その正体は'''[[クトゥルフ神話]]'''に名高い'''邪神ナイアルラトホテップ(ニャルラトホテプ)'''の化身の一つであり、全ての事件の黒幕。<br>「'''這い寄る混沌'''」、「'''千の無貌'''」など様々な異名を持ち、その化身があらゆる世界に偏在しているとされている。<br>表向きは掴みどころのない性格の女性を演じているが、その本性は性悪かつ邪悪そのもので、皮肉と嘲笑、悪意で満たされている。幾星霜も繰り返される九郎とマスターテリオンの戦いを楽しみつつ独自の計画を遂行させている。<br>本性を表すと顔が影がかかったように黒く染まり、三つの燃え上がるような目と嗤っているような形の亀裂のような口が浮かび上がる。なお、この姿は原典『The Haunter of the Dark』(邦題:闇をさまようもの)に言及があり、異名の1つにも「'''燃える三眼'''」がある。