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=== 境遇 ===
 
=== 境遇 ===
彼は自身について「過去に大罪を犯し、死ねない身体となった」人間であると発言しており、この状態を「無限獄」と評している。更に彼の語る内容から、[[次元力]]を自在に行使することが可能であると考えられている。「[[太極]]」に到れば、無限獄に囚われた自身の運命を解放することが出来るとのことで、そのために必要な12の鍵「[[スフィア]]」を求めて[[平行世界]]間の転移を繰り返す中で、Zシリーズの世界にも転移する結果となったことを告白している。つまる所彼の目的は、極論すれば「死という終わりを迎える事」であるのだが、それに至るために「死なない存在」という自身の不滅を最大に利用しているのは皮肉としか言いようがない。もっとも、実際には「死してもなお、必ず幻世から現世へ引き戻される」というのが正しいだろう。
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彼は自身について「過去に大罪を犯し、死ねない身体となった」人間であると発言しており、この状態を「無限獄」と評している。更に彼の語る内容から、[[次元力]]を自在に行使することが可能であると考えられている。「[[太極]]」に到れば、無限獄に囚われた自身の運命を解放することが出来るとのことで、そのために必要な12の鍵「[[スフィア]]」を求めて[[平行世界]]間の転移を繰り返す中で、Zシリーズの世界にも転移する結果となったことを告白している。つまる所彼の目的は、極論すれば「死という終わりを迎える事」、もっと言えば「'''転生の可能性を消すことによる、自身の存在の完全な消滅'''」であるのだが、それに至るために「死なない存在」という自身の不滅を最大に利用しているのは皮肉としか言いようがない。もっとも、実際には「死してもなお、必ず幻世から現世へ引き戻される」というのが正しいだろう。
    
その過去について今の所わかっているのは、「かつて持っていた因子が今はない」「乗機シュロウガはスフィアに関わったがために今の姿となった」「仲間がいた」「多くの世界を放浪して来た」と言った断片的な事実で、詳しい事は不明。
 
その過去について今の所わかっているのは、「かつて持っていた因子が今はない」「乗機シュロウガはスフィアに関わったがために今の姿となった」「仲間がいた」「多くの世界を放浪して来た」と言った断片的な事実で、詳しい事は不明。
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後に魔装機神DS版の発売前告知において寺田Pがわざわざ「アサキムが出ない」ことを明言したことから、制作側が意図的に類似点を持たせていることは間違いないと思われる。現時点ではマサキのセルフオマージュに止まるもの(いわば、一種のお遊び的な設定)と推測する向きも多いが、明確なアナウンスはないため、マサキとの関わりについての真相は未だ謎のままとなっている。
 
後に魔装機神DS版の発売前告知において寺田Pがわざわざ「アサキムが出ない」ことを明言したことから、制作側が意図的に類似点を持たせていることは間違いないと思われる。現時点ではマサキのセルフオマージュに止まるもの(いわば、一種のお遊び的な設定)と推測する向きも多いが、明確なアナウンスはないため、マサキとの関わりについての真相は未だ謎のままとなっている。
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第2次OGにおいては[[ユーゼス・ゴッツォ]]がマサキに対し、「何度も同じ人間として転生している認識を持っていれば、お前はマサキ・アンドーではいられない」という趣旨の、明らかにアサキムのことと思しき発言をしている。この事から、アサキムの素性は「再有生の認識を持ったがゆえに己を失ったマサキの並行存在」だとする説が挙げられている。この「虚憶」と「再有生」を踏まえて見直すと、謎の多い言動・行動にもいくらか筋の通った推論を立てることが出来る。
    
ソフトバンクの「Z」攻略本後書きの座談会によれば、愛機シュロウガ共々、「大張監督のデザインしたメカに緑川氏の演じるキャラクター」という前提が最初にあり、そこから組み立てられたキャラクターであるらしい。
 
ソフトバンクの「Z」攻略本後書きの座談会によれば、愛機シュロウガ共々、「大張監督のデザインしたメカに緑川氏の演じるキャラクター」という前提が最初にあり、そこから組み立てられたキャラクターであるらしい。
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=== 関連が推測される人物 ===
 
=== 関連が推測される人物 ===
 
;[[マサキ・アンドー]]
 
;[[マサキ・アンドー]]
:同じ声のオリジナルキャラ。彼を連想させる設定がいくつか存在する他、シュロウガの必殺技「レイ・バスター」ではマサキと思しき人物が登場しているが、両者の関係は現段階では謎である。仮にアサキムが並行世界のマサキ本人だとすると、キャラクター性がまるで違うどころかほとんど別人同然なのだが……。ちなみに平行世界の同一人物だとすると、マサキと同じく方向音痴の可能性もある。仮にそうだとすると、重要な場面には必ず出てくるあたり、本家よりはマシなのかも知れない。
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:同じ声のオリジナルキャラ。彼を連想させる設定がいくつか存在する他、シュロウガの必殺技「レイ・バスター」ではマサキと思しき人物が登場しているが、両者の関係は現段階では謎である。仮にアサキムが並行世界のマサキ本人にしても性格が真反対だが、これについては第2次OGで重要な手掛かりが示唆されている。<br/>ちなみに平行世界の同一人物だとすると、マサキと同じく'''神がかり的な方向音痴'''の可能性もある。仮にそうだとすると、重要な場面には必ず出てくるあたり、本家よりはマシ、あるいはシュロウガの性能が優秀なのかも知れない。
 
;[[ギリアム・イェーガー]]
 
;[[ギリアム・イェーガー]]
 
:平行世界を彷徨う宿命を持つ、同じような境遇のオリジナルキャラクター。「平行世界を彷徨う」境遇のみならず「出自が不明」「普通の人間ではない」「過去に大罪を犯した」「スフィア争奪戦に参加していた」などかなりの共通点があり、[[イングラム・プリスケン]]同様アサキムもギリアムをモチーフに作られている可能性が濃厚。まだはっきりとした関連は示唆されていないが、実際に絡んでいた可能性も否定はできない。
 
:平行世界を彷徨う宿命を持つ、同じような境遇のオリジナルキャラクター。「平行世界を彷徨う」境遇のみならず「出自が不明」「普通の人間ではない」「過去に大罪を犯した」「スフィア争奪戦に参加していた」などかなりの共通点があり、[[イングラム・プリスケン]]同様アサキムもギリアムをモチーフに作られている可能性が濃厚。まだはっきりとした関連は示唆されていないが、実際に絡んでいた可能性も否定はできない。
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;[[ユーゼス・ゴッツォ]]
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:第2次OGにおいて「虚憶」と「再有生」について発言。明らかにアサキムのことを知っていると思しき言動が見られた。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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;「シュロウガよ…闇を抱き、光を砕け!」
 
;「シュロウガよ…闇を抱き、光を砕け!」
 
:[[シュロウガ]]の必殺技「レイ・バスター」使用時のセリフ。実はIMPACTのCMソング及びOG2のテーマソングである「Machine Soul(2005)」に「閃光(ひかり)放ち、暗黒(やみ)を切り裂いて」という歌詞がある。ご丁寧にOG2のPVではちょうどこの歌詞の際に、レイ・バスターに対応する武器であると思われる'''アカシックバスターの使用タイミングが重なっている'''。
 
:[[シュロウガ]]の必殺技「レイ・バスター」使用時のセリフ。実はIMPACTのCMソング及びOG2のテーマソングである「Machine Soul(2005)」に「閃光(ひかり)放ち、暗黒(やみ)を切り裂いて」という歌詞がある。ご丁寧にOG2のPVではちょうどこの歌詞の際に、レイ・バスターに対応する武器であると思われる'''アカシックバスターの使用タイミングが重なっている'''。
;「罪魂を欲し!貪り!そして、自らの魂まで喰い尽くせ!!フッ……墜ちてみれば、心地いいものだよ」<br />「さあ、垣間見るがいい!僕の過去!僕の罪!僕の運命(さだめ)!そして、僕の絶望を!!フッ…僕の希望は、どこにあるんだろうね」
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;「罪魂を欲し!貪り!そして、自らの魂まで喰い尽くせ!!「<br/>「フッ……墜ちてみれば、心地いいものだよ」<br />「さあ、垣間見るがいい!」<br/>「僕の過去!僕の罪!僕の運命(さだめ)!そして、僕の絶望を!!」<br/>「フッ…僕の希望は、どこにあるんだろうね」
 
:「レイ・バスター」使用時の台詞は2パターン。本当に、かつてアサキムに何が起こったのだろうか…。
 
:「レイ・バスター」使用時の台詞は2パターン。本当に、かつてアサキムに何が起こったのだろうか…。
;「さあ、至福の悲鳴をあげろ!苦しみ!もがき!そして、墜ちるんだ!」
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;「さあ、至福の悲鳴をあげろ!」<br/>「苦しみ!もがき!そして、墜ちるんだ!」
 
:「ランブリング・ディスキャリバー」使用時の台詞パターンB。どう考えても「BATTLE CHIORE」には合わない台詞の上、ランド編味方時にもこれが適用されるため、これで嫌な予感がしたユーザーも多い。
 
:「ランブリング・ディスキャリバー」使用時の台詞パターンB。どう考えても「BATTLE CHIORE」には合わない台詞の上、ランド編味方時にもこれが適用されるため、これで嫌な予感がしたユーザーも多い。
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:「知りたがる山羊」に関するエピソードの一部。
 
:「知りたがる山羊」に関するエピソードの一部。
 
;「12のスフィアはそれぞれに因果を持つ。君の持つ揺れる天秤が、尽きぬ水瓶と共に力を高める関係にあるように」<br />「そうだ。それ故に一瞬とはいえ、オリジン・ローの本質を引き出すことが出来たんだよ」
 
;「12のスフィアはそれぞれに因果を持つ。君の持つ揺れる天秤が、尽きぬ水瓶と共に力を高める関係にあるように」<br />「そうだ。それ故に一瞬とはいえ、オリジン・ローの本質を引き出すことが出来たんだよ」
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:スフィアについて。司る星座によってそれぞれに因果を持つスフィアは、その相性によって力を強めも、弱めもするらしい。「天秤」と「水瓶」なら「水」という共通項で繋がり、「山羊」と「牡羊」なら嘘を暴いて無力化してしまう。
 
;「尽きぬ水瓶……その力を引き出すのに偽りの黒羊は随分と苦労したようだ」<br />「他者ヘの慈愛……国を治める者にとっては必要不可欠だろうけど……」<br />「それを最大限に引き出すためには、その国に滅びの危機に瀕してもらうしかなかったのだからね」<br />「アイム・ライアードがやらなければ、僕がやったまでのことだよ。'''つまり、あなたの祖国の滅亡は必然だったのさ'''」
 
;「尽きぬ水瓶……その力を引き出すのに偽りの黒羊は随分と苦労したようだ」<br />「他者ヘの慈愛……国を治める者にとっては必要不可欠だろうけど……」<br />「それを最大限に引き出すためには、その国に滅びの危機に瀕してもらうしかなかったのだからね」<br />「アイム・ライアードがやらなければ、僕がやったまでのことだよ。'''つまり、あなたの祖国の滅亡は必然だったのさ'''」
 
:ユーサーに対して語ったインサラウム滅亡の真相。この発言のおかげでアサキムはユーサーの怒りを買い、[[黒の騎士団]]ルートではまさかの逆襲を喰らうハメに。
 
:ユーサーに対して語ったインサラウム滅亡の真相。この発言のおかげでアサキムはユーサーの怒りを買い、[[黒の騎士団]]ルートではまさかの逆襲を喰らうハメに。
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:ZONE中心部にセツコ、ランド、クロウの連携プレーで封じ込められた事によりアサキムが初めて動揺を現し、戦慄した瞬間。ゼロ残留ルートではこれにスフィアを2つ持っているユーサーも加わる為、五つのスフィアで押さえ込まれる事になる。
 
:ZONE中心部にセツコ、ランド、クロウの連携プレーで封じ込められた事によりアサキムが初めて動揺を現し、戦慄した瞬間。ゼロ残留ルートではこれにスフィアを2つ持っているユーサーも加わる為、五つのスフィアで押さえ込まれる事になる。
 
;「そうじゃない……こういう結末も悪くないと思っただけだよ」
 
;「そうじゃない……こういう結末も悪くないと思っただけだよ」
:ZONEに封じ込められる瞬間。最後の最後で笑い、放浪者は次元の扉に消える。だが、果たして本当にこれで終わったのだろうか……?
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:ZONEに封じ込められる瞬間。最後の最後で笑い、放浪者は次元の扉に消える。だが、果たして本当にこれで終わったのだろうか……? その答えはまだ、誰にもわからない。
 
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