差分

1,402 バイト追加 、 2013年4月18日 (木) 15:36
編集の要約なし
32行目: 32行目:  
関連して、PSVitaの「みんなといっしょ」で攻略できるダンジョンの中に、「初音ミク Project DIVA f ダンジョン」が存在してるが、同ダンジョンに限り「戦闘開始」が「セッション開始」に変更されていたり、相手であるVOCALOID達は立ち絵で全然動くことがない(逆に派生キャラクターであるはちゅねミクは3Dで描写され、よく動く)。これらの措置も上記の禁止事項に配慮した結果であると思われる。
 
関連して、PSVitaの「みんなといっしょ」で攻略できるダンジョンの中に、「初音ミク Project DIVA f ダンジョン」が存在してるが、同ダンジョンに限り「戦闘開始」が「セッション開始」に変更されていたり、相手であるVOCALOID達は立ち絵で全然動くことがない(逆に派生キャラクターであるはちゅねミクは3Dで描写され、よく動く)。これらの措置も上記の禁止事項に配慮した結果であると思われる。
   −
== 登場作品と操縦者 ==
+
== 登場作品と役柄 ==
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
:初参戦、'''独立した作品として扱い機体のみの参戦'''は史上初。ただし、単にファンサービスだけの[[いるだけ参戦|機体のみ参戦]]ではなく、前述の通りバーチャロンシリーズのスタッフから'''シナリオの監修'''(=物語があること)も行われることが予めアナウンスされていた(『[[K]]』の『[[電脳戦機バーチャロン マーズ]]』と同様だが、今回は予めアナウンスである)。
 
:初参戦、'''独立した作品として扱い機体のみの参戦'''は史上初。ただし、単にファンサービスだけの[[いるだけ参戦|機体のみ参戦]]ではなく、前述の通りバーチャロンシリーズのスタッフから'''シナリオの監修'''(=物語があること)も行われることが予めアナウンスされていた(『[[K]]』の『[[電脳戦機バーチャロン マーズ]]』と同様だが、今回は予めアナウンスである)。
 
:当初は「[[マジンカイザーSKL]]」の[[奇械島]]に伝わる「眠り姫」と呼ばれており、11話で正式参戦。当初はまだ頭の中がごちゃごちゃなためか、喋り方も空白が目立つ読みづらいものが多く、戦闘ボイスも力の抜けたものが多い。全体的に見ると真面目で明るい性格だが、ハザードやキバなど、己の欲望のままに暴走する相手に対してはかなり冷めた物言いをするなど、今までの「フェイ」と比べてかなりキャラ性に違いがみられる。ちなみにバーチャロイド特有の「キュイィィィン」という走行エフェクトは健在。
 
:当初は「[[マジンカイザーSKL]]」の[[奇械島]]に伝わる「眠り姫」と呼ばれており、11話で正式参戦。当初はまだ頭の中がごちゃごちゃなためか、喋り方も空白が目立つ読みづらいものが多く、戦闘ボイスも力の抜けたものが多い。全体的に見ると真面目で明るい性格だが、ハザードやキバなど、己の欲望のままに暴走する相手に対してはかなり冷めた物言いをするなど、今までの「フェイ」と比べてかなりキャラ性に違いがみられる。ちなみにバーチャロイド特有の「キュイィィィン」という走行エフェクトは健在。
 
:いわゆるゲスト参戦的な役回りではあるが、「SKL」や本作オリジナルの展開に絡んでくる。 本作におけるフェイの正体は、 [[奇械島]]で開発された[[粒子加速炉]]の試作型が、[[オデュサイト]]によって増幅された「意志」もろとも時空の彼方へ消えた際、入れ替わりに現れた「異世界の『意志』」。また、単なるコラボネタかと思いきや、劇中の描写を見る限り、本作においては'''「彼女」が実際にフェイの中にいる'''らしい。フェイ自身は彼女を「あの子」と呼び、ステージに立った際は「わたしたち」と彼女の存在を示している。
 
:いわゆるゲスト参戦的な役回りではあるが、「SKL」や本作オリジナルの展開に絡んでくる。 本作におけるフェイの正体は、 [[奇械島]]で開発された[[粒子加速炉]]の試作型が、[[オデュサイト]]によって増幅された「意志」もろとも時空の彼方へ消えた際、入れ替わりに現れた「異世界の『意志』」。また、単なるコラボネタかと思いきや、劇中の描写を見る限り、本作においては'''「彼女」が実際にフェイの中にいる'''らしい。フェイ自身は彼女を「あの子」と呼び、ステージに立った際は「わたしたち」と彼女の存在を示している。
:キャラクターとしては歌つながりで「[[マクロスF]]」とよく絡む。宇宙ルートでは「歌」で[[バジュラ]]を撤退させる見せ場も。その他、[[ELS]]などの敵に対して「音」や「声」を聴きとるなどそちらの方面への感性が高い模様。終盤ではシェリルから、マオが探していた風や海、空にさえ心を通わせる歌姫「ハート・オブ・ディーヴァ」であることが示唆されている。
+
:キャラクターとしては歌つながりで「[[マクロスF]]」とよく絡む。宇宙ルートでは「歌」で[[バジュラ]]を撤退させる見せ場も。その他、[[ELS]]などの敵に対して「音」や「声」を聴きとるなどそちらの方面への感性が高い模様。終盤ではシェリルから、マオが探していた風や海、空にさえ心を通わせる歌姫「ハート・オブ・ディーヴァ」であることが示唆されている。ちなみに誰一人指摘しないのでスルーされがちだが、バーチャロイドであるためサイズは可変。戦艦内では等身大、戦闘中は本来のサイズに変化していると思われる。
 
:SDガンダム達とは違いサイズはMだが、かなり運動性が高く、「集中」を使うだけで大抵の攻撃はかわしてしまう。ついでに本人はカウンター持ちなので、連続ターゲット補正がかかる前に撃ち落としてしまうこともある。見た目や戦闘演出はともかく、ユニット性能を見ると典型的な回避型のオトリ役である。
 
:SDガンダム達とは違いサイズはMだが、かなり運動性が高く、「集中」を使うだけで大抵の攻撃はかわしてしまう。ついでに本人はカウンター持ちなので、連続ターゲット補正がかかる前に撃ち落としてしまうこともある。見た目や戦闘演出はともかく、ユニット性能を見ると典型的な回避型のオトリ役である。
 
:ハンドショット以外はすべて特殊効果つきのため、固有技能「歌姫」によって効果がどんどん上がっていく。オールキャンセラー持ちの大ボスにはパワー不足が否めないが、雑魚相手の対多数戦闘では射程の短い[[ディスィーブ]]や弾数の不安な[[プリテンダー]]以上の活躍が見込める。「集中」「直感」をかけたフェイを敵陣に放り込み、特殊効果で弱った敵を後続で撃ち落として気力を上げていく、という運用がベター。大ボス戦では「脱力」で防御能力を封じつつ、「エモーショナル・ウェーブ」で味方の強化に回ると無駄がない。
 
:ハンドショット以外はすべて特殊効果つきのため、固有技能「歌姫」によって効果がどんどん上がっていく。オールキャンセラー持ちの大ボスにはパワー不足が否めないが、雑魚相手の対多数戦闘では射程の短い[[ディスィーブ]]や弾数の不安な[[プリテンダー]]以上の活躍が見込める。「集中」「直感」をかけたフェイを敵陣に放り込み、特殊効果で弱った敵を後続で撃ち落として気力を上げていく、という運用がベター。大ボス戦では「脱力」で防御能力を封じつつ、「エモーショナル・ウェーブ」で味方の強化に回ると無駄がない。
59行目: 59行目:  
::31話「Final count」で追加される攻撃。エモーショナル・モードを起動してビームを放つ。こちらで流れるBGMも歌詞付き。格闘・射撃ダウンの効果がある。これもビーム系なのでグラン・ネイドルには無力。
 
::31話「Final count」で追加される攻撃。エモーショナル・モードを起動してビームを放つ。こちらで流れるBGMも歌詞付き。格闘・射撃ダウンの効果がある。これもビーム系なのでグラン・ネイドルには無力。
 
:;エモーショナル・ウェーブ
 
:;エモーショナル・ウェーブ
::「蒼穹~そら~」で追加される特殊コマンド。ダブルオーライザーの「トランザムバースト」の強化版のような効果だが、弱体化効果の方は案の定オールキャンセラーを抜けない。ちなみにミクのカットインはこれで入る。消費ENが70と大きいため、乱発は厳禁。
+
::「蒼穹~そら~」で追加される特殊コマンド。ダブルオーライザーの「トランザムバースト」の強化版のような効果だが、弱体化効果の方は案の定オールキャンセラーを抜けない。ちなみにミクのカットインはこれの追加以降に入る。消費ENが70と大きいため、乱発は厳禁。
 
::これでかかる曲はずばり「in the Blue Sky ver.HD」。バーチャロンの代名詞とも言えるほど有名な曲である。
 
::これでかかる曲はずばり「in the Blue Sky ver.HD」。バーチャロンの代名詞とも言えるほど有名な曲である。
 
::効果こそ[[ダブルオークアンタ]]の「クアンタムバースト」に劣るが、それでもこれが強力な理由はP属性付、つまり移動後に使えるという一点にある。
 
::効果こそ[[ダブルオークアンタ]]の「クアンタムバースト」に劣るが、それでもこれが強力な理由はP属性付、つまり移動後に使えるという一点にある。
84行目: 84行目:  
:コラボ先のボーカロイド。UXではカットインのみと思いきや、「ハート・オブ・ディーヴァ」にて、フェイの心の中に???名義でキャラクターとして登場。UXの世界にフェイを呼び込んだ、何気に超重要人物。本編の展開を見る限り、極論すると'''このボーカロイドがいなければUXの勝利と帰還はなかった'''と言ってもいいほど。
 
:コラボ先のボーカロイド。UXではカットインのみと思いきや、「ハート・オブ・ディーヴァ」にて、フェイの心の中に???名義でキャラクターとして登場。UXの世界にフェイを呼び込んだ、何気に超重要人物。本編の展開を見る限り、極論すると'''このボーカロイドがいなければUXの勝利と帰還はなかった'''と言ってもいいほど。
 
:フェイ自身は彼女を「あの子」と呼び、ステージ上では一人称を複数形にすることで彼女の存在を示唆している。
 
:フェイ自身は彼女を「あの子」と呼び、ステージ上では一人称を複数形にすることで彼女の存在を示唆している。
 +
:なお、フェイが現れた経緯をリチャードは「粒子加速炉の消失と入れ替わりに現れた意志」としているが、当人は「電脳世界を飛び回っていたら楽しそうな何か(=ミクの歌)を見つけて融合し、そのままこちらに来た」という旨の発言をしている。この齟齬から、「オデュサイトが呼んだ『意志』は実はミクの方で、彼女がUXの世界で歌うためにフェイを誘った」と見る向きもある。
 +
;[[フェイ・イェン・ザ・ナイト]]他
 +
:後発機に当たるが、当人からはデザインがかなり不評。ただし、本作ではこれらに関する記憶は綺麗に欠け落ちている。
 
=== 他作品の人間関係 ===
 
=== 他作品の人間関係 ===
 
;[[シェリル・ノーム]]
 
;[[シェリル・ノーム]]
109行目: 112行目:  
:戦闘中イベントにて、心象世界でのミクとのコンタクト。実はこの場面のためだけにミクのグラフィックが用意されている(当然ながらこのステージ限定)。このイベント以降フェイの台詞回しが変わり、フェイ・イェン系VR特有のテンションの高さが垣間見られるようになる。
 
:戦闘中イベントにて、心象世界でのミクとのコンタクト。実はこの場面のためだけにミクのグラフィックが用意されている(当然ながらこのステージ限定)。このイベント以降フェイの台詞回しが変わり、フェイ・イェン系VR特有のテンションの高さが垣間見られるようになる。
 
;「あの子はね……すっごくいっぱい、たくさんの人達のすてきな思いを受けて、輝いてて……」<br/>「わたしはその光に惹かれて、近づいて そしたら、あの子の心が手を差し伸べてくれて……」<br/>「だからあの子は私、私はあの子なんだよ!」
 
;「あの子はね……すっごくいっぱい、たくさんの人達のすてきな思いを受けて、輝いてて……」<br/>「わたしはその光に惹かれて、近づいて そしたら、あの子の心が手を差し伸べてくれて……」<br/>「だからあの子は私、私はあの子なんだよ!」
:エンドデモにおけるミク評。ちなみに本作の世界観にはボーカロイドは本来存在しないらしく、彼女がどこからフェイを呼んだのかは最後まで不明。もっとも、気にする必要はないのだろうが。
+
:エンドデモにおけるミク評。ちなみに本作の世界観にはボーカロイドは本来存在しないらしく、彼女がどこからフェイを呼んだのかは最後まで不明。これについては、同ステージのIMにおけるフェイの台詞と、31話でのリチャードの発言にミクの存在を絡めると見えてくる。
 
;「………」<br/>「…あなたたちもやっとわかったんだね」<br/>「生きることの痛みを」<br/>「伝わるよ、その想い…怖いんだよね」<br/>「でも、目をそらしちゃだめなんだよ、いま、自分自身の中にあるものを!」
 
;「………」<br/>「…あなたたちもやっとわかったんだね」<br/>「生きることの痛みを」<br/>「伝わるよ、その想い…怖いんだよね」<br/>「でも、目をそらしちゃだめなんだよ、いま、自分自身の中にあるものを!」
:蒼穹作戦にて[[イドゥン]]が「痛み」を理解してしまい苦しんでいる様子を見て、フェイは危険も承知でマークザインのもとに近き、いまにも理解してしまいそうな何かと向き合うことをフェストムに呼びかけた。「痛み」と「感情」を否定しようとするイドゥンに攻撃を受けるが、彼女はそれでも屈しはしなかった…。そして…。
+
:蒼穹作戦にて[[イドゥン]]が「痛み」を理解してしまい苦しんでいる様子を見て、フェイは危険も承知でマークザインのもとに近き、いまにも理解してしまいそうな何かと向き合うことをフェストムに呼びかけた。「痛み」と「感情」を否定しようとするイドゥンに攻撃を受けるが、彼女はそれでも屈しはしなかった。そして…。
 
;(…あなたたちも感じる? 空の青…すてきな色だったよね。 忘れたことが綺麗に甦って…)<br/>(わたしの声、あの子の声…そして…うん、みんなの声が輝くよ!)
 
;(…あなたたちも感じる? 空の青…すてきな色だったよね。 忘れたことが綺麗に甦って…)<br/>(わたしの声、あの子の声…そして…うん、みんなの声が輝くよ!)
:完全に覚醒した電脳の歌姫は、母なる歌声をフェストゥム、アルティメット・クロスの前で披露した。それを聞いたイドゥンは否定しようとする「感情」を理解してしまい一層苦しみ、自軍部隊は奮い立たせる事が出来た。
+
:完全に覚醒した電脳の歌姫は、母なる歌声をフェストゥム、アルティメット・クロスの前で披露した。それを聞いたイドゥンは否定しようとする「感情」を理解してしまい一層苦しみ、自軍部隊を奮い立たせる事が出来た。
 
:そしてその歌声はいなくなることに耐えられなかった乙姫を島のミールと一体化することを決心させる描写が書かれるなど、感動するイベントとなっている。…尤も、[[ハザード・パシャ|空気を読まない誰かさん]]のせいで台無しにされてしまうのだが。
 
:そしてその歌声はいなくなることに耐えられなかった乙姫を島のミールと一体化することを決心させる描写が書かれるなど、感動するイベントとなっている。…尤も、[[ハザード・パシャ|空気を読まない誰かさん]]のせいで台無しにされてしまうのだが。
 
;「……止める止めない以前の問題だよ。知力も武力も……人を好き勝手に使うためのものじゃない」<br/>「そうやって上から目線のつもりかもだけど、つまんない野望だね!」
 
;「……止める止めない以前の問題だよ。知力も武力も……人を好き勝手に使うためのものじゃない」<br/>「そうやって上から目線のつもりかもだけど、つまんない野望だね!」
:49話での対ハザード。どこまでも欲望に忠実な男を前に、電脳の歌姫はそれを「つまらない」と一蹴する。<br/>ハザードに限らず、本作のフェイはこの手のキャラに対してはバッサリ切り捨てている。
+
:49話での対ハザード。どこまでも欲望に忠実な男を前に、電脳の歌姫はそれを「つまらない」と一蹴する。<br/>ハザードに限らず、本作のフェイはこの手のキャラに対しては正面からバッサリ切り捨てている。
 +
;「絶望……? 甘えないで! 私が本気を出したら、あなただって希望で輝いちゃうんだよ!!」
 +
:51話での対マスターテリオン。絶望と憎悪の化身に対してここまで言ってのけるあたりはさすがだが、本当に出来そうなのがなんとも。
 
;「……暴走の果てに終わる世界って感じだね。でも、ハッキリ言っておくよ」<br>「可能性として観測されたものを無理に制御しようとする時点で、あなた自身が無限ループにはまってるの!」<br/>「そういうエラーが危機を呼ぶわけで……しょうがない。もう一度、フェイ・イェンHD、本気で行きます!」
 
;「……暴走の果てに終わる世界って感じだね。でも、ハッキリ言っておくよ」<br>「可能性として観測されたものを無理に制御しようとする時点で、あなた自身が無限ループにはまってるの!」<br/>「そういうエラーが危機を呼ぶわけで……しょうがない。もう一度、フェイ・イェンHD、本気で行きます!」
 
:カリ・ユガとの戦闘前会話。可能性を閉じねば全てが終わるという神に対して痛烈な一撃で切り返し、電脳の歌姫は最後のセッションに臨む。cosMo(暴走P)氏作の「初音ミクの消失」の歌詞、「'''暴走の果てに'''見える '''終わる世界'''」にかかっている。
 
:カリ・ユガとの戦闘前会話。可能性を閉じねば全てが終わるという神に対して痛烈な一撃で切り返し、電脳の歌姫は最後のセッションに臨む。cosMo(暴走P)氏作の「初音ミクの消失」の歌詞、「'''暴走の果てに'''見える '''終わる世界'''」にかかっている。
匿名利用者