差分

1,848 バイト追加 、 2014年12月24日 (水) 16:26
追記
14行目: 14行目:  
*メカニックデザイン:海老川兼武
 
*メカニックデザイン:海老川兼武
   −
ミスリル壊滅後に元・情報部香港支局長のギャビン・ハンターを始めとする情報部と研究部の残党が中心となり、[[レイス]]が回収した[[アーバレスト]]のコアユニットを流用して建造された[[ラムダ・ドライバ]]搭載機。
+
東京での決戦で大破したARX-7 アーバレストに代わり、宗介の乗機となったラムダ・ドライバ搭載のAS。M9 ガーンズバックやARX-7 アーバレスト、またはZy-98 シャドウやヴェノム(コダール)といった標準の第三世代ASやその派生機が比較的細身のシルエットなのに対し、マッシブなシルエットを持つ。赤と白を基調にした、AIアルと宗介の静かな怒りを表すかのような色合いと姿をした機体。
   −
カラーリングはアーバレストと同様に白を基本色とするが、アーバレストのアクセント色の濃紺とは異なり、本機は赤を採用している。
+
名の由来は、北欧神話に登場する魔剣レーバテインより。本来はレヴァンティン等、「ヴァ」表記が読みに近いが、ARXシリーズのARX-6ハルバード(M6 ブッシュネルをベースにした実験機)、ARX-7 アーバレストの記載的特徴を引き継がせたとの事。
   −
M9やアーバレストと同様に第3世代ASに属する機体であり、根本的な操縦系統などに大きな変化は無い。<br />
+
ARXシリーズには本来存在しない機体で、ミスリル壊滅後の建造のため正式にはミスリル所属でも無い。建造に協力したギャビン・ハンターが機体番号を付け、機体名はアルの自称である。
だがその戦闘能力はラムダ・ドライバ無しでも80m近い高度まで跳躍するジャンプ力や足払いだけで敵ASが一回転してしまうほどのパワー、アルによって操作される2本の補助腕など、機体性能や搭載兵装に関してはそれらの機体を大きく凌駕する。初陣では3機の[[ベヘモス]]を6分足らずで撃破した。
+
東京での戦いで破壊されたアーバレストの残骸は日本政府に接収されたが、元ミスリル情報部のレイス並びハンターが共謀してAIアルのコアユニットを持ち去った後、ウィスパードのクダン・ミラの協力によりコアユニットを再起動させることに成功。機体設計はAIアル自身が行い、ミラとハンターが開発に協力した。当然ながら搭載AIはアル。
 +
 
 +
宗介とアルが敗北した相手、レナードの乗るウィスパード専用ASベリアルに対抗するための攻撃能力を追求しており、大型戦闘機や戦闘艦船並の出力を持つロス&ハンプルトン社の試作パラジウム・リアクター「PRX3000」を搭載。M9 ガーンズバック以上のジェネレータ出力を、パワー重視の駆動系でフル稼働させる事によって、既存ASの常識を遥かに超えたパワーを叩きだす。
 +
 
 +
ジェネレーターの常軌を逸した大出力により膨大な熱が発生するため、後頭部よりポニーテール状の放熱柵(コダールタイプと同じもの)が飛び出し、機体冷却をカバーする。
 +
 
 +
M9やアーバレストと同様に第3世代ASに属する機体ではあり、根本的な操縦系統などに大きな変化は無い。<br />
 +
しかしその戦闘能力はラムダ・ドライバ無しでも80m近い高度まで跳躍するジャンプ力や、払いだけで敵ASが一回転させ、敵ラムダドライバ搭載ASを素手で破壊してしまうパワーやアルによって操作される2本の補助腕など、機体性能や搭載兵装に関しては従来の第三世代ASを大きく凌駕する。初陣では3機の[[ベヘモス]]と3機の[[コダール]]を6分足らずで撃破した。
    
反面、これらの圧倒的な能力を実現するために、試作型の大出力ジェネレータや駆動系、そこから発生する膨大な熱を処理するための大容量冷却システム、そしてラムダ・ドライバを搭載したしわ寄せが稼働時間と電子兵装の面に現れている。最大作戦行動時間がM9の5分の1と極端に短く、[[ECS]]も搭載していない。<br />
 
反面、これらの圧倒的な能力を実現するために、試作型の大出力ジェネレータや駆動系、そこから発生する膨大な熱を処理するための大容量冷却システム、そしてラムダ・ドライバを搭載したしわ寄せが稼働時間と電子兵装の面に現れている。最大作戦行動時間がM9の5分の1と極端に短く、[[ECS]]も搭載していない。<br />
25行目: 32行目:     
機体強度の面でも問題を抱えており、M9ベースの骨格がジェネレータやパラジウムリアクターのパワーを受け止めきれておらず、作戦を重ねるごとに骨格への疲労が通常のASよりも早いペースで蓄積されている。このため、幾度かの作戦に投入された後には、実戦投入された直後のような激しい機動は出来ないであろうことが示唆されている。
 
機体強度の面でも問題を抱えており、M9ベースの骨格がジェネレータやパラジウムリアクターのパワーを受け止めきれておらず、作戦を重ねるごとに骨格への疲労が通常のASよりも早いペースで蓄積されている。このため、幾度かの作戦に投入された後には、実戦投入された直後のような激しい機動は出来ないであろうことが示唆されている。
  −
ちなみに「レー'''ヴァ'''テイン」ではないので注意。
      
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
83

回編集