差分

361行目: 361行目:  
*庵野秀明監督自身もスーパーロボット大戦シリーズのファンであり、書籍『ガイナックス・インタビューズ』(堀田純司・ガイナックス 講談社)の中で「スパロボにエヴァを出すことを切望していた。最近は仲間に入れてもらえなくて寂しい」と語っている。また[[スタッフ (登場作品)/監督#あ]]記載の通り、参戦にあたっては様々なアイデア出しをしている。
 
*庵野秀明監督自身もスーパーロボット大戦シリーズのファンであり、書籍『ガイナックス・インタビューズ』(堀田純司・ガイナックス 講談社)の中で「スパロボにエヴァを出すことを切望していた。最近は仲間に入れてもらえなくて寂しい」と語っている。また[[スタッフ (登場作品)/監督#あ]]記載の通り、参戦にあたっては様々なアイデア出しをしている。
 
*本作は空前のヒットにより制作元のガイナックスに多大な利益をもたらした<ref>厳密には当初ガイナックスは製作委員会に出資していなかったためテレビシリーズ制作時は直接恩恵を受けることはなく、本格的に収益化されたのは製作委員会より関連商品の窓口を移管して以降である。</ref>が、一方で『エヴァ』のIP利益に依存しきったガイナックスの慢性的な放漫化・浪費体質化といった経営腐敗を招くことにもなり、庵野監督にとってもカラーの設立や同社への『エヴァ』版権の移管などガイナックスと距離を置く要因となった事を後のインタビューにおいて述懐している<ref>[https://diamond.jp/articles/-/224881 【庵野監督・特別寄稿】『エヴァ』の名を悪用したガイナックスと報道に強く憤る理由] ダイヤモンド・オンライン 2019年12月30日</ref>。
 
*本作は空前のヒットにより制作元のガイナックスに多大な利益をもたらした<ref>厳密には当初ガイナックスは製作委員会に出資していなかったためテレビシリーズ制作時は直接恩恵を受けることはなく、本格的に収益化されたのは製作委員会より関連商品の窓口を移管して以降である。</ref>が、一方で『エヴァ』のIP利益に依存しきったガイナックスの慢性的な放漫化・浪費体質化といった経営腐敗を招くことにもなり、庵野監督にとってもカラーの設立や同社への『エヴァ』版権の移管などガイナックスと距離を置く要因となった事を後のインタビューにおいて述懐している<ref>[https://diamond.jp/articles/-/224881 【庵野監督・特別寄稿】『エヴァ』の名を悪用したガイナックスと報道に強く憤る理由] ダイヤモンド・オンライン 2019年12月30日</ref>。
 +
**ガイナックスは2019年12月の当事社長逮捕をきっかけに経営陣を刷新、カラーの支援も得て経営の健全化を図るも既に多大な負債を抱えていたことから最終的に断念、2024年5月に破産手続き開始を申し立て事実上の倒産となった。
 
**ガイナックスによる『エヴァ』IP濫用はゲーム分野において特に顕著で、『名探偵エヴァンゲリオン』『新世紀エヴァンゲリオン バトルオーケストラ』『新世紀エヴァンゲリオン エヴァと愉快な仲間たち』といった珍妙なタイトルが生まれる一因ともなっている。
 
**ガイナックスによる『エヴァ』IP濫用はゲーム分野において特に顕著で、『名探偵エヴァンゲリオン』『新世紀エヴァンゲリオン バトルオーケストラ』『新世紀エヴァンゲリオン エヴァと愉快な仲間たち』といった珍妙なタイトルが生まれる一因ともなっている。
 
*上述した社会への影響力から、本作を強く意識した作品からパロディ対象としてネタを拾った作品と、大から小まで影響を受けた作品は無数に存在する。中には'''放送中に発売されたゲームにまでパロディされ、語り草になったケースまである'''<ref>第弐拾四話放送前の1996年3月9日に発売された『スーパーマリオRPG』。発売時期にしては明らかにネタが多く、定番ネタから外れて[[赤木リツコ]]の第七話の台詞までパロディされている。</ref>。
 
*上述した社会への影響力から、本作を強く意識した作品からパロディ対象としてネタを拾った作品と、大から小まで影響を受けた作品は無数に存在する。中には'''放送中に発売されたゲームにまでパロディされ、語り草になったケースまである'''<ref>第弐拾四話放送前の1996年3月9日に発売された『スーパーマリオRPG』。発売時期にしては明らかにネタが多く、定番ネタから外れて[[赤木リツコ]]の第七話の台詞までパロディされている。</ref>。