りに事が運ばなかったり、自身の存在を無視された時などには激情を露にする傾向があり、自己顕示欲の強さが窺える描写も多い。
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また、感情が高ぶると発する言葉が全く意味を成さない単語の羅列となる。これは「偽りの黒羊のスフィア」との同調が進んでいる影響であり、五感を失ったセツコやマグナモード使用時に激痛を受けるランド、正常な判断が出来ないクロウと同列の現象。ただ、これは「嘘」とは違い、当人が何かを言おうとして出来なくなっているだけであり、言葉尻から内容を推測することはある程度可能。
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また、感情が高ぶると発する言葉が全く意味を成さない単語の羅列となる。これは「偽りの黒羊」のスフィアとの同調が進んでいる影響であり、五感を失ったセツコやマグナモード使用時に激痛を受けるランド、正常な判断が出来ないクロウと同列の現象。ただ、これは「嘘」とは違い、当人が何かを言おうとして出来なくなっているだけであり、言葉尻から内容を推測することはある程度可能。
    
=== 来歴 ===
 
=== 来歴 ===
元々は実績を詐称して、とあるオーパーツ(これが「偽りの黒羊のスフィア」と推測される)の解析プロジェクトに入ったものの成果を上げられず、嘘に嘘を重ねて進退窮まった所でスフィアに共鳴した過去を持つ。また、嘘をつく所を除けば性格も臆病で自分の地位が失われる事を恐れる人物だった<ref>なお、クロウはその自信家な性格を「'''ハッタリ'''」と推測した</ref>。その後は半ば「偽りの黒羊」に乗っ取られた状態で器となるアリエティスを組み上げたようだ。
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元々は実績を詐称して、とあるオーパーツ(これが「偽りの黒羊」のスフィアと推測される)の解析プロジェクトに入ったものの成果を上げられず、嘘に嘘を重ねて進退窮まった所でスフィアに共鳴した過去を持つ。また、嘘をつく所を除けば性格も臆病で自分の地位が失われる事を恐れる人物だった<ref>なお、クロウはその自信家な性格を「'''ハッタリ'''」と推測した</ref>。その後は半ば「偽りの黒羊」に乗っ取られた状態で器となるアリエティスを組み上げたようだ。
    
その後の彼がどのような経緯でガイオウと繋がり、インサラウムを滅ぼすに至ったかの詳細は明らかにされていない。
 
その後の彼がどのような経緯でガイオウと繋がり、インサラウムを滅ぼすに至ったかの詳細は明らかにされていない。
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=== 破界篇 ===
 
=== 破界篇 ===
 
[[リモネシア共和国|リモネシア]]においてはシオニーを唆して[[プロジェクト・ウズメ]]を実行させ、結果ガイオウをこの世界に呼び出すことに成功する。そして、その圧倒的な力を背景とする新帝国「[[新帝国インペリウム|インペリウム]]」を建国する。なお、この際起きた次元振動は「[[カラミティ・バース]]」と呼ばれており、[[ジ・エーデル・ベルナル|ジ・エーデル]]との決戦後に行方不明となったアサキムや、[[ZEUTH]]メンバーが転移して来る切っ掛けとなった。
 
[[リモネシア共和国|リモネシア]]においてはシオニーを唆して[[プロジェクト・ウズメ]]を実行させ、結果ガイオウをこの世界に呼び出すことに成功する。そして、その圧倒的な力を背景とする新帝国「[[新帝国インペリウム|インペリウム]]」を建国する。なお、この際起きた次元振動は「[[カラミティ・バース]]」と呼ばれており、[[ジ・エーデル・ベルナル|ジ・エーデル]]との決戦後に行方不明となったアサキムや、[[ZEUTH]]メンバーが転移して来る切っ掛けとなった。
ZEXISと[[イマージュ]]の最終決戦の場に乱入して来たが、アリエティスが行動不能に陥った瞬間に現れたアサキムによって撃墜されるも、「偽りの黒羊のスフィア」の力によって「'''己の死を嘘にする'''」事でZEXISとアサキムを欺く事に成功した(恐らくスフィア・アクトの片鱗。クロウの推察では偶然に近いらしいが)。
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ZEXISと[[イマージュ]]の最終決戦の場に乱入して来たが、アリエティスが行動不能に陥った瞬間に現れたアサキムによって撃墜されるも、「偽りの黒羊」のスフィアの力によって「'''己の死を嘘にする'''」事でZEXISとアサキムを欺く事に成功した(恐らくスフィア・アクトの片鱗。クロウの推察では偶然に近いらしいが)。
    
=== 再世篇 ===
 
=== 再世篇 ===
 
再世篇で起きた事件の黒幕であり、ZEUTHの世界の機動兵器を各軍に提供し、次元力でアークセイバーの団員「ケビン・マクラレーン」に変装して内部の士気を挫き、同時にZEXISに偽の情報を流して混乱させ、アンブローンに接触して次元科学の技術や情報を渡して唆すなど混乱の種を撒き続けた。そして、各地のZONEから集めた次元力によって次元の穴「アビス」を開き、[[UCW]]と[[ADW]]の世界をつなげることに成功。それにより'''[[アンチスパイラル]]の人類殲滅システム起動'''という最悪の結果をもたらす事になる(UCWの人類総数まで加算して勘定された結果、同システム起動条件の「100億人」を超えた為)。
 
再世篇で起きた事件の黒幕であり、ZEUTHの世界の機動兵器を各軍に提供し、次元力でアークセイバーの団員「ケビン・マクラレーン」に変装して内部の士気を挫き、同時にZEXISに偽の情報を流して混乱させ、アンブローンに接触して次元科学の技術や情報を渡して唆すなど混乱の種を撒き続けた。そして、各地のZONEから集めた次元力によって次元の穴「アビス」を開き、[[UCW]]と[[ADW]]の世界をつなげることに成功。それにより'''[[アンチスパイラル]]の人類殲滅システム起動'''という最悪の結果をもたらす事になる(UCWの人類総数まで加算して勘定された結果、同システム起動条件の「100億人」を超えた為)。
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そのすべては当初より変わらずスフィアの入手であり、クロウの「揺れる天秤」はもとより、ランドとセツコの持つ「傷だらけの獅子」「悲しみの乙女」の奪取も狙っていた他、ユーサーの「尽きぬ水瓶」を覚醒させるためにも暗躍していた。ただ、本人の言によれば、[[スパイラルネメシス]]と共に訪れるらしい何者かが目的だったらしい。
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そのすべては当初より変わらずスフィアの入手であり、クロウの「揺れる天秤」はもとより、ランドとセツコの持つ「傷だらけの獅子」「悲しみの乙女」の奪取も狙っていた他、ユーサーの「尽きぬ水瓶」を覚醒させるためにも暗躍していた。ただ、本人の言によれば、[[スパイラルネメシス]]と共に訪れるらしい[[御使い|何者か]]が目的だったらしい。
    
最後には高まった因子によって分身まで成し遂げ、3人のスフィアを狙ってエリア11(IFルートでは中華連邦)に現れたが、同時に現れたアサキムの所有するスフィア「知りたがる山羊」によって嘘を暴かれて錯乱。絶望の中、突如現れたユーサーによって討たれ、戦死。(ユーサーにとっては不本意ながら)「偽りの黒羊」のスフィアを奪われた。
 
最後には高まった因子によって分身まで成し遂げ、3人のスフィアを狙ってエリア11(IFルートでは中華連邦)に現れたが、同時に現れたアサキムの所有するスフィア「知りたがる山羊」によって嘘を暴かれて錯乱。絶望の中、突如現れたユーサーによって討たれ、戦死。(ユーサーにとっては不本意ながら)「偽りの黒羊」のスフィアを奪われた。
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;「呪われし放浪者、アサキム…あなたを待っているのも疲れましたのでね、迎えに来たのですよ」
 
;「呪われし放浪者、アサキム…あなたを待っているのも疲れましたのでね、迎えに来たのですよ」
 
:中盤でアサキムと出会った時の台詞。
 
:中盤でアサキムと出会った時の台詞。
;「いいでしょう、ロジャー・スミス。そして、ZEUTHの方々…」<br />「あなた方は既に運命から逃れられない。彼らの烙印(スティグマ)がある限り」<br />「あなた方はあのアサキム・ドーウィンと同じく呪われし放浪者となったのです」<br />「その弄ばれる運命に待つのは果てのない旅路だけです。ここで引導を渡されることに感謝なさい」
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;「いいでしょう、ロジャー・スミス。そして、ZEUTHの方々…」<br />「あなた方は既に運命から逃れられない。彼らの[[烙印|烙印(スティグマ)]]がある限り」<br />「あなた方はあのアサキム・ドーウィンと同じく呪われし放浪者となったのです」<br />「その弄ばれる運命に待つのは果てのない旅路だけです。ここで引導を渡されることに感謝なさい」
 
:第29話にて。この一連の発言に関してはアサキム自身が似たようなことを発言していること、ロジャーの推測等からして真実である可能性が高い。
 
:第29話にて。この一連の発言に関してはアサキム自身が似たようなことを発言していること、ロジャーの推測等からして真実である可能性が高い。
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:実際に天獄篇では、アイムの言う「烙印」を刻んだ[[哀しみのサクリファイ|張本人]]が登場する。
 
;「聞こえますか、ティエリア・アーデ。あなたはヴェーダに見捨てられたのです」<br />「あなたはもう用済みなのですよ。そう…生きている意味はないのです」
 
;「聞こえますか、ティエリア・アーデ。あなたはヴェーダに見捨てられたのです」<br />「あなたはもう用済みなのですよ。そう…生きている意味はないのです」
 
:中盤のCBルートで、ヴェーダからのバックアップが無効になった事で放心状態になったティエリアに対して。
 
:中盤のCBルートで、ヴェーダからのバックアップが無効になった事で放心状態になったティエリアに対して。
212行目: 213行目:  
;「混沌が世界を嘘で満たす! そして、[[スパイラルネメシス]]とともに彼らが私を迎えに来る!」
 
;「混沌が世界を嘘で満たす! そして、[[スパイラルネメシス]]とともに彼らが私を迎えに来る!」
 
:再世篇決戦での台詞。全ての宇宙の終わりたる「スパイラルネメシス」と共にやって来る「彼ら」とは?
 
:再世篇決戦での台詞。全ての宇宙の終わりたる「スパイラルネメシス」と共にやって来る「彼ら」とは?
:時獄篇で提示された情報を考えると、どうもサード・ステージに移行することでサイデリアルに所属しようとしていた節がある。
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:天獄篇で「彼ら」の正体は判明するが、なぜアイムは「スパイラルネメシス」を発生させてまで、「彼ら」に接触しようとしたのかは不明。
 
;「[[呪われし放浪者]]! あなたもここで無に帰して差し上げましょう!それとも、その魂を再び彼らに捧げるのがお望みですか!」
 
;「[[呪われし放浪者]]! あなたもここで無に帰して差し上げましょう!それとも、その魂を再び彼らに捧げるのがお望みですか!」
 
:再世篇ZRルート57話「ゼロ・レクイエム」及び騎士団ルート「戦乱の王ピースクラフト」にて、アサキムに対して。彼が「放浪者」となった一端に触れていたようだが……。なお、後者の台詞はどうやらアサキムのトラウマだったらしく、この後「知りたがる山羊」によって過去を暴かれてしまう。
 
:再世篇ZRルート57話「ゼロ・レクイエム」及び騎士団ルート「戦乱の王ピースクラフト」にて、アサキムに対して。彼が「放浪者」となった一端に触れていたようだが……。なお、後者の台詞はどうやらアサキムのトラウマだったらしく、この後「知りたがる山羊」によって過去を暴かれてしまう。
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