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*年齢:20歳([[一年戦争]]時)→33歳(シャアの反乱時)
 
*年齢:20歳([[一年戦争]]時)→33歳(シャアの反乱時)
 
*身長:175cm([[一年戦争]]時)→180cm(シャアの反乱時)
 
*身長:175cm([[一年戦争]]時)→180cm(シャアの反乱時)
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*所属:[[ジオン公国]]([[一年戦争]]時)⇒[[エゥーゴ]]([[グリプス戦役]]時)⇒[[ネオ・ジオン]](シャアの反乱時)
 
*所属:[[ジオン公国]]([[一年戦争]]時)⇒[[エゥーゴ]]([[グリプス戦役]]時)⇒[[ネオ・ジオン]](シャアの反乱時)
 
*[[軍階級|階級]]:少佐⇒中佐⇒大佐⇒総帥(シャアの反乱時)
 
*[[軍階級|階級]]:少佐⇒中佐⇒大佐⇒総帥(シャアの反乱時)
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本名'''[[キャスバル・レム・ダイクン]]'''。スペースノイド解放を説いたジオン・ズム・ダイクンの長男。
 
本名'''[[キャスバル・レム・ダイクン]]'''。スペースノイド解放を説いたジオン・ズム・ダイクンの長男。
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彼自身が創作キャラクターとして大人気なので、経歴や考察に関する事は様々なメディアで発表されている。<br />ここでは'''必要最小限'''の記述に止める。
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彼自身が創作キャラクターとして大人気なので、経歴や考察に関する事は様々なメディアで発表されている。ここでは'''必要最小限'''の記述に止める。
    
=== [[機動戦士ガンダム]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダム]] ===
 
父親が謀殺された後は、[[ザビ家]]による迫害を受け[[地球]]に逃れる。マス家の養子'''「エドワウ・マス」'''として育つが、ザビ家への復讐を誓って家出、ザビ家に近づくために[[ジオン軍]]に入る。士官学校ではザビ家四男の[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]と同期だった。また、士官学校は次席で卒業。
 
父親が謀殺された後は、[[ザビ家]]による迫害を受け[[地球]]に逃れる。マス家の養子'''「エドワウ・マス」'''として育つが、ザビ家への復讐を誓って家出、ザビ家に近づくために[[ジオン軍]]に入る。士官学校ではザビ家四男の[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]と同期だった。また、士官学校は次席で卒業。
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[[モビルスーツ]]操縦技術に優れ、「[[一年戦争]]」初期において[[ザク]]「通常の3倍の速度」と恐れられる高速戦闘を展開する。ルウム戦役で五隻もの戦艦を沈めたことで有名になり、'''「[[赤い彗星]]」'''の異名をとるようになる。また、[[ザク (指揮官機)|指揮官用ザク]]は「通常の3倍の速度」とパーソナルカラーの「赤」から、「赤い物は通常の物の3倍の性能」とされる。パーソナルカラーは赤だが、胴部分のみ赤で他はピンクに近い。乗機は順に、[[シャア専用ザク|ザクII]]、[[シャア専用ズゴック|ズゴック]]、[[シャア専用ゲルググ|ゲルググ]]、[[ジオング]]。<br />また、小説版では[[リック・ドム]]、漫画版では[[アッガイ]]、絵本版では[[グフ]]にも搭乗している。
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[[モビルスーツ]]操縦技術に優れ、「[[一年戦争]]」初期において[[ザク]]「通常の3倍の速度」と恐れられる高速戦闘を展開する。ルウム戦役で五隻もの戦艦を沈めたことで有名になり、'''「[[赤い彗星]]」'''の異名をとるようになる。また、[[ザク (指揮官機)|指揮官用ザク]]は「通常の3倍の速度」とパーソナルカラーの「赤」から、「赤い物は通常の物の3倍の性能」とされる。パーソナルカラーは赤だが、胴部分のみ赤で他はピンクに近い。
    
作中においては主人公[[アムロ・レイ]]にとっての最大の[[ライバル]]であり、[[サイド7]]での初対決以来、幾多の名勝負を繰り広げることになるが、一方で[[ニュータイプ]]として互いに通じ合った[[ララァ・スン]]を失った事が双方の人生を狂わせてしまった。
 
作中においては主人公[[アムロ・レイ]]にとっての最大の[[ライバル]]であり、[[サイド7]]での初対決以来、幾多の名勝負を繰り広げることになるが、一方で[[ニュータイプ]]として互いに通じ合った[[ララァ・スン]]を失った事が双方の人生を狂わせてしまった。
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=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===
 
=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===
[[一年戦争]]の後に[[アクシズ]]へと逃げ延びて、指導者「マハラジャ・カーン」の補佐役として務めた。その時に「[[ミネバ・ラオ・ザビ]]」や、マハラジャの娘「[[ハマーン・カーン]]」と出会い、彼女らの面倒を見てきた。<br />
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[[一年戦争]]の後に[[アクシズ]]へと逃げ延びて、指導者「マハラジャ・カーン」の補佐役として務めた。その時に「[[ミネバ・ラオ・ザビ]]」や、マハラジャの娘「[[ハマーン・カーン]]」と出会い、彼女らの面倒を見てきた
しかし、マハラジャが死亡してアクシズが指導者不在となると、シャアは弱冠16歳のハマーンをアクシズの指導者とした。だが、アクシズは「ザビ家」色濃い組織になったことで、彼自身はそれを嫌ってアクシズを離脱。<br />
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しかし、マハラジャが死亡してアクシズが指導者不在となると、シャアは弱冠16歳のハマーンをアクシズの指導者とした。だが、アクシズは「ザビ家」色濃い組織になったことで、彼自身はそれを嫌ってアクシズを離脱。
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「ザビ家の支配」でなく、'''「[[スペースノイド]]の自治獲得」'''のため離脱した賛同者と共に、[[スペースコロニー]][[スウィートウォーター]]を拠点として組織を立ち上げる。この組織が後の[[宇宙世紀]]0090年の[[ネオ・ジオン]]となる。ここまでが原作前の彼の経歴。
 
「ザビ家の支配」でなく、'''「[[スペースノイド]]の自治獲得」'''のため離脱した賛同者と共に、[[スペースコロニー]][[スウィートウォーター]]を拠点として組織を立ち上げる。この組織が後の[[宇宙世紀]]0090年の[[ネオ・ジオン]]となる。ここまでが原作前の彼の経歴。
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戦後の混乱に紛れ、[[クワトロ・バジーナ]]の偽名を使って[[地球連邦軍]]に入隊。後に[[エゥーゴ]]へ参加して[[グリプス戦役]]を戦い抜く事になり、[[ダカール]]で[[ダカール演説|演説]]を行う際に、シャア・アズナブルであった事を明かす。乗機は初期[[リック・ディアス]]、中期~後期金色の[[モビルスーツ]]、[[百式]]。
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戦後の混乱に紛れ、[[クワトロ・バジーナ]]の偽名を使って[[地球連邦軍]]に入隊。後に[[エゥーゴ]]へ参加して[[グリプス戦役]]を戦い抜く事になり、[[ダカール]]で[[ダカール演説|演説]]を行う際に、シャア・アズナブルであった事を明かす。
    
詳しくは「'''[[クワトロ・バジーナ]]'''」の項を参照。
 
詳しくは「'''[[クワトロ・バジーナ]]'''」の項を参照。
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=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===
シャア本人は登場せず、[[セイラ・マス|セイラ]]や[[ブライト・ノア|ブライト]]の会話等で多少名前が出る程度。前期OPと第一話(第一話はファーストとΖの大まかなストーリーを紹介した特別編であり、シャアはナレーションとして登場)のみ登場している。元々ΖΖ終盤で[[ハマーン・カーン|ハマーン]]に対して反乱を起こすのはシャアの役目だった。しかし、ΖΖ放送中に「逆襲のシャア」の製作が決定したため、反乱を起こすのは[[グレミー・トト|グレミー]]に変更されてしまった。この経緯もあり、作中で[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]とシャアがOPのように邂逅する事は叶わなかった。OPのシーンからシャアが何をしたのか色々と推測出来るが、真実は闇の中である。
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シャア本人は登場せず、[[セイラ・マス|セイラ]]や[[ブライト・ノア|ブライト]]の会話等で多少名前が出る程度。
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前期OPと第一話(第一話はファーストとΖの大まかなストーリーを紹介した特別編であり、シャアはナレーションとして登場)のみ登場している。
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元々ΖΖ終盤で[[ハマーン・カーン|ハマーン]]に対して反乱を起こすのはシャアの役目だった。しかし、ΖΖ放送中に「逆襲のシャア」の製作が決定したため、反乱を起こすのは[[グレミー・トト|グレミー]]に変更されてしまった。この経緯もあり、作中で[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]とシャアがOPのように邂逅する事は叶わなかった。OPのシーンからシャアが何をしたのか色々と推測出来るが、真実は闇の中である。
    
=== [[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]] ===
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「[[ネオ・ジオン]]」の総帥となったシャア・アズナブルは依然[[地球]]にしがみつく人々の存在に絶望し、人類の粛正を目論む。アムロとの因縁に決着をつけるために、彼なりの美学からか「[[サイコフレーム]]」を[[アナハイム・エレクトロニクス|アナハイム]]へ横流しさせる(小説『ハイ・ストリーマー』ではよく知られる「アムロと互角の条件で決着を付けるため」という理由の他に、「'''地球を潰す行為を行う事を恐れ、自身の行為をアムロに止めてもらうため'''」といった理由があった事がシャア自身の口から語られる)。<br />
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「[[ネオ・ジオン]]」の総帥となったシャア・アズナブルは依然[[地球]]にしがみつく人々の存在に絶望し、人類の粛正を目論む。アムロとの因縁に決着をつけるために、彼なりの美学からか「[[サイコフレーム]]」を[[アナハイム・エレクトロニクス|アナハイム]]へ横流しさせる(小説『ハイ・ストリーマー』ではよく知られる「アムロと互角の条件で決着を付けるため」という理由の他に、「'''地球を潰す行為を行う事を恐れ、自身の行為をアムロに止めてもらうため'''」といった理由があった事がシャア自身の口から語られる)。
また、小説版(『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』)では、サイコフレームを搭載したサイコ・ドーガをわざと放棄し、アムロが回収するよう仕向けていた。これにより、アムロはサイコ・ギラ・ドーガのサイコフレームを[[Hi-νガンダム]]に搭載させた。<br />
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また、小説版(『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』)では、サイコフレームを搭載したサイコ・ドーガをわざと放棄し、アムロが回収するよう仕向けていた。これにより、アムロはサイコ・ギラ・ドーガのサイコフレームを[[Hi-νガンダム]]に搭載させた。
    
スウィートウォーターの住民たちからは「スペースノイドの希望」と崇拝されている。かつて戦争難民だった住民たちは、圧政者たる地球連邦はもとより、'''[[ジオン公国]]以外のスペースノイドを軍に虐殺させた[[ザビ家]]'''も嫌悪しており、「ジオン・ズム・ダイクンの遺児」というザビ家の被害者代表ともいえる肩書きが、彼らを引き付ける要素となったと思われる。
 
スウィートウォーターの住民たちからは「スペースノイドの希望」と崇拝されている。かつて戦争難民だった住民たちは、圧政者たる地球連邦はもとより、'''[[ジオン公国]]以外のスペースノイドを軍に虐殺させた[[ザビ家]]'''も嫌悪しており、「ジオン・ズム・ダイクンの遺児」というザビ家の被害者代表ともいえる肩書きが、彼らを引き付ける要素となったと思われる。
    
最後はアムロ同様に行方不明となるが、[[ナナイ・ミゲル|ナナイ]]が「大佐の命が…吸われていきます」と発していることからサイコフレームの共振による何らかの影響で死亡した事が示唆されている。
 
最後はアムロ同様に行方不明となるが、[[ナナイ・ミゲル|ナナイ]]が「大佐の命が…吸われていきます」と発していることからサイコフレームの共振による何らかの影響で死亡した事が示唆されている。
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乗機は[[サザビー]]、小説版では[[ナイチンゲール]]。
      
=== その後 ===
 
=== その後 ===