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*本作のタイトル名『0080』は、[[一年戦争]]の終戦年「[[宇宙世紀]]0080年」に由来する(最終話エピローグでアルの父親イームズが手にする新聞の日付が「宇宙世紀0080年1月14日」)。ただしストーリーの大半は前年0079年の暮れを舞台にしている。
 
*本作のタイトル名『0080』は、[[一年戦争]]の終戦年「[[宇宙世紀]]0080年」に由来する(最終話エピローグでアルの父親イームズが手にする新聞の日付が「宇宙世紀0080年1月14日」)。ただしストーリーの大半は前年0079年の暮れを舞台にしている。
 
*本作の登場[[モビルスーツ]](MS)は1stガンダムのMSを出渕裕氏がリファインしたものであって、当初は先述したとおり(完全な新型機である[[ケンプファー]]を除き)直接な関連性はないものとされていた。だが、後付けで「統合整備計画」という設定が作られ、「1stガンダムのMSのバリエーションである」と訂正されて現在に至る。
 
*本作の登場[[モビルスーツ]](MS)は1stガンダムのMSを出渕裕氏がリファインしたものであって、当初は先述したとおり(完全な新型機である[[ケンプファー]]を除き)直接な関連性はないものとされていた。だが、後付けで「統合整備計画」という設定が作られ、「1stガンダムのMSのバリエーションである」と訂正されて現在に至る。
**最も、後付けにより「機体スペックがほぼ全て[[ガンダム]]より上」というジム・スナイパーⅡやら、「推力が[[第1次ネオ・ジオン抗争|10年後のZZ時代]]に混ざっていてもおかしくない数値の[[ゲルググJ]]」などといった、明らかに開発時期からしてオーパーツ的な仕上がりになった機体もあるのだが…。
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**最も、後付けにより「機体スペックがほぼ全て[[ガンダム]]より上」というジム・スナイパーⅡやら、「推力が[[第1次ネオ・ジオン抗争|10年後のZZ時代]]に混ざっていてもおかしくない数値の[[ゲルググJ]]などといった、明らかに開発時期からしてオーパーツ的な仕上がりになった機体もあるのだが…。
 
**OVA『[[SDガンダムシリーズ|機動戦士SDガンダム Mk-IV 夢のマロン社 宇宙の旅]]』ではリファイン版という設定がまだ残っており、解説での名称はバリエーションのものだが、[[ゲルググ]]カラーの[[ゲルググJ]]、[[ズゴック]]カラーの[[ズゴックE]]、[[ゴッグ]]カラーの[[ハイゴッグ]]、[[カイ・シデン|108]]とマーキングされた量産型[[ガンキャノン]]、地上をホバー移動する[[リック・ドムII]]が登場する。そして[[ガンダム]]だと解説されたMSは「ガンダムカラーでガンダムのビームライフルとシールドを装備して腕部ガトリングと脚部スラスターや肩部のフック状のパーツが無い[[NT-1アレックス]]」というデザインになっている。このほか「宇宙用ジム・コマンドの配色のジム寒冷地仕様」「出渕デザインの[[グフ]]」など設定が固まっていない頃特有の、ある意味で混沌としたデザイン群が特徴。また、作中登場する[[ジオン兵]]パイロットの声優の一人は、本作でガルシア役を演じた[[声優:島田敏|島田敏]]氏である。
 
**OVA『[[SDガンダムシリーズ|機動戦士SDガンダム Mk-IV 夢のマロン社 宇宙の旅]]』ではリファイン版という設定がまだ残っており、解説での名称はバリエーションのものだが、[[ゲルググ]]カラーの[[ゲルググJ]]、[[ズゴック]]カラーの[[ズゴックE]]、[[ゴッグ]]カラーの[[ハイゴッグ]]、[[カイ・シデン|108]]とマーキングされた量産型[[ガンキャノン]]、地上をホバー移動する[[リック・ドムII]]が登場する。そして[[ガンダム]]だと解説されたMSは「ガンダムカラーでガンダムのビームライフルとシールドを装備して腕部ガトリングと脚部スラスターや肩部のフック状のパーツが無い[[NT-1アレックス]]」というデザインになっている。このほか「宇宙用ジム・コマンドの配色のジム寒冷地仕様」「出渕デザインの[[グフ]]」など設定が固まっていない頃特有の、ある意味で混沌としたデザイン群が特徴。また、作中登場する[[ジオン兵]]パイロットの声優の一人は、本作でガルシア役を演じた[[声優:島田敏|島田敏]]氏である。
 
**くしくも同じくクリスマスに起きた激戦を描いたOVA『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]』に登場するガンダムタイプ(通称EW版)はこれとよく似た沿革を持つが、発展系統に組み込まれなかった点が異なる。
 
**くしくも同じくクリスマスに起きた激戦を描いたOVA『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]』に登場するガンダムタイプ(通称EW版)はこれとよく似た沿革を持つが、発展系統に組み込まれなかった点が異なる。
 
*本作のVHSはガンダムが登場する4巻と6巻が突出した売れ行きとなった為、以降のOVAでは複数のガンダムが登場するのが一般的となった。
 
*本作のVHSはガンダムが登場する4巻と6巻が突出した売れ行きとなった為、以降のOVAでは複数のガンダムが登場するのが一般的となった。
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*本作には[[漫画|コミカライズ]]が複数存在する。
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**発売当時、『コミックボンボン』に掲載された池原しげと(『[[ロックマン]]シリーズ』で知られる)による漫画版では、キャラの掘り下げがOVAより少ない一方、キリングらの乗った核攻撃艦を捕獲したのがフルアーマーガンダム(グレイファントムから出撃しているので、[[アムロ・レイ|アムロ]]の乗っている[[ガンダム|RX-78-2ガンダム]]とは別機体の模様)というオリジナル設定が明かされている。
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***現在では『[[機動戦士ガンダムF91]]』と併録された単行本が大都社から出ている。
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**2021年からは『ガンダムエース』にて、『BOYS BE...』や『[[機動戦士ガンダムUC]] 獅子の帰還』で知られる玉越博幸によるリメイク版が掲載され、こちらではスパロボシリーズ同様にクリスが主人公として描かれている。
    
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