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| == コーディネイター(Coordinator) == | | == コーディネイター(Coordinator) == |
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− | 『[[機動戦士ガンダムSEED]]』シリーズに登場する受精卵に遺伝子操作を加えられて誕生した人間で、コーディネイター同士の両親から生まれた人間も含む(この場合は第二世代とも言う。例えば、[[アスラン・ザラ]]や[[ラクス・クライン]]等が第二世代コーディネイターにあたる)。 | + | 『[[機動戦士ガンダムSEED]]』シリーズに登場する、受精卵に遺伝子操作を加えられて誕生した人間(デザインヒューマン)を指す用語。コーディネイター同士の両親から生まれた人間も含む(この場合は第二世代とも言う。例えば、[[アスラン・ザラ]]や[[ラクス・クライン]]等が第二世代コーディネイターにあたる)。 |
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− | 作中では通常の人間は[[ナチュラル]]と呼ばれるが、彼らよりも身体能力や頭脳が優れ、また病気に対する抵抗力も持ち合わせる。しかし、先天性の盲目など治せないものもあり、万能というわけでもない。また、当時ナチュラルでは搭乗出来なかった[[モビルスーツ]]に対し、それよりも劣る[[モビルアーマー]]で必死に抗い「エンディミオンの鷹」と異名を取るに至った[[ムウ・ラ・フラガ]]の例のように、ナチュラルでもコーディネーターとある程度渡り合える者も稀だが存在している。 | + | 作中では通常の人間は[[ナチュラル]]と呼ばれるが、彼らよりも身体能力や頭脳が優れ、また病気に対する抵抗力も持ち合わせる。しかし、先天性の盲目など治せないものもあり、万能というわけでもない。また[[ムウ・ラ・フラガ]]など、戦闘面においてコーディネーターに比肩するナチュラルも稀ながら存在している。 |
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| + | 一方で、第三世代以降のコーディネイターの出生率が遺伝子を改良した故の弊害によって急速に低下しているという問題がある。そのため、プラントにおいては「相性の良いコーディネイター同士しか結婚できない」という婚姻統制が敷かれているという現実がある。このコーディネイターの出生率低下問題をめぐって、ナチュラルと交配による回帰を唱える[[シーゲル・クライン]]と遺伝子技術の進展による解決を唱える[[パトリック・ザラ]]が対立することになる。 |
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| + | なお、劇中では'''ハーフコーディネイター'''というナチュラルとコーディネイターの間に産まれた者も少なからず存在する。ちなみにコーディネイターと付いているが【遺伝子操作をしていない】ということで種族としてはナチュラルになる。今のところは[[エリカ・シモンズ]]の息子であるリュウタ・シモンズがハーフコーディネイターだと判明している。 |
| + | <!-- MOOKにてリュウタは一応本編に出た事が判明しています --> |
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| 最初のコーディネイターすなわち『ファーストコーディネイター』は、[[科学者・技術者|科学者]]グループによって誕生させられた[[ジョージ・グレン]]なる人物である。彼は[[C.E.]]15年に自らがコーディネイターであることを明かし、人類と新たに生まれるであろう新人類との架け橋という事を願い、調整者(=コーディネイター)という名称を作った(その後[[キャプテンG.G.]]として復活した彼の弁によれば、これは遺伝子の調整をされた者に限ったことではないと思い直している)。 | | 最初のコーディネイターすなわち『ファーストコーディネイター』は、[[科学者・技術者|科学者]]グループによって誕生させられた[[ジョージ・グレン]]なる人物である。彼は[[C.E.]]15年に自らがコーディネイターであることを明かし、人類と新たに生まれるであろう新人類との架け橋という事を願い、調整者(=コーディネイター)という名称を作った(その後[[キャプテンG.G.]]として復活した彼の弁によれば、これは遺伝子の調整をされた者に限ったことではないと思い直している)。 |
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| この告白後、コーディネイターとしての出生は違法とされながらも、密かに違法出生は増え続けることになる。そして、コーディネイターは急増する事になるが、C.E.53年のジョージ・グレン[[暗殺]]に代表されるように、[[ブルーコスモス]]等のナチュラルによる反コーディネイターの機運が次第に高まっていく。さらにコーディネイターは、[[プラント]]とコーディネイターの居住を容認していた[[オーブ連合首長国]]のような一部のみに追いやられ、結果的には[[ヤキン・ドゥーエ戦役]]の一因となってしまう。 | | この告白後、コーディネイターとしての出生は違法とされながらも、密かに違法出生は増え続けることになる。そして、コーディネイターは急増する事になるが、C.E.53年のジョージ・グレン[[暗殺]]に代表されるように、[[ブルーコスモス]]等のナチュラルによる反コーディネイターの機運が次第に高まっていく。さらにコーディネイターは、[[プラント]]とコーディネイターの居住を容認していた[[オーブ連合首長国]]のような一部のみに追いやられ、結果的には[[ヤキン・ドゥーエ戦役]]の一因となってしまう。 |
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− | また、逆にコーディネイターの中にもナチュラルを見下す者が多く存在している。特に、[[パナマ攻防戦]]で行われた抵抗力を失ったナチュラルの投降を一切認めない一方的な虐殺の様子が、コーディネイターの傲慢さを如実に表している。
| + | また、逆にコーディネイターの中にもナチュラルを見下す者が多く存在しており、[[パナマ攻防戦]]において抵抗力を失ったナチュラルの投降を一切認めず一方的に虐殺した一件などは、両者の埋まらぬ溝を如実に表している。 |
− | だが、第三世代以降のコーディネイターの出生率が遺伝子を改良した故の弊害によって急速に低下しているという問題がある。そのため、プラントにおいては「相性の良いコーディネイター同士しか結婚できない」という婚姻統制が敷かれているという現実がある。このコーディネイターの出生率低下問題をめぐって、ナチュラルと交配による回帰を唱える[[シーゲル・クライン]]と遺伝子技術の進展による解決を唱える[[パトリック・ザラ]]が対立することになる。
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− | なお、劇中では'''ハーフコーディネイター'''というナチュラルとコーディネイターの間に産まれた者も少なからず存在する。ちなみにコーディネイターと付いているが【遺伝子操作をしていない】ということで種族としてはナチュラルになる。今のところは[[エリカ・シモンズ]]の息子であるリュウタ・シモンズがハーフコーディネイターだと判明している。
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− | <!-- MOOKにてリュウタは一応本編に出た事が判明しています -->
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| 最後になるが、表記は「コーディ'''ネーター'''」ではなく「コーディ'''ネイター'''」なので、注意。 | | 最後になるが、表記は「コーディ'''ネーター'''」ではなく「コーディ'''ネイター'''」なので、注意。 |