差分

17 バイト追加 、 2015年6月8日 (月) 16:53
編集の要約なし
11行目: 11行目:  
*補助動力:ティプラー・シリンダー
 
*補助動力:ティプラー・シリンダー
 
*補助MMI:[[T-LINKシステム]]
 
*補助MMI:[[T-LINKシステム]]
*装甲:[[ズフィルード・クリスタル]]、[[マシンセル]](α外伝以降)
+
*装甲:[[ズフィルード・クリスタル]]、[[マシンセル]](α外伝以降)
 
*開発者:イングラム・プリスケン
 
*開発者:イングラム・プリスケン
 
*主なパイロット:[[イングラム・プリスケン]]
 
*主なパイロット:[[イングラム・プリスケン]]
25行目: 25行目:  
目的はともかく、結果として似たような性能を持つグランゾンを凌ぐ能力(αの[[ロボット大図鑑]]によると'''唯一'''互角以上)を有す。またα外伝でシュウがα時点のグランゾンでは単機でvsイングラム(アストラナガン)やvsユーゼス(黒ジュデッカ)は困難だった事を語っている。ちなみに、このように比較して言及されたグランゾンや黒ジュデッカの両機については、ユーゼス曰く、アストラナガンと「真の力を発揮したグランゾン」(おそらくグランゾンでなく[[ネオ・グランゾン]]であろう)が戦えば'''宇宙が消滅する'''という。
 
目的はともかく、結果として似たような性能を持つグランゾンを凌ぐ能力(αの[[ロボット大図鑑]]によると'''唯一'''互角以上)を有す。またα外伝でシュウがα時点のグランゾンでは単機でvsイングラム(アストラナガン)やvsユーゼス(黒ジュデッカ)は困難だった事を語っている。ちなみに、このように比較して言及されたグランゾンや黒ジュデッカの両機については、ユーゼス曰く、アストラナガンと「真の力を発揮したグランゾン」(おそらくグランゾンでなく[[ネオ・グランゾン]]であろう)が戦えば'''宇宙が消滅する'''という。
   −
[[OGシリーズ]]においてエアロゲイターに復帰したイングラムは[[R-GUNリヴァーレ]]に搭乗するため、現在のところ『ディバインウォーズ』を除いてOGシリーズには登場していない機体。その理由について公式に言及されたことはないが、「あらゆる平行世界の中で一機しか存在しない」、「オリジナルの([[スーパーヒーロー作戦|SHO世界]]の)意識を宿したイングラムにしか呼び出せない」といった諸説があるが、現時点では俗説・予想の範疇を出ない。少なくとも近年の描写を見る限り、後者に関しては否定されつつある。前者に関しては[[ディス・アストラナガン]]の存在もあるため、一応の説得力はある。OGのもとになったドラマCDでは、「リュウセイ達が見てすぐにイングラムだとわかるように」との理由でリヴァーレが採用された経緯があり、これをそのまま引き継いでいるためだと思われる。スパロボ的な可能性としてはα世界とOG世界の技術力の差が挙げられる。そもそもアストラナガンは地球のテクノロジーや高性能機のデータをバルマーの技術でブラッシュアップして造られた機体なのだが、OGではそれが可能な状況がエアロゲイター側になく(技術自体は人間の改造が主で、機体は元々あるものや捕獲機を使用)、地球側の技術もL5戦役当時は試作機・旧式の改造機がほとんどだったため、開発の参考にするようなデータはなかったと思われる。そもそもイングラムの行動原理が違い、アストラナガン開発の動機自体も存在しない。イングラムいわくアストラナガンは、繰り返される死と再生(正の[[無限力]])とまつろわぬ霊達(負の無限力)の狭間に立つ因果律の番人である。これに関しては本人の項に詳しい。
+
[[OGシリーズ]]においてエアロゲイターに復帰したイングラムは[[R-GUNリヴァーレ]]に搭乗するため、現在のところ『ディバインウォーズ』を除いてOGシリーズには登場していない機体。その理由について公式に言及されたことはないが、「あらゆる平行世界の中で一機しか存在しない」、「オリジナルの([[スーパーヒーロー作戦|SHO世界]]の)意識を宿したイングラムにしか呼び出せない」といった諸説があるが、現時点では俗説・予想の範疇を出ない。少なくとも近年の描写を見る限り、後者に関しては否定されつつある。前者に関しては[[ディス・アストラナガン]]の存在もあるため、一応の説得力はある。OGのもとになったドラマCDでは、「リュウセイ達が見てすぐにイングラムだとわかるように」との理由でリヴァーレが採用された経緯があり、これをそのまま引き継いでいるためだと思われる。スパロボ的な可能性としてはα世界とOG世界の技術力の差が挙げられる。そもそもアストラナガンは地球のテクノロジーや高性能機のデータをバルマーの技術でブラッシュアップして造られた機体なのだが、OGではそれが可能な状況がエアロゲイター側になく(技術自体は人間の改造が主で、機体は元々あるものや捕獲機を使用)、地球側の技術もL5戦役当時は試作機・旧式の改造機がほとんどだったため、開発の参考にするようなデータはなかったと思われる。そもそもイングラムの行動原理が違い、アストラナガン開発の動機自体も存在しない。イングラムいわくアストラナガンは、繰り返される死と再生(正の[[無限力]])とまつろわぬ霊達(負の無限力)の狭間に立つ因果律の番人である。これに関しては本人の項に詳しい。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
61行目: 61行目:  
:ティプラー・シリンダーを応用した攻撃。両腕を翳し、十字のエネルギーを形成。そして、10個の中性子星を目標の周りで回転させることで超光速の時間逆行により対象を「存在する前」の状態に戻し、'''存在そのものを虚無へと消し去る'''、まさに究極の兵器である。ちなみにアイン・ソフ・オウルもまったく同じ原理。<br />αではイベントでR-1がこれを食らう。どういう原理で耐えたのか非常に気になるところであるが……おそらく直撃はしなかったのだろう。これに限らず、普通に考えれば防御が不可能と思われる武器は、スパロボではブラックホールクラスターしかり、終焉の銀河しかり、ゴルディオンクラッシャーしかり、枚挙にいとまがない。どんな凄まじい攻撃も純粋な数値に直されてしまうゲームシステムの宿命である。図鑑解説からすると、量子波動エンジンによって位相のずれを発生させれば現在の存在を保持したまま存在する前の時代に時間逆行できるかもしれない。
 
:ティプラー・シリンダーを応用した攻撃。両腕を翳し、十字のエネルギーを形成。そして、10個の中性子星を目標の周りで回転させることで超光速の時間逆行により対象を「存在する前」の状態に戻し、'''存在そのものを虚無へと消し去る'''、まさに究極の兵器である。ちなみにアイン・ソフ・オウルもまったく同じ原理。<br />αではイベントでR-1がこれを食らう。どういう原理で耐えたのか非常に気になるところであるが……おそらく直撃はしなかったのだろう。これに限らず、普通に考えれば防御が不可能と思われる武器は、スパロボではブラックホールクラスターしかり、終焉の銀河しかり、ゴルディオンクラッシャーしかり、枚挙にいとまがない。どんな凄まじい攻撃も純粋な数値に直されてしまうゲームシステムの宿命である。図鑑解説からすると、量子波動エンジンによって位相のずれを発生させれば現在の存在を保持したまま存在する前の時代に時間逆行できるかもしれない。
 
:よく勘違いされがちなのは、この武器は対象のみの時間を逆行させる攻撃兵器であり、[[サイバスター]]の「アカシックバスター」とは違い、歴史から抹消するような効果があるとは言われていない(時間逆行で歴史から抹消されるのは[[スーパーヒーロー作戦]]で言われた事なので別作品設定)。
 
:よく勘違いされがちなのは、この武器は対象のみの時間を逆行させる攻撃兵器であり、[[サイバスター]]の「アカシックバスター」とは違い、歴史から抹消するような効果があるとは言われていない(時間逆行で歴史から抹消されるのは[[スーパーヒーロー作戦]]で言われた事なので別作品設定)。
;イミルアーム(仮)
+
;イミルアーム(仮)
 
:第3次αにてアイン・バルシェムの搭乗したヴァルク・ベンを拘束する際に使用した触手状の武器。アウルゲルミルのイミルアームに酷似。機体から計4本展開する形で使用する。本来のアストラナガンには存在しない筈だが、未来世界にてアウルゲルミルに取り込まれた事で生み出したのだろうか。
 
:第3次αにてアイン・バルシェムの搭乗したヴァルク・ベンを拘束する際に使用した触手状の武器。アウルゲルミルのイミルアームに酷似。機体から計4本展開する形で使用する。本来のアストラナガンには存在しない筈だが、未来世界にてアウルゲルミルに取り込まれた事で生み出したのだろうか。
 +
 +
=== 特殊機構 ===
 +
;ティプラー・シリンダー
 +
:アストラナガン最大の秘密機構。各物質世界の階層からエネルギーを抽出し、そのエネルギーを用いて[[タイムスリップ]]や[[並行世界]]の転移を可能としている。念動力感知システム「T-LINKシステム」とシンクロすることで、イングラムの意思で自在に転移できる。ベースになったのは『[[スーパーヒーロー作戦]]』における「[[クロスゲート・パラダイム・システム]]」で、イングラムに残る断片的な知識で作り上げた。<ref>製作中に[[ユーゼス・ゴッツォ|ユーゼス]]からシステムを組み込んだか聞かれたイングラムの回答は「ご想像にお任せしましょう」</ref>
    
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
75行目: 79行目:  
;[[分身]]
 
;[[分身]]
 
:高い能力に加え、一定確率で完全回避が約束される。
 
:高い能力に加え、一定確率で完全回避が約束される。
  −
=== 特殊機構 ===
  −
;ティプラー・シリンダー
  −
:アストラナガン最大の秘密機構。各物質世界の階層からエネルギーを抽出し、そのエネルギーを用いて[[タイムスリップ]]や[[並行世界]]の転移を可能としている。念動力感知システム「T-LINKシステム」とシンクロすることで、イングラムの意思で自在に転移できる。ベースになったのは『[[スーパーヒーロー作戦]]』における「[[クロスゲート・パラダイム・システム]]」で、イングラムに残る断片的な知識で作り上げた。<ref>製作中に[[ユーゼス・ゴッツォ|ユーゼス]]からシステムを組み込んだか聞かれたイングラムの回答は「ご想像にお任せしましょう」</ref>
      
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
91行目: 91行目:  
;「虚空からの使者」
 
;「虚空からの使者」
 
:敵バージョンのイングラムのテーマ。[[ジュデッカ]]や[[ズフィルード]]のボス固定BGMより優先される。唯一の例外がユーゼスのジュデッカで、彼のBGM「THE ARROW OF DESTINY」が優先される。
 
:敵バージョンのイングラムのテーマ。[[ジュデッカ]]や[[ズフィルード]]のボス固定BGMより優先される。唯一の例外がユーゼスのジュデッカで、彼のBGM「THE ARROW OF DESTINY」が優先される。
 +
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
 
;「地球の剣」として
 
;「地球の剣」として
128行目: 129行目:  
*識別コードである「ブラック・エンジェル」の他、αのシナリオタイトルでも「漆黒の天使来たりて」と呼ばれたりしているが、この名称は'''[[ギリアム・イェーガー]]の異名である'''(より正確には「漆黒の堕天使」)。<br />また、黒いボディに赤い目が[[ゲシュペンスト]]と共通している。
 
*識別コードである「ブラック・エンジェル」の他、αのシナリオタイトルでも「漆黒の天使来たりて」と呼ばれたりしているが、この名称は'''[[ギリアム・イェーガー]]の異名である'''(より正確には「漆黒の堕天使」)。<br />また、黒いボディに赤い目が[[ゲシュペンスト]]と共通している。
 
*名前を聞いた時、寺田Pは友人から「レオの弟か」とツッコまれたとのこと(ウルトラマンレオの弟が「アストラ」という名前)。
 
*名前を聞いた時、寺田Pは友人から「レオの弟か」とツッコまれたとのこと(ウルトラマンレオの弟が「アストラ」という名前)。
**しかし、[[ユーゼス・ゴッツォ|イングラムのオリジナル]]の一族は[[シヴァー・ゴッツォ|ウルトラ]][[ハザル・ゴッツォ|兄弟]][[エイス・ゴッツォ|ネタ]]を網羅している連中なので、イングラムの愛機が「アストラ」の名を冠しているのはその一族ネタと言えなくもないのが…
+
**しかし、[[ユーゼス・ゴッツォ|イングラムのオリジナル]]の一族は[[シヴァー・ゴッツォ|ウルトラ]][[ハザル・ゴッツォ|兄弟]][[エイス・ゴッツォ|ネタ]]を網羅している連中なので、イングラムの愛機が「アストラ」の名を冠しているのはその一族ネタと言えなくもないのが…。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
 
<references />
 
<references />
 +
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{DEFAULTSORT:あすとらなかん}}
 
{{DEFAULTSORT:あすとらなかん}}
15,947

回編集