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<!-- シリーズ毎の設定変更は「登場作品と操縦者」、独自考察は「余談」の項目に書いてください。 -->
 
<!-- シリーズ毎の設定変更は「登場作品と操縦者」、独自考察は「余談」の項目に書いてください。 -->
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[[シュウ・シラカワ]]の愛機。機体各所にはシュウが独自に組み込んだネットワーク「リドル」が存在。リドルで繋げたネットワークは「[[マハーカーラ]]」と総称され、管理システムである「[[カバラ・プログラム]]」を起動で、ラ・ギアスの精霊(アストラル)界に潜む破壊神[[サーヴァ・ヴォルクルス]]の力を宿す真の姿、[[ネオ・グランゾン]]に変貌する。グランゾンを開発した当時、シュウは既にヴォルクルスの半傀儡状態であり、邪神の力を発揮するための媒体として造られたという側面を持つ。リドルやカバラはそのためのシステムである。
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[[シュウ・シラカワ]]の愛機。機体各所にはシュウが独自に組み込んだネットワーク「リドル」が存在。リドルで繋げたネットワークは「[[マハーカーラ]]」と総称され、管理システムである「[[カバラ・プログラム]]」の起動で、ラ・ギアスの精霊(アストラル)界に潜む破壊神[[サーヴァ・ヴォルクルス]]の力を宿す真の姿、[[ネオ・グランゾン]]に変貌する。グランゾンを開発した当時、シュウは既にヴォルクルスの半傀儡状態であり、邪神の力を発揮するための媒体として造られたという側面を持つ。リドルやカバラはそのためのシステムである。
    
地球外(ラ・ギアスとゾヴォーク)の科学技術の提携を受けているため、仮初の姿にあたるグランゾンの状態でも単機で戦場を支配できるだけの性能を誇る。素粒子レベルから強化された「超抗力チタニウム」の装甲と、肩当に内蔵された「歪曲シールド発生装置」で防御を固め、腕部の「重力制御装置」が生み出す高重力(最大3200G)環境で周囲一帯の大軍を一掃。胸部を展開して解放する主砲「ブラックホールクラスター」の威力と汎用性も高い(撃ち出すブラックホールの弾丸の規模を極小範囲まで操作可能)万能の機体。
 
地球外(ラ・ギアスとゾヴォーク)の科学技術の提携を受けているため、仮初の姿にあたるグランゾンの状態でも単機で戦場を支配できるだけの性能を誇る。素粒子レベルから強化された「超抗力チタニウム」の装甲と、肩当に内蔵された「歪曲シールド発生装置」で防御を固め、腕部の「重力制御装置」が生み出す高重力(最大3200G)環境で周囲一帯の大軍を一掃。胸部を展開して解放する主砲「ブラックホールクラスター」の威力と汎用性も高い(撃ち出すブラックホールの弾丸の規模を極小範囲まで操作可能)万能の機体。
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==== 必殺武器 ====
 
==== 必殺武器 ====
 
;ブラックホールクラスター
 
;ブラックホールクラスター
:胸部装甲に保護された発射口の展開後、シュヴァルツシルト半径が量子サイズのマイクロブラックホールを特殊な重力フィールド内部に生成し、それを目標へと発射する武装。着弾点を中心とした周囲一体を吸収し消滅させる。「[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ|ディバイン・ウォーズ]]」や「[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター|ジ・インスペクター]]」で判明した発射方法は、'''シュウの指元のスイッチ一つ'''。そのため、2007年から少なくないユーザーが「[[真・ゲッター1|ストナーサンシャイン]]」並にお手軽に使える武器と思ってしまった。それらの誤解を是正するためか『OGDP』で武器使用時の説明を挿入。グランゾンを使用する者には「ロジックサーキット」と「[[カバラ・プログラム]]」のふたつの内部機構の制御を把握する必要性があると判明した。つまり、武器使用に際して相応の知識を要求されるため、お手軽に使用することは不可能(ちなみに比較対象のストナーサンシャインも、ゲッターの操縦に必要な超人的な身体能力と、全力全開となった真ゲッターに取り込まれないだけの精神力が必要で、しかも下手に撃てば都市ごと吹き飛ばす威力なので決してお手軽に使用出来ない。'''どっちもスイッチ一つで撃ててしまったという点がお手軽なだけである''')。
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:胸部装甲に保護された発射口の展開後、シュヴァルツシルト半径が量子サイズのマイクロブラックホールを特殊な重力フィールド内部に生成し、それを目標へと発射する武装。着弾点を中心とした周囲一体を吸収し消滅させる。「[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ|ディバイン・ウォーズ]]」や「[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター|ジ・インスペクター]]」で判明した発射方法は、'''シュウの指元のスイッチ一つ'''。そのため、2007年から少なくないユーザーが乗れば誰でもお手軽に使える必殺武器と思い込んでしまった。それらの誤解を是正するためか『OGDP』で武器使用時の説明を挿入。グランゾンを使用する者には「ロジックサーキット」と「[[カバラ・プログラム]]」のふたつの内部機構の制御を把握する必要性があると判明した。つまり、武器使用に際して相応の知識を要求されるため、お手軽に使用することは不可能。
 
:*'''LOE''':リメイク後はOGシリーズの演出に準拠。完結作で留め演出を強化。着弾した敵を渦の中に吞み込み門を閉ざすブラックホールと、その光景を静かに見届けるグランゾンの背面を映し込む凝った構成。
 
:*'''LOE''':リメイク後はOGシリーズの演出に準拠。完結作で留め演出を強化。着弾した敵を渦の中に吞み込み門を閉ざすブラックホールと、その光景を静かに見届けるグランゾンの背面を映し込む凝った構成。
 
:*'''OGDP''':復活直後の不調により序盤は使用不可能。「[[全体攻撃]]」属性に変更がないためブレイク発動時にこれで攻撃することは出来ない。演出自体は従来のものより派手に手直しされた。両手に生成した複数の重力球と胸部の機関が生み出す重力場を合成した後、その余波で一帯を蹂躙するエネルギーの塊を凝縮。形成したブラックホールの弾丸を左掌から放射した重力衝撃波で弾き飛ばして敵機に直撃させる。発射直前にグランゾンと同じ姿勢(何かを掲げる様な)をとりつつ'''どアップで悪い笑みを浮かべる'''シュウの全身カットインが挿入される。なお、本作から発射前の重力学原理講座のバリエーションが増えた。
 
:*'''OGDP''':復活直後の不調により序盤は使用不可能。「[[全体攻撃]]」属性に変更がないためブレイク発動時にこれで攻撃することは出来ない。演出自体は従来のものより派手に手直しされた。両手に生成した複数の重力球と胸部の機関が生み出す重力場を合成した後、その余波で一帯を蹂躙するエネルギーの塊を凝縮。形成したブラックホールの弾丸を左掌から放射した重力衝撃波で弾き飛ばして敵機に直撃させる。発射直前にグランゾンと同じ姿勢(何かを掲げる様な)をとりつつ'''どアップで悪い笑みを浮かべる'''シュウの全身カットインが挿入される。なお、本作から発射前の重力学原理講座のバリエーションが増えた。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*かつて神聖ラングランの未来見が予見した予言に登場するラ・ギアスに災いをもたらす魔神とは本機のことを指し示す(第一章シナリオ「カタストロフ」)。それを知ってか知らずか放浪者[[ギリアム・イェーガー]]は「重力を操る魔神」と形容(漫画「Record of ATX」3巻)する。ただ、公式の紹介では「蒼き魔神」と表現されることが多い。
 
*かつて神聖ラングランの未来見が予見した予言に登場するラ・ギアスに災いをもたらす魔神とは本機のことを指し示す(第一章シナリオ「カタストロフ」)。それを知ってか知らずか放浪者[[ギリアム・イェーガー]]は「重力を操る魔神」と形容(漫画「Record of ATX」3巻)する。ただ、公式の紹介では「蒼き魔神」と表現されることが多い。
*過去の「シュウの章」において、ネオ・ドライブの最高速度は[[サイバスター]]を凌駕するという描写がなされたが、リメイクの『DP』では排除されている。エンドクレジットに阪田氏の名前がないことと関係するのかは不明。
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*過去の「シュウの章」において、ネオ・ドライブの最高速度は[[サイバスター]]を凌駕するという描写がなされたが、リメイクの『DP』では排除されている。エンドクレジットのシナリオに阪田氏の名前がないことと関係するのかは不明。
 
*元々は『魔装機神サイバスター』とは別のオリジナル企画『'''武装機甲士グランゾン'''』の主人公ロボットとして考案されたロボット。それを『魔装機神』の世界観に組み込んだことで現在のグランゾンの基本設定が誕生した。『魔装機神』のロボットでありながら、異星人や地上世界の技術を用いて作られており、ラ・ギアスからもたらされた要素は少ないものとなっているのはそのため。また、αシリーズやOGシリーズのように、地上世界の事情が旧シリーズと異なる作品に登場する際には、グランゾンの設定にも変更が行われることになる。
 
*元々は『魔装機神サイバスター』とは別のオリジナル企画『'''武装機甲士グランゾン'''』の主人公ロボットとして考案されたロボット。それを『魔装機神』の世界観に組み込んだことで現在のグランゾンの基本設定が誕生した。『魔装機神』のロボットでありながら、異星人や地上世界の技術を用いて作られており、ラ・ギアスからもたらされた要素は少ないものとなっているのはそのため。また、αシリーズやOGシリーズのように、地上世界の事情が旧シリーズと異なる作品に登場する際には、グランゾンの設定にも変更が行われることになる。
 
*[[αシリーズ]]では[[SRX計画]]の副産物的機体とされ、OGシリーズでは[[ヴァルシオンシリーズ]]の一種とカテゴライズされているが、グランゾンに使われている技術体系はそれらとは全くの別物である。
 
*[[αシリーズ]]では[[SRX計画]]の副産物的機体とされ、OGシリーズでは[[ヴァルシオンシリーズ]]の一種とカテゴライズされているが、グランゾンに使われている技術体系はそれらとは全くの別物である。
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