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| 絶対障壁に覆われた「[[TOKYO JUPITER]]」の中で平穏な高校生活を送っていたが、ある日、突如として勃発した「オーバーロード作戦」の煽りを喰らい、車両事故に巻き込まれる。そこから避難する最中に神秘的な少女・[[美嶋玲香]]と出会い、彼女に導かれるまま[[東京]]の地下神殿に辿り着き、成り行きで[[ラーゼフォン]]を起動させる事となる。 | | 絶対障壁に覆われた「[[TOKYO JUPITER]]」の中で平穏な高校生活を送っていたが、ある日、突如として勃発した「オーバーロード作戦」の煽りを喰らい、車両事故に巻き込まれる。そこから避難する最中に神秘的な少女・[[美嶋玲香]]と出会い、彼女に導かれるまま[[東京]]の地下神殿に辿り着き、成り行きで[[ラーゼフォン]]を起動させる事となる。 |
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− | [[ラーゼフォン]]の奏者となった彼は[[TOKYO JUPITER]]を脱出、以後は対「[[MU]]」戦略機関「[[TERRA]]」の庇護の下、[[MU]]との戦いに身を投じてゆく。その一方、生活の拠を六道家に置く事となった彼は、[[紫東遙]]・[[紫東恵|恵]]姉妹との生活を経て、家族の絆の暖かさを知る事となる。しかし彼は次第に自身の出自に疑問を持つようになり、また[[TERRA]]の一部の人間からも『青い血』を持つ「[[ムーリアン]]」である嫌疑を常に持たれていた。彼は疑問を解き明かすべく、[[如月久遠]]の導きで[[TOKYO JUPITER]]への帰還を果たし、そこで自らが[[ムーリアン]]であるとの確信に至る。 | + | [[ラーゼフォン]]の奏者となった彼はTOKYO JUPITERを脱出、以後は対「[[MU]]」戦略機関「[[TERRA]]」の庇護の下、MUとの戦いに身を投じてゆく。その一方、生活の拠を六道家に置く事となった彼は、[[紫東遙]]・[[紫東恵|恵]]姉妹との生活を経て、家族の絆の暖かさを知る事となる。しかし彼は次第に自身の出自に疑問を持つようになり、またTERRAの一部の人間からも『青い血』を持つ「[[ムーリアン]]」である嫌疑を常に持たれていた。彼は疑問を解き明かすべく、[[如月久遠]]の導きでTOKYO JUPITERへの帰還を果たし、そこで自らがムーリアンであるとの確信に至る。 |
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− | [[TOKYO JUPITER]]からの再脱出後は、[[朝比奈浩子]]との悲劇や自身への脱走者としての扱いなどの艱難を乗り越え成長、また、徐々にではあるが[[TOKYO JUPITER]]形成以前の自身の記憶を取り戻していった。しかし彼が役目を果たす為に残された時間はもはや僅かで、最後には記憶の中から甦った遙との想い出と彼女の想いを受け入れ、「[[イシュトリ]]」と一体化。人の姿を捨てた超常存在である「[[ヨロテオトル]]」へと至り、世界を「調律」に導いた。
| + | TOKYO JUPITERからの再脱出後は、[[朝比奈浩子]]との悲劇や自身への脱走者としての扱いなどの艱難を乗り越え成長、また、徐々にではあるがTOKYO JUPITER形成以前の自身の記憶を取り戻していった。しかし彼が役目を果たす為に残された時間はもはや僅かで、最後には記憶の中から甦った遙との想い出と彼女の想いを受け入れ、「[[イシュトリ]]」と一体化。人の姿を捨てた超常存在である「[[ヨロテオトル]]」へと至り、世界を「調律」に導いた。 |
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| 不安定化した[[平行世界]]を再構築し、崩壊を食い止める「調律」という行為が近年のスパロボの世界観にマッチしているためか、参戦時にはいずれも非常に重要な役割を担わされている。しかしその結果、彼の辿る運命は「'''人を越えた存在となって世界の外へ旅立ってしまう'''」というものになりがちで、シンプルに人間のままの姿で救われるという結末を迎えられない苦労人でもある。 | | 不安定化した[[平行世界]]を再構築し、崩壊を食い止める「調律」という行為が近年のスパロボの世界観にマッチしているためか、参戦時にはいずれも非常に重要な役割を担わされている。しかしその結果、彼の辿る運命は「'''人を越えた存在となって世界の外へ旅立ってしまう'''」というものになりがちで、シンプルに人間のままの姿で救われるという結末を迎えられない苦労人でもある。 |
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| 15年間も[[TOKYO JUPITER]]の中にいた為、外界で起こっていた大戦や事件、その過程で誕生した技術や兵器の存在を知らず。脱出後はあまりにも様変わりした世界に驚愕している。 | | 15年間も[[TOKYO JUPITER]]の中にいた為、外界で起こっていた大戦や事件、その過程で誕生した技術や兵器の存在を知らず。脱出後はあまりにも様変わりした世界に驚愕している。 |
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| + | === Scramble Commanderシリーズ === |
| + | ;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]] |
| + | :原作が忠実に再現されている点はMXとほぼ同じ。さらに今回は[[主人公]]である[[ケイジ・タチバナ|ケイジ]]との絡みも多く、MXに勝るとも劣らない重要度である。「[[鳥の人]]」([[オリジン・ユニット]])に因る[[ゼロポイント・ブレイク]]によって、分岐が生じた無限の[[平行世界]]を逆に収束する事が、今作の[[ラーゼフォン]]との調律の役割となる。ラーゼフォンシステムは[[オリジン・ユニット]]の対存在と言え、そのオリジン・ユニットを操る[[シュウイチロウ・ユキムラ|ユキムラ]]とは最終話にて凄まじい戦いを演じる事になる。ユキムラによってゼロポイント・ブレイクが引き起こされた事で全ての平行世界が滅び、綾人自身もユキムラによって殺されそうになるが、[[紫東遙|遙]]や[[バレンティナ・レアニカ|バレンティナ]]、そしてケイジの犠牲によって救われる。調律による全ての世界の修復後は、失われた二人の時間を取り戻すため、遙と共に新たなif世界へと旅立った模様。 |
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| + | === 単独作品 === |
| ;[[スーパーロボット大戦MX]] | | ;[[スーパーロボット大戦MX]] |
| :初参戦作品で、担当声優の下野紘氏もスパロボ初参加。原作のほとんど全ての流れが網羅され、似た世界観の『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』や、同じく「ムー」に関わる『[[勇者ライディーン]]』とのクロスオーバーがある。最終的にはMXに登場するあらゆる無限エネルギーを一つに纏め上げ、調律を行おうとする。なお、最終話で使用できない味方ユニットは[[ラーゼフォン]]と[[EVA零号機]]のみである。ただし代わりに、最強スポット参戦ユニットの一角である[[真聖ラーゼフォン]]を引っさげてスポット参戦してくれる。最終決戦後は世界を不協和音から守るべく、時と時の狭間に留まり「観測者」として生きる事を伝え、遙や[[マグネイト・テン]]の面々に別れを告げるが…。 | | :初参戦作品で、担当声優の下野紘氏もスパロボ初参加。原作のほとんど全ての流れが網羅され、似た世界観の『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』や、同じく「ムー」に関わる『[[勇者ライディーン]]』とのクロスオーバーがある。最終的にはMXに登場するあらゆる無限エネルギーを一つに纏め上げ、調律を行おうとする。なお、最終話で使用できない味方ユニットは[[ラーゼフォン]]と[[EVA零号機]]のみである。ただし代わりに、最強スポット参戦ユニットの一角である[[真聖ラーゼフォン]]を引っさげてスポット参戦してくれる。最終決戦後は世界を不協和音から守るべく、時と時の狭間に留まり「観測者」として生きる事を伝え、遙や[[マグネイト・テン]]の面々に別れを告げるが…。 |
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− | ;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
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− | :原作が忠実に再現されている点はMXとほぼ同じ。さらに今回は[[主人公]]である[[ケイジ・タチバナ|ケイジ]]との絡みも多く、MXに勝るとも劣らない重要度である。「[[鳥の人]]」([[オリジン・ユニット]])に因る[[ゼロポイント・ブレイク]]によって、分岐が生じた無限の[[平行世界]]を逆に収束する事が、今作の[[ラーゼフォン]]との調律の役割となる。[[ラーゼフォン]]システムは[[オリジン・ユニット]]の対存在と言え、その[[オリジン・ユニット]]を操る[[シュウイチロウ・ユキムラ|ユキムラ]]とは最終話にて凄まじい戦いを演じる事になる。[[シュウイチロウ・ユキムラ|ユキムラ]]によって[[ゼロポイント・ブレイク]]が引き起こされた事で全ての[[平行世界]]が滅び、綾人自身も[[シュウイチロウ・ユキムラ|ユキムラ]]によって殺されそうになるが、[[紫東遙|遙]]や[[バレンティナ・レアニカ|バレンティナ]]、そして[[ケイジ・タチバナ|ケイジ]]の犠牲によって救われる。調律による全ての世界の修復後は、失われた二人の時間を取り戻すため、遙と共に新たなif世界へと旅立った模様。
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| == パイロットステータス設定の傾向 == | | == パイロットステータス設定の傾向 == |
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| === [[特殊技能]](特殊スキル) === | | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
− | ;[[奏者]]、[[底力]]L9、[[切り払い]]L5、[[シールド防御]]L5 | + | ;[[スーパーロボット大戦MX|MX]] |
| + | :[[奏者]]、[[底力]]L9、[[切り払い]]L5、[[シールド防御]]L5 |
| :どちらかというと防御よりの構成。後々のことを考えるならヒット&アウェイとインファイト、アタッカーが欲しい。53話をクリアしたらシールド防御も切り払いも上書きするのが正しい。 | | :どちらかというと防御よりの構成。後々のことを考えるならヒット&アウェイとインファイト、アタッカーが欲しい。53話をクリアしたらシールド防御も切り払いも上書きするのが正しい。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
| 声優の下野紘氏はこの役でアニメデビューしたが、当時は演技力がまだ未熟だったため(ラーゼフォンの収録の一週間前に初めてマイクレッスンを受けたという)出渕監督から「最初は叫び声しかできなかった」などと言われ、劇場版製作前に「時間が経って下手になっていたら(下野氏を)降ろす」つもりだったらしい。 | | 声優の下野紘氏はこの役でアニメデビューしたが、当時は演技力がまだ未熟だったため(ラーゼフォンの収録の一週間前に初めてマイクレッスンを受けたという)出渕監督から「最初は叫び声しかできなかった」などと言われ、劇場版製作前に「時間が経って下手になっていたら(下野氏を)降ろす」つもりだったらしい。 |
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