差分

1,926 バイト追加 、 2015年5月12日 (火) 18:28
名台詞の追加等。
17行目: 17行目:  
[[ソレスタルビーイング]]に所属する[[ガンダムキュリオス]]の[[ガンダムマイスター]]。
 
[[ソレスタルビーイング]]に所属する[[ガンダムキュリオス]]の[[ガンダムマイスター]]。
   −
かつて、[[人類革新連盟]]の特別施設「超人機関技術研究所」で生み出された「[[超兵]]」と呼ばれる兵隊で、認識ナンバーは「被検体E-57」。「[[脳量子波]]」と呼ばれる特殊な念波を感じ取ることができる。そして、彼自身の最大の秘密は人体実験の影響で誕生した「ハレルヤ」という別人格が潜んでいることである。
+
かつて、[[人類革新連盟]]の特別施設「超人機関技術研究所」で生み出された「[[超兵]]」と呼ばれる兵隊で、認識ナンバーは「被検体E-0057」。「[[脳量子波]]」と呼ばれる特殊な念波を感じ取ることができる。そして、彼自身の最大の秘密は人体実験の影響で誕生した「ハレルヤ」という別人格が潜んでいることである。
    
主人格の「アレルヤ」は温厚だが、「ハレルヤ」が発現すると攻撃的で口調も変わり、パイロットとしての技量も飛躍的に向上する。
 
主人格の「アレルヤ」は温厚だが、「ハレルヤ」が発現すると攻撃的で口調も変わり、パイロットとしての技量も飛躍的に向上する。
   −
超兵の真価は常識を超えた反応速度と思考速度の融合なのだが、実際のところこれを単身で実現した被検体はおらず、[[ソーマ・ピーリス|ピーリス]]は反射速度に思考能力が追い付いていなかった。しかし、アレルヤは(結果的にはだが)自身が思考、ハレルヤが反射を担当することでこれを解決しており、両者が連携して戦闘を行うと絶対的な戦闘力を獲得する。この状態は1st・2ndとも最終局面でのみ披露されており(劇場版では少し増えた)、ハレルヤ曰くこれが「真の超兵」だという。作中最強の戦闘力を持ち、強敵を文字通り一蹴するその実力から、この状態での暴れぶりはファンから'''「アレハレ無双」'''なる俗称がついているほど。TV版では披露する機会に恵まれなかったが、超兵として強化されたためか生身での身体能力も凄まじいレベルであり、劇場版ではマリー共々とんでもなくアクロバットな動きを見せている。
+
超兵の真価は常識を超えた反応速度と思考速度の融合なのだが、実際のところこれを単身で実現した被検体はおらず、[[ソーマ・ピーリス|ピーリス]]は反射速度に思考能力が追い付いていなかった。しかし、アレルヤは(結果的にはだが)自身が思考、ハレルヤが反射を担当することでこれを解決しており、両者が連携して戦闘を行うと絶対的な戦闘力を獲得する。この状態は1st・2ndとも最終局面でのみ披露されており(劇場版では少し増えた)、ハレルヤ曰くこれが「真の超兵」だという。作中最強の戦闘力を持ち、強敵を文字通り一蹴するその実力から、この状態での暴れぶりはファンから'''「アレハレ[[無双]]」'''なる[[俗語・俗称|俗称]]がついているほど。TV版では披露する機会に恵まれなかったが、超兵として強化されたためか生身での身体能力も凄まじいレベルであり、劇場版ではピーリス共々とんでもなくアクロバットな動きを見せている。
    
なお、両目の色が違うオッドアイ(右目が黄色)である。1stにおいては前髪で片目が隠れており、アレルヤの時は左目、ハレルヤの時は右目が出る、という演出になっており、融合時は髪型をオールバックにして両目を出した。2nd以降は、髪型自体はあまり変わっていないものの普通に両目が出ている。
 
なお、両目の色が違うオッドアイ(右目が黄色)である。1stにおいては前髪で片目が隠れており、アレルヤの時は左目、ハレルヤの時は右目が出る、という演出になっており、融合時は髪型をオールバックにして両目を出した。2nd以降は、髪型自体はあまり変わっていないものの普通に両目が出ている。
    
=== アレルヤ ===
 
=== アレルヤ ===
主人格はこちら。1stにおいては控えめかつ温厚な性格で、可能な限り戦闘を避けようとするなどマイスターとしてはかなり異端。超人機関での過酷な実験により別人格を宿している。
+
主人格はこちら。1stにおいては控えめかつ温厚な[[性格]]で、可能な限り戦闘を避けようとする等[[ガンダムマイスター]]としてはかなり異端。超人機関での過酷な実験により別人格を宿している。
    
機関を仲間達とともに脱走した後は記録から存在を抹消されている。またその際に[[宇宙]]を漂流した経験から、作戦よりも宇宙ステーションの救出を優先するなど甘さも垣間見られる。パイロットとしての技量はマイスターだけあって高いのだが、同じく超兵であるピーリスとの戦いでは諸々の事情でイニシアチブを取られがちだった。
 
機関を仲間達とともに脱走した後は記録から存在を抹消されている。またその際に[[宇宙]]を漂流した経験から、作戦よりも宇宙ステーションの救出を優先するなど甘さも垣間見られる。パイロットとしての技量はマイスターだけあって高いのだが、同じく超兵であるピーリスとの戦いでは諸々の事情でイニシアチブを取られがちだった。
36行目: 36行目:  
2ndでは4年もの間[[地球連邦軍 (00)|連邦軍]]の施設に収監されていたが、[[ソレスタルビーイング]]の電撃作戦で救出され、戦線に復帰。ブランクをものともしない力を見せ、[[アリオスガンダム|アリオス]]のマイスターとして戦いを再開した。この時期のアレルヤは1stとは異なり、明確に「目的のために戦う」という意識を持って戦闘に臨んでいる。そのため以前よりも単独の戦闘力は向上しており、アリオスの性能を生かした高機動戦闘を行っていた。しかし、ハレルヤが眠っているためか、超兵としての真価を発揮できていない部分があり、アレルヤ自身も自覚していた。
 
2ndでは4年もの間[[地球連邦軍 (00)|連邦軍]]の施設に収監されていたが、[[ソレスタルビーイング]]の電撃作戦で救出され、戦線に復帰。ブランクをものともしない力を見せ、[[アリオスガンダム|アリオス]]のマイスターとして戦いを再開した。この時期のアレルヤは1stとは異なり、明確に「目的のために戦う」という意識を持って戦闘に臨んでいる。そのため以前よりも単独の戦闘力は向上しており、アリオスの性能を生かした高機動戦闘を行っていた。しかし、ハレルヤが眠っているためか、超兵としての真価を発揮できていない部分があり、アレルヤ自身も自覚していた。
   −
戦いの中でマリーの救出に成功し、以後は行動を共にしている。[[メメントモリ]]攻略戦に前後して起きたセルゲイの戦死によってその人格がピーリスに戻ってしまうという不測の事態に見舞われたが、それでも彼女とマリーのために戦う意思は曲げなかった。
+
戦いの中でピーリスことマリーの救出に成功し、以後は行動を共にしている。[[メメントモリ]]攻略戦に前後して起きたセルゲイの戦死によってその人格がピーリスに戻ってしまうという不測の事態に見舞われたが、それでも彼女とマリーのために戦う意思は曲げなかった。
    
[[イノベイター]]との決戦後はソレスタルビーイングを一時降り、生きる理由と意味を確かめるためにマリーと共に自分の故郷へ赴く旅に出た。小説版にて、その経緯として[[ヴェーダ]]と一体化した[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]がアレルヤの故郷のデータを送った事が明かされている。
 
[[イノベイター]]との決戦後はソレスタルビーイングを一時降り、生きる理由と意味を確かめるためにマリーと共に自分の故郷へ赴く旅に出た。小説版にて、その経緯として[[ヴェーダ]]と一体化した[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]がアレルヤの故郷のデータを送った事が明かされている。
43行目: 43行目:     
=== ハレルヤ ===
 
=== ハレルヤ ===
アレルヤの中に潜む別人格。超人機関での実験がもとで偶発的に生み出された存在。主人格のアレルヤとは対照的に凶暴かつ好戦的な性格で、ただ敵を倒すだけではなく、より残虐な手段をあえて用いて殺すこともある。そのためアレルヤとは徹底的に意見が合わない。
+
アレルヤの中に潜む別人格。超人機関での実験が元で偶発的に生み出された存在。主人格のアレルヤとは対照的に凶暴かつ好戦的な性格で、ただ敵を倒すだけではなく、より残虐な手段をあえて用いて殺すこともある。そのためアレルヤとは徹底的に意見が合わない。
   −
機関脱走後に[[宇宙]]を漂流していた際、奪取した輸送船の備蓄と酸素が尽きかけるという緊急事態に見舞われたのだが、この時ハレルヤは自身が生き延びるためにアレルヤから主導権を奪い、命乞いをする仲間達を笑いながら皆殺しにしている。この一件は他ならぬアレルヤに深いトラウマとなって残っており、対立の一因ともなっている。
+
機関脱走後に[[宇宙]]を漂流していた際、奪取した輸送船の備蓄と酸素が尽きかけるという緊急事態に見舞われたのだが、この時ハレルヤは自身が生き延びるためにアレルヤから主導権を奪い、命乞いをする仲間達を笑いながら皆殺しにしている。この一件は他ならぬアレルヤに深い[[トラウマイベント|トラウマ]]となって残っており、対立の一因ともなっている。
    
その一方で、アレルヤの事は彼なりに大切に思っているらしく、[[ソーマ・ピーリス]]=[[マリー・パーファシー]]である事には早期に気付いていたが、アレルヤがそれを知ると戦えなくなってしまうと判断し、敢えて伏せていた。
 
その一方で、アレルヤの事は彼なりに大切に思っているらしく、[[ソーマ・ピーリス]]=[[マリー・パーファシー]]である事には早期に気付いていたが、アレルヤがそれを知ると戦えなくなってしまうと判断し、敢えて伏せていた。
   −
迷いを抱えがちなアレルヤとは異なり、「どんな手段を使おうとも、敵を倒して生き残る」という唯一目的を持って戦っている。またパイロットとしての技量は明らかにハレルヤの方が上。1stの時点でアレルヤが出来ない脳量子波の操作を行う事が可能で、超兵としての特性を活用できていた。出自が出自だけに超人機関や人革連には激しい敵意を向けているが、反面「超兵」としての自分の力には絶対の自信を持っており、アレルヤと自分が連携して「真の超兵」の力を発揮すれば無敵だとすら確信している。表面化している時は変形機構と高機動をフル活用したトリッキーな接近戦闘を行う。
+
迷いを抱えがちなアレルヤとは異なり、'''「どんな手段を使おうとも、敵を倒して生き残る」'''という唯一目的を持って戦っている。また、パイロットとしての技量は明らかにハレルヤの方が上。1stの時点でアレルヤが出来ない脳量子波の操作を行う事が可能で、超兵としての特性を活用できていた。出自が出自だけに超人機関や人革連には激しい敵意を向けているが、反面「超兵」としての自分の力には絶対の自信を持っており、アレルヤと自分が連携して「真の超兵」の力を発揮すれば無敵だとすら確信している。表面化している時は変形機構と高機動をフル活用したトリッキーな接近戦闘を行う。
    
国連軍との決戦の際、アレルヤが頭部に傷を受けたことで脳量子波を失い、同時にそれに依存していたハレルヤ自身の存在も消滅した。
 
国連軍との決戦の際、アレルヤが頭部に傷を受けたことで脳量子波を失い、同時にそれに依存していたハレルヤ自身の存在も消滅した。
   −
しかし、実際にはアレルヤの意識の底に落ちて主導権を失っていただけであり、2nd中盤の[[ダブルオーライザー]]の起動実験の際、脳量子波への干渉によって強引に表に引きずり出され、再登場を果たした。この時の彼は「無理やりたたき起こされた」と表現している通り、一つのアクシデント的な目覚めであり、起動実験終了と共にまたアレルヤの意識の底に戻ってしまっている上、アレルヤはこの事を知らなかった。なお記憶の共有についてはハレルヤ側は全く問題なく行われており、マリーの一件についても頭に入っていたが、アレルヤ側はハレルヤが出てきた事に気付いていなかったため、記憶の共有は一方的にしか行われていないようである(なお外伝作品『機動戦士ガンダム00I』ではアレルヤが眠っている時、ハレルヤが脳量子波による[[イノベイター]]の呼びかけに反応する場面がある。つまりアレルヤの意識が無い時は主導権を握れるらしい)。
+
しかし、実際にはアレルヤの意識の底に落ちて主導権を失っていただけであり、2nd中盤の[[ダブルオーライザー]]の起動実験の際、脳量子波への干渉によって強引に表に引きずり出され、再登場を果たした。この時の彼は「無理やりたたき起こされた」と表現している通り、一つのアクシデント的な目覚めであり、起動実験終了と共にまたアレルヤの意識の底に戻ってしまっている上、アレルヤはこの事を知らなかった。なお記憶の共有についてはハレルヤ側は全く問題なく行われており、マリーの一件についても頭に入っていたが、アレルヤ側はハレルヤが出てきた事に気付いていなかったため、記憶の共有は一方的にしか行われていないようである(なお、外伝作品『機動戦士ガンダム00I』ではアレルヤが眠っている時、ハレルヤが脳量子波による[[イノベイター]]の呼びかけに反応する場面がある。つまり、アレルヤの意識が無い時は主導権を握れるらしい)。
    
その後は同様の状況下…… つまり[[GN粒子]]や脳量子波が強く干渉する場面で何度か顔を出した後、イノベイターとの決戦で刹那が起こしたトランザムバーストを受けて完全復活。アレルヤとの同調による「反射と思考の融合」を再び実現し、対峙していたヒリングを瞬殺した。この時期のハレルヤは長く眠っていたためか、あるいはアレルヤとの人格の融合を行った影響か(アレルヤはハレルヤと人格の融合を繰り返すとハレルヤ側の性格に引き込まれると明言されているが、そうならばハレルヤ側にも同じ事が起こっても不思議ではない)、残虐性や凶暴性がなりを潜めており、劇場版では入れ替わる際にアレルヤに断りを入れるなどコンビネーションが良好化している。また、脳量子波の能力のコントロールも相変わらず可能。
 
その後は同様の状況下…… つまり[[GN粒子]]や脳量子波が強く干渉する場面で何度か顔を出した後、イノベイターとの決戦で刹那が起こしたトランザムバーストを受けて完全復活。アレルヤとの同調による「反射と思考の融合」を再び実現し、対峙していたヒリングを瞬殺した。この時期のハレルヤは長く眠っていたためか、あるいはアレルヤとの人格の融合を行った影響か(アレルヤはハレルヤと人格の融合を繰り返すとハレルヤ側の性格に引き込まれると明言されているが、そうならばハレルヤ側にも同じ事が起こっても不思議ではない)、残虐性や凶暴性がなりを潜めており、劇場版では入れ替わる際にアレルヤに断りを入れるなどコンビネーションが良好化している。また、脳量子波の能力のコントロールも相変わらず可能。
62行目: 62行目:  
:初登場作。第48話にて[[ソーマ・ピーリス]]と戦闘を行うとアレルヤ+ハレルヤの状態になり、[[能力]]が全体的に上昇し、[[精神コマンド]]が[[信頼]]・[[熱血]]→[[友情]]・[[魂]]に変化する。
 
:初登場作。第48話にて[[ソーマ・ピーリス]]と戦闘を行うとアレルヤ+ハレルヤの状態になり、[[能力]]が全体的に上昇し、[[精神コマンド]]が[[信頼]]・[[熱血]]→[[友情]]・[[魂]]に変化する。
 
:[[チームトリニティ]]との戦闘では[[プトレマイオス|トレミー]]が地上に降りているにも関わらず原作通りハブられてしまったが、理由付けとして「3対3じゃないとフェアじゃない」からと語っており、その後の[[刹那・F・セイエイ|刹那]]と[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]の和解には立ち会う事が出来た。
 
:[[チームトリニティ]]との戦闘では[[プトレマイオス|トレミー]]が地上に降りているにも関わらず原作通りハブられてしまったが、理由付けとして「3対3じゃないとフェアじゃない」からと語っており、その後の[[刹那・F・セイエイ|刹那]]と[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]の和解には立ち会う事が出来た。
:また、中盤の対[[超能力者]]との[[白兵戦]]に刹那を差し置いて登場しており、驚いたプレイヤーもいたかもしれない(一部のファンからは「ここだけ劇場版要素」とも)。[[クロウ・ブルースト|クロウ]]に対してやたらと鋭いツッコミを行うのも印象的。<br />ハレルヤの方は「引き金は誰がために」で[[スポット参戦]]する。[[カットイン]]の目つきが非常に凶悪。
+
:また、中盤の対[[超能力者]]との[[白兵戦]]に刹那を差し置いて登場しており、驚いたプレイヤーもいたかもしれない(一部のファンからは「ここだけ劇場版要素」とも)。[[クロウ・ブルースト|クロウ]]に対してやたらと鋭いツッコミを行うのも印象的。
 +
:ちなみに、ハレルヤの方は「引き金は誰がために」で[[スポット参戦]]する。[[カットイン]]の目つきが非常に凶悪。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
:プロローグでは『1st』終盤の融合状態、本編では『2nd』設定で参戦。回避特化の能力でかなり速い。原作では4年近く捕まっていたが、今回は半年足らずで解放されることになり、さらにハレルヤの復活も原作よりかなり早いタイミングとなる。本作でもクロウに対して辛辣なツッコミを入れて来る。
 
:プロローグでは『1st』終盤の融合状態、本編では『2nd』設定で参戦。回避特化の能力でかなり速い。原作では4年近く捕まっていたが、今回は半年足らずで解放されることになり、さらにハレルヤの復活も原作よりかなり早いタイミングとなる。本作でもクロウに対して辛辣なツッコミを入れて来る。
:戦闘面では新たに追加された特殊コマンド「[[融合]]」による強化と[[アリオスガンダム|アリオス]]の全武装がP兵器化する[[カスタムボーナス]]、そして最終的にずば抜けて高くなる[[移動力]]により文字通りの高火力・高機動力を発揮する。<br />ちなみに本作の設定だと21歳で、クロウより一つ下。
+
:戦闘面では新たに追加された特殊コマンド「[[融合]]」による強化と[[アリオスガンダム|アリオス]]の全武装がP兵器化する[[カスタムボーナス]]、そして最終的にずば抜けて高くなる[[移動力]]により文字通りの高火力・高機動力を発揮する。
 +
:なお、本作の設定だと21歳で、クロウより一つ下。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
:劇場版設定で参戦。中盤頃に刹那達についで参戦する。『融合』や『超兵』といった特殊能力が無いが、UXと同様常時コンビネーション状態でありハレルヤとの掛け合いが存在。ピーリスがサブについており、終盤は[[愛]]が使えるため火力はそこそこ確保できる。まずは[[集束攻撃|マルチターゲット]]を習得させよう。
 
:劇場版設定で参戦。中盤頃に刹那達についで参戦する。『融合』や『超兵』といった特殊能力が無いが、UXと同様常時コンビネーション状態でありハレルヤとの掛け合いが存在。ピーリスがサブについており、終盤は[[愛]]が使えるため火力はそこそこ確保できる。まずは[[集束攻撃|マルチターゲット]]を習得させよう。
88行目: 90行目:  
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]
 
:[[集中]]、[[根性]]、[[加速]]、[[直感]]、[[信頼]]、[[熱血]]
 
:[[集中]]、[[根性]]、[[加速]]、[[直感]]、[[信頼]]、[[熱血]]
:CBルート8話で[[スポット参戦]]するアレルヤは根性が[[ド根性]]に差し替えられ、48話の融合モードでは信頼が[[友情]]に、熱血が[[魂]]に変化する。
+
:CBルート第8話で[[スポット参戦]]するアレルヤは根性が[[ド根性]]に差し替えられ、第48話の融合モードでは信頼が[[友情]]に、熱血が[[魂]]に変化する。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]
 
:[[集中]]、[[根性]]、[[加速]]、[[直感]]、[[熱血]]、[[愛]]([[魂]])
 
:[[集中]]、[[根性]]、[[加速]]、[[直感]]、[[熱血]]、[[愛]]([[魂]])
:「愛」は[[ソーマ・ピーリス|マリー]]に対するものなのだろうか。融合時は愛は魂に差し替えられる。
+
:「愛」は[[ソーマ・ピーリス|マリー]]に対するものなのだろうか。融合時は、愛を魂に差し替えられる。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]
 
:[[集中]]、[[根性]]、[[加速]]、[[直感]]、[[闘志]]
 
:[[集中]]、[[根性]]、[[加速]]、[[直感]]、[[闘志]]
101行目: 103行目:  
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]
 
:[[ブロッキング]]、[[気力+ボーナス|気力+ (回避)]]、[[ヒット&アウェイ]]
 
:[[ブロッキング]]、[[気力+ボーナス|気力+ (回避)]]、[[ヒット&アウェイ]]
:ヒット&アウェイを習得しているが、キュリオスの性能とはやや噛み合わない。逆に気力+ (回避)はアレルヤの[[性格]]「弱気」との相乗効果で'''[[回避]]するだけで[[気力]]+4'''という恐るべき効果を発揮する。
+
:ヒット&アウェイを習得しているが、キュリオスの性能とはやや噛み合わない。逆に、気力+ (回避)はアレルヤの[[性格]]「弱気」との相乗効果で'''[[回避]]するだけで[[気力]]+4'''という恐るべき効果を発揮する。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]
 
:;プロローグ
 
:;プロローグ
115行目: 117行目:     
=== 固有[[エースボーナス]] ===
 
=== 固有[[エースボーナス]] ===
;回避率+20%
+
;回避率+20%
 
:破界篇でのアレルヤのボーナス。[[気力+ (回避)]]と相性が良い。
 
:破界篇でのアレルヤのボーナス。[[気力+ (回避)]]と相性が良い。
;命中率+20%
+
;命中率+20%
:破界篇でのハレルヤのボーナス。登場ステージに出て来るのはピーリス以外は[[インベーダー]]のみなので、正直効果は薄め。
+
:破界篇でのハレルヤのボーナス。登場ステージに出て来るのは[[ソーマ・ピーリス|ピーリス]]以外は[[インベーダー]]のみなので、正直効果は薄め。
;命中率+20%、回避率+20%
+
;命中率+20%、回避率+20%
:破界篇48話イベント時限定の、アレルヤ+ハレルヤのボーナス。しかしライバルであるピーリスはさらに10%高い。
+
:破界篇第48話イベント時限定の、アレルヤ+ハレルヤのボーナス。しかし、[[ライバル]]であるピーリスはさらに10%高い。
;移動力+1、回避率+20%
+
;移動力+1、回避率+20%
 
:再世篇でのボーナス。ますます速くなった。
 
:再世篇でのボーナス。ますます速くなった。
;回避率+20%、所属チームの移動力+1
+
;回避率+20%、所属チームの移動力+1
 
:時獄篇でのボーナス。前作と同じように見えるが、パートナーの移動力も増える。
 
:時獄篇でのボーナス。前作と同じように見えるが、パートナーの移動力も増える。
   134行目: 136行目:  
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[刹那・F・セイエイ]]
 
;[[刹那・F・セイエイ]]
:チームメイト。共に積極的なコミュニケーションを取るタイプではないが、強い信頼関係と絆で結ばれている。
+
:チームメイト。共に積極的なコミュニケーションを取るタイプではないが、強い信頼関係と[[絆]]で結ばれている。
 
;[[ロックオン・ストラトス]]
 
;[[ロックオン・ストラトス]]
 
:チームメイト。彼もまた強い信頼関係と絆で結ばれている。
 
:チームメイト。彼もまた強い信頼関係と絆で結ばれている。
142行目: 144行目:  
:チームメイト。当初は彼にマイスターとして疑問視されていたが、徐々に信頼関係を構築する。4年後にはティエリアの方からも仲間として信頼関係を築いていた。
 
:チームメイト。当初は彼にマイスターとして疑問視されていたが、徐々に信頼関係を構築する。4年後にはティエリアの方からも仲間として信頼関係を築いていた。
 
;[[スメラギ・李・ノリエガ]]
 
;[[スメラギ・李・ノリエガ]]
:二十歳の誕生日に酒を酌み交わすなど仲がよく、信頼も寄せている。
+
:二十歳の誕生日に酒を酌み交わすなど仲が良く、信頼も寄せている。
 
:余談だが、[[ドラマCD]]第1弾ではハレルヤが'''「ある方法」を用いてスメラギを弄絡する'''一幕がある。
 
:余談だが、[[ドラマCD]]第1弾ではハレルヤが'''「ある方法」を用いてスメラギを弄絡する'''一幕がある。
 
;[[セルゲイ・スミルノフ]]
 
;[[セルゲイ・スミルノフ]]
154行目: 156行目:  
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
;[[カミーユ・ビダン]]、[[シン・アスカ]]
 
;[[カミーユ・ビダン]]、[[シン・アスカ]]
:[[第2次Z再世篇]]にて、敵味方の間柄である強化人間の女性を持つ繋がりか、ピーリスを説得する際に協力する。
+
:[[第2次Z再世篇]]にて、敵味方の間柄である[[強化人間]]の女性を持つ繋がりか、ピーリスを[[説得]]する際に協力する。
    
=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
172行目: 174行目:  
:[[第2次Z破界篇]]序盤ではハレルヤが発現した際、彼に'''「[[ゲッターチーム]]に染まった」'''と思われる。
 
:[[第2次Z破界篇]]序盤ではハレルヤが発現した際、彼に'''「[[ゲッターチーム]]に染まった」'''と思われる。
 
;[[真上遼]]
 
;[[真上遼]]
:[[UX]]終盤にて、洗脳された[[バジュラ]]と戦う事を躊躇う[[立上芹|芹]]に対して「汚れ役は俺達がやる」と言い放った彼に対してハレルヤが「カッコつけるな」と発言している。過激な[[性格]]については似ているので気が合ったのだろう。
+
:[[UX]]終盤にて、洗脳された[[バジュラ]]と戦う事を躊躇う[[立上芹|芹]]に対して「汚れ役は俺達がやる」と言い放った真上にハレルヤが「カッコつけるな」と発言している。過激な[[性格]]については似ているので気が合ったのだろう。
 
;[[秋津マサト]]
 
;[[秋津マサト]]
 
:[[CC]]では同じ[[多重人格|もう一つの人格]]を持つ境遇からか、何かと気に掛けている。
 
:[[CC]]では同じ[[多重人格|もう一つの人格]]を持つ境遇からか、何かと気に掛けている。
185行目: 187行目:  
=== アレルヤ ===
 
=== アレルヤ ===
 
==== 1st ====
 
==== 1st ====
 +
;「キュリオス、アレルヤ・ハプティズム、介入行動に移る」
 +
:任務を遂行する際の台詞。他に「~迎撃行動に入る」「~目標へ飛翔する」等のパターンが存在する。
 
;「実戦だ、ハレルヤ。待ちわびた? 僕は憂鬱だよ…」
 
;「実戦だ、ハレルヤ。待ちわびた? 僕は憂鬱だよ…」
 
:第1話。出撃前に自身のもう一人の人格に向けて。
 
:第1話。出撃前に自身のもう一人の人格に向けて。
 
;「ハレルヤ、世界の悪意が見えるようだよ」
 
;「ハレルヤ、世界の悪意が見えるようだよ」
:第1話。任務完了後に[[イオリア・シュヘンベルグ]]の演説を聞きながら自嘲気に微笑んで。
+
:任務完了後に[[イオリア・シュヘンベルグ]]の演説を聞きながら自嘲気に微笑んで。
;「キュリオス、アレルヤ・ハプティズム、介入行動に移る」
+
;「これで[[テロリスト|稀代の殺人者]]…けどね!」<br />「これが、ソレスタルビーイングだ!!」
:任務を遂行する際の台詞。
  −
;「これで稀代の殺人者…けどね!」<br />「これが、ソレスタルビーイングだ!!」
   
:第2話。[[ガンダムキュリオス|キュリオス]]を変形させながら[[人類革新連盟]]軍を攻撃して。
 
:第2話。[[ガンダムキュリオス|キュリオス]]を変形させながら[[人類革新連盟]]軍を攻撃して。
 
;「どんまい」
 
;「どんまい」
 
:第7話。狭い谷底を通った際にキュリオスが崖に接触し、弾けた岩が[[ガンダムデュナメス|デュナメス]]と接触しそうになり、怒ったロックオンをなだめた台詞。何故かカルト的な人気がある。
 
:第7話。狭い谷底を通った際にキュリオスが崖に接触し、弾けた岩が[[ガンダムデュナメス|デュナメス]]と接触しそうになり、怒ったロックオンをなだめた台詞。何故かカルト的な人気がある。
 
;「何故、こんな苦いものを…」
 
;「何故、こんな苦いものを…」
:第11話。二十歳となった日に、[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]と共に酌を交わした際の一言。
+
:第11話。二十歳となった日に[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]と共に酌を交わした際の一言。
 
:なお、これと同様の趣旨の発言をしたキャラクターには『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の[[キリコ・キュービィー]]がいる。さらに、彼とは[[第2次Z再世篇]]にて心を通わせてもいる。
 
:なお、これと同様の趣旨の発言をしたキャラクターには『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の[[キリコ・キュービィー]]がいる。さらに、彼とは[[第2次Z再世篇]]にて心を通わせてもいる。
 
;「僕も生きる。僕はまだ世界の答えを聞いていない。この戦いすら…」<br />「それを知るまで、僕は、死ねない!」
 
;「僕も生きる。僕はまだ世界の答えを聞いていない。この戦いすら…」<br />「それを知るまで、僕は、死ねない!」
 
:最終決戦にて、ハレルヤが「他人の生き血をすすってでも生きる」と述べた際の答え。そしてこれを聞いたハレルヤは…。
 
:最終決戦にて、ハレルヤが「他人の生き血をすすってでも生きる」と述べた際の答え。そしてこれを聞いたハレルヤは…。
;「そんな…ソーマ・ピーリスがマリーだなんて…!」
+
;「そんな…[[ソーマ・ピーリス]]がマリーだなんて…!」
 
:最終決戦の際、[[GN-X]]から脱出したピーリスを見た際の一言。「マリー」とは誰なのか、それは2ndシーズンにて明かされる事となる。
 
:最終決戦の際、[[GN-X]]から脱出したピーリスを見た際の一言。「マリー」とは誰なのか、それは2ndシーズンにて明かされる事となる。
   207行目: 209行目:  
:第3話。ソーマ・ピーリスことマリー・パーファシーと対峙して。
 
:第3話。ソーマ・ピーリスことマリー・パーファシーと対峙して。
 
;「自ら引き金を引こうとしないなんて…罪の意識すら持つ気がないのかッ!!」
 
;「自ら引き金を引こうとしないなんて…罪の意識すら持つ気がないのかッ!!」
:第5話。オートマトンをキルモードで使用したことによるカタロン基地跡の虐殺劇を目の当たりにし、彼は[[アロウズ]]への怒りを爆発させた。
+
:第5話。オートマトンをキルモードで使用したことによる[[カタロン]]基地跡での虐殺劇を目の当たりにして、アレルヤは[[アロウズ]]への怒りを爆発させた。
 +
:かつて1st第11話にて自らの同胞をこの手で討たざるをえなかった彼のことを考えると、非常に重い台詞である。
 
;「もう離さない…マリー」
 
;「もう離さない…マリー」
:第7話。マリーの駆る[[アヘッド・スマルトロン|アヘッド]]を[[アリオスガンダム|アリオス]]で捕獲した際の台詞。マリーへの愛が感じられる台詞なのだが、セリフ回しがアレにしか聞こえない。
+
:第7話。マリーの駆る[[アヘッド・スマルトロン|アヘッド]]を[[アリオスガンダム|アリオス]]で捕獲した際の台詞。
 +
:マリーへの[[愛]]が感じられる台詞なのだが、セリフ回しがアレにしか聞こえない。
 
;「撃ってください。その代わり、二度とマリーを戦争に巻き込まないと誓ってください」
 
;「撃ってください。その代わり、二度とマリーを戦争に巻き込まないと誓ってください」
 
:自身へ銃を向ける[[セルゲイ・スミルノフ|セルゲイ]]への台詞。そして…
 
:自身へ銃を向ける[[セルゲイ・スミルノフ|セルゲイ]]への台詞。そして…
 
;「ありがとう、マリー。生きていてくれて。ありがとう、マリー。こんな僕の為に…」
 
;「ありがとう、マリー。生きていてくれて。ありがとう、マリー。こんな僕の為に…」
:セルゲイの計らいでマリーと再び一緒になれた際の台詞。この後、互いの愛を確かめるためにマリーとキスをするのだが、[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ロックオン]]に見つかっていた。さらに、この光景は[[プトレマイオス2|トレミー]]クルー達の知るところとなる。
+
:セルゲイの計らいでマリーと再び一緒になれた際の台詞。
 +
:この後、互いの愛を確かめるためにマリーと[[キスシーン|キス]]をするのだが、[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ロックオン]]に見つかっていた。さらに、この光景は[[プトレマイオス2|トレミー]]クルー達の知るところとなる。
    
==== 劇場版 ====
 
==== 劇場版 ====
230行目: 235行目:  
:ピーリスに鹵獲されそうになった時、脳量子波から彼女の正体に気付くも、容赦なく反撃に出る。
 
:ピーリスに鹵獲されそうになった時、脳量子波から彼女の正体に気付くも、容赦なく反撃に出る。
 
;「そんな大層なもんじゃねェだろ? 人を改造して兵士にするような社会に、どんな秩序があるってんだァ? …そんでもって、俺は女に逃げられて少々ご立腹だ。だからさァ…楽には殺さねぇぞォッ!!」
 
;「そんな大層なもんじゃねェだろ? 人を改造して兵士にするような社会に、どんな秩序があるってんだァ? …そんでもって、俺は女に逃げられて少々ご立腹だ。だからさァ…楽には殺さねぇぞォッ!!」
:ピーリスを逃がしキュリオスを迎え撃つ人革連の兵士・ミン(スパロボ未登場)を前にして。自分を[[改造]]した[[人類革新連盟|人革連]]に対する激しい憎悪が感じられる。<br/>ちなみにこの時の殺し方というのが、'''シールドクローに仕込んでいたニードルをコクピットにゆっくりと突き立てる(しかもミン中尉からはニードルがじわじわと自身に迫っているのが見える)'''という残忍極まりない方法である。
+
:ピーリスを逃がしキュリオスを迎え撃つ[[人類革新連盟|人革連軍]]の中尉・ミン(SRW未登場)を前にして。自分を[[改造]]した人革連に対する激しい憎悪が感じられる。
 +
:ちなみにこの時の殺し方というのが、'''シールドクローに仕込んでいたニードルをコクピットにゆっくりと突き立てる(しかもミンからはニードルがじわじわと自身に迫っているのが見える)'''という残忍極まりない方法である。
 
;「チッ…わかったよ…なぁんてなぁ!!」<br />「楽しいよなぁ、アレルヤ…アレルヤァッ!!」
 
;「チッ…わかったよ…なぁんてなぁ!!」<br />「楽しいよなぁ、アレルヤ…アレルヤァッ!!」
 
:ミンを嬲り殺しにしようとするハレルヤを止めようとしたアレルヤだが、ハレルヤがそれに応じる素振りを見せたため、気が緩んだ所でハレルヤはあっさりミンを殺し、アレルヤに下段の台詞を言い放った。
 
:ミンを嬲り殺しにしようとするハレルヤを止めようとしたアレルヤだが、ハレルヤがそれに応じる素振りを見せたため、気が緩んだ所でハレルヤはあっさりミンを殺し、アレルヤに下段の台詞を言い放った。
 +
;(立場で人を殺すのかよ? 引き金ぐらい感情で引け! 己のエゴで引け! 無慈悲なまでに!)
 +
:第11話より。超人機関研究施設の破壊ミッションの際に囚われていた同胞達の叫びを聞き彼等を救助しようと試みたアレルヤだったが、ハレルヤはそれを「独りよがりな考えだ」と切り捨てる。
 +
:なおも煩悶し続けるアレルヤをハレルヤはこの台詞で一喝。そして、悲痛の叫びと共にアレルヤはトリガーを引いた…。
 +
;「フハハハハハッ! よくやったァ! それでこそ俺の分身。…面白くなりそうだぜ」
 +
:超人機関研究施設の破壊ミッション達成後、ハレルヤは非情な選択をしたアレルヤを褒め称える。しかし、'''そんなハレルヤの右目からは一筋の涙が流れていた'''。
 +
:これは、戦争の道具としてしか生きられない同胞達に引導を渡すことでしか彼等を救えなかったことに対するハレルヤ(アレルヤ)の本音だったのかもしれない。
 
;「見つけたぜぇ!! 女ァ!!」
 
;「見つけたぜぇ!! 女ァ!!」
 
:ピーリス相手への台詞。
 
:ピーリス相手への台詞。
238行目: 250行目:  
:第25話。アレルヤとの目的が一致した彼は、ヘルメットを外した後、前髪を上げて高らかに叫び上げた。
 
:第25話。アレルヤとの目的が一致した彼は、ヘルメットを外した後、前髪を上げて高らかに叫び上げた。
 
;「反射と思考の融合…それこそが超兵の在るべき姿だ!」
 
;「反射と思考の融合…それこそが超兵の在るべき姿だ!」
:2つの人格を同時に反映させた際の台詞。ピーリスに対して「反射速度に思考速度が追いついていない」事を指摘しながら、キュリオスが半壊状態だったにも拘らず、ソーマとセルゲイの2人を相手に圧倒的な戦闘力を見せ付けた。
+
:二つの人格を同時に反映させた際の台詞。ピーリスに対して「反射速度に思考速度が追いついていない」事を指摘しながら、キュリオスが半壊状態だったにも拘らず、ソーマとセルゲイの2人を相手に圧倒的な戦闘力を見せ付けた。
    
==== 2nd ====
 
==== 2nd ====
 
;「まったく、おちおち寝てもいられねぇぜ。……なァ、アレルヤ」
 
;「まったく、おちおち寝てもいられねぇぜ。……なァ、アレルヤ」
:第10話。[[ダブルオーライザー]]の起動実験が行われた際、まさかの再登場を果たしての台詞。……なのだが、2ndではこの後長期に渡ってハレルヤは出番がなく、次に本格登場したのは何と最終決戦のヒリング戦(それ以前にもアレルヤと入れ替わりで登場はしていたが)。
+
:第10話。[[ダブルオーライザー]]の起動実験が行われた際、まさかの再登場を果たしての台詞。……なのだが、2ndではこの後長期に渡ってハレルヤは出番が無く、次に本格登場したのは何と最終決戦のヒリング戦(それ以前にもアレルヤと入れ替わりで登場はしていたが)。
:ちなみに角川スニーカーの小説版でもしっかり踏襲されており、第2巻のラストで登場した後は'''最終巻まで全く出番がない'''。ちなみにハレルヤはこの時までアレルヤの意識の底で眠っていたらしく、この目覚めはかなり不快だったようだ。
+
:ちなみに角川スニーカーの[[小説|小説版]]でもしっかり踏襲されており、第2巻のラストで登場した後は'''最終巻まで全く出番がない'''。ちなみにハレルヤはこの時までアレルヤの意識の底で眠っていたらしく、この目覚めはかなり不快だったようだ。
 
;「ハハハッ、ハハハハハッ!! 超兵復活と行こうぜぇぇぇっ!!」
 
;「ハハハッ、ハハハハハッ!! 超兵復活と行こうぜぇぇぇっ!!」
 
:最終話にて、ダブルオーライザーのトランザムバーストを受けて完全復活を遂げる際に。
 
:最終話にて、ダブルオーライザーのトランザムバーストを受けて完全復活を遂げる際に。
258行目: 270行目:  
:[[ドラマCD]]第1弾「MISSON-2306」で初登場した際の台詞。確かに彼の性格上間違ってはおらず、刹那もこの言葉に同意するが、これだけ聞くと「自分はナルシストだ」と言っているようである。しかし、真の意図は……
 
:[[ドラマCD]]第1弾「MISSON-2306」で初登場した際の台詞。確かに彼の性格上間違ってはおらず、刹那もこの言葉に同意するが、これだけ聞くと「自分はナルシストだ」と言っているようである。しかし、真の意図は……
 
;「ダーンダダーン! ダンダンダン、ダーンダダーン! 武力介入~!」
 
;「ダーンダダーン! ダンダンダン、ダーンダダーン! 武力介入~!」
:上記ドラマCD内で上記セリフ直後のシーンにおいて「催眠術」によって覚醒したハレルヤがミッション開始の際に放ったセリフ、というか鼻歌(ちゃっかり「FIGHT」だったりする)。「武力介入~!」の部分は某猫型ロボットのようなイントネーションであり、他のキャラの性格も(グラハムとルイス、沙慈以外)原形をとどめていない同ドラマCDではもはやこのシーンあたりになるとリスナーも疲弊しきっており、ツッコミが追いつかない。ちなみにこの台詞、吉野氏のアドリブらしい。
+
:上記ドラマCD内で上記セリフ直後のシーンにおいて「催眠術」によって覚醒したハレルヤがミッション開始の際に放ったセリフ、というか鼻歌(ちゃっかり「FIGHT」だったりする)
 +
:「武力介入~!」の部分は某猫型ロボットのようなイントネーションであり、他のキャラの性格も(グラハムとルイス、沙慈以外)原形をとどめていない同ドラマCDではもはやこのシーンあたりになるとリスナーも疲弊しきっており、ツッコミが追いつかない。
 +
:なお、これらの台詞はアレルヤ(ハレルヤ)役の吉野裕行氏のアドリブらしい。
 
;「ロ、ロックオン!? どうして!?」
 
;「ロ、ロックオン!? どうして!?」
 
:2nd第3話[[ロックオン・ストラトス (2代目)|2代目ロックオン]]との対面の際の驚愕。直後に「その反応、飽きたよ」と返される。小説版ではこの時ちゃんとロックオンの説明は受けていたが、それでも驚かずにはいられなかったらしい。
 
:2nd第3話[[ロックオン・ストラトス (2代目)|2代目ロックオン]]との対面の際の驚愕。直後に「その反応、飽きたよ」と返される。小説版ではこの時ちゃんとロックオンの説明は受けていたが、それでも驚かずにはいられなかったらしい。
289行目: 303行目:  
:[[ガイオウ]]との[[戦闘前会話]]で、彼の言葉に一瞬躊躇った刹那を鼓舞する。
 
:[[ガイオウ]]との[[戦闘前会話]]で、彼の言葉に一瞬躊躇った刹那を鼓舞する。
 
;「希望があれば人は生きていけるよ。辛い過去があってもね」
 
;「希望があれば人は生きていけるよ。辛い過去があってもね」
:第2次Z再世篇中盤、[[キリコ・キュービィー|キリコ]]との対話で[[ソーマ・ピーリス|互いの]][[フィアナ|想い人の存在]]が生きる糧となる事を改めて認識し合う。
+
:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]中盤、[[キリコ・キュービィー|キリコ]]との対話で[[ソーマ・ピーリス|互いの]][[フィアナ|想い人の存在]]が生きる糧となる事を改めて認識し合う。
;「キリコ!フィアナのために戦った君と今の君、どちらが本当の君なんだ!僕は信じている…!あの時の君の言葉に嘘はなかったと!」
+
;「キリコ! フィアナのために戦った君と今の君、どちらが本当の君なんだ! 僕は信じている…! あの時の君の言葉に嘘はなかったと!」
:「修羅」でのキリコとの戦闘前会話。
+
:第2次Z再世篇第43話フロンティア船団ルート「修羅」でのキリコとの戦闘前会話。
;「リボンズ・アルマーク! 超兵もイノベイターも関係無い!僕はソレスタルビーイングとして、ZEXISとして、お前と戦う!」
+
;「リボンズ・アルマーク! 超兵もイノベイターも関係無い! 僕はソレスタルビーイングとして、ZEXISとして、お前と戦う!」
 
:[[リボーンズガンダム]]との戦闘前会話。「超兵ごとき」と侮蔑の言葉を口にする[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]の狭量な選民意識を、ハレルヤと共に糾弾する。
 
:[[リボーンズガンダム]]との戦闘前会話。「超兵ごとき」と侮蔑の言葉を口にする[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]の狭量な選民意識を、ハレルヤと共に糾弾する。
   302行目: 316行目:  
==== [[Zシリーズ]] ====
 
==== [[Zシリーズ]] ====
 
;「知ったら、お前はもう戦えねえ。死ぬだけだ」
 
;「知ったら、お前はもう戦えねえ。死ぬだけだ」
:[[破界篇]]第48話「夜明けの鐘」にて、アレルヤからピーリスのことを知っていたのかと問われて。早い段階でピーリス=マリーと気づいていたハレルヤは、この事実をアレルヤが知れば戦意を喪失するとの確信から、あえてこれを伏せていたらしい。
+
:[[破界篇]]第48話「夜明けの鐘」にて、アレルヤからピーリスのことを知っていたのかと問われて。
 +
:早い段階でピーリス=マリーと気づいていたハレルヤは、この事実をアレルヤが知れば戦意を喪失するとの確信から、あえてこれを伏せていたらしい。
 
;ハレルヤ「久々だぜ、この感触……行くぜ、アレルヤ!」<br />アレルヤ「反射と思考の融合……!」<br />ハレルヤ「これが真の超兵って奴よ!」
 
;ハレルヤ「久々だぜ、この感触……行くぜ、アレルヤ!」<br />アレルヤ「反射と思考の融合……!」<br />ハレルヤ「これが真の超兵って奴よ!」
 
:[[再世篇]]第29話「戦士達の叫び」にて、融合後の戦闘前台詞。原作から大幅に前倒しされた復活を果たし、相方と共にアロウズに襲い掛かる。
 
:[[再世篇]]第29話「戦士達の叫び」にて、融合後の戦闘前台詞。原作から大幅に前倒しされた復活を果たし、相方と共にアロウズに襲い掛かる。
313行目: 328行目:  
:この台詞から察するに、ゲーム中では描かれなかったが戦闘中以外もハレルヤは度々表に出て[[ZEXIS]]の面々と交流していたらしい。
 
:この台詞から察するに、ゲーム中では描かれなかったが戦闘中以外もハレルヤは度々表に出て[[ZEXIS]]の面々と交流していたらしい。
 
;「ははははは! 遠慮しなくていいってのは楽しいなぁ!」
 
;「ははははは! 遠慮しなくていいってのは楽しいなぁ!」
:天獄篇第14話におけるネオ・アルカトラズ内でのインセクト・バイオロイド部隊との[[白兵戦]]にて。相手が相手なだけあってか実に楽しそうである。
+
:[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]第14話におけるネオ・アルカトラズ内でのインセクト・バイオロイド部隊との[[白兵戦]]にて。相手が相手なだけあってか実に楽しそうである。
    
==== 携帯機シリーズ ====
 
==== 携帯機シリーズ ====
337行目: 352行目:  
:[[イノベイター]]との最終決戦という重大局面にも関わらず、スメラギへボーナス請求を口にするクロウの守銭奴発言(無論、場を和ませる為のジョークであろうが)に苦笑する。
 
:[[イノベイター]]との最終決戦という重大局面にも関わらず、スメラギへボーナス請求を口にするクロウの守銭奴発言(無論、場を和ませる為のジョークであろうが)に苦笑する。
 
'''[[第3次Z]]'''
 
'''[[第3次Z]]'''
;五飛「素直じゃないな、奴も」<BR/>アレルヤ「君に言われたら、いくらヒイロでもかわいそうだよ」
+
;[[張五飛|五飛]]「素直じゃないな、奴も」<BR/>アレルヤ「君に言われたら、いくらヒイロでもかわいそうだよ」
:「決戦の銀河」シナリオデモより。相変わらず痛烈である。
+
:[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]「決戦の銀河」シナリオデモより。相変わらず痛烈である。
    
==== 携帯機シリーズ ====
 
==== 携帯機シリーズ ====
366行目: 381行目:     
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*00の世界における強化人間とも言える超兵の力や二重人格等の重要な設定を併せ持つ彼だが、中心となるエピソードは1st・2nd共に物語の前半で片付けられてしまい、控えめな性格も災いして他のマイスターに比べると若干影が薄い。更に、1stで瀕死の重傷を負った影響か2ndではハレルヤが終盤まで覚醒しなかった為、戦闘面でも他の3人に遅れを取るようになってしまう。
+
*00の世界における[[強化人間]]とも言える超兵の力や[[多重人格|二重人格]]等の重要な設定を併せ持つ彼だが、中心となるエピソードは1st・2nd共に物語の前半で片付けられてしまい、控えめな性格も災いして他のマイスターに比べると若干影が薄い。更に、1stで瀕死の重傷を負った影響か2ndではハレルヤが終盤まで覚醒しなかった為、戦闘面でも他の3人に遅れを取るようになってしまう。
 
**挙句の果てに、1stシーズンでは'''刹那、ロックオン、ティエリアが和解する重要エピソードで一人プトレマイオスに居残り'''という扱いまで受けている。その為にファンからは'''「ハブラレルヤ」'''という渾名も生まれてしまった。戦闘能力の低い母艦を守るため、また2ndではトランザム機能を生かすため、たとえ居残りでもきちんと貢献してはいるのだが……
 
**挙句の果てに、1stシーズンでは'''刹那、ロックオン、ティエリアが和解する重要エピソードで一人プトレマイオスに居残り'''という扱いまで受けている。その為にファンからは'''「ハブラレルヤ」'''という渾名も生まれてしまった。戦闘能力の低い母艦を守るため、また2ndではトランザム機能を生かすため、たとえ居残りでもきちんと貢献してはいるのだが……
 
***スパロボでも該当ステージにて一人だけ強制出撃から外されるという形で再現されてしまったが、上述の和解シーンには立ち会っている。ちなみに「ハブラレルヤ」という俗称は水島監督も把握しており、アレルヤを上手く表現していると認めるものの、演じている吉野裕行氏に対しては本意ではないと謝罪もしている。
 
***スパロボでも該当ステージにて一人だけ強制出撃から外されるという形で再現されてしまったが、上述の和解シーンには立ち会っている。ちなみに「ハブラレルヤ」という俗称は水島監督も把握しており、アレルヤを上手く表現していると認めるものの、演じている吉野裕行氏に対しては本意ではないと謝罪もしている。
3,644

回編集