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;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
:『新劇場版』設定で登場。
 
:『新劇場版』設定で登場。
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
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:「'''アヤナミレイ'''」名義の「三人目」が登場。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
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=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
エヴァパイロットは全員似通った能力値だが、レイはやや攻撃に偏りが見られ、[[格闘]]は低いが、[[射撃]]が高い傾向にある。<br />
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エヴァパイロットは全員似通った能力値だが、レイはやや攻撃に偏りが見られ、[[格闘]]は低いが、[[射撃]]が高い傾向にある。
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[[スーパーロボット大戦F|F]]においての[[シンクロ率]]の伸びはエヴァパイロット中最低の伸びであった。他のシリーズでも出撃時の初期シンクロ率も他のEVAパイロットより低い。
 
[[スーパーロボット大戦F|F]]においての[[シンクロ率]]の伸びはエヴァパイロット中最低の伸びであった。他のシリーズでも出撃時の初期シンクロ率も他のEVAパイロットより低い。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
[[集中]]、[[ひらめき]]を覚える傾向にあり雑魚戦は無難にこなせる。また、参戦当初は原作を再現してか[[自爆]]を覚える傾向にあったが近年はシステムの影響もあり修得しない。<br />
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[[集中]]、[[ひらめき]]を覚える傾向にあり雑魚戦は無難にこなせる。また、参戦当初は原作を再現してか[[自爆]]を覚える傾向にあったが近年はシステムの影響もあり修得しない。
 
[[スーパーロボット大戦F|F]]では珍しい[[夢]]を修得。[[スーパーロボット大戦α|α]]以降からは[[脱力]]を持ち、サポート用[[精神コマンド]]も修得するようになる。[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦α|α]]は[[魂]]や[[捨て身]]と言った非常に爆発力のある精神コマンドを修得したが、[[スーパーロボット大戦MX|MX]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]では攻撃力アップ系のものを一切修得しないというかなりの偏りがみられる。
 
[[スーパーロボット大戦F|F]]では珍しい[[夢]]を修得。[[スーパーロボット大戦α|α]]以降からは[[脱力]]を持ち、サポート用[[精神コマンド]]も修得するようになる。[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦α|α]]は[[魂]]や[[捨て身]]と言った非常に爆発力のある精神コマンドを修得したが、[[スーパーロボット大戦MX|MX]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]では攻撃力アップ系のものを一切修得しないというかなりの偏りがみられる。
 
;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]
 
;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]
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:実の息子であるシンジに対しては冷徹に接する一方で彼女には優しく接し、彼女も唯一心を開いている。しかし、自爆後三人目のレイは、彼にとってのレイはユイの代用品で[[人類補完計画]]に必要な要素の一つに過ぎない事を理解して…。一方で、二人目のレイは、最期に彼の幻影を見る、彼の最期に幻影で現れ眼鏡を拾った。
 
:実の息子であるシンジに対しては冷徹に接する一方で彼女には優しく接し、彼女も唯一心を開いている。しかし、自爆後三人目のレイは、彼にとってのレイはユイの代用品で[[人類補完計画]]に必要な要素の一つに過ぎない事を理解して…。一方で、二人目のレイは、最期に彼の幻影を見る、彼の最期に幻影で現れ眼鏡を拾った。
 
;[[碇シンジ]]
 
;[[碇シンジ]]
:当初は新たなEVAパイロットであるため自分の居場所を奪う存在と認識していた節があり(物語開始前の零号機暴走事故もその事で精神的に不安定になっていた事が原因とされる)、彼がゲンドウを批判した際に平手打ちを見舞った事もあったが、[[ヤシマ作戦]]を切っ掛けに心を開き始め、絶対に守りたい相手となる。出自の関係もあり、二人はある意味運命的。<br />新劇場版ではより顕著な好意と、会話と行動によるコミュニケーションを示す。これはシンジが『破』の終盤において戦う姿勢を引き出す源となった。
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:当初は新たなEVAパイロットであるため自分の居場所を奪う存在と認識していた節があり(物語開始前の零号機暴走事故もその事で精神的に不安定になっていた事が原因とされる)、彼がゲンドウを批判した際に平手打ちを見舞った事もあったが、[[ヤシマ作戦]]を切っ掛けに心を開き始め、絶対に守りたい相手となる。出自の関係もあり、二人はある意味運命的。
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:新劇場版ではより顕著な好意と、会話と行動によるコミュニケーションを示す。これはシンジが『破』の終盤において戦う姿勢を引き出す源となった。
 
;[[碇ユイ]]
 
;[[碇ユイ]]
 
:肉体の[[クローン]]元。それゆえに碇親子にとっては何かを思い起こさせる。
 
:肉体の[[クローン]]元。それゆえに碇親子にとっては何かを思い起こさせる。
 
;[[惣流・アスカ・ラングレー]]
 
;[[惣流・アスカ・ラングレー]]
:彼女はレイの性格を気に入らず(シンジ絡みでの邪推、嫉妬も)、自暴自棄になったときにある質問をして、完全にレイに心を閉ざした。<br />新劇場版の『[[式波・アスカ・ラングレー|式波]]』とは、よりハッキリした言葉で気を使うなど、関係性で改善が見られる。
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:彼女はレイの性格を気に入らず(シンジ絡みでの邪推、嫉妬も)、自暴自棄になったときにある質問をして、完全にレイに心を閉ざした。
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:新劇場版の『[[式波・アスカ・ラングレー|式波]]』とは、よりハッキリした言葉で気を使うなど、関係性で改善が見られる。
 
;[[赤木リツコ]]
 
;[[赤木リツコ]]
 
:レイの身体管理も行っており、ある人物を中心に近い立場にいる人間だが、同時に憎まれてもいる。その理由は…。
 
:レイの身体管理も行っており、ある人物を中心に近い立場にいる人間だが、同時に憎まれてもいる。その理由は…。
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;「そう、よかったわね」
 
;「そう、よかったわね」
 
:第12使徒レリエルが作り出したディラックの海から生還し、病室で目を覚ましたたシンジに。いつもと変わらないレイの声音だが、シンジはどこか[[碇ユイ|懐かしい面影]]を感じ取る…。
 
:第12使徒レリエルが作り出したディラックの海から生還し、病室で目を覚ましたたシンジに。いつもと変わらないレイの声音だが、シンジはどこか[[碇ユイ|懐かしい面影]]を感じ取る…。
;「私が行きます。私が死んでも、代わりがいるもの…」
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;「私が行きます。私が死んでも、代わりはいるもの…」
 
:[[第14使徒ゼルエル]]に対しN2爆雷を使用しての[[特攻]]をかける際の台詞。その台詞の本当の意味はしばらく後に明かされる事になる。なお新劇場版においては、自分を助けようとするシンジに対して同様の台詞を言うが、彼からは「綾波は綾波しかいない!」と、きっぱりと否定されている。
 
:[[第14使徒ゼルエル]]に対しN2爆雷を使用しての[[特攻]]をかける際の台詞。その台詞の本当の意味はしばらく後に明かされる事になる。なお新劇場版においては、自分を助けようとするシンジに対して同様の台詞を言うが、彼からは「綾波は綾波しかいない!」と、きっぱりと否定されている。
 
;「そうよ」
 
;「そうよ」
 
:自暴自棄になったアスカが、レイに「あんた碇司令が死ねと言ったら、死ぬんでしょう」と答えたら、即答で、ほぼ反射的に答えてしまった。アスカがレイに心を完全に閉ざしたシーン。
 
:自暴自棄になったアスカが、レイに「あんた碇司令が死ねと言ったら、死ぬんでしょう」と答えたら、即答で、ほぼ反射的に答えてしまった。アスカがレイに心を完全に閉ざしたシーン。
;「これが、涙…?泣いているの…私?」
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;「これが、涙…? 泣いているの…私?」
 
:[[第16使徒アルミサエル]]に接触され、自分の心の内を見せ付けられた際に自分が泣いていることに気付いて。なお、「LCLで満たされているエントリープラグ内で泣いても涙なんか見えるわけないだろ」という突っ込みはしないように。
 
:[[第16使徒アルミサエル]]に接触され、自分の心の内を見せ付けられた際に自分が泣いていることに気付いて。なお、「LCLで満たされているエントリープラグ内で泣いても涙なんか見えるわけないだろ」という突っ込みはしないように。
;「私はたぶん3人目だと思うから…」
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;「私はたぶん、3人目だと思うから…」
 
:自爆から再登場しての台詞。記憶が継承されていないのでシンジらと培ってきた関係も白紙同然になった。
 
:自爆から再登場しての台詞。記憶が継承されていないのでシンジらと培ってきた関係も白紙同然になった。
 
;「私はあなたの人形じゃない…」<br />「駄目、[[碇シンジ|碇くん]]が呼んでる」
 
;「私はあなたの人形じゃない…」<br />「駄目、[[碇シンジ|碇くん]]が呼んでる」
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:『新劇場版:破』にて、アスカからシンジのことをどう思っているか尋ねられた際の答え。これをアスカは「それって‘‘好き’’ってことじゃない!」と解釈している。「ぽかぽか」というフレーズはこれまでのレイのイメージを一変させるものとして話題となり、製作スタッフもこのレイを「'''ぽか波'''」と表現している。またこの台詞の前後のやり取りは、今までの作品では冷え切った関係であったレイとアスカの仲を変える兆しでもあり、様々な意味で『新劇場版:破』を象徴する台詞とも言える。
 
:『新劇場版:破』にて、アスカからシンジのことをどう思っているか尋ねられた際の答え。これをアスカは「それって‘‘好き’’ってことじゃない!」と解釈している。「ぽかぽか」というフレーズはこれまでのレイのイメージを一変させるものとして話題となり、製作スタッフもこのレイを「'''ぽか波'''」と表現している。またこの台詞の前後のやり取りは、今までの作品では冷え切った関係であったレイとアスカの仲を変える兆しでもあり、様々な意味で『新劇場版:破』を象徴する台詞とも言える。
 
;「碇君が…戦わなくていいように…!」
 
;「碇君が…戦わなくていいように…!」
:『破』の第10の使徒戦にて、特攻する際に呟いた台詞。その後、零号機は使徒に取り込まれてしまう。
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:『破』の第10の使徒戦にて、特攻する際に呟いた台詞。その後、零号機は使徒に取り込まれてしまう。そして、この台詞は『Q』にて皮肉な形で叶ってしまう事になる…。 -
<!-- そして、この台詞は『Q』にて皮肉な形で叶ってしまう事になる…。 -->
      
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
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:DLCシナリオ「巨大なX(可能性)」にて、シンジの『森』発言を受けて[[ダンクーガノヴァ]]の合体構成を漢字一文字で表現。他にも[[ゴッドマーズ]]を指して「器」とした。
 
:DLCシナリオ「巨大なX(可能性)」にて、シンジの『森』発言を受けて[[ダンクーガノヴァ]]の合体構成を漢字一文字で表現。他にも[[ゴッドマーズ]]を指して「器」とした。
 
;ノリコ「レイちゃん、声出して行こうか!」<br/>「ごめんなさい。 こういう時、なんて言えばいいのか、わからないの」<br/>ノリコ「それじゃ、私の真似をして」<br/>ノリコ「うおおおおおおっ!!」<br/>「うおおおおおおっ!!」<br/>ノリコ「やれば、出来るじゃない!」<br/>「うん…」
 
;ノリコ「レイちゃん、声出して行こうか!」<br/>「ごめんなさい。 こういう時、なんて言えばいいのか、わからないの」<br/>ノリコ「それじゃ、私の真似をして」<br/>ノリコ「うおおおおおおっ!!」<br/>「うおおおおおおっ!!」<br/>ノリコ「やれば、出来るじゃない!」<br/>「うん…」
:同じくDLCシナリオ「巨大なX(可能性)」で[[タカヤノリコ|ノリコ]]との戦闘開始前セリフ。貴重すぎるレイの叫びである。
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:同じくDLCシナリオ「巨大なX(可能性)」で[[タカヤノリコ|ノリコ]]との戦闘開始前セリフ。あまりに貴重すぎる、というか前代未聞の'''レイのシャウト'''である。
 
;「あの人達も…ぽかぽかする…?」
 
;「あの人達も…ぽかぽかする…?」
:同じくDLCシナリオ「巨大なX(可能性)」で[[シモン]]との戦闘セリフ。ぽかぽかというレベルじゃないのは間違いない。いつでもどこでも完全燃焼な人たちなので・・・
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:同じくDLCシナリオ「巨大なX(可能性)」で[[シモン]]との戦闘セリフ。ぽかぽかというレベルじゃないのは間違いない。いつでもどこでも完全燃焼な人たち、それが大グレン団である。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*レイの容姿は将来的にゲーム化された際、髪が青で目が赤ければドット絵でもレイと分かるだろうという理由で作られている。
 
*レイの容姿は将来的にゲーム化された際、髪が青で目が赤ければドット絵でもレイと分かるだろうという理由で作られている。
 
*その絶大な人気からアニメの[[ヒロイン]]像を新たに開拓し、業界に震撼を起こした。『クーデレ』や『素直クール』という言葉が登場する前の出来事であった為、『ディスコミュニケーション型』という類型で呼称される事がアニメ雑誌で見受けられた。他にも『綾波系』という、彼女の名前をそのまま使った類型が生まれた時期もある。<br />また、TV版では、世界の可能性の一つとして、パンを咥えながら走ってシンジにぶつかるという、『ベタなラブコメ的シーン』を展開する、ステレオタイプなヒロイン像として、メタフィクション的に描かれた事もある。林原めぐみ氏が演じる、天真爛漫なレイは必見。
 
*その絶大な人気からアニメの[[ヒロイン]]像を新たに開拓し、業界に震撼を起こした。『クーデレ』や『素直クール』という言葉が登場する前の出来事であった為、『ディスコミュニケーション型』という類型で呼称される事がアニメ雑誌で見受けられた。他にも『綾波系』という、彼女の名前をそのまま使った類型が生まれた時期もある。<br />また、TV版では、世界の可能性の一つとして、パンを咥えながら走ってシンジにぶつかるという、『ベタなラブコメ的シーン』を展開する、ステレオタイプなヒロイン像として、メタフィクション的に描かれた事もある。林原めぐみ氏が演じる、天真爛漫なレイは必見。
*本作に限らず、放送当時から現在までアニメ業界では圧倒的人気を誇っており、彼女以降アルビノ、寡黙、人造人間といった少女キャラが激増した。<br />作品終了1年後に登場した[[ホシノ・ルリ]]に関しては彼女のイメージが取られているが、そんなに間が無い事を踏まえると偶然にも近い(エヴァブームは丁度この時に始まる)。また、彼女が肉嫌いなのは監督の庵野氏が菜食主義者であることに起因する。
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*本作に限らず、放送当時から現在までアニメ業界では圧倒的人気を誇っており、彼女以降アルビノ、寡黙、人造人間といった少女キャラが激増した。作品終了1年後に登場した[[ホシノ・ルリ]]に関しては彼女のイメージが取られているが、そんなに間が無い事を踏まえると偶然にも近い(エヴァブームは丁度この時に始まる)。また、彼女が肉嫌いなのは監督の庵野氏が菜食主義者であることに起因する。
 
*また、[[声優]]の林原めぐみ氏の演技の幅を広げたキャラクターでもあり、漫画原作のアニメ『名探偵コナン』の灰原哀はその一例とも言われている。
 
*また、[[声優]]の林原めぐみ氏の演技の幅を広げたキャラクターでもあり、漫画原作のアニメ『名探偵コナン』の灰原哀はその一例とも言われている。
  
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